こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2020年のアニメ感想(10月~12月)その4

 

ひぐらしのなく頃に

 令和に入ってまさかのリブート。しかもひぐらしが黙り始める時期からの放送スタートとなった。まぁコレに関しては、過去からの付き合いで新作をやれば見るしかないよな。

 昭和後期の平和に見える田舎を舞台にし、そこで主人公は可愛い子ちゃんと楽しい日常を送る。きっと楽しいほんわかする作風だと最初こそ騙されるが、中を見てみれば恐怖と狂気で溢れている。旧作を見た時には、意外性たっぷりな展開に衝撃を受けたものだ。表向きはゆったりした和風にして古風な感じがあるのに、それがそうでもなくなってくるところに作品の不気味さと魅力が詰まっている。

 何度も死ぬ男 富竹ににまた会えるとは、長生きもしてみるもんだなと思える。作品の名セリフである竜宮レナの「嘘だ!」がまた聴けたのも良かった。あとレナの戦闘力がだいぶ高いと思う。

 沙都子をDVおっさんから救うエピソードから異質なテンションに切り替わって来たなと思える。どこで意外な方向にチャンネル切り替えがあるか分からないのがひぐらしの特性だな。

  圭一の同級生の4人のヒロイン達は、基本的には可愛らしいのだが、時に狂気性をかなり強く出した一面を見せるのが特徴的。各ヒロインを演じている可愛い声の女優達が、狂気性をあらわにする芝居にも注目できる。

 メインキャラを演じる声優のチェンジはなく、皆あの頃の記憶を呼び起こして元気に芝居している。病欠なく皆揃ったことがありがたい。 

 まだ続きがあるので要チェックや!速く羽入とかにも会いたい。

 

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rhyme Anima

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima 2(完全生産限定版) [Blu-ray]

 ラップをやるアニメとは噂に聴いていたが、どんなものかと思っていざ視聴してみたら結構面白い。声優がラップに挑戦するという面白みのあるプロジェクトだった。やっぱり声優は滑舌が良いし、声も良いのでラップをしても様になるな。

 この作品世界では、過去に戦争で人がたくさん消えたことから、多くの兵器を撤去し、人々の攻撃アイテムはマイクのみになっている。ある意味平和的な戦略だと言えよう。

 マイクを通して発したラップの力が精神に感応し、それで攻撃が可能となる。打撃ではなく精神をえぐる系のものらしい。やはり言葉と音楽の力は強いということを伝えた良い設定だと思う。

 ヤクザや強盗もチャカではなくマイクで攻撃してくるのがちょっと面白い。その昔、ドラえもんのゲームでジャイアンの武器がマイクだったことがあったが、あんな感じで皆ジャイアンみたくなっている。あとジャイアン声優の木村昴も出演している。

 設定として光る部分はまだある。無能な男共には「まかせてらんねぇ!」ということで、作中では有能な女性陣が政治、軍事を回している。大ボスは小林ゆうが演じている。まぁ、ちゃんとしてくれるなら国の頭はおっさんでもお姉さんでも犬でも猿でもなんでも良い。

 こんな世界観の下、ディビジョンバトルというラップ大会が開催され、メインとなる人物12人、各3人に別れた4チームがぶつかり合う。ラップばかりしている連中ではなく、色んな仕事をしている人間たちが、その経験も反映した面白いラップを繰り出すのが魅力になっている。

 警察、ヤクザ、傭兵が手を組んだMADTRIGGERCREWのメンバー構成は異質なもので面白い。ビジュアル的に一番映えるチームだったと思う。左馬刻様の口の悪さがだんだんとクセになる。調べると、左馬刻の誕生日が11月11日、つまりはぴょんぴょんの日だった点が愛しい。

 毎週新曲が披露され、その時にはバンと歌詞がアップされたリリックビデオみたくなるのがおしゃれで格好良い。マイクを手にしてバトルを始める時には、スタンド能力みたくバックにスピーカーやステージが出てきて派手に相手を攻撃し始める。この演出も凝っていて楽しい。

 個人的に推しチームは麻天狼である。観音坂独歩のブラック企業戦士経験を歌詞にした闇のラップが面白い。カリスマ医師の寂雷先生、カリスマホストの一二三の二人が光の存在なのに、一人影の住人という感じの独歩くんの存在が逆に目立って面白い。

 ラップをするのは男ばかりと思えば、ヒロインのアイリスもラップを披露したのは意外だった。貴重な女性ラッパーである。アイリスが好きだった。

 最終回では、OP曲の2番を本編ラップシーンにぶっ込んだのが良かった。このOP曲がだいぶハマる。思わずDLして最近は鬼リピートしている。

 左馬刻の妹はどうなったのかとか気になるので、二期があれば是非見たい。

 

秘密結社 鷹の爪 ~ゴールデン・スペル~

第1話 ゴールデン・スペル

 鷹の爪が久しぶりにお茶の間に帰ってきた。相変わらず愉快でおバカなノリで面白かった。今回の新作では、津田健次郎佐藤利奈中田譲治ら有名声優が参戦した。こんなふざけたアニメなのに、豪華な出演者の顔が並ぶようになるとは、蛙男も出世したものだ。

 総統の学生時代が明らかになったが、色々可哀想過ぎた。

 

100万の命の上に俺は立っている

 いっぱいある生細胞の内、一組だけが受精卵になっていく。その過程で命になれずに終わっていく生細胞もあっただろう。それら終わって行った多くの細胞の上に成り立つ受精卵が、後の私やその他の人間になるのである。 生物学を専攻した身からすると、タイトルが意味することは、上記にダラダラ記述したソレなのかと思ったらマジで全然違った。ややインテリ思考を働かせ、内容を全く知らない状態で本作の作風をイメージしたらこの結果である。

 内容はそんなに壮大なものではなく、よくあるゲーム世界に入っていくアレだった。現実世界なんてクソくらえの考えの根暗な主人公がいて、後は可愛い子ちゃん達でパーティーを組んで旅する楽しい感じのやつだった。だが、この世界はゲームと思わせておいて、この世のどこかにある現実だということが後になって判明する。

 四谷くんが主人公なのに勇者になれず、農民や料理人としてなんとかやっていく様が印象的だった。四谷くんは待ったなしの根暗だけど、パッと見は華やかな新堂さん、箱崎さん、時舘さんらヒロインらも、実は青春の暗い悩みがあったりするのが分かるものだった。思春期の若者には、色々な悩みがあるという心理描写を行うパートが多かった。

 時舘さんが可愛いし、妄想癖の激しいところは面白かった。

 学校の女子メンバーも良かったが、向こうの世界で出会ったカハベルにときめくものがあった。戦闘狂のヤバヤバ女かと思いきや、四谷くんが寝ている間にキスしたシーンには大変萌えを感じた。二期もやるらしいので、カハベルにまた会えるのを楽しみに来年を生きよう。

 強烈に印象的だったのがゲームマスターの存在。「~しまっ」という調子で語尾を切ってちゃんと発音しない独特の喋りが面白い。おっぱいに手形がついた謎の格好は笑える。各ゲームマスターを演じる声優が豪華だった。有名声優に混ざって格闘家の天龍源一郎がいたのもウケる。天龍がこれだけ何を言ってるのか分からないのを聴いた後だと、プロ声優がいかに滑舌が良いのかが良く分かる仕組みになっていた。

 100万繋がりで、我々がチビの頃から母に何度も読んでもらった本の「100万回生きた猫」とコラボしていた回があった。猫だって100万回も生きていればこんなアニメで仕事をする日も来るもんだなって思えた。

 

まえせつ!

まえせつ! 第1巻 [Blu-ray]

 らきすたの人がキャラ絵を担当しているとかで注目できるものだった。女子高生、女子大生のヒロインたちが漫才をするという珍しいものだった。

 客層に合わせてネタをいじることが必要だとか、小説家みたく日常生活のあちこちでネタを拾うというお笑いの手引も見えるものだった。

 ヒロイン達が頑張ってもお客さんにネタが全然受けなかったシーンも描かえる。ウケが取れない状況を見ると辛くなるな。

 ヒロインたちが喫茶店で美味そうなものを食っているシーンが結構あったのも印象的。 

 リアルな芸人が本人役で出演する仕掛けが印象的だった。ウケが取れない新人からスタートして、最終回ではNON STYLEのまえせつ担当まで成長するヒロインたちの物語が楽しめた。

 

魔王城でおやすみ

【Amazon.co.jp限定】魔王城でおやすみ 2(全巻購入特典:アニメ描きおろしおやすみブランケット 引換シリアルコード付) [Blu-ray]

 魔王に囚われたお姫様の日常が描かれている。勇者の救出を待つまでの間、お姫様がいかに暇な時間を送るのかがよく分かるものだった。勇者の冒険ではなく、こっちをメインに描く発想は面白い。勇者サイドの物語は、ほんの箸休め程度に挟まれるくらいの雑な扱いになっている。

 実家ほど睡眠環境が整っていない魔王城の生活の中で、とにかく安眠を求めてあれこれの活動を行うスヤリス姫のコミカルな物語が楽しめた。普通に牢屋を抜けてあちこちに出回っているし、意外と戦闘力も見せ、魔物を襲って現地でアイテム調達もしていた。序盤から危険地帯に足を踏み入れて普通に死んでしまっているのには笑える。快眠に執着する姫の物語を見ると、改めて睡眠の質を高めることって大事なことだと思えた。

 今期でいうと、ごちうさのチノちゃんよりもテンションを控えてスヤリス姫を演じた水瀬いのりの演技にも注目したい。彼女が担当したOP曲も大変良かった。「すや~」と言って眠るシーンは癒やしの名場面だった。魔王城の住人達をはじめ、その他のキャラの声優も結構豪華だった。

 スヤリス姫の母親を早見沙織が演じているのも印象に残る。今期では「神達に拾われた男」でもヒロインの母親役を演じていた。彼女もすっかりお母さん声優がハマるようになったものだ。

 

禍つヴァールハイト -ZUERST-

 イヌマイルは典型的な巻き込まれ型の主人公だな。レジスタンス組織に流れで参加し、軍のお尋ね者にまでなる冴えない青年イヌマイルの物語が見れた。最終回の騒ぎの中で、イヌマイルは死んでしまったと思ったけど、生きていたことが分かって良かった。妹想いの良い兄貴だったので好感が持てるキャラだった。

 中盤からは、人をバケモノに変えてしまうヤバい研究が明るみに出て、グロい改造人間達と戦う流れになる。初回からはこの作風になっていくことが予想できなかった。

 津田健次郎の演じた軍の悪いボスが不気味で怖かった。こういうクレイジーなキャラの芝居がハマっているな。

 クールなヒロインのシャアケが好きだった。演じているのは、また花守ゆみりだ。今期は良く出ているし、クール系の芝居がハマっているな。

 

魔女の旅々

【Amazon.co.jp限定】魔女の旅々 Blu-ray BOX 下巻( 全巻購入特典:原作描き下ろしイラスト使用B2布ポスター引き換えシリアルコード )

 すぐに思ったけど、ファンタジー性がもっとあるキノの旅みたいだ。

 女の魔法使い、それは遥か古から男子が好きなコンテンツである。というわけで、これは可愛い!と思って楽しく視聴した。主人公の魔女イレイナはちんちくりんだけど足が良い。自分の能力と美に大変自信があることがよく分かるモノローグが印象的。可憐な見た目だが、中身は図太く強かというシャープなヒロイン性には光るものがある。女はこれくらいグイグイ来るくらいが丁度良いとも言える。演じた本渡楓の声もハマっていた。

 最初は魔女のキラキラした冒険の物語が見られると思ったが、シリアスだったり鬱な展開、人間心理の真実性について突っ込んでいくシニカルな展開もあり、予想とはちょっと違った大人向けな内容になっていた。でも、たまには振り切って変な笑える話もあった。バラエティに富んだ短編が詰まった楽しい作品だった。

 イレイナのことが好きすぎるユリ要員のサヤのキャラ性は面白かった。おまけにサヤの妹もかなりの曲者で笑えた。 

 全然関係ないけど、見た目とかジョブがそれっぽいということから、押入れに入っていたニンテンドーDSソフト「魔女になる。」を思い出した。

 上田麗奈の担当したOP曲も不思議な魅力があってハマる良曲だった。

 

魔法科高校の劣等生 来訪者編

 久しぶりの新作だ。また最強の妹ヒロインの深雪に会えるのが嬉しい。

 小難しい展開も見えたようで、シナリオに関してはなんとも言い難い。とりあえず新作として印象的だったのは、転校生ヒロインのリーナの存在。リーナがとにかく可愛い。昼間は学生、夜には暗殺者、2つの顔を持つハイブリットなヒロイン性が魅力的だった。絶妙に間の抜けたアクションが見える点にも萌える。すごい派手な着物で初詣にくるとかがそうだった。

 シリアスな戦いを描く上での箸休め回となったバレンタインデーエピソードも印象的。会長さんの危ないチョコレート作りのエピソードが楽しかった。

 なんと言ってもやはり一番注目してしまうのは、本命ヒロインの深雪の言動。お兄様好き好きな気持ちが出ている点に萌える。なんで自分は妹なんだろうかという自問がつい口に出てしまうところは印象的だった。

 ほのかの嬉し恥ずかしい乙女心が自身の行動に反映するアンドロイドの存在も印象的だった。ほのかから達也への淡い想いが見えたことに萌える。

 次には劣等生ではなく優等生のシリーズを始めるとか。なんだか面白そうなので次にも注目だ。

 

無能なナナ

 あれ、私の知っている無能と全然違う。むしろナナは有能である。見ればそういう意味の無能かということが分かる。今期では「おちこぼれフルーツタルト」でも全然おちこぼれじゃないじゃんと思ったが、こちらもそんな感じでタイトルに矛盾があるっちゃある作品。

 クラスの人気者である表の顔、抜群に頭のキレる暗殺者である裏の顔、2つの顔を持つ異質なヒロインのナナのキャラが立っている点には注目。かつては同じように裏と表、または光と影それぞれの顔を持つ吉川ちなつという役を「ゆるゆり」で演じた大久保瑠美がナナを見事演じている。ちなつちゃんを演じた経験がココに絶対活きていると想う。悪い顔も持っているヒロインだが、可愛いのでやっぱり好き。

 一話を見た段階では、中島くんがおちこぼれから這い上がってクラスのヒーローになる主役だと思ったのに、まさかのミスリードの逆転展開で一話目にしてナナに始末された流れは衝撃的なものだった。原作を全く知らない立場だから、これは視聴者を騙す変わった仕掛けだと思った。

 ナナの尻尾を掴もうと立ち回るキョウヤの言動にも大変注目出来る。異能力者が多く登場する中でもミステリーの要素がある点が面白い。キョウヤが追い詰めるのをなんとかナナがかわす、これが繰り返される緊張の心理戦も面白い。キョウヤを演じる中村悠一の冷静に分析する探偵ぽい語りは雰囲気が出ていて良かった。あとは犬飼ミチルを演じた中原麻衣の弱々しい声での演技が可愛かった。

 後半ではナナの上司役で亡き藤原啓治が登場。生前の収録だったのか。また声を聴けて嬉しくなった。

 

憂国のモリアーティ

【Amazon.co.jp限定】憂国のモリアーティ 6 (特装限定版)(5~8巻連動購入特典:描き下ろし5~8巻収納BOX引換シリアルコード付) [Blu-ray]

 ちょっと前には「歌舞伎町シャーロック」なんてアニメをしていたが、次はモリアーティか。シャーロキアンとしては反応してしまう。

 完全犯罪プランを売り出すモリアーティの闇に紛れて行う歪な正義感が見える点は興味深い。表には悪さがバレないように上手いことやっている法で裁けない連中をさっくり始末する道筋を用意する点は頭が良くて爽快。序盤では腐った貴族階級の精神を扱っていて、この点は社会派な感じもあって注目出来た。

 中盤からはまさかのホームズも登場の流れになる。この調子こいた感じのホームズもなかなか良いではないか。全体的に結構好きな流れだった。

 

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4 (特装限定版) [Blu-ray]

 はっきり言って今期で一番良かった。素晴らしい。感動した。

 無印、サンシャインに続く三作目。最初こそ、先代の2チームで十分楽しんだから「もういいわ」と思ったが、見ていくとハマり、沼り、今では今作が最強だと思っている。令和もオタクを牽引するのはやはりスクールアイドルだった。

 今回のラブライブが一体どんなものだったかを簡単に言えば「侑ちゃんのハーレムアニメだった」というのも一つの正解の見方だと言えよう。侑ちゃんは宇宙一幸せな女子高生だと思う。羨ましい。今回ならではの新しい点は、9人のアイドルの活躍をずっと見ている侑ちゃんというヒロインを第一の、または第十のヒロインとして置いていることだ。アイドルではない等身大の女子として成長する侑ちゃんにまず注目してもらいたい。そして後半でぶっ込まれる歩夢ちゃんと侑ちゃんのユリ展開もすごく良い。

 今回の9人はマジでとんでもない魅力をぶちかましていて、単一のパワーがすごい。なぜって言うと、前シリーズからの差別化を計った今作の仕掛けに、登場アイドル達は基本的にソロで戦うという要素があるからだ。チームへの依存は持たず、個人で一つのステージを作り、ショーとして回す。各員がこれ行うパワーがあるからピンでの迫力がより増す。そんな訳で一人ひとりの個性と存在感にも際立つものがあった。今回のラブライブは全部がエースで主役と言える。素晴らしい。

 序盤に登場したカスミンの強烈なキャラ性は、この世界へのナビゲーターに向く良いものだった。旧シリーズのニコちゃん、ヨハネちゃんあたりで慣れた人間だとカスミンを入り口にしやすい。他にはプレーンな魅力がハズレなく良い歩夢ちゃん、カリスマモデルの果林ちゃん、すぐ寝る彼方ちゃん、度肝を抜く出で立ちの電子パネルアイドルの璃奈ちゃんなどなど、全国の紳士淑女に向けてきっと需要がある各種9タイプのアイドルを取り揃えている。キャラデザから個性までグッジョブとしか言いようがない出来である。あと、合宿回のせつ菜ちゃんのポイズンクッキングも面白要素だった。

 登場するアイドル達は、マジで文句ゼロの可愛さを誇る9人であり、各員の歌唱を含めたパフォーマンス、個別のシナリオを見ても好きになるしかない感じになっていた。全13話を視聴した今となっても遂に推しが気まらなかった。延長戦の前半も後半も戦ったけど、結局押し勝てなくてやむなくPK戦で勝敗を決することになったサッカー選手の気持ちがこんな感じだろう。というわけで、一人に決められず等しく全部を愛して箱推し勢になりました。

 それから絵柄が他シリーズと違っているのも特徴的。私は今作の絵柄が大変好みだった。

 毎週がハイライトとなり、9人のアイドル達のソロライブが9週連続で展開した。全曲すばらしいもので、MVも素晴らしい。このシリーズも足掛け10年くらいになるけど、初期の頃と比べると、ライブシーンのCG技術が昔と今とではダンチだ。OP曲のダンス映像なんて鳥肌モノだった。OP、ED共に神曲だった。

 ずっとソロでやって来た9人が、一つのステージでチームとして一曲を歌った最終回が神すぎて泣けた。泣けるくらい可愛くてマジで最高だった。9人それぞれが全く要素のかぶらないてんでバラバラの衣装でステージに上り、見た目としては一体感がまるでないのに、歌えば全てが一つになったと感じた。最終回で見せた新曲パフォーマンスが良すぎたので、これのCDは確保決定だな。

 二期を是非やって欲しい。

 

レヱル・ロマネスク

『レイルロオドサミット、開幕す』

 昔あった「鉄道むすめ」というコンテンツを思い出す。

 調べてみると、原作は恋愛ゲームだとか。知らなかった。時間があればそちらもプレイしてみたいものだ。

 皆で集まってご当地お土産品を作ろうという鉄道系ヒロインものだった。

 可愛いヒロインが多く登場し、各員が身にまとう鉄道職員ぽい衣装は華があって好きだった。ヒロインたちがわちゃわちゃと楽しく活動するを見て癒やされるショート枠アニメになっていた。

 

One Room サードシーズン

 ファーストから見ているが、やはり可愛い。前作からの据え置きヒロイン、追加の新ヒロイン共に可愛く萌えるもので良かった。ふざけた土下座アニメではなく、一人称の萌えアニメならこちらが本番である。

 花守ゆみり演じるOLのお姉さんの織崎紗耶がエロくて良かった。

 土いじりをする琴川晶もアクティブなヒロイン性があって良かった。富田美憂の芝居が可愛すぎる。

 次作にも期待する。

 

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