こしのり漫遊記

どうも 漫遊の民 こしのりです。

2025年のアニメ感想(7月~9月)その3

 暑いです。暑い中でパソコンを起動する。すると本体のちょっとの熱からでも私の汗が絞れるわけ。家電のちょっとの熱でもこの夏にあっては脅威ですわい。

 デブでもなければ多汗症でもない引き締まったスマートボデイの私ですら何もせずともすぐに汗まみれのビッチョビチョになれる季節。今はその後半にあるはずと信じたい。残暑時期に暑さが残りすぎてムカつく。

 後半といえば、そろそろ夏アニメも後半パートに入りました。9月も真ん中を過ぎれば終わってくる作品がちょこちょこ出てくる。

 夏アニメが終わる時期になってもまだこんなに暑いのかと嘆いてしまう。マジでこの熱気にはいい加減にしろを言いたくなる。だが相手は自然であって耳を持たないから心で文句を念じるしかない。

 そうして念じながらも終わって行ったアニメ達を振り返ったり供養したりして行こう。夏アニメはアニメ好き相手であっても「こりゃ致死量だろ」と思えるくらい大量に放送したからな。マジで数多すぎっ!

 こいつはそれぞれを振り返るだけでも大量の時間を費やしそうだぜ。まぁそれもダルさ1で9は楽しいものだから。

 それではいつも通り元気に振り返って行きましょ!

 

 

cocoonコクーン) ~ある夏の少女たちより~

COCOON

 戦争によって崩れていく少女達の青春を描いたもの。

 過酷な世界の中にあっても芽生える命の成長がある。その輝きも見るのもまたドラマティックで良し。繭とはいつかは割り出て後にする一時的なシェルターに過ぎないのです。そういうことも言っている内容です。

 作画が良く、切なく悲しいながらも最後には平和な世界を見て爽やかに締めるのも良し。

 怖いことだが戦争の歴史は人間の歴史に付随して成るもの。ならば逃げずに学んで行きましょう。そういう教養ありの戦時下のお話です。

 

 その感想は別途長々と記載済み。

    ↓

koshinori.hatenablog.com

 

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 今期スタートアニメをあいうえお順に並べるとこいつが一番に来ます。そして放送が終わったのも一番ではないけどかなりお早い部類。全10話放送作品となりました。

 こちらも気づけば付き合いが長いシリーズとなった。ぶっちゃけこんなにアニメをやるとは思わないじゃないか。その中でぶっちゃけこんなに話が分からなくなるとも思わないじゃないか。つぅわけで全部見てはいるけど、シリーズを重ねる中でなんか記憶がごちゃついて現状がよく分かっていない。まぁそれは気を抜きまくってながら見をしていた私の向き合い方が悪いせいでもある。

 とりあえず陰惨な戦場の日々を描くものゆえ、全体として暗いアニメだな~というのがザックリな感想。まぁ状況が状況だから仕方ないけど、それにしても皆さん揃って心晴れ晴れには遠い浮かない顔を並べている。これも時代よねぇ。混沌たる時代がこのような混沌たる世界観を呼び起こすのだろう。そんな中でも闇に心を飲まれず前を見て強く生きるアーミヤちゃんは可愛いので応援しまっす!

 ずっと謎だったドクターの過去のこともちょっと見えて来た。その他はキャラが多くなりすぎてもう誰がどれだが覚えられていない。とりあえずフロストノヴァは格好良い名前。

 なんかよく分かっていない状態での視聴となったが、それでも各員の回想を描いたりしてキャラの深堀りは行っているのだなとは思う。もしかすると丁寧な作りなのかも。そこの判断もろくに出来ない状態ですまん。

 キャラ絵は綺麗でヒロインが可愛いことから暗い作風ではあっても見た目に華があるのは良き。華は闇の中にあってこそ光るから。

 

デキちゃうまで婚

デキちゃうまで婚

 子作りを前提に付き合いましょう!という目標がはっきりとした男女関係のあり方を描くもの。そんな人生も刺激があって悪くない。あと広末涼子が出ていたあのドラマとタイトルがちょっと似ている。

 偶発のデキちゃったでも、必然性をもってデキちゃったを狙うも、それぞれそいつの人生。どれもを肯定し否定の心はしまって楽しもう。

 

 最初の婚活パーティーシーンでは、ジュニアが勃たなくなった男性がその克服のために勇気を出して女性に接触するも、カップルが成立した後になってやっぱりビビる!とか弱音を吐いて逃げてしまう。コレは駄目 E & D男子。女の顔が立たない駄目行為です。

 ジュニアが勃たないでも心は奮い立たせろ。フィジカルで劣勢でもメンタルでは優勢でいろ。全ての悩める E & D男子にそう言いたい。とにかく自信を持てない弱き自分に打ち勝てずに負けるヤツは、女性と関わる全ての場において勝ち星を逃すぞ。今こそ立ち上がれ日本男児!とまぁいつも通りテンション高く見ていくのみ。

 しかしこの症状も最近は広く一般的なくらい症例数が増えたのか、昨今ではちょいちょいアニメに出てくる設定。同クールの「ぬきたし」アニメでも主人公くんが過去のトラウマでその症状を発症しているし。

 

 逃げた後になって婚活パーティーカップル成立した相手の女性と出会ったのがジュニアを治すために通った病院というのが面白い運命。あの理由で逃げておいてこの理由で医師である彼女の前に舞い戻ってくる。これはまた愉快にしていたずらな運命と言えよう。世は狭く、その症状を持っている人間のコミュニティならもっと狭いってわけだ。

 体の関係が抜群ということなのか、勃たない俺のジュニアがその女性医師の前でのみ勃つ。これは意外な形で見えた病克服の道。そんなことある?

 女性の方は病院を継ぐためにも早く結婚しろと親に言われていることもあって、1年以内に子供を作ることを条件に男と付き合い始める。これはなんともドラマチック!と捉えることが出来る私はきっとノリが良い。

 

 1話3分ほどしかないためトントン拍子で話を進めるしかない。にしてもお早い。

 すぐにも同棲生活が始まり、その中でデキちゃうことを狙っておっ始めるのみ。楽しそうでなりよりです。

 そこに男の会社の後輩女も絡んで来て、いつものこの枠らしい楽しく淫らなことに。後輩ヒロインちゃんは、公式より認定された「圧倒的サブヒロイン」の称号を有している。確かにそうかも。

 最終回まで数回行為を楽しむことになったが、結果的にまだデキていないみたい。まだまだ結婚までの道は続く。 

 

 こんなにも素晴らしく「紳士」している作品なのに、最強に残念な点はアニメ化する上で最も重要な要素である作画力が終わっているとまでは言わないが、終わりにかなり近づいていること。そこはもっと遠ざかってください。

 とにかく絵が下手。女医ヒロインも後輩ちゃんヒロインも本来なら萌えるイケてる女枠のはずが可愛く見えない。残念です。

 私の愛するアニメフェスタ枠作品において歴代トップクラスで絵が悪い。どうしたんだ。以前はもっと可愛くエロく描いていたじゃないか。金と愛とエロス、会社がそれぞれを失ったのか。どれも人生を有意義に盛り上げるキー要素だぞ。しっかりしろよ。

 エロにも愛を持って接せよ。これを合言葉に22世紀を目指しましょう。絵はアレだけど、内容はとっても楽しかったす。

 

TO BE HERO X

TO BE HERO X

 この春から日本アニメのニチアサ枠にヌルっと滑り込み、最後までヌルっと滑りよく抜け出ていった。まぁそのイメージで振り返ることが出来る2クールの中華アニメでした。

 序盤では思った以上にCGしている3Dアニメで来て、途中で2Dになり、終盤でもまた3Dに帰って来た。まるで光と影を行ったり来たりの思春期の若者の心のごとく、あっちこっちを行き来する作風でした。そういうどこか定まらない心のあり方も人間らしくて悪くない。この作品に対してこういう見方をしているリスナーもまぁいないだろうな。

 

 主人公が次々変わる中、2クール目序盤ではあやねる演じるロリちゃんが頑張るターンが来た。可愛くて頑張り屋な良い子だったけど、名前のロリはどうしたものだろうか。めっちゃロリロリ言っているやんけ。昨今はロリ好きを目の敵にして蹴散らす活動家が幅を利かせていると聞いたことからやや心配になる要素でした。

 ヤバいストーカー男が出没することでやっぱりヤバいと騒いでいるところでその正体がパパさんだと分かってホッとしました。マジもんだったら怖いっすもんね。私も気をつけよっと。

 

 お話には目立ってクソ要素もないんだけど、夢中になれるほどアガる要素もなくで、毎度なんとなく見ていった感じ。

 ヒーロー世界に闇のビジネスが絡んでいる不穏要素が見えた。これによってちょっと複雑な世界なのかもと見えてきた。

 バトルシーンは大変迫力があって良い仕上がり。そこはすごいっす。

 後半では犬のヒーローに、OPやキービジュで存在感を出していてもなかなか本編に絡まないエックスも登場した。あの眼鏡のお兄さんは誰や?と思うことが長かったが、その彼のお当番ターンがやっと来たのね。でもその先ですぐに終わっちゃった。

 強いヒーローが出揃ってトーナメント戦を始めるぜ。そうなった所でおしまい。続きがありそうだが、そちらも日本での放送枠を取るのかどうか。やりたいなら中国さんとは仲良くしておいた方が良い。

 今年のニチアサはアニメでも実写でもヒーローと親しむことが出来たな。ヒーロー好きなのでそれも悪くないと感じる今日このごろ。

 

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