暑かった夏が終わり、最近は朝方もすっかり肌寒くなってきた。
そんな時期だからこそ、落ち着いて音楽が聴けるというもの。秋の夜長には色々楽しめる事があるが、とりあえずは音楽だ!
というわけで、最近聴いた今年の曲を羅列していく。
EUPHORIA / KAT-TUN
彼らも今年でデビュー15周年目。すっかり貫禄あるグループになったものだ。
KAT-TUNの曲だけど「美 少年」が全員揃って出演したドラマ「ザ・ハイスクール ヒーローズ」のOP曲。
この曲をバックに美 少年が変身したヒーロー達がチャリで爆走するシュールなOP映像を思い出す。ドラマを見ていたのでそちらも好きになった。
曲はおしゃれ格好良い作りになっている。変声機でボーカルをちょっといじった仕掛けも面白い。
亀梨くんの「ユーフォリアァァ~!」のデジタル感あるシャウトがお耳に心地良い。
EUPHORIAには、多幸感、幸福感という意味がある。
最後の歌詞に「君と逢う為 生まれ堕ちてきた」とある。この15年のめでたい時を迎えるべくKAT-TUNとファンは出逢って結束したのだ。とか思えばまた幸福感も沸き起こるというもの。
オトメの心得 / GARNiDELiA
今期の推しアニメ「大正オトメ御伽話」OP曲。
ヒロインの夕月の健気にしてうやうやしい乙女心が反映されたような歌詞にはキュンと来る。それをポップな曲に乗せて歌うセンスある一曲。楽しく、可愛い曲に仕上がっていて良い。
なんだか健気すぎて泣けてくる歌詞でもあると思う。今日日の乙女には廃れてしまった清く美しく、そしておぼこい心得がただ羅列された綺麗な歌詞だ。結局この手の乙女に男は弱い。
アニメの作風とマッチし過ぎなナイスな仕上がり。
原作を勉強して完全にこれ用に作り上げて来た職人の魂が見える。
GARNiDELiAのこれまでの作風には攻めたロック調の物が目立っていたと思う。格好良い系の曲をやるイメージが強かったので、こんなに可愛い曲もやるんだと意外に思えた。
歌詞にはキュンキュンくる乙女世界が見える。ということは、この歌詞をかきあげたメイリアも良きヒロイン性を持っていると言えよう。
虹が架かるまでの話 / 堀江由衣
推し声優が次々と増えていく趣味多き人生を送っているが、結局ココに立ち返るんだよな~、という魂の里帰りを誘うお声を持つのが堀江由衣その人である。
今年はシャーマンキングに引き続きまたアニメ主題歌を歌ってくれて嬉しいよなぁ~。
大変楽しい今期の推しアニメ「先輩がうざい後輩の話」ED曲。アニメも曲もタイトルのニュアンスがやや近い。
綺麗な声で歌う綺麗な曲でグッとくるものがある。曲と歌声の相性がとても良い。
人生一息入れてリフレッシュしようかなって思えるような曲だと思う。まぁ私は定期的に、しかもかなり短いスパンでリフレッシュ入れているのだけども。
人生なんだかんだと忙しく小難しくもあるが、最後には虹がかかるでしょう。そんな希望あるメーセージ性が見える素敵な曲だった。
アノーイング!さんさんウィーク! / 五十嵐双葉(CV.楠木ともり)、桜井桃子(CV.早見沙織)、黒部夏美(CV.青山玲菜)、月城モナ(CV.古賀葵)
「先輩がうざい後輩の話」OP曲。
アニメで一回聴いただけでも可愛くて楽しい歌だな~と思えた。曲とマッチしたOPアニメも可愛くて好きなんだよな。
アノーイングてなんやねんってすぐに思った。うるさいとか迷惑という意味らしい。
会社員アニメなので、騒がしい会社員生活なんてのもアノーイングなのかしらとか思って聴いている。
「レッツゴー社会人」の歌詞が心に響く。そうだ、社会の重圧に降参する間など無く、ただ定年までレッツゴー、それが戦う社会人のグッドな心得。
全然なりたくなんかなかっけど、地球で普通に呼吸していれば大体の人がいつの間にかなってしまうのが社会人である。で、その大体の人の内に、幸か不幸かこの私も仲間入りを果たしいている。
頑張る社会人達を鼓舞するアゲソンになっていて良い。
フィギュア / SixTONES
シングル「マスカラ」のカップリング曲だが、こちらの方が好き。
振り付けもあり、格好良いけどなんかちょっと可愛い感じもある。完成度の高い曲なのでこちらが表題曲でも良かったかもしれない。
センスある曲だな。ノリの良い曲にノリ良く乗ってくる歌詞も頭にすっと入って来て良い。
元気一杯ではなく、微妙に物悲しげでアンニュイな感じがする曲調もおしゃれ格好良い。
ジェシーが綺麗な歌声で切なげに歌うのが良すぎる。
恋降る月夜に君想ふ / King & Prince
前作シングルはパフォーマンス重視の職人感が濃く見られたが、今回はキュンキュンの王子様ポップス路線に帰ってきた。
かぐや様の曲らしく恋の駆け引きと楽しさを歌った良い曲。聴いていて楽しい。
考え抜かれたキャッチーさが詰まったサビパートはかなり乗れる楽しい作りになっている。振り付けもキャッチーで良い。
サビに入る前の合図のワンパンチとなる「Can we be happy? 」のパートが印象的。
神宮寺くんのセクシーな歌声が映える曲だな。最近は彼の歌声がすごく良い。
アルバム
FREEDOM ONLY / GLAY
久しぶりにしっかりGLAYを聴き込んだ感じ。
今回のアルバムは全体的にマイルドな作りになっていて、優しさと愛を感じる。こんな混迷のコロナ時代だからこそ、楽曲にそのような要素が反映したのかもしれない。
攻撃的ロック曲は無く、歳を重ねてGLAYも良い意味だけで角が取れた。地球に優しい軍団に仕上がったものだと想う。
長い歴史を持つグループだから、今更新規ファンとして参戦なんてちょっと……なんて思っている者には逆に最新作の本作が入門編として向くかもしれない。最新にして初心、そんな感じのことを思っても間違いではないマイルドな1枚になっている。そのくらいに聴きやすい1枚だった。
Snow Mania S1 / Snow Man
活動一年半時点での集大成となる全部乗せ豪華仕様な1枚になっている。大変聞きやすく、収録曲はどれも秀逸。
まずアルバムタイトルが良い。マニアっていうワードの字面と語感が良いんだよな。この私もマニアだし。
関係無いけど、昔遊んであんまり面白くなかったミッキーマニアっていうネズミゲームを思い出した。
先行公開されたリード曲「EVOLUTION」のMVをYoutubeで見た時には格好良すぎて衝撃を受けた。そしてこいつは売れると確信出来た。
蓋を開ければすごい事に初週で80万枚以上出たとか。これはバックについているタッキーも普段はクールな照くんも笑っていることだろう。
「EVOLUTION」で照くんが「Jump hight now! 」て言ってる部分はアガる。
この不景気で月々の小遣いをいかにケチって時代を乗り越えようかって時に、最近のジャニはめっちゃ数を捌くな~と思う。スト、キンプリ、昨日デビューしたなにわ男子も笑えるくらいにCD売ってるし。
令和ジャニーズここに極まり。てな勢いが伺える出来となったスノのファーストアルバムだった。
ガッツリ振り付けありでテレビでも披露された収録曲「Sugar」はおしゃれ格好良くてクセになる。大体一年前にリリースした「KISSIN' MY LIPS」より更におしゃれ度に磨きがかかったクールでジャジーな一曲になっている。
この曲は太くて伸びやかな渡辺翔太のボーカルが一番マッチしている一曲だったと思う。最近益々綺麗になって推せてしまうメメが担当する「騙されたいっ」の所が好き。
他の新曲達も中毒性があったり、おしゃれで面白い作りになっているので、聴いていて楽しい。こんなに聴きやすくポップな感じの1枚に仕上げてくるとは思わなかった。この秋、お耳を楽しませる名盤になったな。
格好良くて楽しい曲をノリ良くお届けした最後に、しっとりめの「GRATITUDE」が来るのが気の利いたセットリストになっていて良い。
この曲ではスノからファンに向けた感謝の想いが見えて良い。Snow Manはファンへのマナーが良い軍団なのねと理解出来た。
今後も照くんを最推しにして9人セットで応援しようと思う。
希望の未来へJump hight now!
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