こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2020年のアニメ感想(7月~9月)その3

 

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

 4月放送開始予定がコロナのせいで7月に延期となった。八幡の青春の決着を見るまで私は死ねない。絶対に混迷のコロナ時代を生き延びてやる!と思って生き延びた結果、先日無事に比企谷八幡青春の決着を拝むことが出来た。シリーズ三作を追って来て、この大団円を見れたことに感動である。

 

 今回シリーズの太い柱となったエピソードはプロムをやるかやらないかという問題。いろはす考案でアメリカかぶれの宴をやり始めるからPTAとかも顔を出してきて表向きにも面倒事になっていた。そして裏では、八幡、ガハマ(由比ヶ浜結衣)、雪ノ下の関係性もまたややこしいことになっていた。これはストレスが溜まる青春だ。

 

 雪の下が単独で動き、八幡&ガハマも別口でプロムのために行動する。プロムを行うのを手伝ってあげたい、手伝ってもらいたいという思いがありながらも、体裁のことがあって3人が協力関係にならない。ここに複雑な人間心理が織りなす人間ドラマが見られる。それが良いのだが、一方では七面倒臭い関係性だなコイツら、と思わずにはいられない。

 

 喜久子姉さん(17)演じる雪の下母、毒舌の姉陽乃が連合軍で学校に殴り込んでくる学校会議シーンには緊張感が走っていた。この二人を相手に大立ち回りする八幡もなかなかのものである。

 陽乃が部の3人の関係性のことを友情ではなく共依存だと指摘するシーンにはドキリと来る。可愛いしエロいけど絶対怖いお姉さんだ。まぁ結果そこが良いよね。

 

 八幡とガハマのラブな時間が中盤まで見られ、後半は雪乃ターンでもう本当にすごかった。

 ガハマ母の破壊力もすごかった。心身共にフルウェポンだった(特におっぱい)。

 

 最後ということで、これまで登場したお馴染みのメンバーも次々と顔を出し、まるで同窓会気分だった(一生行ったこと無いけど)。うるさいデブオタクの材木座がプロム編で初めて役に立つしちょっと格好良く見えた。材木座ラノベ音読会もまたやって欲しいものだ。

 

 断片的に八幡の青春に介入しては存在感を見せる平塚先生の活躍にも惹かれる。めっちゃ好きになるわ。先生と八幡とのちょっとドキッとする展開も良かった。雪乃がデレの総攻撃を仕掛けて来た最終回に、まさか平塚先生までなかなかの爆弾を打ち込んで来るとは思わなかった。忘れられないヒロインである。

 

 最終回であの雪乃の口から「好き」の言葉を引き出した八幡の青春の戦いは絶対に間違ってはいない。告白のタイミングで、今では神曲となってしまった「ユキトキ」が流れた時には血液が沸騰した。後半の歌詞にある「雪解けと一緒に春にかわっていくよ」のように、何だかこいつらの困った青春の冬も終わり、春になったと思えた。あの歌詞のネタバレがここにあったのか。めっちゃ感動した。

 最終回序盤のタピオカドリンクを飲むデートシーンもニヤけが止まらぬ。学校では拝めない雪の下の特別な私服姿、特別な髪型、なにからなにまでご馳走様だった。

 

 八幡はツインヒロインのどっちに行くのか、ずっと気になっていたが、雪乃エンドだったか。しかしラストのお悩み相談のガハマのアレは、自分は負けヒロインではないという宣戦布告だったようにも思える。八幡の楽しい青春はまだ続くのだろうなと思える良き最後だった。

 我が青春の一作だった。マジありがとう。

 

ゆらぎ荘の幽奈さん(再放送)

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 本放送はもちろん見ていたが懐かしくて再度見た。

 改めてエッチだし可愛いし楽しいアニメだった。それから週毎に明かされるコガラシ君の霊にとりつかれた歴が濃い。

 

 この時はお名前を知らなかったけど島袋美由利が幽奈役だったのか。「ギャルと恐竜」のギャルや「はねバド!」の荒れた部長をやっている人と同じ声とは思えない。なかなか注目の女優である。

 

 初見よりも二週目の方が楽しく見れた。これは二期をやって欲しいぞ。

 

 OP曲とOPアニメーションも可愛くて好き。OPアニメの幽奈のピンクのナース服コスがお気に入り。

 


Lapis Re:LiGHTs(ラピスリライツ)

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 個人的にマジで今期のダークホースだった。前情報ゼロで視聴したところ、可愛いし面白いのでだいぶハマった。ヒロインがうんさかわんさか出てきて皆可愛い、おまけにまぁまぁエッチなので目の保養でしかない。

 魔法学校を舞台にした女子の青春とアイドルライブの二刀流の魅力で攻めた一作で良かった。要所々々でクスリと笑えるコミカル要素が見れるのも良い。

 どうやらラブライブ的な企画で、アニメで披露した曲を声優達もライブで再現するみたいな例の楽しいメディアミックスものらしい。

 

 だいぶ良かったので感想として言いたいことがたくさんアリすぎる。なので以下に箇条書でサクッとまとめよう。

 

  • 前期アニメ「プリコネ」のペコリーヌと同じくお姫様枠だったのでティアラちゃんに沼ル。
  • ドッジボール回、ボードゲーム回がはちゃめちゃでかなり笑える。
  • ボードゲーム回でロゼッタがロリッタになるのがありがたい。
  • アシュレイとラビィ、エミリアとガーネットあたりのカップリングが百合萌え的に素晴らしい。
  • ラビィは貧乳キャラ雰囲気を出しているだけで胸部にはかなりのものを持っている。
  • OP曲がキラキラして可愛い。
  • OPアニメでサディスティックキャンディの二人が叩いてかぶってジャンケンポン的な遊びをしているのがコミカルで好き。
  • 冒頭から畳み掛けるように各グループのオルケストラを展開させた最終回が最高。
  • Rayのメンバーを演じている声優陣が強い。(花澤香菜ちゃんとかあやねるとか)
  • 伝説のRayメンバーなのに人望の薄いアンジェリカの雑なキャラ性が一周回って好き。あと、オルケストラの時にキャラ変わりすぎでウケる。
  • ロボヒロインとしてあるふぁ、褐色ヒロインとしてラトゥーラを置いたことでとりあえず私のニーズを満たしている。
  • エリザとティアラの美しい姉妹愛には腹が満たされる。

 

  そんな感じで最高でした。曲もこれから色々探して聴こう。二期があったら絶対見る。

 

Re:ゼロから始める異世界生活 第2期

 コロナのせいで春スタートが夏に伸びた。

 

 白鯨討伐の続きからスタート。白鯨を始末したのにレムのことを皆が忘れていてまだまだ事件は深い闇に突っ込んでいくこととなる。今回も色々とお話が動いたようでまだまだ全然とも言える。エミリアが試練に臨んでからスバルが時間を行ったり来たりして、なんだかお話の方は複雑で難しいことになっている。

 

 久しぶりに見てもスバルくんが見事に死にまくって精神も削られてかなり可哀想。可愛いウサギさんが出てきたと思ったら、群れをなしてスバルを食い殺すエンドルートが怖い。

 厳しい試練の中でエミリアヤンデレヒロイン化してしまうバッドエンドルートがあった。いつもの可愛いエミリアと違いすぎてショッキングだったが、アレはアレで良かったとも思えた。

 

 新キャラのエキドナのキャラが立っている。紅茶に見立てた体液を飲ませてきがちなダークなヒロインかと思いきや、たまに可愛いから注目してしまう。エキドナはじめ最強魔女共が次々と出てくる展開が印象的だった。

 懐かしの恐ろしい殺し屋女のエルザがまた登場した。やっぱめっちゃ怖い。能登麻美子がコレをやっているのがビックリ。

 

 勝ち気なチビのエリザベスの謎に迫る展開が見られた。その中でいつもと違ってしおらしいエリザベスが見れたのが印象に残る。新井里美の芝居が好きだった。

 

 ロズワールについては、恐らくコイツがだいぶ真実に迫るネタを握っている曲者だと睨んでいた。やはり当たりで、ロズワールが色んなことを知っていた。

 

 異世界に来る前のスバルのヒッキー生活に迫る展開は珍しいものだった。息子を頭ごなしに否定せずに優しさで包み込むナツキ家のお父さんとお母さんがすごく良いやつだった。コレを見るとヒッキーでも日本にいた方が平和だなと思える。

 夢の国とされる異世界に来ても思考をサボらせることなくもがいて前に進む苦労人のスバルを応援したくなった。

 

銀河英雄伝説 Die Neue These(NHK放送版)

 こちらは平成もかなり終盤に迫った時に放送したものの再放送だ。令和時代になってまた銀河英雄伝説がテレビで見られるなんて誰が思っただろう。なんだかんだで存在がありがたいスペースオペラ大作である。

 コロナストップアニメ作品が多数出たNHKの中でも再放送だからコロナストップ無しで順調に完走した貴重なアニメ枠でもあった。ありがとう。 

 

 7月から9月にかけては後半となる2クール目を放送して最終回を迎えた。

 戦争の中で間違った権限を振りかざし、ただでさえ荒れた時代をもっと荒れさせるウザい貴族共の戦いが目立った要素になっていた。いつの時代も愚かな者が率いる愚かな軍団がいて、そんな愚かなコンテンツは長続きせずにやはり終焉を迎える。ラインハルトを金髪の若造などとディスっていたバカ貴族連中を綺麗に一掃する展開は爽快なものだった。

 

 仲良しだったラインハルト、キルヒアイスの関係に亀裂の入る展開はスリルがあって興味深いものだった。敵襲からラインハルトを見事救ったものの、激しく負傷して命を失うキルヒアイスが可哀想だった。親友を失い、姉とも離れて孤独を極めたことで、より覇道を歩むに向く指導者になっていくラインハルトの物語が悲しくも勇ましいもので注目できる。

 

 対してのんびり屋さんのヤン・ウェンリーものんびりしている内にどんどん出世して危険な立場になっていく。青春時代を共にした友人が死んだ日にはずっとサングラスをかけて目を隠していたヤンの姿が印象的だ。軍人向けの性格ではないのに、頭が良いから戦争を円滑に行う才能があるというミスマッチな要素がぶつかって出来たヤンのキャラ性が良かった。あとはここの部下のグリーンヒルが癒やし要素ありのヒロインで良かった。

 

 違う勢力に属する二人のメインキャラが、最終回では共に愛した者の墓参りに行くという展開を見ると、胸が締め付けられるような想いになる。互いが互いの愛しい人を殺すというのも戦争の見方として確かなものである。それでも互いに愛しい人を亡くせば悲しい。本当になぜこんなに怖くて悲しいことを人は繰り返すのだろうとも思えた。

 

 キャラの心理描写を分かりやすくする作用のあるナレーションも良い仕事をしていた。

 

ハクション大魔王2020

 これも一時はコロナ延期になったけど先日無事完結した。

 

 皆でキャンプに行く回で色んなキャンプ知識がわかったのがタメになった。牛乳パックでホットドッグを作るのは真似してみたい。最近では家庭で焼き芋をしていたら消防や警察を呼ばれるなんてこともあるらしいので、お外で火を使って何かやることが気軽に出来なくなったな。これが大魔王が現役だった50年前とは違う今の事情とも思える。そういえば冒頭の50年前のあるあるネタも役立った。

 

 大魔王と初代カンちゃんが再会するところも良かった。おじいちゃんのカンちゃんが孫のカンちゃんに、若い内には何でも挑戦しろ的なエールを送る展開にもほっこり出来る。先代のカンちゃんも本当にまともになったよな。

 

 このオチは見えていたが、やはりカンちゃんとあくびちゃんはお別れすることなる。わかっていた流れだけど、なんとかしてお別れ回避ルートを突き進む子どもたちの戦いにちょっとうるリと来た。最後はカンちゃんがあくびちゃんに愛の告白をして男を上げたなと思う。

 

 2020年版ではチビ、中間、すごくお姉さんの三段変化で男子ユーザーを楽しませてくれたあくびちゃんが時を越えて魅力的なヒロインだった。当然だが、主に壺の中の世界で見られる一番お姉さんの姿が一番良い。

 

フルーツバスケット 2nd season

 2nd seasonも2クール目突入である。

 益々各人物の心理に迫る細かい描写が見られるのが特徴的だった。

 

 とりあえず文化祭のシンデレラをベースに敷いた全然違う劇が面白かった。

 生徒会活動を通してどんどん人間らしくなって行く由希の物語が爽やかに描かれるのも良い。前々から言動が気になる真知に注目した展開も良く、その真知が結構勢いをつけて由希との距離を縮めるのが意外な展開だった。真知にも萌える。

 

 透は夾と由希のどちらとくっ付くのか、そこがずっと気になっていた。今期放送でそこにも決着がついたのではなかろうか。由希の中での透は、お母さん的な癒やしを与えてくれる憧れの女性という決着となり、真に異性愛を持って接しているのは夾であると分かる。由希が透に抱く想いのことをいわゆるバブみというのではなかろうか。

 文化祭エピソードでは透の方が夾にドキドキしている描写も見られ、二人が益々仲良しになっていると分かるのが良かった。

 

 個人的には作中全ヒロインの中で魚ちゃんが推しなので、彼女の物語に注目してしまう。魚ちゃんと紅野はどうなるのか気になる。花ちゃんが夾の師匠にロックオンしているのも気になる。

 

 依鈴と潑春の男女関係のことや、慊人の真意と正体に迫る展開など、毎話見所たっぷりで面白かった。

 作中で最もお色気要員な依鈴の活躍が良い。服装とかもまぁまぁエッチ。荒れた感じの依鈴が透にちょっとずつ懐く流れにも萌えた。

 

 慊人が女子だったこと、これは多くの人間に衝撃が走る真実だったはず。しかし、作品ファンの我が妹が、屁でもこく感覚でサラっと「あきと、女だから」と壮大なネタバレを食らわせてきた後だったので、驚き半減の状態で見ることになった。

 

 基本は飄々、要所々々で素の邪悪さを出す紫呉先生の言動にはドキリとくるものがある。

 

 やっぱりフルバは面白い。

 

 

文豪とアルケミスト~審判ノ歯車~

 4月からスタートだったが、コロナ被害で放送したりしなかったりで最終回は8月の頭という半端な時期だった。

 

 後半は芥川が闇サイドに落ちて二人になったりとやや複雑。なぜ小説を書くのか、書くことで不幸になったのではないか、といった文豪の暗い行動心理を掘っていく点で、それこそ文学で取り上げそうな展開になっていた。小難しいことも少々言っているが、頷ける点もある流れで普通に楽しんで見ていた。

 

ぽっこりーず

ぽっこりーず ぽっこりふぃぎゅあ [2.すわるぱつひこ](単品) ガチャガチャ カプセルトイ

 マジで何なのか謎なアニメだが、とにかく可愛い。サックリ一分で終わるアニメで頑張ればノー瞬き視聴も可能。よく分からないのに見ると癒やされる。最初はややキモ感もあったが、今ではぽっこりお腹がすっかり好物になってしまった。主に登場するのはお腹ぽっこり動物達だが、それに混ざり初期構造上ぽっこりになって当然なヤカンのキャラがいるのが面白い。

 

メジャーセカンド 第2シリーズ

 ヒロイン達が可愛すぎてしんどい。華があって毎週かなり楽しい。

 メインヒロインは睦子なのだろうが、今期ではアニータ、千里、沢、太鳳あたりもぐんぐんと我々視聴者をハメるべく魅力を見せつけてくるので困る。推しが渋滞しがちだが、個人的には怪我を押しても頑張ったアニータが頭一個抜けて推しヒロインかもしれない。もちろん左殺しとして覚醒したぽっちゃりヒロイン関取の活躍も忘れてはいけない。

 

 女子が野球で男子にかじりついて行くことへの限界、というテーマに突っ込んだ展開が見られたのが興味深い。沢、太鳳の心理からそこら辺のことがよく分かる。女子の力の限界まで出し切って戦い、それでも男子に敗北すれば立ち直れなくなる程のショックを受けるという女子ならではの心理が語られていた。

 男子に本気で挑戦することへのリスクを理解するからこそ沢と太鳳が一歩下がって冷めた目でチームを見ているのがよく分かった。二人がチームの皆と足並みを揃えず、ファミレスで茶をしばいたり、女子らしくおしゃれを楽しむ点は悪いものと否定は出来ない。色々ある女子プレイヤーのリアル性ある事情が描かれていた。これは応援したくなるなぁ。

 

 やはり私の中では沢、太鳳の二人が黄金コンビ(ユリ萌え的に)で癒やされる。

 沢がイケメンで美しいので2クール目から一気にはまった。もう投手がいない極限状態で実は自分も投げれるとジョーカーを切ってくる展開は格好良かった。ヒジ爆弾がある沢のことを本気で心配する太鳳の友情も美しい。沢が金髪ロングヘアーを金髪ポニテにチェンジさせてマウンドに立つ姿には萌えた。

 

 今期では藤井千里も良い味を出していた。スライディング時に「ズサ~」と言うアレは真似したくなる。千里が投手として試合に出る展開も印象的だった。スタミナが切れた時には緩いテンションで降参するのが面白い。それにしてもあの藤井くんにこんな娘が出来るなんて、吾郎くんの高校編を読んでいた時には微塵も予想できなかった。というか似てない。

 

 気になるのが千里の姉の存在。9月ラスト放送では風呂上がりの千里と会話するシーンで登場していた。どうやらこの姉も野球部の仲間になる展開が待っているらしい。これは楽しみだ。千里の姉が中坊のくせに夏目漱石の「それから」を読んでいたのが意外。あれ、だいぶ難しい本だぞ、中学生には早いと思った。

 

  野球大会を勝ち進むに内に懐かしのキャラの卜部&アンディのコンビ、そして眉村道塁と再会して戦う展開が楽しめた。道塁、睦子あたりの尻が良かった。

 

 お話も盛り上がったけどやはりヒロインが可愛いのが一番楽しめる要素だ。もちろん初代シリーズから推しヒロインだった清水の人妻っぷりも楽しんでいる。煮込みハンバーグを作って子どもたちに食わせている清水にも萌えたな。やはりメジャーは優秀なスポーツもの大河ドラマである。

 

もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ

 コロナで一時期放送が無かったが再開してからもなんとなく見ている。

 まったく危険要素のない幼児向けアニメである。緊張感なしで向かい合える作品もたまには良い。そしてなによりゾロリはチビのバイブル。大きくなっても見ると落ち着くのだ。

 

 ゾロリが相変わらず惚れっぽいし逆玉に乗ろうとする展開が何度か楽しめた。

 昨今増殖傾向にある「クレームを言いたいがためにツッコみ要素を探しまくる暇で意地悪な視聴者」共に対抗して、あらゆる角度から見てクレームの余地なき新進気鋭なスゴイ番組をゾロリプロデュースで作るという回があった。これがバカっぽいけど世相を反映した賢い感じもして面白かった。こんな感じで今後のNHKにはモンスタークレーマーへの完全なる封じ手を打って欲しい。

 

 準レギュラーくらいのテンポで出てくるローズやビートが好き。早見沙織を推しているので彼女が演じるローズ登場回はアガる。

 

遊☆戯☆王SEVENS

【ロミン】 遊☆戯☆王SEVENS トレーディングスライドキーホルダー

 これは本当にロミンが可愛いという感想がなによりも一番に浮かぶ。視聴目的のほぼ全部がロミンを見ることにある。ぶっちゃけデュエルの王とかどうでもいいからロミンを出せと思うばかりだった。そんなロミン信者の願いを叶える話題の回となったのが、ロミンが謎の青いカレーをつくるロミンズキッチン回である。アレは神回だった。もう今回はロミンのことオンリーで振り返ろう。

 

 敵のスパイ的な立場にあったロミンはルークから見れば間違いなく裏切り者。ロアと対戦した騒ぎが終わった後になってもルークのヤツがグチグチと「裏切りもの」と言ってロミンをいじめるのが悪い。「お前はいつまでそれを覚えているんだ、忘れて許してやれよ」とルークに強くツッコみたい。

 

 ルークと和解するため、ガクト会長指導の下、カレーを振る舞うことになったが、ロミンがマジでクッキングが駄目なのが面白かった。炊飯機と食器洗い機の違いが分かっていないし、米を洗わないどころか買ってきた袋のまま炊飯機に突っ込むのには笑えた。

 

 何か調理をミスれば頬を赤らめたロミンが「私わかんないんだもん」的なことを言う無意味な萌えカットを多々入れてくる制作会社のやり口が色々分かっているもので素晴らしかった。

 

シャドウバース

#01 これがシャドバだ!!

 早いもので放送から半年経過。相変わらずルールも大して分かろうとしないまま、こうゆう娯楽があるという教養を得るため、そして単純なノリで毎週見ている。

 

 2クール目では、ヒイロ達がもっと規模の大きなシャドバ大会に挑戦する物語が描かれる。ジャングルをまるごと貸し切り、その中でサバイバルマッチを行うという金が動く大会になっていた。大会開始前には、束の間の休息ということでビーチで遊ぶ一行の姿が見られた。ヒロインのミモリの水着シーンもあった。ちゃんと水着回も用意する良い仕事ぶりが見られた。

 

 新たなステージに来て新たなキャラクターも数人投入された。どうやらネタ枠っぽいカリスマシェフの田部丘マイセル、とんでもないブルジョワお嬢の財前寺ミヤビ、そして綺麗所として存在感を放つ賞金稼ぎのジュスティーヌ姉妹が登場した。

 ミモリ&アリス対ジュスティーヌ姉妹の女子4人でやり合う回は華があって楽しめた。ミモリとアリスの間にある女子の友情とやや複雑な人間関係を掘っていく展開も印象的だった。

 

 ヒイロがなんだかんだで強く、負け無しで進んでいる。コイツはビギナーにしてはすごいなと思う。相棒のカズキはジャングルの動物に狙われるばかりでまともにシャドバでバトル出来ない状態だったのが面白い展開だった。

 カズキにツンツンしていたカイがここへ来てデレを見せるのも目立った変化だった。最近の二人はかなり仲良しである。

 

 楽しい大会の模様をお届けするばかりと思いきや、大会に暗躍する闇の勢力シャドウナイツが登場し、次には災いの樹という災厄の存在も明らかになって行く。

 ヒイロ達が大会でハッスルしている間、皆の暮らす街は人が住めたものでない状態になり、果てには世界存亡の危機にまで瀕することになっていた。これはまた意外な方向に意外な規模を広げたとんでもない展開になったものだ。

 

 3クール目からは、もはや暇つぶしの娯楽を越えた世界を救うためのシャドバガチバトルが展開すると推測出来る。

 加速度的に作風の変化が見られ、これは油断していると置いていかれる。10月から展開する新章に備えて気を引き締めておこう。

 

ポケットモンスター

 格闘戦士トレーナーのサイトウの登場が華やかで良かった。強いヒロインも萌えるな。しかもサトシとのポケモンバトルに勝っちゃうのもスゴイ。実はスイーツ好きというのも萌える。

 

 前作シリーズの舞台だった島にサトシが里帰りした回が印象的だ。推しのヒロインだったマオ、リーリエが再登場したのも良かった。久しぶりに会っても可愛かった。

 

 ピカチュウバリヤードが家出してふたり旅する回が可愛かった。揉め事少なめなスタンド・バイ・ミー的な感じがした。

 

 サトシとゴウに引っ張られてその気なくなにかしらのイベントに関係することになりがちなのがコハルだが、なんだかんだで付き合いが良くて一緒に楽しむ点が良い。コハルは可愛い。

 

 謎の男マツマルが毎度繰り出すなぞなぞ問題がだいたい分からないから悔しい。

 これは昇格なのか、10月からは放送が金曜日に移るという。おめでとう。

 

 

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