こないだ親戚の女と飯を食いに行きました。その際はそいつの車で行く事となった。
で、車の中に可愛らしいぬいぐるみを見つけたのである。それを手にしてちょっと時間をかけて思い出した。あっ、こいつモンチッチだわ。
可愛いモンチッチいるやんけと呟けば「それはラブブだよ」と知らない名前が返ってきた。えっ、誰だって?
聞けば海外の有名キャラらしい。なんとかっていうアーティストが愛用していたことからバズり始め、そのバズりの波が日本にまで入って来たらしい。大きくて長い波だ。
そんなモンチッチの仲間みたいな流行りのぬいぐるみを眺めた後には流行りかどうかは問わずの色んなアニメを見ていくしかない。3食の飯とアニメがあれば22世紀までなんとか生きていけるだろう。
それではラブブ以上にラブを込めて見たアニメの振り返りと行きましょ。
追放者食堂へようこそ!
また来た追放もの。それでも「ようこそ」されたならそこは気持ちよく突っ込んで行くしかない。つうわけでウェルカムされるがままに全部見ました。
現代人は一度属した組織に不満があっても自ら環境を変える勇気と行動力を持たないがため惰性でずっと同じところに所属しがち。そうなると自分から動かず楽が出来るようむしろ追い出してもらいたい。楽がしたいという心理の中にもそういう破滅的なものがある。で、追い出された後にはもっと楽がしたい。まぁそういう現代ならではの心理が反映されてのことか、今日日のエンタメ界の需要としてこういう枠がある。ちなみに今期はこれの他にもまだ追放ものがあったし。
こちらは放送直前に業界から追放されたがおう先生が原作に関わっていた作品だということで、1話目を放送出来るのかどうか心配されたと聞きます。私はラノベというものを全く読んだことがないので知らなかったが、原作のイラストにがおう先生がちょっと関係していたとか。良い絵を描く先生であくたんの親だから高評価していたのに、今回の事件は残念でしたね。
とまぁ諸行無常色々ある。そう理解したところで性懲りもなく来た追放アニメを見た感想と行こう。
ゴツい料理人のデニスくんが冒険者パーティからいきなり追放処分となる。追放されて早々に奴隷のロリヒロインをお持ち帰りぃ!
とまぁそろそろ親の顔並に見慣れた眺めが導入から見られる。
ホント、異世界なろうは奴隷女を拾ってくるのが好きだな。そういや今となっては奴隷ヒロインの成り上がり作品としては走りだったといえる「盾の勇者」の新作も同クールに放送していたよね。まぁ向こうから来てくれないならこちらからお金を持ってお出迎えしかないよね。
追放先の食堂でデニスが出す料理はとても美味そう。チャーハンやエビフライを見ればよだれが出る。食いたいわ~。
ゴツいおっさんのデニスを見れば、同クール放送作品の「気絶勇者」のトト、「ふたりソロキャンプ」のゲンさんを思い出す。こいつら揃ってなんとなく見た目が似ている。
やることは店をしながらご近所問題を解決したりとか。店に集まる親しい顔と仲良くやっていきます。
店に集まってくるヒロイン達はそれぞれ可哀想な目に合っている。悪い大人がいるものだ。鎧騎士が店に来た時には「あっ、コレ絶対中身は可愛い子ちゃんだ」となろう系センサーが反応したものだ。で、ちゃんと当たりだった。
奴隷として売りに出されていたアトリエが実はお嬢様だと判明。その実家に行くもまた家の関係者に裏切られて可愛そうな目に合いかけるのはちょっと意外な展開で楽しめた。彼女も災難だったな。
デニスを追放した張本人のヴィゴーについて後半で深堀りしていたのも意外な要素として楽しめた。これ系だと追放サイドはただそこにいれば良い舞台装置として特に深く触れないものだけど、ヴィゴーに関してはどうしてこうも心が荒んで汚れた人生になったのかと長めの回想を用意していたのが意外だった。
最後はヴィゴーとグルになって悪さをしていた政治家もまとめて成敗で気持ちよく終わって良かった。
最初こそ「追放」と「奴隷ヒロインを拾ってくる」のもはや擦られすぎたクソアニメにありがちな要素がノイズになって集中しづらいものだったが、後の展開を見れば目立った毒っ気やクソ要素があるものでもなく、割と普通に楽しめた。
デニスは良いやつだし、なにより飯を作って人を幸福にすることで世界の役に立っているのが良かった。この手の異世界主人公には、むしろそこにいることで世界の邪魔になっている者もいるので、世界に馴染んで飯を作るという重要な役割をこなせる彼は良かった。飯を作れる男ならそれだけでポイントが高い。
それでは皆さんも追放の先に素敵な見出しましょう。追放こそが人生だ。
夢中さ、きみに。
何かに夢中になったことはあります?それが出来ずに乾いた人生を歩んではいませんか?
まぁどちらにせよ個人の自由だが、夢中なものがあれば人生は輝くとだけは言える。
最初は中高一貫の男子校を舞台に夢中になっちゃう青春物語が展開する。
始まってすぐに思ったことは「中高一貫の男子校ってあるの?」ということだった。高校からなら男子、女子オンリーの道に分かれることはあるが、中学校から既にそれもあったんだ。義務教育の範囲ならどこも男女共学だけだと思っていた。しかしコレ、圧倒的に異性間コミュニケーションが不足するだろ。という教育的マインドからの感想も一つ。だがコミュニケーションってのは、誰と取るかではなく、どう取るか、または取った後で自分がどう成長するかの方が大事。ことコミュ力においては、案外性別なんてのはどうでも良いことなのかもしれない。というこれもまたどうでもいいのであろう感想がひとつ。
こちらは今期の秀作「カラオケ行こ!」と枠を半分個にして放送した同原作者による作品。カラオケアニメが4話で終劇を迎え、その後はこちらがクール内の放送枠を引き継いだ。華麗なるバトン繋ぎで良し。
で、こちらの作品も面白かったっす。この作家が描く人物同士の奇妙ながらも深い繋がりは見ていて面白い。大笑いまでは行かないものの、クスリと笑える言動があちこちに見えることからキャラクターのことを愛しちゃう。
学生達の物語を描いて行くが、全5話の内にもオムニバス形式が用いられ各話で主役が異なってくる。それぞれのお話が面白かったっす。
まずは男まみれの花園にあってもこの時代の「可愛い」を追求する変人の林くんの物語が奇妙ながらも面白い。得体が知れないながらも基本的には穏やかだから見ていて危険のない生物をまったり観察しているかのような面白みがある。
同級生の江間くんに自分は可愛いか?と奇妙な絡み方をする林くんに底知れない変人の可能性を見ることになる。微妙にウザ絡みっぽいけど、それでも江間くんとしてはそれも日常のちょっとした面白みくらいに感じているからなんだかんだ良好な関係。2人の関係は当たり前の仲良しとも犬猿の仲とも違っていてなんか奇妙。
林くんはクマ関係の本を読んでいたり、学校で干し芋を干していたりと「いつも何やってんだこいつ?」と気になる。
よく意味の分からないことをしている林くんについてツッコむ江間くんがいる。この時のやり取りが非常に心に響いた。
特に意味のないしょうもないことが出来る内は心に余裕がある証拠だと林くんは定義している。本当に余裕がなくなったらそれも出来なくなる。であらば、今は心に余裕があるままに、余裕がなくなった時に出来ないことをしたい。それはそれで今だけ出来る特別なことだから。というわけなのである。
コレ、良い考えだと思う。時は有限であり無限にはあらずなのだ。それが念頭にあれば、あえて有限の中でこれといって意味のないことを行うのは超贅沢。贅沢をすれば人はなんかいい感じになる。彼はなんにも考えずに何にもしていないようで、実は煩悩を凌駕した仙人的悟りの境地にいるのかもしれない。だから推せるキャラとなりました。
そんな林くんのあだ名は「仮釈放」であり、ネット民としてもその名前で活動中。彼が投稿する内容がなんともまぁニッチな日常風景写真で笑える。これはこれでセンスがあって面白い。ただし彼が追求する可愛さは全くないと思う。
街にある色んな文字看板の字を1字ずつ撮影し、それを合わせて一つの言葉を作って投稿するという「何それ?」となるけど、1日の終りに眺めるくらいの軽い感覚で楽しめるちょっと面白い写真で良い。この写真アイデアから、事件の犯人が筆跡隠しのために雑誌や新聞から一文字ずつ文字を切り抜いてメッセージを作るアレを思い出した。
「走れ、山田」の回では、日々学校の購買にて展開する昼飯争奪戦にパシリに出される山田くんの青春の葛藤が描かれていた。これが新時代のパシリなのかと思えるものだった。
私の学校は弁当持参オンリーで購買なんてなかったからな。どこぞの学生はサラリーマンになる前からもこうしてランチ難民にならぬよう飯の確保に必死な思いでいたのだな。それはそれで足と頭が鍛えられるのかも。
しかし弁当を買ってこいとパシってくる先輩にはムカついたな。パシリを卒業する時には「もっと野菜も食った方が良い」と先輩に対してお母ちゃんみたいなことも指摘する山田くんがちょっと面白かった。
後半の目高くん、二階堂くんの話も面白い。
目高くんなんて珍しい名前だな。今年だとネタアニメとなった「黒岩メダカ」に次いでまさかの二人目との出会いになった。
かつては女子にモテモテだった二階堂くんが、敢えてモテを回避するための陰キャに転じた理由が結構キツい。日々女子から届くプレゼントの中に混ざっていた女子ならではのあのアイテムが潜り込んでいたのはトラウマになっても不思議ないと思う。
目高くんが指摘する前からもちょっと思っていたことだが、二階堂くんは伊藤潤二の漫画に出てくるアイツっぽい顔をしている。双一くんのことである。その関係か、ちょっとだけ「うずまき」の渦巻き現象っぽい演出があった。
伊藤潤二の漫画に出てない?とイジる目高くんのまさかの言動にはクスリと笑ってしまった。最近の学生はあんな恐ろしい漫画を読まないだろ。夜に眠れなくなる。
普段は笑顔を封印しているが、笑うと可愛いしイケメンな二階堂くんをもっと笑わしたいという目高くんの挑戦が始まる。こういう奇妙な相棒感が良いよな。こちらの奇妙なコンビも面白かった。
クセとちょっとのネタもある中、コミカルかつ爽やかに魅せる内容で好きになれた。とても良い作品だと思います。
作品に華を添えたOP曲「ラブル」も爽やかでとても良い。須田景凪の伸びやかな歌声がお耳に心地よかったっす。こちらの楽曲もオススメしておきます。
ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される
今期は傷だらけの令嬢はいるわ、ずたぼろのもいるわであっちもこっちも無傷では済まない。まぁそうして傷つけず、傷つかずでは愛せない都合もある。ていうかだいたいの場合がそう。それでも最後には溺愛してもらって幸福を掴むなら苦労の道も全て良き思い出。だから人は人を愛することを止められないのだ。
というわけで色々あった末に素敵な王子様と結ばれる令嬢ちゃんのシンデレラなストーリーと見ていくぜ。
内容は本当にシンデレラストーリーで、序盤はクソほどイジメを受けて可哀想な令嬢ちゃん。そこからなんだかんだあってイケメン王子様と幸せになる。こうして振り返ってみると、オリジナルのシンデレラの頃から十分に女子主人公なろうをしていたんだな。というわけでシンデレラも実は女子なろうでした。
まぁこの手のはもうタイトルの段階で既視感が強く、正直お腹いっぱいかなと思ったのだが、私の胃はデカいし、強いので胃もたれもしない。というわけでなんだかんだ美味しく頂ける作品でした。つまり思った以上に楽しかった。むしろこの手のジャンルの中では見やすく飽きないよう良く作っている方。
まず最初にヒロインのマリーの髪色が気になる。赤髪一色にしとけば良いものを、謎に一番外側は緑色の縁取りが。これは変わった髪色。謎のこだわりでずっとこのカラーリング。
マリーの家では赤髪の長身女は忌み子の扱いとされ、それゆえ彼女も両親からクソほど酷い目に合わされている。この親達がマジでゴミなものだからゴミ出し日を忘れずに後日はちゃんと出せました。
そんな中、金髪の姉のアリシアはめっちゃ妹想いなお姉さんだったので安心した。この環境なら親の影響を受けて一緒にマリーをイジメそうなものだが、そうはならないのが救い。この子はこんなに汚れた環境でよく心が汚染しなかったものだ。姉まで敵に回っていたらもっとカスみたいな家庭だった。
でも赤髪の長身なんて格好良くて好きだけどな。結構前には「赤髪の白雪姫」なんてアニメもあったし、赤髪のシンデレラがいても全然ありで無しの理由が特にない。
マリーはスタイルも良くて可愛かった。最初は育って来た環境ゆえ仕方ないことだが、極度に自己肯定感が低く、結構コミュ障でもあった。それがキュロス様達と関係する中で解消され、強く凛々しい女になって行くのが良かった。成長の物語です。
これが王子様に拾われてラブラブするだけで終わるなら喪女の虚しい妄想としてこっちも虚しい想いで見て終わったのだが、内容は意外にもケツに向けて盛り上がって行き最後まで楽しく見れた。
序盤に死亡退場したはずの姉 アリシアの真実、こちらも序盤に家を出てもう会うことはなくなると思っていたマリーの親が実は秘密を持っていてそれが後半展開で活きるなど、謎の回収からの逆襲展開となって結構楽しい。
キュロス様の屋敷に行ってからは、クソ態度が悪いカスメイドを成敗してスッキリしたり、メイドのミオさんが無双して楽しかったりと退屈なく見ていけた。あのクソメイド2二人組はボコボコにした方が良い。
昨今はなろう系でよく声を聞く日笠陽子が、自身の出世作「けいおん!」で演じたキャラクターと同じミオの名を持つキャラで登板しているのが印象的。ミオ役がひよっちなのは制作サイドで狙ったことなのかな。
キュロス様が初っ端からもかなりマリーにお熱で、それ以降も話数を重ねる程に沼って行く様が段々可愛い。彼も愛と情熱を持つイケメン王子で良しだった。スキスキ言ってくるけど別にウザくはないし、それはそれでありです。その様をミオさんがちょっと冷めた感じを出しつつも優しく見守っているのも良しですな。
マリーの親のことはさっさと見限って捨てキャラにしそうなものだが、重要な秘密がある者として終盤まで作品から退場させなかったのは意外な仕掛け。マリーにあれだけ酷いことをしておいて、実は仕事の重要なところでは助けてもらっていたというのがムカつく。
死んだと思っていたお姉様はちゃんと生きていたし、最後にはクソ面倒な両親の問題もクリアし、無事キュロス様と結ばれた。とまぁスッキリ楽しく見れるマリーのサクセス物語が思いの外良かったっす。クソ親達への処分が甘いとは思うけど、そこもマリーやキュロス様の優しさが出た結果かな。それではお幸せに。
よふかしのうた Season2
「よふかしのうたぁ~♪」の第2章である。お久しぶりの再会にまずは乾杯を(下戸なので青汁で)。ちなみに1期で流れた印象的な「よふかしのうたぁ~♪」の歌は、2期最終回でも流してくれたので、特に夜更かししない私の人生が楽しくなって嬉しかったです。まぁ夜は普通に眠いんで起きてられないわけさ。
そんなこんなまずは「お前ら、さっさと寝ろ」と思うばかりの楽しい夜更かしアニメその2の感想と行こう。夜が更けるくらいにアニメ語りと行きたいものですな。
冴えない主人公のコウくんを演じた佐藤元は、これの1期と2期の間に「君は放課後インソムニア」というこれまた夜に寝れないヤツのアニメに出演してからのお帰りとなりました。夜更かし役者として強化されましたね。
今回はもっとディープに夜の住人の世界に突っ込んでいく。もうほとんど夜の話でこのアニメの夜明けはいつ来るのさ?となること必至。でも安心しろ。明けない夜が来た試しは今のところないから。
1期が参考書でいう基礎編なら、今回は作品世界の核心を彫り込んで行く発展編といった感じかな。より夜更かしな展開となっていきます。
1期後半でぞろぞろ出てきたナズナちゃんのお友達の吸血鬼ヒロインズに迫る展開あり、次にはナース姿がセクシーでよろしいとしか言えないカブラさんの過去回想編がスタート。この回想を見ていくことでナズナちゃんの出生のことが見えてくるのでかなり重要なところ。
そして終盤の見せ場は、1期の頃から謎に怖かった探偵さんとの真夜中バトル。とまぁ見どころたくさんで特に暇することなく楽しめる2期でした。あっという間に終わった感じ。
コウくんが1期だとちょっとだけ物言いが鼻につくウザ男感を出していたような気がしたのだけど、今回は特にそういったノイジームーブが目立つことはなかった。むしろナズナちゃんを理解しようと奔走し、探偵さんの暴走を鎮めるのにも一役買ってしっかり頑張ったと思う。今回の活躍で株が上がったね。
カブラさんのナース姿はそれはもうグッと来ました。あのちょっと気だるげな感じが大人の魅力となって良い。そんな彼女の過去編を巡ってみれば、結構弱い女の一面も見れてそこにも萌え。
ナズナちゃんのママのことを知っていることで、カブラさんが意外なキーマン、いや女だからアカズキーちゃんになっていたのが印象的(←マリパ好きならではの感想)。
吸血鬼に関する興味深い気づきといえば、その弱点となる物品について。当人が人間だった頃に因縁深きアイテムが吸血鬼の弱点となる。これは人知を越えた化け物になったとしても、最後に残った心理の部分では人を捨てきれない未練のように思えてなんか切ない。吸血鬼になってから出来る弱点がいかにも人間らしいものであることになんだか命の深みを見た。
吸血鬼ヒロイン達の眷属コレクションを眺めるのも面白い。今回シリーズで情報解禁されたミドリちゃんの眷属のエルジーくんがおもろい。なかなかに深まったオタクで言動が全部面白い。杉田智和氏がノリノリでディープオタクを演じているのにも笑える。出番は少ないが、こいつだけキャラ性として世界観が異なっていることで印象的。
エルジーくん関連の話でアキバの今について語っているのも興味深い。私は行ったことがないのだが、オタクの聖地とされている場所だから気にはなる。今のアキバは最盛期と比べて視覚的なオタクの街感が弱まっていて、昔のようなコテコテのオタクルックスの人もいないとか。
ナズナちゃんがコテコテのオタクを眺めるのに楽しみを見出しているみたいなことを言っているのはまぁ分かる。私も最寄りのショップに行った時に「今の時代にまだこんなコテコテのが生き残っているのかよ!」と思うのに出会えた時はなんかラッキーに思えて来る。本当に少数ではあるが生き残っています。
で、今回のラスボスは探偵さんとなった。ダウナーな感じでクレイジーバイオレンスな探偵を演じた沢城みゆきの快演が夜の世界に光る。
探偵さんの過去編も結構面白いが、同時に結構キツい。若き日のナズナちゃんと探偵さんの青春の数ページが見えるのも良い。若い日の2人はなんかいい感じだったのに、悲しいことに対立する道を行くことに。
探偵さんが掴みどころのない恐怖のツヨツヨ女で良いキャラしていたわ。彼女の心の孤独とそれによる荒みっぷりを救うために頑張ったコウくんには、よくやったと言ってやりたい。長い間闇の心を宿して夜をうろついた探偵さんの悲しい青春が終わる時にはスッと爽快感があった。素だとちょっと面倒臭くて結構可愛いお姉さんで良かったっす。
ナズナちゃんはネタっぽいけど割と良い女で好感が持てました。そんな良質ギャルと楽しめる夜更かし時間も悪くはない。でも今日はすぐに寝るけどね。もうこんなことを書いている間にも眠くて欠伸が出るぜ。ではお休み。
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