こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2020年のアニメ感想(7月~9月)その2

 

TSUKIPRO THE ANIMATION(第1期・再放送)

 これから二期をやるらしい。本放送を見ていないのでなんとなく見た。

 複数の男性アイドルユニットの活躍を追うもので、皆仲良く頑張っていて良かった。普通に見て楽しんだくらいで、これといって暑く語りたい感想が浮かばない。 


デカダンス

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 巨大な移動要塞を舞台に物語が展開するオリジナルアニメということで興味を惹かれた。だいたいのオタクは動く大きな要塞が好きで心惹かれるものである。私もしっかりワクワクして見た。

 

 人々の生活を脅かす歪な化け物「ガドル」の存在が際立っていた。これを相手取って戦うタンカー達を描くアクションパートはなかなか迫力があった。デカダンスが起動して巨大ガドルをぶっ飛ばすシーンには興奮した。

 

 一話の導入は良かったと思う。素直に面白そうだと思った。次の瞬間にこの重厚な世界観はゲームのことと分かるのは衝撃的だった。ナツメ達人間キャラと違い、ネットのアバターキャラがちょっと間抜けでコミカルなデザインだったのにはギャップあった。

 

 ヒロインのナツメが可愛い。今期の推しヒロイン上位に来る。熱血バトルヒロインだけど可愛いところはしっかり可愛くて好きになる。泣いて笑って怒って悲しんでの色んな表情を見せてくれる飽きないヒロインであった。片腕が無いナツメが、用途に応じてアタッチメントを装着する点はまるで女ライダーマンのようである。この点はライダーマンファンとしては反応せずにはいられない。

 

 ナツメはうら若き女子であるが、要塞の整備や掃除をするハードワーク行い、後にはタンカーとして化け物ともやりあうこともあっておしゃれ要素がない。若い女子にしてはダサい格好しているなとずっと思っていた。しかし、大きな戦いが終わってから3年後の世界を描いた最終回後半では、キレイな服を着てピアスをつけ、そして髪も伸ばして大人っぽい女になっていて安心した。こっちのナツメの物語もあと一話くらい見たかったなと思える。

 

 カブラギとナツメの師弟関係もほのぼのとした感じに見えて良い。カブラギもこの弟子は可愛いと思うはず。

 

 システムに認知されないバグの存在を大きく取り上げている。ゲーム世界の物語として描いているが、考えてみれば私達の社会にもバグのような存在がいるし、実際にバグのようなお友達を数人見たことがある。バグだって意志を持ち、自分の世界で一生懸命戦っている、そんなことが見て取れる作品テーマ性は嫌いではなかった。

 

とある科学の超電磁砲T

 話数にすると2クール分を1月から途切れ途切れで放送し、9月末にやっと完結を迎えた。コロナで放送予定がめちゃくちゃになったが、それだけに完走出来た喜びが一入だった。BDになったらまた一気に見ることで美琴の青春を振り返ろう。

 

 後半エピソードは、夢の中で見たことが学習に繋がるインディアンポーカーといういかにも胡散臭いアイテムの存在が目立っていた。人の夢がカード情報になって売れるという面白い闇商売も始まっていた。とあるシリーズきっての下卑たキャラ青髪ピアスが美琴と食蜂のムフフな夢を見て売りに出しているという展開が面白くて好きだった。これの内容は確かに気になる。

 美琴、絹旗の貧乳に悩みがち女子二人がおっぱいが大きくなるカードの取り合いを行う展開は愉快だった。

 美琴が食蜂のおっぱいを鷲掴みにしたシーンも印象的だ。実際に触ることでそのデカさに恐れをなした美琴が落ち込む姿が楽しい。

 

 インデックス三期では残念すぎる最後を迎えるフレンダがこちらではまだ存命。サバ缶好きという意外な共通点からフレンダと佐天さんが友達になる意外な流れが見れたのが良かった。ここ二人の間で絡みがあるとは予想だにしないことで嬉しかった。

 フレンダが変化球なヤンデレ陰キャのスナイパーとやりあうバトル展開は格好良くて楽しめた。

 元気なフレンダの活躍を見ると、なんでインデックス三期であんな扱いにしたんだろうと悔やまれる。作者はどう思っているのだろう。

 

 私の推しの婚后光子が後半エピソードではほとんどでこなかったのが寂しかった。しかし最終回には顔を出して御坂妹と友達になっていたので安心した。

 黒子も指摘していたが、美琴と食蜂がギャンギャン口でやりあう内にいつしか仲良しになっているのに萌える。

 

 スカベンジャーが可愛かったけど思ったよりも弱かった。

 操歯涼子のドッペルゲンガーと美琴が戦う時には大怪獣バトルみたいになってすごかった。美琴が電磁波で作った巨人がレールガンをぶっ放すシーンは迫力満点ですごかった。全体的にアクションパートが熱い作品だった。

 

 最終回がめっちゃ平和でここまで見て本当に良かったと思った。 

 

ド級編隊エグゼロス

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 ヒーロー(HERO)はHとeroで出来ている。だからエッチなヤツが強い。

 発想こそバカっぽいけど、これは全話視聴した結果良かったものと言える。

 

 エロスパワーを持つ若い男女達が戦隊を組んで侵略異星人を倒す分かりやすいお話で見やすい。所々バカっぽいのが好きになる。

 多くの作品の悪役がそうするように、本作に登場する侵略異星人も地球侵略を最終目標にしている。しかしヤツらの作戦が変わった、しかも気の長いものなのが面白い。人は情欲があるからアレをして子孫を反映する。ならばアレをするに至る欲求を人間から殺してしまおう。そうすればこれ以上人類は増えなくなる。こうして生命の根源を枯らすことを最優先にして異星人は侵略活動を行う。要は、人のエッチな心を取り除くのが奴らの目的である。

 なんだかすごく的を得た頭の良いこと言ってるようでやはりバカっぽいスタイルの侵略者のマインドが面白い。それに負けじとエロを爆発させるエグゼロス諸君の青春も楽しめる。

 なんだろう、頑張れば中学生の頭でも構築できる世界観のような気がするけど、今まで無かったんだもんな。この作品は色々面白くてスゴイ!

 

 ヒロインがとても可愛くてエッチ。

 エグゼロスの中でも群抜きで強いエロスパワーを持っている雲母(きらら)と烈人くんの色恋のストーリーも楽しめた。雲母を演じた加隈亜衣の演技がどうしようもなくエッチでお耳が心地よかった。

 

 桃園百花の「ヒーローならエロいこと考えなあかん」という考えは、若い女子が持つにはインパクトが強いもので忘れられない。

 

日本沈没2020

 

 ちょっと前に実写映画を見たけど、それとはだいぶ感じが違った。日本をきっちり沈ませるのは同じだけど、こちらでは主人公の家族のサバイバル物語を映していくスタイルを取っていた。もっとバックの国の政治家の動きなどは捉えていなかった。実写版で見られた潔白な総理大臣の活躍は無しだった。

 

 同じタイトルを冠しても過去作とは中身が随分違うということで、新しいものを楽しめたと言えばまぁそうなのだが……なんだろう、色々とツッコみどころもあるなんとも言えない出来だった。作画がところどころ怪しかったりもした。

 

 主人公が日本と外国のハーフという点が印象的。弟の方は日本にいながら外国かぶれで、日常会話では基本的に日本語、たまによく分からないタイミングで英語もぶっ込んできたりする。2つの言語を順に喋るコイツのトークにやや違和感。

 

 お父さんが長芋を掘っていたら不発弾を掘り当てて急に死ぬ、一緒に逃げていたお姉さんが謎の毒ガスで即死する、薬物中毒のおじいさんが酷い症状になってこれも死ぬ。一緒に避難生活をしていた仲間達が急に、それも割とあっさり死ぬのが怖い。

 地震で死んでしまった者を餌として食う鳥や犬の描写もあった。ニュースには乗らないけど、こういう食物連鎖も多分あるのだろうと考えると怖い。

 

 現代ならではの要素として、スマホ情報に頼ってサバイバルを行うこと、人気YouTuberが仲間になることが挙げられる。モールス信号を読むアプリとかすごい。即席方位磁石の作り方、缶切り無しで缶詰を開けるシーンなどの実践向けサバイバル知識も盛り込んでいた。

 YouTuberの青年KITEがかなり有能なアシストキャラだった。こんなに出来るYouTuberがいたんだ。

 

 中盤で謎の宗教団の集落に寄るところは一気に作風が胡散臭くなって焦った。死んだ人の声が聞こえるというおばさんが出てくるが、これがインチキと思ったらどうやら本物っぽい感じもしてやはり謎。この集落は大麻使用に寛大でカレーに入れて食ったりしている。大麻の効果でKITEや眼鏡の先輩がちょっと変なことになるシーンが怖い。

 

 日本がなくなるので船でよその国に移る流れになる。もちろん一度に皆は無理なので、そこはマイナンバー抽選で乗船権利を獲得することになっている。この政策がちょっとリアルな感じもする。

 この船に乗る乗らないのシーンでやや物議をかます要素があったと思う。抽選にはずれて船に乗れなかったおっさんが、自分は高額納税者だから優先しろ的な文句を言っていたことが記憶に残る。国の未来のために金を収めても、その国が無くなれば高額納税者というステータスも無価値になることが分かる。怖いな。

 未来ある若者を政府でピックアップし、これを優先的に船に乗せることになっている。主人公は優秀な陸上選手なのでこの枠に入ることが出来る。引きこもりのキャラも出てきたから、確かにそこと比べると様々な観点で国の未来に繋がる人材を先に選ぶ方がお得だろう。頷ける部分もあるけど、ここ一番で平等よりも選民の思想が上に来る政策が怖い。

 その後には日本人しか船に乗せないという差別的な集団が出てくるのも怖い。主人公とその弟はハーフで、母は完全に外国人だからそこには乗れなかった。胸糞悪い連中も出てくるんだよな。

 

 オチでは、世界が一つになってなんだかんだで平和になったみたいなことになっていた。

 この作品については各方面から様々な意見が飛んでいるらしいが、私は主人公を演じた上田麗奈を推しているので、とりあえずその点では楽しめた。


忍者コレクション

 忍者と聞けばだいたい興味を持って見るのだが、コレは「思ったのと違った」というのが何よりも強い感想である。確かに忍者はいるのだが、ぶっちゃけ忍者アニメのガワを被った「闇芝居」って感じだった。嫌いではないが、最初のイメージと大きく違ったのは確か。出演していないのに津田寛治の「闇芝居の時間だよぉ」のお決まりセリフが聞こえてくるようだ。

 

ノー・ガンズ・ライフ

 これも4月スタートが7月スタートに延期したものだった。

 

 今回の続編では十三が事務所で呑気に探偵業なんてやっていられないくらい次々に大きな事件が展開していた。

 

 ヴィクターの事件でヒロインのメアリーが強力なおっぱい爆弾を打ち込んだのが一番印象に残る。

 

 これまで謎だった十三の過去とガンスレイブユニットの持つすごいパワーに迫るエピソードが見所となっていた。十三以外にもいたガンスレイブユニット達のことが分かる。銃頭が一つどころに集まるとインパクトがすごい。

 銃の引き金を引くことへの責任と恐怖を突き詰めた物語展開は重めだが見ごたえがあった。過去を飲み込んで未来への一歩を踏み出す決意をした十三の物語が見れてよかった。

 

 ペッパーとセブンのコンビが再び登場する後半展開も面白かった。十三とセブンがぶつかり合うバトルパートは迫力満点なものだった。

 

バキ 大擂台賽編

 毒手で死にかけた状態でバキが中国の武術大会に参加する。途中でルールが大きく変更し、中国チームと無国籍混成チームに別れたチームバトルを行う展開が楽しめた。バキのチームにあの勇次郎やオリバがいるのがスゴイ。中国拳法4千年の歴史をぶち破るバキの戦いが楽しめた。

 

 畳み掛けるように次々展開するバトルパートは爽快なもので楽しめた。

 死にかけたバキを復活させたのは、ヒロイン梢江の愛と烈海王の真心だった。今回シリーズの意外な発見となったのが烈海王が優しくてツンデレだったこと。もちろんメインヒロインは梢江であるが、今回に限っては烈海王も隠しヒロインになっていて萌えだった。烈海王を演じた小山力也の芝居をこれまでたくさん見てきたが、その中で最も萌えな芝居がココで見れたと思う。

 

「海王」の名前を持つヤツがめっちゃいて混乱する。狸ジジイだった郭海皇だけは同じ読みでも表記が違う。郭海皇と勇次郎のバトルには緊張が走っていた。意図的に生死を操ることが出来る郭海皇がガチの死んだふりを出来るのがすごかった。

 

 オリバが闘った相手のハンドポケットという戦法が面白い。

 試合中に相手をヘッドハンティングし、シェイクハンドを求めてだまし討を食らわす寂海王の戦法も面白い。こいつの所作がずっと詐欺師臭いし、演じた青山穣の声もそれっぽい。

 

 日本に帰ってからはマホメドJr.が梢江をかけてバキにバトルを仕掛けてくる展開が楽しめた。武者修行で日本の格闘家に次々挑んでボコボコにされるマホメドJr.の傷だらけの青春が楽しめた。

 バキがものすごく強化され、中国編ではとても強く見えたマホメドJr.も瞬殺されるオチだった。敗北後には、全身の水分を体外に流すごとく泣きまくるマホメドJr.の姿が見られた。

 

 最終回では、同時期に日本にやってきた例の最強最悪死刑囚5人のその後が描かれた。これがいずれのエピソードを見ても不気味だった。なにやら怪しげなエンドとなっていた。続きがまだあるなら見たい。

 

八月のシンデレラナイン Re:fine(再放送)

 去年の夏を盛り上げたあの女子野球アニメが帰ってきた。春の女子野球アニメ「球詠」が終わったことで軽くロスってるオタクへの救済処置となるまさかの登板だった。

 去年流したものは作画が色々アレとか、放送を落としたなどのちょっとしたトラブルもあったが、今回はそれらをしっかりカバーしてリニューアルしたものをやり切った。

 二期もやれば良いんじゃない?というのが個人の感想である。

 猫耳フードのチビヒロイン茜ちゃんが推しヒロインかな。夏にその服は暑いだろうと想いながら茜ちゃんの青春を再び見ました。

 

ピーター・グリルと賢者の時間

 最強の戦士ピーター・グリルが、最強の遺伝子を欲しがる異種族のメスに子種を狙われるお話。婚約者のルヴェリア先輩がいながらも、魅力的4人の異種族ヒロインに迫られては貞操を守り切れないピーターを通して男の悲しい性をコミカルに描いている。

 女達と深く関係したことを後から悔やむピーターくんを見て、タイトルの賢者ってそっちかということに気づく。

 毎週とても楽しかった。

 

 オーガの姉妹は文句なしにエロ可愛く、次に出たチビのエルフはチビゆえ需要に足らないと想いきや、そもそもエルフであるということだけで及第点なのでやはりアリだった。最後に出てきた褐色のオーク娘のピグリットがもうどうしようもなくエロくて可愛いのでコレが一番良かった。

 

 ルヴェリア先輩も可愛い。ピーターにとってはメインヒロインなのだが、ピーターを中心にした騒ぎの一番外にいる人物でこれはちょっと可愛そう。事の真実を知ったならルヴェリア先輩が可愛そう過ぎるといつも思っていた。

 

 ちょっとマシなテイストではあるものの「異種族レビュアーズ」的要素もありなハーレムラブコメだった。この手の発想がバカなのに、ブラッシュアップしたものをエンタメ作品としてちゃんと上に上げてくる流れが好き。

 

 二期もあるのなら見たい。

 

富豪刑事 Balance:UNLIMITED

 4月に2話だけ放送して続きは7月に延長した。

 

 加藤春は公務員や警察である前に正義のヒーローである。これを強いメッセージとして伝えたエピソード展開が格好良かった。世の警察屋さん諸君にもこうあって欲しい。

 

 全話通してのことだが、とにかく金に物を言わせた豪快な捜査を行う展開が楽しめた。毎話のラストに事件解決までに使ったあれこれの明細書が出るが、恐ろしい額で背筋も凍る。

 

 庶民の加藤と金銭感覚ぶっ飛びすぎな神戸のデコボココンビの関係性が良い。みすぼらしい加藤の家に神戸がお泊りする回が地味に楽しかった。

 新幹線立てこもり事件では、多分「純烈」ぽいアイドルのおっかけをしていたおばさん軍団の活躍が楽しかった。

 楽しい要素もあれば、神戸家の暗い歴史を辿るシリアスな事件もあり、見所は様々な面白い作品だった。

 

 神戸のサポート役を行う鈴江が色っぽくて出来る女でなかなか良かった。警察サイドには佐伯まほろという曲者ヒロインもいて良かった。まほろも面白くて可愛いヒロインなのでもっと活躍させてほしかった。

 

 長さん、竹井さんの警察コンビを新旧毛利小五郎声優である神谷明小山力也が演じたのが個人的に熱い要素だった。

 

 SixTONESが担当したOP曲がガチで格好良い。

 

放課後ていぼう日誌

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 4月にちょっとだけ放送してすぐに終わった。コロナ被害を受けた最初期の番組の一本だったな。面白かっただけにコロナがにくい。しかし7月からは無事最終回まで見れて良かった。

 

 ひなちゃんがとにかく可愛くて萌える。最初は魚とか餌の虫も駄目と言ってビイビイうるさいガキだなと思ったが、根が素直で釣の面白さを知ればどんどんハマって楽しむ様が可愛くて好きになる。最終的には部員達に先んじて釣り場に出かけるくらいの釣りガールに進化していた。好きなことをどんどん追求していく向上心たっぷりなところが可愛くて好き。

 

 黒岩部長の気だるそうなおじさん感と生足出しがちな性質が良い。対して心身共に女子感多めな大野の存在は直球の癒やし。釣った獲物をテキパキさっくりと調理しちゃう大野の女子力はすごい。夏海はいれば楽しいチビで良い。ていぼう部4人のキャラバランスが好き。

 遅れて登場した顧問の先生もおバカと思いきやかなり魅力的で良かった。着衣水泳講習回では先生の水着姿を拝めてお得だった。

 

 楽しく釣って食うだけではなく、海に出るのだから注意として着衣水泳の講習があり、ライフジャケットの有用性も伝えるタメになる展開もあったのが良い。鷺の足にからまった釣り糸を取るエピソードでは釣り人の正しきマナーも訴えていて良かった。ダラダラするだけではなく、伝えたいことはしっかり伝えた良い釣り番組だった。

 

魔王学院の不適合者~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~

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 2千年前に死んだ魔王が転生して学生ライフを送る異世界バトルものだった。毎クール据え置きの勇者だとか魔王が出てくるその手のやつである。

 やはり魔王様ということで、初っ端からオチまで主人公のアノスが笑えるくらい強い。

 種族、階級で分かりやすく差別的言動を行う者共をアノスがメッタメタに痛めつける展開は爽快である。殺す→復活させるをずっと繰り返すアノスのみが実行出来る処刑法がエグい。

 アノスのクラス担任や、勇者学園の教師など、学校の大人達も差別行為を行うのはいただけない。エミリア先生がアノス親衛隊の可愛い子ちゃん達を黒焦げにしてしまうのはショッキングだった。

 

 ミーシャ、サーシャの姉妹ヒロインが美しい。本作は絵が綺麗でヒロインが可愛く、バトルシーンも楽しかった。

 息子のことが好き過ぎるアノスのママも可愛いかった。演じた豊崎愛生のテンションも面白い。言動が荒くとも両親想いなアノスの良いヤツなところにギャップ萌えを食らった。

 序盤はノーマークだったミサも後半から萌える。ミサとレイが色っぽい関係になっていくのは予想できなかった。二人のラブ関係も楽しめてよかった。

 

 勇者学園でのエピソードを見ると、どっちが魔王だってくらいに勇者学園の生徒の素行が悪い。これはぶっ飛ばさないと気が済まない連中ばかりだ、と思った中にいるまともなヒロインのエレオノールはかなり可愛かった。登場が遅かった分、彼女の活躍をもっと見たいと想った。

 

 アノス親衛隊がアノスを讃えまくる歌を歌うことでアノスの戦闘が活気づく展開も面白い。親衛隊の中に石原夏織が演じるキャラがいて、彼女の歌の美味さも際立っていて良かった。

 

 ぶっ飛んだファンタジーだなとか想いながらも楽しんで視聴出来た。

 

ムヒョとロージーの魔法律相談事務所

 第一期から間が空きすぎていて結構忘れていた。

 序盤からムヒョとロージーが事務所追い出しをくらい、コンビも一旦解散してしまう展開は意外だった。ソロ活動期間を経てコンビ再結成した二人の更なる絆が見れて良かった。

 

 バトル展開は結構面白かった。出てくる敵がグロくてなかなか強烈な印象を残してくれる。こちら側についているが見た感じは化け物の幽李、ルアラリエのデザインはインパクトがあるが結構好き。

 

 ゴリョー、エビスのコンビは最初こそクソ野郎と思ったが、後半ではコンビの絆を見せ、結果的に好きになった。ロージーと一緒に合宿に参加してからどんどん良いやつになるエビスの活躍に注目だ。ゴリョーの高い声を小林裕介が出しているとは思わずテロップを見てびっくりした。

 

 ナナとキリコのコンビが可愛い。リノ先生もエロくて好きだった。

 

 エンチューとの決着がつかないままなので続きが見たい。

 

モンスター娘のお医者さん

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 今期はピーター・グリルとコレが楽しい異種族枠だったな。

 世の中のお兄さんのマニアックな趣味も細分化し、もはやこの世のものではない人外への萌えの想いが膨らんだ結果「モンスター娘」なる新進気鋭のジャンルが誕生した。なんだかんだ意見もあるだろうが、こういったジャンルの確立を向かえたことはオタク界の良い歴史になるのではなかろうか。

 

 本作はお医者さん青年がモンスター娘達に医療行為を行うお仕事ラブコメディである。医療行為シーンがイコールしてモンスター娘のセクシーシーンである。そこが見所。人間とは事情が違うモンスター娘特有の医療行為となるので、ちょっとエッチに見えてもそれは仕方ないのである。

 萌えとエロだけの作品には終わらず、医療行為を行う医師の矜持や生死を選ぶ患者心理、異種族間の共生と戦争なき平和な世界のあり方を伝えた良い作品だった。

 患者の苦痛を完全に取り除くことは無理だが、少しでも柔らげたいというグレンの考えは一端の医師のそれであると言える。

 

 グレン先生が大好きで、先生が他の女を診察したり、言い寄られるとかなり嫉妬する看護師のサーフェが一番推せるヒロインだった。ヤンデレ感も出した大西沙織の芝居も良い。昔から蛇女にはロマンを感じるのでサーフェは色々ツボった。

 

 いくら何でも1つ目ヒロインには萌えないとこれまで想っていたが、今作で登場する1つ目の武器職人のメメは結構イケた。

 モンスター娘の中では蜘蛛娘もないかな~とか想っていたが、今作の蜘蛛娘のアラーニャは悪くない。自分の中に新たな可能性を見つけることが出来たきっかけとなる良い作品だった。

 

 長らく無口キャラで通していたスカディが、手術が終わった後半からすごい追い上げを見せたのが印象に残る。実は一途で甘えん坊なところもある妹キャラだったのか。お兄ちゃん呼びしてくるスカディには萌えだった。

 

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