こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

WUGのツアータイトルに見る面白さと最高の内容

 8月31日かぁ。さっき海の日だったような気がするのにもう夏休みも終わりです。マジで速い。

 それから今日でキスマイの北山宏光くんがグループ卒業して事務所からも旅立つ。ありがとうみっくん。この時代のチャンピオンはあなたでした。

 

 夏休みが一つ終わる毎に幼き自分にグッバイしてちょっとずつ大人になって行くんですね。そこに人類の素敵な日進月歩が見えます。鈍くとも確実に前へ、私の人生のスローガンです。そんな私の足はご機嫌韋駄天仕様なんだけどね。めちゃ速いっす。

 

 そういえば令和の学生は9月からでなく8月後半からも学校に行くという。学習指導要領の都合とかでそうなってくるのだろうけど、8月は全部休みたいよなぁ。ていうか学校って通う日数多すぎだよなってずっと思ってる。

 そんな夏休みによって得られる学びは「魔法は解ける」ということ。

 それまでしんどい想いをして勉強したのがお休みになる約1ヶ月間、それは障害がゼロになったスムーズ人生すぎてマジの快楽。まるで魔法にかかったみたい。

 その楽しい時間にも期限があり、期限が過ぎたら元のしんどいスクールライフがやってくる。こうして対比する2つの時間を交互に迎えることで人は「有限」を知り、ある分の大切さを知る。そして無くなった分の尊さと儚さも同時に学ぶのだ。

 小学校の段階からそういうのが隠しカリキュラムになっている。ってウチのおじさんが言っていました。

 まぁつまんないを知ったからには、それを避けて面白いを歩める選択ができる知恵と行動力を身に着けろってことだな。やっぱり学校ってなんだかんだ学びの要素が詰まっている。

 

 そんな人生の学徒の私は、この夏休みを楽しく過ごしたのだった。

 色んな事を楽しんだけど、その中でもWUGのライブBDを鑑賞したことが強く記憶に残っている。

 だいたい10年前にデビューしたアイドルに今年始めからハマる。そんな不思議な2023年。

 正月から楽しんでいるアイドルなんだけど、まだ楽しい。WUGちゃんは奥が深いぜぇ~。

 

 ライブがマジで楽しい軍団なので、充実夏休みライフの完成に一役買ってもらうことになった。というわけで、1stライブからファイナルまで復習しました。

 

 ここで面白いなぁ~と思うのが毎度のライブツアータイトル。

  ↓

Wake Up, Girls! 1st Live Tour 素人臭くてごめんね!」

Wake Up, Girls! 2nd Live Tour 行ったり来たりしてごめんね!」

Wake Up, Girls! 3rd LIVE TOUR あっちこっち行くけどごめんね!」

「Wake Up, Girls!4th LIVE TOUR ごめんねばっかり言ってごめんね!」

 

 このように毎度ごめんごめん言ってる大懺悔軍団みたくなっている。

 素人を卒業したばかりの1stのタイトルはえらく保険をかけたものになっていて笑える。

 4thのタイトルはごめんを言い過ぎてなんかバグった言葉遊びになっている。頭悪い構文みたくなっていて笑う。

 これ、どんな会議の末に決まったタイトルなんだろうか。

 

 そんな各地でごめんね言ってる軍団も、その後迎えたファイナルツアーではごめんねを封印している。ここまで来るとごめんよりもありがとうを互いに言い合う時ということでそうなったのだろう。ファイナルは普通に横文字のツアータイトルで安心でした。

 ていうか4thタイトルがごめんの究極系になっているから、仮に5thが来てもこれ以上のごめんを絞り出すのが難しかったかも。それでファイナルになったんじゃないよなぁ?

 

 この懺悔タイトルで各地を回った仕掛けは面白い。これだけ見たらコミカル軍団みたく思われるかもしれないけど、中身を見ればポップで大変まとも。

 WUGは曲が本当に良いな。曲もアレンジも凝っていて古臭くない。これはライバルのI-1 Clubにも同じことが言える。アイワンも両曲揃いだからツアーが見たかったかも。

 

 1st、2ndだと早坂さんが良く言う「お芋ちゃん」の感じも見えたが、3rdあたりくらいからメンバーもどんどん垢抜けて行っている。初期だと学生メンバーもいて子供過ぎる感じだったけど、数年経てばしっかり綺麗になってくる。こうして順番に見れば成長過程が見えて楽しい。これはリアタイで、しかも会場で生で見ていたらもっと楽しめたことだろう。当時の猛者ワグナーならそこのところを体感出来たはず。

 

 ファイナルだと皆華があってとても良くなっている。ファイナルツアーの田中美海とか死角無しで可愛い。

 ダンスと歌もどんどん進化して行き、回を重ねる毎に良い。最初の方だとI-1 Clubの方が歌が上手かったけど、WUGも修行して負けない上手さを身に着けた。

 

 こうして後になって歴史を知れば、これは生で見たかったぜという気持ちが高まる。私は「極上スマイル」と「16歳のアガペー」が特に好きなので、だいたのライブでやっているこれらの楽曲パフォーマンスを繰り返し視聴している。これはカラオケで今すぐにでも歌いたいナンバーだ。

 こんな素敵なアイドルズがいたのかぁ。解散してしばらく経つが良き学びになった。一族に布教したいと想います。

 

 というわけでWUGと戯れるWUG休みが最高でした。

 にしても夏休みが終わって時節は残暑だが、暑さ残りすぎだろ。まさに今がしんどい季節。それを越えればきっと笑える。WUGを聴きながら過ごしやすい秋が来るのを待とう。

 

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