こしのり漫遊記

どうも 漫遊の民 こしのりです。

2025年のアニメ感想(10月~12月)その12

 2025年は、YouTubeを実に良く見た1年となった。そこである時突然気づいたんだけど、あなたは今年こういうのをよく見ましたね!と勝手に記録されたショート動画みたいなのが出てきた。私だけが見れる私のみの記録だ。

 なにこれ。いつからあった機能なの?

 ちょっと見てみたら、この1年のYouTube内における私の同行がしっかり記録されていた。よく見た動画ジャンルについてまとめられていた。

 私の好きなアニメ関係、特撮、音楽、Vチューバー関係、周防パトラちゃんをはじめちょこちょこ色んな人のを楽しんでいるASMRなどなど、色々と情報が割れている。

 微妙に怖くて結構楽しいものでした。

 今年はアニメもだけど、ホロライブとかぶいすぽのVチューバー動画もクソほど見たな。というわけでこいつらが嬉しいことに私の青春時間泥棒ズです。マジで何時間持って行くねん。

 とまぁ楽しかった2025年アニメを年が明けても振り返るしかない。ではそのようにして行こう!

 

 

渡くんの××が崩壊寸前

渡くんの××が崩壊寸前 Blu-ray BOX BREAK2 [Blu-ray]

 2クール目は序盤よりもっと頑張ることで、寸前のところで崩壊を食い止めた。渡くんはしっかり踏ん張りました。偉いぞ青春男子。

 前期スタートから今期にまでなだれ込んだ2クール連続作品といえば、この渡くん以外に「ふたりソロキャンプ」「桃源暗鬼」があり、それぞれ1クール目を見て不安だったんだけど、どれも2クールを通じて見る中でなかなかに良い味がしてきて最終的には結構愛せた。もともと作品の持つパワーもあったのだろうが、長く付き合うと最初は「ん?」となったものも馴染んで愛せるようになるという青春の感覚ってのがあるのも確かな話。

 

 こちらの作品も1クール目を見ればなんかちょっとネタった感じで絵が上手くないことで割と心配だったが、2クール目もなんだかんだ楽しく見れた。

 結構忙しく話が動いていて、まずは館花さんの進路が意外な感じになる。実家に帰った彼女の所に渡くんが突っ込んで距離感が縮まり、かと思ったら館花さんがよその学校に急に転校して今後は物理的に距離が空いた。偶然にもあっちとこっちの学校で修学旅行先が同じことで再会が叶い、その時に渡くんが向こうの生徒と服を取っ替えて交換修学旅行生になっていたアレはバレたらマジでヤバいけどゆえに楽しそう。ちょっとはそう思ってか、向こうの生徒もノリよく承諾して入れ替わってくれた。

 館花さんの言動も意外だが、渡くんも意外に行動力を発揮して彼女に近づくためにあれこれ考えたらすぐに動く。やる時にはやるヤツやんけ。パッとしないけど、妹やおばさんのことも考えつつ将来の進路を選択して突き進み、なんだかんだあっても女の事は大事にするええヤツやんけ。料理人の道を進むと決めて若い内から修行を始めたのは偉い。

 1クール目では一度石原さんとくっつき、渡くんを差し置いて石原さんの☓☓が崩壊寸言になっていたが、最後は館花さんで決めたか。彼女もクセはあるが、結構おすすめ出来るヒロインだったな。まぁちょっとクセがあって面倒くらいが丁度良いのよ。なんだかんだ良き話で楽しめました。

 石原さんは後半に芸能人デビューを決めた。中の人が「推しの子」でも芸能人キャラを演じていた人なので、こっちでもファンから推される存在を演じることになったね。

 

 渡くんの傍にクールに控える徳井くんの過去も長らく謎になって気になるところだったが、2クール目後半でそこも解禁された。なんとも短い期間の恋物語があったと分かったが、それでもあれはあれで青春の大事な記憶として味わいがあった。

 堅実に思えた徳井くんが意外にもギャルギャルしいトップギャルと付き合った過去を持っていたとはな。というわけで若き日の思い出として後に振り返ることができるであろう素敵なギャルはいつの世であっても良いものです。

 

 最終回も終盤に迫ったところで「Fカップちゃん」のあだ名を持つ石原さんの体に変化が!

 どうやらFカップを脱して次のステージに上がったらしい。成長期が運んだ嬉しい報告が最後に聞けましたね。逞しいことだ。

 

 崩壊寸前を迎えるスリルに面白みがあると教えてくれる楽しい作品でした。あとED曲「失敗しないメンヘラの育て方」のタイトルが良い。別にメンヘラ自体が成長における失敗の形ではない。それはそれで良いものにもなるとフォローしておきましょう。

 

しゃばけ

しゃばけ 第三巻(完全生産限定版) [Blu-ray]

 全体として地味な和風怪奇ファンタジー

 調べたところ、原作は結構昔のもので20歳以上になる作品みたい。

 まぁ色んな事が起きる作品で、ってそれを言えば大体の作品がそうか。そうして色々起きるのだが、パッと見てテーマ性が掴みづらく、何をする話なのかと言えば微妙に分かりづらい。

 

 病弱な坊っちゃん一太郎くんを中心に色々と怪奇的な事件が起きるみたいな感じ。ちょっとだけ「つくもがみ貸します」の感じも見える作風だったかも。

 和菓子屋の倅なのに菓子作りが下手な友人が一太郎くんを訪ねてくることがある。あの彼の設定は印象的だった。その内には良いプロに成長してもらいたい。

 序盤回で一太郎坊っちゃんのお付きの2人の兄ちゃんが、屏風のぞきをボコボコにするシーンには傷つきました。もっと優しくしてあげて。

 

 興味深かったのは、途中から描かれる一太郎の腹違いの兄 松之助の物語。彼も結構キツい環境にいる。

 松之助兄さんの働く店の労働環境が悪いんだろうな。そこの番頭さんが猫殺しをしている理由は、労働関係のことでプレッシャーに思っての憂さ晴らしだった。

 ここのお嬢さんとおっかさんも悪い。お嬢さんが松之助兄さんに優しいのは、彼の生まれを知っていて、そこと繋がって自分が楽をするため。すべて打算づくで松之助兄さんに優しくしていた。

 それが分かってから松之助兄さんの心に一瞬魔が差すのは人情ものとしてありそうなもの。番頭さんから渡された毒薬を井戸の水に撒けば、明日にもそれを飲んでお嬢さん一家は死ぬだろう。でもそれは悪行だから。あと一歩のところで踏み留まれて良かった。しかし松之助兄さんを雇っている連中がクソだった。

 

 一太郎が病弱で過保護な環境で育った割には自立を考えて強く人生を歩んでいるのが良い。最終回では心の成長をしっかり見せていた。

 クソな雇い主から解放された松之助兄さんも合流して、兄弟2人で今後は店を盛り上げることになりハッピーエンドとなった。気持ち良いエンドでした。

 ああいった温いお坊ちゃん待遇にあると、堕落していくお子様も一定数いる。そんな中、一太郎はむしろ皆過保護すぎんだろっ!と周囲にツッコミながら自立の道を行った。それは己との向き合い方として素晴らしいものだと思う。一太郎くんの今後を思い、拍手を贈りながら最終回を見届けました。

 ちょっと盛り上がりに欠けるかもだが、味があるもので決して悪くはなかった。ていうか他にクソみたいなアニメがあり過ぎたことで今期だと普通にまともだと思える。

 

桃源暗鬼

桃源暗鬼 1 (少年チャンピオン・コミックス)

 2クール目は練馬の地で頑張りましょう。というわけで意外にも夏から続いたこちらの作品、最初こそなんか色んなアニメの詰め合わせ設定なのか?といった具合に懐かしの既視感がすごかったことにツッコんでいたのだが、なんだかんだ2クール付き合うと普通に楽しく見れるようになった。

 ちょっと色々見すぎたことで目が肥えすぎたんだな。その弊害で新作を当たり前に楽しむ心を欠いていた。これがもっと深まってくると、全ての新しいものを古い価値観で潰す老害ムーブになってくるんだろうな。気をつけよう。

 なんだかんだキャラもユニークで馴染んで来たし、絵も十分に綺麗に仕上げていてバトルものとして普通に気持ちよく見れました。

 

 今回は練馬の地に来て鬼と桃太郎の勢力がぶつかり合います。

 最初の頃から思っていたけど、桃太郎勢力の方が人でなしムーブをかましていて凶悪だよな。今回悪い活躍をしまくった深夜さんはガチに悪いクソキャラムーブをしていたな~。深夜さんは普通にクソだけどあそこまでヒールで行かれるといっそ清々しい。演じた沢城千春のノリノリにクズ悪い芝居がマッチしていた。

 四季くんと神門が互いの立場を知らずに出会って友情を交わす男同士のロミジュリみたいな展開は、今期だと「忍者と極道」のメインキャラ2人の関係にも見たやつ。これの真実が分かった所で2人がぶつかるんだろうな~という未来が、2人が出会った所らへんからも見えていた。私も勘が良いからな。

 神門が四季に敵対心を持つよう裏でコソコソと悪巧みを展開している深夜さんがうぜぇ~。ヤツの対象相手の視界をジャックする能力も印象的なものだった。クソいヤツだったけど、出世を目指して上へ上へと突き進む向上心だけは今日日の若者に足りないものであり、欲しいものでもあるところ。その心を見せてくれた生き様についてだけは神門も評価していた。その通りでそこだけは見習う価値がちょっとばかしあるヤツでした。

 

 本作と同期放送作品「忍者と極道」とは、キャラの使用する技名がユニークというか結構笑えるネタになっていることで共通している。

 今回の戦闘で矢颪碇くんが使用した血蝕解放「怒鬼怒氣ヒステリー(どきどきヒステリー)」のネーミングには笑った。なんか脳にスッと入ってくる響きなものだからすぐに覚えてしまった。何が出てくるのか分からないドキドキがあるという特性のある変わった技だった。

 

 ちょっと響いた要素は、鬼側が戦うことに対して持つ真意。自分達にとって敵であれば全力で全部潰すという野蛮なばかりの思いで動くわけではない。鬼と桃太郎の勢力で潰し合いを続ければどちらも疲れて滅んでしまう。そこで和平に向けて話し合いの場を持つために戦っていると無陀野先生が話していた。現状では桃太郎がこちらを対等と見ておらず、ゆえに話し合いの場に立つ段階にさえ届いていない。まずはこちらの力を示して対等であると理解させた上でやっと対話が成り立つという難しくも大人な考えがあった。

 これは実際に起きている戦争にも通ずる考えなのだろう。争いは対等でないと起きない。そうでない上で起きるあっちからこっちへの破壊行為は、マナーも流儀も正義も何もないただ無益な虐殺に過ぎない。今は意味を持って戦い、やがてはそれを終える思いでいる鬼側の総意がしっかり分かったのは良かった。

 とまぁ鬼とか桃太郎とかバカ言ってないで皆仲良くしろ。四季と神門が心を交わしたことで、双方勢力が手を取り合えるかもしれない未来の可能性がちょっと見えました。でも四季くんの能力が暴走して敵味方おかまいなしに全部ぶっ飛ばそうとしたアレはやばかったけどな。

 1クール目よりも楽しく見れて良かった。深夜さんのクソキャラぶりは爽快なもので好ましかったな。またあのレベルの濃い悪者をまた出しても良いだろう。まだ続編をやるとのことなのでそちらが放送した時にも見よう。青春は血蝕解放してなんぼ。

 

グノーシア

グノーシア 4(完全生産限定版) [Blu-ray]

 何度もループして人狼ゲームをさせられるSF世界の話。これを見てすぐに思ったけど、Vチューバーの皆さんがよくやっているゲームの「Among Us」みたい。そんなこちらも原作はゲームとのこと。

 何にも知らないまま特に期待もなく見たらとても面白い!気に入りました。キャラデザも綺麗系で良き。女性陣は特に良いですな。声優も有名人が揃っていて強い。

 

 この中に恐ろしきグノーシアが混ざっているという疑いを持つ中、閉塞空間で皆さんと関わり、ズバリこいつと言い当てるのが味噌となる。この事から分析力が必須のインテリなアニメということです。

 誰がグノーシアなのか投票する会議には緊張感があって良い。でも学校の同級生とかとはやりたくないものだな。私は嘘をつくことなら得意としているが、他人のそれを見抜くのは他人への興味が薄いことで不得手。とにかく連中の一挙手一投足を見て怪しい言動を漏らさず要チェックしていかねばクリア出来ない。

 グノーシアという一番厄介な役があり、他にもエンジニア、ドクターと追加の役がオープンされ、それが誰かを見抜くことでクリアが近づいてくる。

 あそこの情報をオープンにするためにまずはこちらを解くということで、何かの方程式やクロスワードパズルでも取り組んでいるような感じ。とにかく脳が冴えているアニメなものだから、私の脳細胞もトップギアに入った。MT車免許持ちなものだからレバーをガチャガチャやってのギアチェンジもお手の物さ。

 

 周回毎に要素が追加されるのも飽きない面白み。メンバーが変わるし増える、自分がグノーシアのパターンや性別が変わることもある。とまぁ周回毎に色々あるのも工夫されたポイント。

 何個新作を見ても「これって周回プレイですか?」となるくらい要素被りが酷いクソなろうにありがちなマンネリを回避して、同じ事をやっているのになんか違うが連続される。確かにずっと人狼ゲームやってますやん!な展開の割にはずっと飽きずに見れて面白い。

 あとなんならグノーシアの襲撃を回避して無事クリアしたのにまだ終わらず強制周回プレイとなるユーリくんにとって酷い流れもあり。結局コレ、どうやったら終わるねん。

 これの原作ゲームにもある設定らしいのだけど、性別がフリーな作りだとか。だからユーリが女の子の状態でスタートのパターンもある。美少女に見えるセツも男でも女でもない狭間の存在ということになっている。人間の性別がフリーなそこも印象的な点。しかし色んな要素を足して周回のマンネリを防いでいるのな。

 

 キャラクターも良い。それぞれ個性的でとにかく見た目が好きだな。

 イキってウザいけど結構頭がキレるラキオは面白い。こいつずっと偉そうだな。でもそれはそれで愛嬌がある。

 それまで登場したキャラと比べて一気に世界観を変えてきたしげみち、オトメの登場にはインパクトがあった。しげみちが出た時には宇宙感まるだしの見た目過ぎて笑った。

 オトメちゃんもすごい存在感。1クール目ラスト回では、ジナとセットでオトメのシャワーシーンもあり、セットでセクシーカットを眺めることが出来ました。メスイルカの裸ってのもマニアックなものだがな。ジナも美しいので推せる。

 それとイルカのオトメを演じた花澤香菜は「おでかけ子ザメ」ではサメを演じているんだよな。サメもイルカも行ける役者になりました。

 猫と一つになりたいシピが本当にそうなっているのもすごいインパクト。猫になりたいでもそういう事にはならんだろのまさかの形での合体ですごい。

 コメットちゃんも健康そうで良いな。体の模様は描くのが面倒臭そう。あれはペイントではなく謎の菌が体をコーティングしている設定なのがマニアック。

 沙明くんの必殺の土下座も面白かった。土下座でやり過ごして今の一手に待ったをかけるのだが、その際の迷いのなさよ。プライドなんてどうでも良い状態でまずは自分の安全なんだな。これはこれで現代人の思考然としたものと数えても良いのではなかろうか。 

 

 昨今の多くのアニメにおいて「どうでもいいから」という理由で覚えられないキャラ名を覚えようという気になる作りになっていた。やっぱり魅力的なキャラがいるって良いことだね。

 そんなお顔が良い皆さんがグノーシアだった時には、通称グノ顔という脳がキマってイッちまったみたいなヤバい顔になるのも名物シーンの一つ。綺麗な顔が崩れて狂気が出まくるこういうギャップも好き。

 

 ただ人狼ゲームをクリアするだけでなく、その過程で各員と個別イベを進めるアドベンチャーゲームというか、女子キャラを相手にすればギャルゲーみたいな展開も見えて来た。

 1クール目後半ではSQちゃん、ジナと連続で仲を深めるユーリくん。良きギャルゲー主人公ムーブを見せている。SQちゃんも良いな。このエロいギャル感は良し。素敵なお姉さんが多めの作品で良しです。

 

 キャラそれぞれの持つバックストーリーなんかも見ていて面白い。それでもまだまだ謎は残る。 

 結局コレはどうやれば終わるのか。そこの決着がどうなるのか予想がつかない。

 日本のオタクがそれを好きということで、過去にもループ系作品はたくさんあった。その最新の良作がココになるみたい。2クール目もあるのでそちらも抜かりなく見ていこう。来年もSQちゃん達と楽しくやっていきましょう。 

 あとコレの原作ゲームは普通に面白そうなので遊びたいっす。

 

koshinori.hatenablog.com

 

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