こしのり漫遊記

どうも 漫遊の民 こしのりです。

ゴム手を買いに100円ショップへ

 いや~12月にもなれば空気が冷たいだろ。そんな時期だと水道から出る水も冷たいじゃないか。

 夏休みの昼にシャワーの水を捻れば、ガスの力も電気の力もなく最初から良い感じに温かったじゃないか。あれが今となっては懐かしい。今じゃ常にヒエヒエ水でさすがに心臓がびっくりだわ。

 そうなのだ。冬場の水場はとにかく冷たい、寒い、これに尽きるわけだ。そこに温もりなど皆無である。 

 

 私は自炊はじめ、広くお家のことを自分でするわけだ。その際に水に触れることがないわけがない。つうわけで日々手が水に濡れます。

 こういうことを言ってしまえば、舐めんな、甘えんな、昔の人はそうではなかったと活なり檄なりヤジなりが飛びそうだが、もう素手だとキツいんすわ。冷たい水となれば手荒れはそりゃ来るし、頭にもキーンと来る。欲しくない刺激と負荷をもらうことになるんすわ。

 そんなこんな水に手を突っ込むことに対して躊躇なく嫌!を言える状態になるんだわ。ノーを言えないことでイエスに押し潰され身を滅ぼしがちな日本人は、私のように愛と誠意を持ってノーを言える勇気を持ちましょう。でも単なる不遜や怠惰からノーを乱発するのは違うからね。どちらも良い塩梅で行こう。

 そんなこんなあって、冬場の水仕事となれば手にゴム手袋を嵌める。冬の水事ではこいつが強い味方になる。

 そのゴム手なのだが、扱い方をどのようにしたところで順調に劣化が進み、ある時になれば小さなが穴が空いてしまう。そこから水が侵入した時に初めて「あっ、オワタ」となるのである。

 これって防げないものなんだな。これといって乱暴な扱いなどしていないのだけど、半年か1年かすれば指先に小さな穴が空いてるんだよな。そこからジワ~と染み込んだ水の冷たさを指先から始まって手全体が感じるようになるあの瞬間の残念さといったら、掛け値なくしっかり残念なんだわ。

 これは甘えではない。仕事効率を上げるためにゴム手はやっぱりあった方が良い。少額ながら出費となるし、売り場までの道のりも地味に面倒ではあるが、早急にスペアの用意がいる。指先に小さな穴が空いたお古は、庭の草を抜く時の作業用グローブにでもするかな。

 

 つうわけでまず間違いなくゴム手を常駐させているであろう100円ショップに緊急出動。コンディション・グリーンなのである。

 で、もちろんありました。ゴム手を置いてない100円ショップもそうはないってくらい、こいつはエースに食い込む生活お役立ちアイテムだと言えよう。同じゴム手でもなんか複数種類があるので、色々見比べていると3分くらい経っていた。

 しかし時代が進む程にあの日100円だったものが今じゃもう買えない現象が増えて来るな。それでもまだここには100円で行けるアイテムがこれだけあるんだ~。と時代の変化に情けないと思う反面、感心することもあるわけで。ホント、100円で変える物がどんどん減っていくのな。わたしゃ悲しいよ。

  

 現在も売り場を賑わす100円の雄たち。それらを見ているとこれがとても面白い。ゴム手選択以降はウィンドウショッピングなのだが、お店をぐるりと一周見ていく。

 どこも見たって年末年始の書き入れ時。それは私の都合でも例外ではない。用が済んだらさっさと退店すべきであり、その後の用事だってあいつの便秘事情(誰?)くらい詰まっている。

 でもね、この私は100円ショップとなればなんかワクワクウキウキするもので、入ったからにはいつも楽しく一周しちゃうのよ。見るだけで面白かった。ホント色んなものがあるんだな。100円にしては良いものじゃないか~と声が出るような良き顔ぶれもあり。

 客も結構入っているんだな。私もゴム手を求めてそうなったから分かるけど、客も何がどこにあるのか迷子状態になっている。なので店員に尋ねて探し物を探してもらっている人もいた。店員さんも何がどこにあるのか覚えるのが大変だろ。

 

 とまぁ100円ショップほど見て回って面白い発見があるウィンドウショッピングスポットはない。とても楽しかった。

 思った以上に長居してしまったので、その後の予定を高速化させることになった。私に搭載された業務タスク用加速装置オン!である。無理すればあれこれを加速化出来る。その元気と若さがある内が華。

 100円ショップ内覧を楽しんだ後には、買ってきた新品ゴム手を装備して水場の仕事も捗りました。やっぱり冬場はゴム手をしていないとな~。穴開きゴム手におさらばしておニューを手にはめたらなんか心が元気になりました。なんだろうが身につけるアイテムを新しく下ろす時にはテンションが多少上がるものだ。

 

 この冬も冷たい水から手を守って一生懸命人生をやっていきましょう。一生懸命生きたきゃ頭と足、それから手もしっかり使え。おサボりは許しまへんで~。

 

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