こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

綿飴について雲食ってると思っていた時期が誰にもあったはず(個人差あり)

 いや~人生ってホント面白いことが多いなぁ~。それも大笑いっていうよりかは、くすりと笑える小か中くらいの笑いが連続することにプチ幸福感を得るんだよね。

 そんなマジでちょっとのくすり笑いなんてやっぱりすぐに忘れてしまいそうなものだから、覚えている内に何か形にして残しておこう。で、元々形にはない何かしらの想いを残す場所といえばココじゃね?というわけで、記憶を文字にしてココに刻んでおこう。「皆の魂の刻み場」、それがはてなブログである。このサービス紹介表現が気に入ったなら公式に譲渡しちゃいます。

 

 さてさて、最近あったちょっと面白かった事を振り返ろう。

 計算しての笑いも良いが、計算技術の介入無き無垢なる笑いもたまには良いものだろう。それをくれるうってつけのチビといえば子どもである。デカい大人にも楽しい人がたくさんいるが、子どもの笑いにはたっぷりの癒やしもあるから愛しくなる。

 

 だいたいの人が「だと思った」と感想を言うくらいに私は子ども受けが良い。親戚のちびっ子軍団から大変懐かれている。懐かれすぎて時には「あっち行って」を強く言いたくなるのをもっと強く我慢する苦悶も味わっている。苦悶といえば、最近親戚のチビが公文式に行き始めた。私も公文の卒業者だが、ぶっちゃけキャッチコピーの「やってて良かった」を感じたことが無いっす。そのくらい適当に通って遊んでいた。これは公文式の勉学伝達術が悪いのではなく、あくまで私とは相性が微妙で後に繋がる学びにはなっていないというだけのことである。公文式をプッシュした羽生名人のことは気に入っているし、ニンテンドー64の羽生名人の将棋ゲームも買いました。全くルール知らんからつまらんかったけど。←おバカ

 

 という具合に話がどんどん横道に逸れて終いには遭難し、最初に言いたかったことがもう思い出せない。というアホい話し方を日々行うものだから、家族から「話し始めたら落ちまで寄り道すなっ!」と義務教育時代開幕時から一昨日までずっと言われている。

 

 で、話は戻って子どもの言う事やる事は面白いってことね。

 先日、親戚のちびっ子男子が我が家に遊びに来た。遊びに来たからにはしっかり遊んでやらんとな。

 行きしにどこかのお祭りか何かに寄ってきたみたいだ。だいたいそういう所でゲッツ出来る筆頭の菓子「綿あめ」をペロッていた。

 子どもが綿を美味そうにペロペロしていることについて何か触れてやろう。そして喜ばせてやろうと思ったわけだ。私ってば気遣いさんだからね。

 

 私は演技派で通っている縁起の良いあんちくしょうだ。というのが身内でシェアしている我が査定。

 ありえんくらいびっくらこいた小芝居をしつつ子どもに駆け寄る。

 そして「お前どしたんや!なんで雲食ってんだ?」とまるで初めて綿あめを見た未開人のごとく間抜けな一言をぶっ込んだ。

 

 すると子ども、ゲラゲラ笑って説明を始める。

 

「これは綿あめといって雲じゃない」

 

 それはここの地区に住む全員が知っている。  

 

 その後もこういう所に売っていて、こうやって作るのだとマジに説明してくる。綿あめを雲と勘違いしたことはマジでバカにしたみたいに笑ったけど、それをマジに知らなかったことだと信じ、マジでどういう物か教えてやろうと真剣に接してくれた。

 

 面白い。半分はバカにして半分は大事に扱ってくれるのか。愛だなぁ。

 いつだって全力100%で行くのが愛の全てじゃないから。ずっとそれだと重いから。だから半分は力を抜いてバカにした態度でも良い。残った半分でしっかり愛してくれればオールOKなのだ。

 

 己の経験と感覚で導いた愛の理論の上に、今の私とちびっ子の関係がある。そう思うと、知っている事を知らんふりして接したことについて粒ほどの罪悪感が生まれた。

 なのでとりあえず抱きしめておいた。男の子なのにとても可愛い。

 

 学校に行っていた時分には、男子は臭くて汚いものだとばかり思っていた(←当時の同級生男子ズにはすまん!でも本当の心なの)。

 綺麗なのは韓流アイドルとかジャニーズ(現スタ―ト)などマジで一部のみで、その他多くに対しては自分の理解で正解と思っていた。

 そこへ来てこの親戚のチビときたら、男子なのになんて可愛いんだ。全然汚くないし臭くない。

 まるで輪っかと羽をどこかに置き忘れて来ただけの天使ってなくらい可愛いじゃないか。でもめちゃわがまま言うから1日ずっと一緒だとどこかでプッツン行きます。それから本物の天使のことは見たことがない。

 

 というわけで子どもはユニークだなぁ。そのユニーク性を引き出す私もまた結構ユニークだな。

 

 綿あめを一口分もらいました。綿あめの何が良いって、この罪悪感薄き甘さよ。うむ、今日も平和だ。

 

スポンサードリンク