こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

掴んだぜアイドル一番星!「アイカツスターズ!」その2

 夢は見るものじゃない、叶えるものだよ。そんな良いことを言っているとても良いアニメ、それが「アイカツスターズ!」でした。

 

 全100話放送した今作の放送二年目以降のエピソードが第2部となる。波乱の第2部も楽しく視聴し終えたので思い出とかを書き殴って行こう。掴め、アイドル一番星!

 

 

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アイドル的黒船来襲

 波乱の幕開けとなった第2部の顔、それは外国からデカイ船で日本に乗り付けて来たアイドル軍団である。ペリー、リア・ディゾンあたりで打ち止めにしとけば良いものを、ここへ来てまたまた黒船来襲である。そんなわけで、なんだかよく分からない最初の内からワクワクすっぞ。

 

 女神の乗る船「ビーナスアーク」一門が、四ツ星学園一強のアイドル勢力図を崩しにかかる。前作のドリアカ的新勢力がお目見えするわけだ。あこちゃんなんかはさっそく黒船アイドルのきららちゃんに自分の仕事を持って行かれる羽目になる。こいつは波乱。それからあこちゃん超可愛い。

 

 ビーナスアークのボスはパーフェクトアイドル エルザ・フォルテ。見るからに強そう。圧がすごくて怖くもある。日笠陽子のボス声がマッチした異国からの刺客となった。

 身につけるドレスブラン名はパーフェクトクイーン。これまで様々出て来たブランド名の中で名前が一番強い。ずるい名前だなぁ。そんなパーフェクトなドレスがエルザを強くするのだった。

 一部からは海賊アイドルなんて呼ばれるビーナスアークのボスらしく、やっている事はお宝を集めて海を行く海賊チックである。船であちこちを渡って強いアイドルを全部自分の勢力に引き込むという、強者へと続く分かりやすくルートでアイドル道を歩んでいる。

 日本のアイドルでは我らが一番星のゆめちゃん、そしてひめ先輩が狙われれる。対象のアイドルには面と向かってはっきり「欲しい」と言って誘いをかける。王者のスタイルだな。美しく格好良いボスヒロインにこのようにして口説かれると、クラッと来てコロッと鞍替えしちゃうなんてヤツが出てきても不思議ではない。

 

 学生ではあるのだろうけど、ビーナスアークの経営もしているボスでカリスマ性がすごい。傘下の者達からめちゃ尊敬されている。何があってもエルザを信じて推すきららやレイはどんだけ沼っているんだって話。

 エルザの気になるポイントといえば、めっちゃ肉を食っていること。良いアイカツをするならまずは肉を食らうに限る。作中で一体何枚食ったのかだろうか。マジで登場する度に肉食ってたな。そして野菜は嫌いと来ている。最終的には自分の名前が入ったブランド牛も作っているし。肉大好きアイドルだったな。エルザが肉を食らうシーンがたくさんあったことから、腹が減る第2部にもなった。

 

 他にも出て来た外国のアイドルは花園きらら。名前がファンジック。

 ニュージーランドからやってきた刺客である。この国には「ニュージーランドストーリー」というゲームで触れたのみで、後のことは何も知らない国だな。ニュージーランドにも恐ろしい才能が埋まっていたものだ。

 羊系アイドルで羊を従えている。~したら駄目と言いたい時には、自身の持つ羊属性を絡めた「~したらメェ~」のギャグを入れてくる。この時には目も羊的細目になる。このネタ枠ヒロイン感が結構好き。

 序盤のきららはガツガツ来るちょっとウザい感じもあった。船の出港に置いてけぼりにされた後にあこちゃんとのカップリングが良い感じになり、結果良い子で好きだった。最初こそ仕事を取った、取られた問題で揉めた二人だが、後には仲良しになり、二人でいると相乗効果でもっと可愛いが実現する良い現象を呼び込んだ。第2部で開花した良きカップリングがあこときらら。

 

 元スーパーモデルの騎咲レイは、女子に受けるイケメンアイドル。ロイヤルソードのブランド名にマッチした剣を用いるステージパフォーマンスが格好良かった。

 行動理念のファーストプライオリティに「エルザのため」を持って来るエルザスキスキアイドルである。どんだけエルザが好きなのさって思う。

 剣術を扱うレイと同じく武道の心得がある真昼ちゃんとのカップリングが結構好きだった。真昼ちゃんは一生お姉ちゃんとラブラブしていれば良いとも思っていたが、イケメン同士のこの二人での組み合わせも良かった。

 ちなみに今回の真昼ちゃんは瓦に飽き足りず山に籠もって大岩まで割っていた。まるでるろ剣左之助の二重の極みの修行みたいだ。武闘派すぎるだろうが、ガンダムファイトでも目指してんのかな。

 

 後は不思議ちゃん的枠の双葉アリアが中盤からエルザ達の仲間になる。この子、不思議なんだよな。ポワポワしていて言動にも天然さんぽさが見える。とりあえず可愛い。

 ラブライブ虹ヶ咲学園のしずくちゃんで知ってから推している前田佳織里が演じていた。この時から他のアイドルの役もやっていたのかと新発見だった。

 

 後はゆり先輩にクリソツなユーリという外国から来たアイドルもこの船に乗り込んでいる。あっちにもこっちにもいればありがたい優しい説明キャラだった。

 

翼のドレス

 新キャラにしてボスのエルザが呼び込んだ新要素が翼のドレス。選ばれしアイドルのドレスに宿るとされる翼が今回のキーワードになる。

 太陽系惑星にちなんだ翼を持つ惑星ドレスが登場する。前作の星座ドレス的な感じか。こういうセーラームーンとか聖闘士星矢みたいな要素を盛り込んでくれるとオタク的に盛り上がってしまうではないか。

 前作の「2wingS 」の翼が生えたドレスの時にもそうだったが、やっぱり何でも翼を生やすと格好良いよな。ウイングガンダムとかフリーダムガンダムの時もそうだったよな。てなわけで、翼が生えてドレスが美しくなり、かっちょ良くもなって行くのも楽しめた。

 

 1部の時のドレスと比べてこちらの翼のドレスはとにかく派手。宝石とかキラキラしたものがたくさんついていてすごい。

 特に気になるのが真昼ちゃんのドレス。金ピカでゴージャス、そして結構スケベ。こんなの現実だと杉本彩くらいしか着こなせないだろうってくらいの代物。

 真昼ちゃんの服はセクシー度強めじゃないかな。後半でのS4ライブでも真昼ちゃんだけヘソも肩も出た露出度多めな服だったし。まぁ目の保養で良いんだけどね。

 

 エルザの目的は翼のドレスをコンプした時に誕生する太陽のドレス。これをゲットした時には「おお~」と沸き立つものがあった。今回は新ドレスを着ての新ライブが良かった。

 まるでセーラー戦士の覚醒のごとく、アイドル達も能力覚醒を迎えて翼を生やす。男女共にチビならわくわくする要素だと思う。この手のノリは好きなんだよな。でもなんであこちゃんには翼が生えないんだよ。

 

春ちゃんカムバック 

 第1部で学園を出て外国に行ってしまったあの人のことが忘れられない。そう、七倉小春ちゃんの事である。そんな彼女がこちらの新シリーズでは帰って来るのだ。これにには私もあさひくんも大喜び。

 

 前作のいちごちゃんがアメリカ留学した時にはマジで一瞬で帰って来たけど、小春ちゃんは半年くらい出てこなかったもんな。

 ビーナスアークにはドレスデザインの腕を買われて合流することになった。それなら表でなく裏方に回るのかと思いもしたが、第2部では小春ちゃんもステージに上がって歌って踊る。前作のしおんたん(神谷しおん)程ではないが、ステージライブまでに時間のかかるキャラになったな。いつかは小春ちゃんとステージに立ちたいというゆめの願いも叶って良かった。これは本当に良かった。

 1部の途中から退場を食らって2部で帰って来てちゃんとライブが出来たことで小春ちゃんは報われた。

 OPで小春ちゃんが歌って踊っているのにも感動。めっちゃ可愛いんだよな。メガネアイドルも推せる。

 というわけで小春ちゃん推しなら見るしかない熱い展開が第2部にはあるのだ。

 

 ゆめも自分のブランドを持ち、自分で衣装デザインを行う。そこに小春ちゃんも協力して愛のプロデュースが完成する。その過程でちょっと意見の食い違いがあって揉めたり、その後はもっと深く結ばったりで、やはりこの二人の仲は特別なのだと分かる。

 ゆめのアイドル人生の第一歩に立ち会っているだけに、小春ちゃんはやはりゆめにとっては特別な存在。それは小春ちゃんも同じわけである。そんな二人がラブラブしてとても仲が良いのに萌える。

 

伝説のコラボ

 第2部放送時がアイカツシリーズ5周年の記念イヤーだったという。そんなめでたいタイミングに合わせて、かつての伝説が復活する。そう無印アイカツに登場した愛しいヤツらが帰ってくるのだ。仮面ライダーウルトラマンのシリーズを見ても思うが、新作と旧作のキャラがコラボする展開って熱くて燃える。今回の場合にはおまけして萌える。

 

 まずはワゴン車で巡業中のルミナスがゆめ達と出会うことでコラボが完成する。そういえばルミナスはワゴンで全国巡業が売りの足も車も使うアイドルだった。会いに来てくれるアイドルだなんてとてもありがたい。久しぶりに会うあかりちゃんはやはり可愛良い。「今日のお空はどんなそら~」という毎朝聴ける名フレーズが懐かしい。

 

 コラボ第2弾はソレイユ、トライスターの面々が登場。サバイバルライフを楽しむという逞しい企画を展開させる。蘭ちゃんは一生可愛い。ユリカ様のネタ枠を突き出て光る魅力も一生良い。

 ここでいちごちゃんプレゼンツの元祖アイカツ、つまりは崖登りにゆめちゃんも挑戦することになる。崖を昇ってこそのアイカツ、もはや昇らないならアイカツじゃない。

 

 ちょっと気になるのが、あっちもこっちも同じアイドルであるという事情を知らないということ。いちごちゃんや美月様レベルのアイドルのことを四ツ星勢は何故知らないのだ。時空が違うとかの規模の外国人同士になるとかなのかな。

 

 ぽわプリメンバーとか紅林珠璃、黒沢凛、おまけをいえば栗栖ここねあたりも出てきて欲しかったな。厳選したメンバーのみの登場になった。しかしこうして歴史を振り返れば伝説のアイドルを次々と生み出したコンテンツなんだな。これだからアイカツはやめられない。

 

 あとは学園長と中の人が一緒という事で、スターライト学園の食堂でドーナツを焼きまくっているよっしゅんこと四ツ葉春も登場した。二人は知り合いらしい。

 アイドル達が四葉のクローバーを探すミッションの過程で偶然見つけるのがよっしゅんだった。そんな彼は四葉の名を持つだけあって、四葉のクローバーの声を聞くことが出来る特殊能力を持っていることが分かった。よっしゅんは植物系アイドルだったのか。

 

好きなエピソード

 すったもんだの末に、ゆめがエルザを倒し、ひめ先輩にも認められてアイドル一番星を掴むというサクセスストーリーが楽しめた。いや~たった2年で登る所まで登りつめたよな。大筋はそれなのだが、他にも見どころは様々ある。

 

 第75話の「香澄家の休日」というお話は、真昼ちゃん推しなら見るしかない良き回だった。

 お仕事オフ日に真昼がちゃんが実家に帰って家族と過ごすほっこり回だった。スーパーアイドルではなく、一般家庭の末っ子娘として描かれる真昼ちゃんにはいつもと違った魅力がある。ただ萌えるのだ。仲良しな3人兄弟が揃うシーンは映像的にバエル。

 

 登場キャラの男女関係にもちょっと気になる要素を置くのがスターズの楽しい仕掛けになっていた。

 第87話「ありがとう♪メリクリ!」では、あこちゃんの乙女の部分がモロ出て萌えた。すばるきゅん激推しだったあこちゃんが、いつしかかなた君の事が気になっていると気づくことで始まるランブリングハートを描く萌えキュンな回だった。

 恋するあこちゃんがとにかく可愛い。男よりも今はアイカツしろやと思う反面、やはり乙女ならこうなって不思議はないとも納得出来る。すばるきゅんからかなたくんへと乙女心の照準がシフトされる展開にもキュンキュンしたよな。

 

 そしてやっぱり最終回は爽やかで良かった。ゆめはもちろんそうだけど、最終回はローラもまた主役を張っていた。これまで負けが続き、S4入り出来なかったことでローラは悔しい思いをしてきたはず。そんなローラへの救いとなるようなローラピックアップ展開が見えるラストも良かった。ゆめ達同期の5人がずっとイチャついている平和な展開にも萌えた。

 最終回ラストでゆめとローラのライバル同士が再開して次のアイカツが始まるという、別に打ち切りではない成功の俺たたエンドで締めれたのも良かった。ローラもめっちゃ良いんだよな。

 

 

 そんなわけで、アイカツスターズ!もとても楽しかった。

 唐沢美帆プロデュースの楽曲も良かったな。推しているアーティストである。

 

 

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