こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2021年の良かった曲(1月・2月)その2

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週刊うまくいく曜日 / ジャニーズWEST
カメレオン / ジャニーズWEST

 コミカル面が目立つので忘れがちだが、楽曲パフォーマンスにおいて、彼らは才能集団である。今年一発目のシングル「週刊うまくいく曜日」では、そんな彼らの凄さがふんだんに見られた。

 シングル三形態を集めると、なんと新曲が8曲も聴ける。これはもうミニアルバムで出せば良かったんじゃない?と思える。クソ曲ゼロの全部良しな8曲が楽しめる大満足のシングルだった。

 中でも注目は表題曲の「週刊うまくいく曜日」、そして初回盤Aのみ収録の「カメレオン」の2曲だ。

 まるでデアゴスティーニの新刊か?とも思える面白間抜けなタイトルの「週刊うまくいく曜日」は、サンボマスタープロデュース曲ということで話題を集めた。

 この曲はとにかく元気で明るい。そして明日も大丈夫だ、と思える前向きソングで良かった。同じジャニーズに提供するにしても、このテイストはWESTだからこそものにして歌い上げることが出来たと思う。CDTVでサンボとコラボして歌ったのはスゴく良かった。同じ生番組としてMステも負けずに頑張って欲しいものだ。

 我が推しの桐山くん主演ドラマ主題歌ということで、桐山くんの出番が多い。MVで車の修理屋の格好をしている桐山くんが違和感なさすぎて笑える。そんな訳で、そこらの会社員にも自然に紛れることが出来る大衆性溢れるアイドル桐山照史を令和時代も推して行こうと思う。

 

「とにかく元気なお兄さんの集まり」というグループ性が発揮された表題曲に対して、カップリング曲の「カメレオン」はまったく違う魅力を見せたもので度肝を抜かれた。同じ軍団がやる曲なのか?ってくらいに作風が異なる。

「カメレオン」は、ジャズテイストなピアノ演奏とボカロ曲っぽい曲調が魅力な格好良い曲だ。これまでのWESTの作風にはなかったような一曲に思える。これは間違いなくグループに新しい風を吹かせた意欲作だと思う。皆歌が上手く、この曲での歌い方も格好良い。惚れ惚れするものがある。普段間抜けキャラで攻めている浜ちゃんまでもが格好良い。彼は本当になで肩の王子様だなぁ。

 ギャップで攻めすぎなカップリング曲との組み合わせがナイスなシングルだった。新曲の中でカメレオンが一番気に入っている。カップリングながらMVも作っている気合の入った一曲なので、これはおすすめしたい。

 ついでに、MVでは似非芸術家みたいなロン毛で映っている流星の髪型はあまり好みではない。彼は短くカットした方が絶対良いと思う。

 

 カップリングの「おい仕事ッ!」も面白い曲なので推したい。 

 

僕が僕じゃないみたいだ / SixTONES

 北斗くん主演映画の主題歌。デビューから一年で映画のメイン所をまかされるようになるとは、俳優としての成長も楽しみなアイドルだ。現在は亀梨くん主演ドラマ「レッドアイズ」にも参戦している。かつてはチビだったホックンが、あの亀梨くんと肩を並べている、この成長に感動できるよな。

 今作で4枚目のシングルになる。年明けにはアルバムを出して、2月にはコレを発売しているからリリースのスパンが短くて忙しい。本人達はもちろんだが、聴く方も忙しい。まだ一つ前のシングルの「NEW ERA」を聴いて盛り上がっているのに。コイツら回遊魚かってくらい忙しく歌っているよな。リリースは嬉しいが、もうちょっとゆっくりすればとも思う。そんなこんなで、我々に退屈とホッと一息つく間を与えない電光石火の仕事ぶりが楽しい軍団、それがSixTONESである。とにかくジェシーにズドン!

 

 今回の曲はダンスと樹くんのラップを封印。より歌唱に集中して魅せる素晴らしき一曲になっている。しっとり聴かせる綺麗な曲で良い。皆歌が上手いんだよな。

 

 一部からラルクっぽい、もっと絞ると名曲「flower」ぽいと評されたことがあったとかなかったとか聞くが、まぁそれは良い。この世には星の数程楽曲があるのだから、新しく作れば古い曲とちょっとくらいかすった、擦ったの要素があって不思議ではない。

  デビューシングルのカップリング曲「NEW WORLD」、アルバム曲の「ってあなた」と同じく佐伯ユウスケが楽曲提供している点に注目できる。アニソン分野でも活躍するやり手の音楽家だ。ストと佐伯ユウスケは相性が良いようだ。

 北斗くんが主役の曲であることから、彼の出番が多く、美味しいパートも持って行ってる。北斗ファンならやられてしまう一曲だと思う。

 

 サビパートは二段構造で盛り上がれて聴き応えがある。

「僕が僕じゃないみたいだ」の歌詞からサビに入り、落ち着いたところで「愛に咲いた花の名前は Liar」の歌詞部分でまた盛り上がる。ここの歌詞もなんだか素敵で心に響く。

 

 関係ないけど、 B'zの名曲「Liar! Liar!」を思い出す。こちらもセットで聴こう!

 

ぐるぐるDJ TURN!! (Anime OP Ver.) / Happy Around! feat. KYOKO&SAKI

 テレビアニメ「D4DJ First Mix」OP曲。

 私にはバンドリがあるから女子が音楽するやつはもういいわ!と思いつつも見ていたらハマってしまった作品。

 おしゃれに格好良いDJミュージックを売りにした新進気鋭作品であり、作中楽曲もなかなかイケる。

 縛り無き開放感マックスな音楽性が目立つOP曲の出来が大変良い。別々の楽曲をくっつけたのかってくらい変則的にリズムが変わる自由な作風は刺激的だった。

 聴くほどにハマる。とにかく楽しい。そしてムニちゃん可愛い。

 音楽界では異端者とも呼べる面白音楽作りがちな音楽家ヒャダインがプロデュースしている。かつて「ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C」を聴いた時には、コレを作ったヤツ天才!と思った。やはり素晴らしき才能である。

 歌詞の「わけわかめNight」にはウケる。

 

LOVE!HUG!GROOVY!! / D4DJ ALL STARS

 こちらはゲーム版D4DJの曲らしい。ゲームはやったことがない。

 アニメOP曲シングルと一緒に入っていたので聴いてみると、めっちゃハマった。

 サビパート以外は、作中に登場する6グループメンバーの自己紹介ソングになっている。アニメでは出番がなかったキャラもいるので、分からないところもちょっとある。しかし、このコンテンツにおニャン子クラブの「会員番号の唄」みたいな歌があったとは知らなかった。キャラも覚えて勉強しよう。ムニちゃん可愛い。

 サビパートがノリノリで良い。なかなか中毒性がある。作曲にはZAQが関わっているので、この中毒性にも納得。

 キャラ紹介部分以外では、ラブとハグで地球まるごと繋がろう、そしてハッピーになろうというピースフルマックスなメッセージ性を歌ったものだった。良い心がけ。

 

ピラミッド大逆転 / スピラ・スピカ

 テレビアニメ「俺だけ入れる隠しダンジョン」OP曲。

 以前、ママのオンラインゲームのアニメでイヤイヤの歌を歌っていたが、あれっぽいテイストの楽しくて可愛い曲でハマる。本人達も楽しそうにパフォーマンスしている点も良い。

 アニメで聴いて面白い曲だと思い、早くフルが聴きたいと思った。こんなにCD発売が待ち遠しかったことも久しぶり。

 変な歌なんだけど、多分テクニック的には平凡なものではなく、磨きのかかった良いものなのだと思う。

 歌詞に「へなちょこ人間」とあるのが印象的。へなちょこって日常会話で滅多に聞かないなと思う。へなちょこ人間だけど頑張って変わるんだ!と歌う前向きソングでよい。全国に少なくない数いるへなちょこ人間達のアンセムにしてもらいたい。

 ピラミッドをひっくり返す内容が歌われるが、これを受けて大塚愛の「PEACH」という曲でPEACH(桃)をひっくり返してハートになるという内容を歌っていたのを思いだした。関係ないけど。

 サビの入りで盛り上がり、サビ後半の「待っていても仕方ない」の部分からまた盛り上がる。サビ部分が二段構えで盛り上がれてとっても楽しい。「ない」を繰り返して歌う所が可愛い。

 YOUTUBEでMVがアップされているが、世界観がヤバくて面白い。変態寄りの天才の夢の中って感じのカオス世界が見えるMVも好きだった。

 

ユメヲカケル! / スペシャルウィーク(CV.和氣あず未)、サイレンススズカ(CV.高野麻里佳)、トウカイテイオー(CV.Machico)、ウオッカ(CV.大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV.木村千咲)、ゴールドシップ(CV.上田 瞳)、メジロマックイーン(CV.大西沙織)

 テレビアニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」OP曲。

 やはりウマ曲は至高というわけで、今回の曲も良い。

 今回のアニメシリーズは、マックイーンとテイオーがダブル主役になっているので、曲でも二人の出番が多い。

 冴えカノのキャラソンを聴いてから大西沙織の歌声にハマってしまっている。大西沙織推しとしては聴くしかない曲だった。

 サビ後半の「ホラ~」の掛け声部分が可愛いし盛り上がって良い。

 

 

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