こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

痛快パンチのロボットアニメ「THE ビッグオー」

 ビッグオーに対する私の思い出

 全26話。1999年に前半シリーズがスタートし、後半シリーズはそれから随分経ってからの2003年にスタートしたロボアニメである。海外ですごい評判がよかったらしい。

 一般人にはハードルが高いWOWOWアニメであったためにリアルタイム放送は視聴ならず。私の人生においてかなり暇をしていた時期である2011年末のキッズステーション無料期間に前半シリーズのみ視聴した。

 最近はアニメファンに忙しく金を使わすアニメBD-BOXラッシュ時であると思われる。本当にちょっと目を離したらもう新しいBD-BOX発売情報がAmazonから送られるからな。お気に入りの作品をビデオ、LD、DVDと順番に視聴して、またまた綺麗になって次はBDで出るとかなったら映像技術の発展の順を追うため仕方ないにしても「こんなに色々出すなら最初からめちゃめちゃ綺麗な媒体で決定版として一発ドカンと出せよ」と多くの人が思うことであろう。ということを愚痴ってしまったが、本作は過去作品のBD化を進めることが始まってかなり初期にBD化された作品だった。忙しくて中々見れなかったのを今回やっと一気に見ることが出来た。

 

作品の感想

 舞台は40年以上前の記憶を無くした街「パラダイム・シティ」。記憶を無くした街なんてこれまた不思議で斬新な設定で引き込まれる。パラダイムは霧のロンドンをイメージさせ、映画「第三の男」の街がこんな感じだったような覚えがある。

 主人公はロジャー・スミスという名のナイスガイ。宮本充のイケメンボイスがよく似合う。黒服紳士ロジャーの家にいる者は黒い衣装でないといけないとかルールがめんどい。ネゴシエーターというお堅い職業を生業にしている。聞き慣れない職業なのでこれを見た当時にググって調べたらなんてことはない、日本語にすると交渉人でユースケ・サンタマリアが昔やってた仕事と一緒であった。

 作品の絵を見てすぐに「鉄人28号」と「ジャイアントロボ 地球が静止する日」ポイと思った。好きな絵柄である。ビッグオーを呼び出す時計もジャイアントロボぽいな。ロジャーがビッグオーを呼び出す時の「ビッグオー ショータイム」、戦闘開始の合図の「ビッグオー アクション」のお決まりのセリフは真似しまくったな。

 何においても良い点はビッグオーがかっこいいことだ。黒いボディ、あの太い腕、あまりメカメカしくなく飾らないデザインが良い。ロボってよりもでっかい黒いオッサンといった感じかな。石ノ森作品をガキの頃から見まくっている私はビッグ・オーの顔が「ロボット刑事」に似ているとすぐに思った。ウィキペディアを見たらやっぱりロボット刑事をイメージしてのデザインだと書かれていた。最終回で深手を負って頭の覆いをしているパーツが割れたらモロにロボット刑事の顔になっていた。オマケに犯罪捜査をする本当のロボットの刑事も登場した回があった。

 ビッグオーのあの太い腕で破壊力抜群のパンチをかますシーンが痛快すぎる。「るろうに剣心」に登場する技の二重の極みみたいな二段回技なんだな。一発目をぶち込んでから肘関節部分のボーリングの筒みたいなのがガチャンとスライドして凄い勢いの第二撃がぶち込まれる。これをアニメーションで描いた迫力がすごい。めちゃめちゃカッコイイ。ビッグ・オーのパンチの二段階のシステムを見て、「魔法少女リリカルなのはA's」のシグナムやビータちゃんの武器もそんな感じでガチャンとスライドして勢いつけてぶちかましていたなと思い出した。

 ビッグオーが見た目は割りとシンプルなパンチ一強ロボと思わせておいて実はとんでもない火器を隠し持っている。すごい強いロボだったわ。ジャイアントロボみたく同じ型のロボが他にも二機登場するがどれもこれもカッコイイ。

 玄田哲章大塚芳忠石塚運昇と人気者のおじさん役者達が揃っているアニメで声優好きの私は震えた。

 ずっと無表情のドロシーもよかったな。ドロシーを演じる矢島晶子は男の子よりも女子の声をやる方が好きなんだよな。嵐を呼ぶ五歳の幼稚園児男子よりも、もっと女子を演じて欲しいよな。

 マニアック要素豊富なロボットアニメであった。とにかく言いたいのはパンチが最高のアニメだと言うこと。後半のシリアスな運びによる重苦しい雰囲気もパンチ一発でぶっ飛ばす。パンチの痛快さなら「ワンパンマン」とこのビッグ・オーだな。

 

THEビッグオー Blu-ray BOX

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 あと、去年やってた「ビッグオーダー」というアニメ。一瞬続編かなと思っちゃった。紛らわしいんだよ。

 それでは、ビッグオー ショータイム!