こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

携帯機器で帰ってきた伝説シューティング「ダライアスR」

ダライアスR」は、2002年発売のゲームボーイアドバンスソフト。

 

 本作は伝説のシューティングゲームダライアス」をゲームボーイアドバンスに移植したものである。あの名作を携帯できるなんてとっても素敵なことじゃないか。

 

 人生を歩んでいると、よく分からない周期でシューティングがやりたくなる願望に襲われることがある。それがこの年明けに来たのだ。

 そこで手に取ったのが、お兄ちゃんの遺産(遠い未来にそうなる)の中にあった本作「ダライアスR」である。まず思うのが、こんなのが世に出ていたんだってこと。それも20年も前に。しかし、ジャケットがマジで格好良いなぁ~。

 発売した事を知らなかったので、20年前のゲームだが初めて見た。これはブックオフとかでも見たことがない。数がたくさんは出なかったのかな。駿河屋で調べてみると、めっちゃ高く売っている。

 コットンシリーズをはじめ、ちょっと前に遊んだ「弾爵」「マーズマトリックス」などのシューティングは後にプレミア化するパターンが多いな。日本人ってシューティングが好きだものな。

 

 ちなみに、シューティング、ホラー、ギャルゲーをまずやることのないお兄ちゃんがなぜこんな物を持っていたのか尋ねてみると、かつてバカをやった仲間から借りたまま返し時を失ったと言っていた。世に言う借りパクってやつだな。コレに限っては返すことなく私がもらえば良いと思うが、世の中の皆さんは、借りた物はきっちり返すことを心がけて欲しい。 

 

ダライアスR

 

 まずは肩慣らしに一面からスタートだ。と思ったら慣れる前に肩も潰れてあっという間に死んだ。ムズッ!まじか、初っ端からきつい。笑えるくらいすぐに死ねた。

 おかしいな、かつてPCエンジン版を遊んで確かにムズくはあったが、こんなにだったっけ?というか私の腕が落ちたのか?そんな事を思ってちょっと落ち込んだ。

 

 落ち込みから復活してプレイすると、コレは慣れだなと分かる。

 このゲームはアイテムを取って攻撃、防御共に強化できるので、覚えてアイテムを取っていれば序盤はキツイが後半は楽だ。

 ぶっちゃけ、一面で一番死んで、後はスムーズに行けた。

 ラスボスに到達する時には、笑えるくらいこっちが火力アップして弾幕も濃くなっているのでサクッと倒せちゃう。

 

 ダライアスの見どころとなる仕掛けといえば、画面一杯に映り込むデカイボスだ。それも海の仲間達をデカく象った連中ばかり。魚介好きの私には嬉しい。ボスは格好良いぜ。

 強化が間に合っていない段階に対峙することになる一面の魚のボスに一番手こずった。

 

 ボスには口を開けた時など、常にではなく、タイミングを待たないとダメージを与えることが出来ないヤツもいる。このタイミングを待つのがちょっとストレス。サクサクと連射でターミネイトとはいかないのだ。

 

 シールド強化を行えば、通常なら一撃即死のところを数発食らっても耐えられるようになる。なので、シールドを強化していれば、最悪ゴリ押し連射でなんとかラスボスまで行けるっぽい。

 

 久しぶりのダライアスで、そうだったそうだったと思い出したことがある。

 ダライアスといえば、ボス撃退後には上下に道が分かれてステージ分岐を行うのがお決まりだ。これを忘れていた。

 なんとなく何も無い時には真ん中にポジションを取るプレイをしていると、ボス撃退後に登場する分岐のための石壁にぶつかって、マジに無駄に1機失うことになるので注意だ。私は初回プレイで見事に中央分離帯に1機持っていかれた。

 あまりにも前進していると、次に出てくる坂道の岩壁に当たって死ぬこともある。ステージ分岐のここでもダメージもらう仕様はなんとかしてよって思う。頑張って一回も死なずにボスに勝った後に、あの真ん中の石に殺られたらヘコむわ。PCエンジンの時にも感じた懐かしきがっかり感を思い出した。

 

 原作がもっとワイド画面対応だったためか、アドバンスだと上下が画面に収まりきっていない。そこはスクロールすれば見える仕様になっている。床と天井に張り付いた敵が見えない状態で戦うのでちょっと厄介。

 

 やっぱり携帯ゲーム機だから音の面も弱いのか、なんか音がしょぼい。BGM、着弾音含め、こんなにしょぼかったっけと思ってしまう。

 

 携帯ゲーム機用にギュッとコンパクトにしたためか、ステージ数もちょっと少なめ。クリアまでよりスムーズにいけるようになっている。この点はビギナーには良いのかもしれない。

 

 そんなこんなで、サクッと遊べる帰ってきた名作だった。まぁ帰還から20年経っているけどね。

 

 シューティングは、人生のちょっとした箸休めに持って来いな良いコンテンツだ。

 

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