こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

WUGにハマる新年

 WUG(ワグ)とは、スーパーアイドル「Wake Up, Girls!」を全部打ち込むと面倒だから省略形にした表記である。あと呼ぶ時もフルだと面倒だからワグって言ってる。

 

 そのWUGにまさかここまで時代を待ってハマるなんて、あの日おギャアと産まれてから今日まで全く予想の着かないことだった。

 

 ぼざろのアルバムがすごい良かったので、年始にはそれ関連の動画をYou Tubeで見ていた。青山吉能が参戦した番組だった関連でそうなったのか、彼女がかつて在籍していたWUGの動画も行ってみる?的に賢いシステムがWUGの動画も推して来た。

 推されたらまぁ仕方ないか~と思って「極上スマイル」を歌っているライブ動画を見たら超良い!となった。以降、他の動画も見て曲もあさる日々が半月続いている。まさかの1月の過ごし方になった。これがとっても楽しい。

 

 ブログにあれこれ書くのも楽しいので、WUGに感動した的な事をあれこれ書こうとは思いつつも、書く間があればコンテンツを楽しみたいのもまた本音。そんな感じで書くより見るを楽しむここ数日の生活が過ぎていった。

 

 ライブBDとCDを楽しみ、もちろんアニメも見る。そしてまだあったバラエティ番組の「わぐばん!」まで楽しむことになった。

 このコンテンツにハマって行ったきっかけは、私としては珍しいことにアニメではなく中の人の情熱的なライブだった。これが意外。

 

 You Tubeに加え、去年になって存在を知ったbilibiliとかいうヤツでも関連動画を漁る。マジで資料動画がいっぱいある。これは助かる。

 楽しくて可愛いお姉さん達の物語が色々知りたい。もう解散して久しい軍団に対して馳せる思いがあっても、これら資料動画の海達を泳げば大丈夫。時代に乗り遅れた者達の救済となるだけ、時間を巻き戻って見れる色んな映像がそこらにわんさかある。

 ほんとスゴイな。この人達がアニメ以外にもバラドルにステージパフォーマーとしてたくさん仕事をしていたのだなと分かる。たくさん動画がある。WUGってこんなに仕事をしていたのか。

 

 申し訳ないけど、今年がスタートした段階でフルを聴いたことがある楽曲は、May'nとコラボして歌った「異世界食堂」のOP曲だけだった。あれもMay'n目的で楽曲をチェックしただけだし。フルで一曲聴いたのもMay'nのおまけとして楽しんだものだった。今ならゴメンを言える。

 辛うじて覚えていた本人達の持ち曲もアニメOPの「7 Girls War」のサビらへんのみだった。これも「TM NETWORK」の「SEVEN DAYS WAR」に名前が似ているからって事で何とか記憶していただけだし。

 

 それくらいしか記憶していなかったのに、解散して大体4年が経つ今になって真の良さに気づいた。

 

 いや~それにしてもライブパフォーマンスが素晴らしい。皆格好良い。

 皆ステージに立てば魅力的に輝く華がある。それでいてステージを降りると気の良いギャルって感じで親しみが湧く。

 最初にファイナルライブを見て、そこから巻き戻って全部見ていった。人の成長をまさかのカウントダウン形式で見ていった。普通はカウントアップなんだけどね。

 皆回数を重ねる程上手くなっている。初期の曲だとファイナル時には歌唱力や声自体も変わってきている。そして皆やっぱり綺麗になって行くんだな。初期ライブやデビュー時のMVを見るとめっちゃガキじゃん。

 

 WUGのファイナルライブの完成度はすごいもので、皆超格好良かった。それに諸々泣ける。そこまでの物語を知らず、この日初めてオタクの付き添いで行って見たという者でも泣けると思う。

 素晴らしき花道を歩いての最高の大団円を迎えたのではなかろうか。この終わり方は綺麗すぎた。泣ける。

 

 ワグナーの仕上がりも素晴らしかった。フィナーレは2019年だったので、コロナもなく、しっかり声出しが出来る中で開催された。なんだか今見るとオタクの野太い声が普通に聞こえるこの空間が異次元。うるさいけど活気があってステージが盛り上がって良いな。オタクの応援もステージを彩る要素なのだなと再認識出来た。

 

 なんで現役時にワグナーになっていなかったのだろう。その時間なら私も生きていたのに、ちょっと畑違いのラブライブとかを楽しんでいた。まぁあっちも楽しかったけど。

 

 これは私のレーダーの感度が甘いというのもあるけど、このアニメも多分いけなかったのではなかろうか。

 私の感想では、アニメよりも中の人の方がすごい、強い、可愛い、格好良いくらいに思える。

 珍しく普通に3次元の戦士が二次元を蹴散らしている感じなのではなかろうか。そのくらい、アニメのWUGが諸々異質というか、鋭利に尖りすぎた感じもあるし、とにかくアイドルものにしてはポップさが無かった。それが良さでもあったから私はアニメも好きなのだが。

 なんというか、アニメきっかけで中の人のライブも見たいなぁ~に繋がりにくい作りだったのではなかろうか。もうはっきり言ってしまえば、アイドルの割には絵が可愛くなかったし萌えない。中の人の方が可愛いと思う。

 

 まぁこんな事も関係して、テレビアニメは見ていたものの、リアルライブも見たことがないし、楽曲もフルで視聴しようとは思わなかった。

 しかし改めて全曲チェックしてけば、曲が良い。メンバーも美味いし声が綺麗。よっぴーってこんなに声が太かったのかと発見もあった。

 

 逆にこんなに良いのに何でもっと跳ねなかったの?と不思議に思う。ついでにメンバーが被っていたハッカドールの方も。

 アニメが持つ宣伝力は強くなかったと思うけど、他方面での売り方もちょっと弱かったのかな。

 

 田中美海山下七海のことは他のコンテンツでも古くから知っていたけど、歌って踊っているのをしっかり見たのは今回が初だった。普通に格好良いんだけど。田中美海って微妙に堀江由衣っぽい顔つきかもしれない。そんなわけで愛着も湧くってもの。

 こんな感じで中の人も良いし、もっと知りたくなった。

 

 分からないものだな。グループ立ち上げから大体10年、解散から大体4年。

 サイクルの速いアイドル業界の感覚で物を言えば、すっかり一昔前のコンテンツだ。でも今見ても良いんだよな。

 ファイナルライブを見ると、メンバーの永野愛理の言葉が激しく胸に刺さった。その内容は、今でなくとも5年、10年経った時にでも、こういうすごい人達がいたと知ってもらえればと良いというものだった。めっちゃ良い事を言っている。胸が熱くなった。

 彼女がSSAでその言葉を発した約4年後、私に見つかる事になるのだ。これも運命。さすがシャーク林田の中の人。ていうか、絶対に「ながの」かと思ったら「えいの」だった。初見では皆間違う名前読み。

 

 アニメをBDで追いかけると、特典映像で実写バラエティやリアルライブの映像も入っている。バラドルとしても皆かなり楽しい女達だった。

 アニメのWUG企画としてのライブでは、ライバルチームのI-1club、ネクストストームの中の人も全員集合の映像が収録されていた。全部で18人のアイドルが勢揃い。

 すげぇ、こっちの軍団もリアルライブをやっていたのか。当時を知らなかったことで何だか激しく後悔。

 

 2016年の3組全員集合ライブがかなり楽しかった。アイワンメンバーも一箇所に集めて拝むのがなかなか困難な猛者が揃っていてレア。こっちも普通に歌が上手いのな。

 他の軍団を見て感激する要素は、大坪由佳と入れ替わりでアイワンメンバーになった上田麗奈の姿があること。当時はマークしてなかったけど今は好きな1人。今ほど知名度が無かったこんな時からここに出ていたのか。これはレアだわ。

 ネクストストームのライブも見れるとは思わなかった。メインボーカルのつぼんぬの後ろで盛り上げるメンバーには、まだまだ売れていない時期の安済知佳高野麻里佳の姿がある。おぉ、これはいてくれて嬉しい人材。

 この時の安済知佳ならチャイカの人というイメージしかなかったはず。去年は当たりアニメのリコリコで知名度を一気に上げたな。

 単純に声優好きとして、有名な人がたくさんいる状態が楽しかった。

 

 この軍団は志保がやり手すぎて後はザコってことになっているから、大坪由佳の後ろで他メンバーは盛り上げ役みたくなっている。それでもちょこっと映る他メンバーも格好良い。安済知佳もまりんかも格好良いよな。イケメンだった。

 大坪由佳も歌が美味い。ネクストストームとアイワンを掛け持ちでたくさん歌っていた。今回WUGのアニメとライブを見たことで、志保役の大坪由佳も好きになった。キャラも歌声も良かった。

 WUGのライバルチームも意外に良い。こっちのCDもチェックしている。ネクストストームの「レザレクション」とか面白い曲だと思う。

 

 最近はアイドルなら虹ヶ咲とかLiella!を楽しんでいたが、新しく知った古いヤツを見ても楽しい。やっぱりアイドルって時を越えるんだなぁ。現役をまるで知らないピンクレディーとか百恵ちゃんとかを大人から聴かされても普通に楽しかったし。

 

 アイドルって男女問わず「格好良さ」を見るものなんだよな。

 女子アイドルといっても、可愛いより格好良いを探して見ることに集中してしまう。WUGも格好良い女達だった。

 

 そんなわけで、すっかり遅れて魅力に気づいたが、タイミングはともかく知れたことにありがとう。解散しても全員元気であれ。

 

 それでは元気にこんばんわぐぅ~~! おやすみ。

 

 スポンサードリンク