こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

「ウマ娘 プリティーダービー」のスマホゲームがスゴイ!

 現在テレビアニメ第二期が絶好調で放送中のウマ娘スマホゲームが遂にリリースされた。

 スマホゲームになるよ、この日に出すよ、とアナウンスしておきながら長らくだんまりを決め込み、その結果、予定よりもリリースが2年か3年くらい伸びたとか。信じられぬ。やるやる詐欺的にリリースを引き伸ばし、ファンの首をアホほど長くさせたことだろう。

 我々のように納期だとか期限に厳しい世界に身を置いていれば、2年も遅刻すればもちろん全てが終わる。2年とは言わず、たったの20分だって遅れたらもう首がすっ飛ぶというのに、ウマ娘のゲームは出すまで随分ゆっくりしたな。そんなに送れる?とまずはツッコんでしまう。

 とは言ってもこの私、令和に入って結構経った本日でもちらほら生き残りが見られるガラケー愛好勢の内の一人であるからして、スマホは持っていない。よってこのゲームは実機では遊べない。なんだかんだとリリースの遅れについてツッコんだが、どうせ出来ないので、リリースを待っていたお客さんではない。

 ただウマ娘はとっても好きである。最近のネットニュースで、ウマ娘のゲームが遅れに遅れてやっと完成したことを知って何か書きたい、いや書き殴りたいと思ったのである。

 

 このコンテンツは、ここ十数年の間よく見られるようになった何でも擬人化するあの手のジャンルの一つとして盛り上がりを見せているものである。

 

 ウマ娘は、実在する競馬界のスター馬を擬人化したものである。しかも全部美少女で固めるという素晴らしい心得も見えるものなのだ。

 リアルでもお馬さんは可愛くて綺麗なので好きなのだが、競馬のことはほとんど知らない。よってキャラの元ネタは全然分かっていない。

 私でも知っている名のあるお馬さんといえば、チビの頃からゼルダでたくさん遊んだので「エポナ」、牧場物語に出てくる「クリフガード」、あとは「みどりのマキバオー」くらいのものだ。

 

 そういえば、擬人化コンテンツが流行るようになったのはいつ頃からだろうか。古いところでいうと、戦国武将を皆可愛い女子にした「戦国コレクション」がヒットしたくらいから、この手の擬人化コンテンツが散見するようになったと思う。最近ならウルトラマンの怪獣を美少女擬人化するやつとかもあったし、その少し前にはセガの名機を美少女化するという冗談みたいな企画もあった。擬人化コンテンツに当たりハズレは確かにあるが、ウマ娘は良い。マジで可愛い。

 

 ガラケー派の私がプレイすることはないこのゲームを、とりあえずリリースしたスマホゲームは片っ端からやってみるを主義にしている暇人の我がお兄ちゃんが遊んでいた。

 アニメと同じくトレーナーさんの監督の下、ウマ娘達が強く育っていく内容となり、育成シュミレーション的なゲーム内容になっているという。

「育成系ならパワプロのゲームでもいいかな~」とか呟きつつもお兄ちゃんはダイワスカーレットの世話をしていた。馬の趣味、いや女の趣味がいいな。ダイワスカーレットってちょっとエッチで良いよな。

 それにしても、パワプロは亀田くんを愛でるものであり、美しいウマを愛でるウマ娘とは根っこが違うからなとツッコミたくもなる。

 

 お兄ちゃんが遊んでいる画面を見るだけでも楽しめる。

 横で見ているだけなのにこのゲームに感動した点がある。私はプレイしてないのでゲーム性でのコメントは何も出来ないが、アニメ同様レース後に行われるウイニングライブの出来がスゴイ。

 これか!こんなにも素晴らしいウイニングライブシーンを作るのに時間と容量を食ったのかと思えるものだった。

 スゴイ滑らかに踊って、飛んで跳ねてのアクションを見せている。今時の3DとかCGとかいう技術はこんなにスゴイのかと驚く。ウマ達のウイニングライブシーンを見れば、バーチャファイターとかシェンムーでウハウハ言ってたのがアホらしい。コレと比べると、あのカックカクだった時代の3Dなんてゴミだなくらいに思える。

 

 ウマ娘はガワこそ萌え萌えで攻めているように見えるが、内容は妥協なきスポ根ものである。そしてもう一つの大きな売りが、ウイニングライブで披露する楽曲である。しっかりアイドルもの要素もあって良い。巨人の星とクリーミィマミの美味しいところをくっつけた的な良い作りになっている。

 そんなわけでウマ娘は楽曲に妥協がなく、名曲がほいほい湧き出るコンテンツでもある。良い曲は様々あるが、作品の象徴とも言えるぶっちぎりの名曲が「うまぴょい伝説」だ。もうタイトルからして只者ではない曲者楽曲の臭いがぷんぷんする。

 この曲がアニメ一期最終回エンディング曲として流れた時には鳥肌が立ったものだ。この意見に共感出来る者も多くいるだろう。黒バックにテロップが流れ、この名曲が聴こえた最終回は忘れられない。

 この曲は、いわゆる電波ソングの要素もふんだんに盛り込まれた楽曲だと言える。謂れの分からない中毒性に引っ張られ、何度も聞いてしまう。とりあえず言えることは、とっても楽しくて可愛い曲であるということ。これを披露するウイニングライブが見たいと思うのは、ウマ娘好きとしては当然のことだろう。

 歌詞に「アカチン」が登場するのも強く印象に残る。今はもう無くなったものと聞くが、多分傷クスリ?的なヤツらしい。人生でも道でも転んだことがほぼない私だが、チビの時に一度だけ祖母にアカチンを傷に塗られたことがあったような気がする。もしかするとアカチン童貞なのかもしれない。記憶が定かではない。

 

 ありがたいことに、重課金戦士達が金にものを言わせて勝ち取ったクリア動画をYoutubeにあげてくれている。うまぴょいのライブは全クリしないと見れないらしい。これを見れる段階に持っていくのはかなり骨が折れるとか。

 スマホを持っていないので詳しいことは知らないが、お兄ちゃんが言うには、課金無しでクリアはかなりムズいらしい。だから自慢気にうまぴょい動画をアップしているヤツはどうせ重課金者だというのが彼の推測である。まぁどうでも良いけど。

 

 そんなこんなでうまぴょい伝説のパフォーマンス動画を見たのだが、これがマジでスゲェ!

 可愛すぎて死ねるくらいにすごい出来だ。

 これはスゴイを連発するばかりの素晴らしく可愛い動画だった。めっちゃ可愛いやん。

 クリアキャラごとにボーカルを収録していて、他のキャラでクリアすれば何パターンもうまぴょい伝説が楽しめるではないか。うまぴょい伝説は課題曲になっているから、過去にもCDで多くのキャラが歌ったバージョンがある。組み合わせによって様々な声でうまぴょいが楽しめる。いつかはバージョン違いを集めたうまぴょい伝説だけのCDをリリースするのも良いかもしれない。色んな人が歌う「Get Wild」だけが入ったCDもちょっと前にリリースされたくらいだから、あの感じで色んなのを聴き比べたい。

 

 そんなこんなで最近はウマ娘が熱い。そして「うまぴょい伝説」は本当に良い曲だと思う今日この頃でした。

 

 

 スポンサードリンク