こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2022年の良かった曲(1月~3月)

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 もう桜が咲いている。ちょっと前まで街に見るのは雪の華だったのに、今ではすっかり溶けてしまった。

 

 今回の冬の去り際は可憐。徐々に退散の準備でなく、ある日急に去って暖かくなった。

 テイクオーバーゾーンは狭めに2つの季節間でのバトンタッチが終わった。こんな例えをする私は元リレー選手であり、アンカーだからバトン練習は受け取りの方のみ。だからょっと楽だったんだな。

 

 そんな元リレー選手が年明けから1クール楽しく聴いた曲を振り返る。

 胸ときめかせて未来に思いを馳せるのはもちろん良い。だが逆に過去を振り返るのもとても好きなのだ。

 

 アニメとジャニーズとその他なんでも地球にある楽しいものが好きなので、そういう系の曲ばっかり。

 

 

黎明 / 進むしかねぇ / ジャニーズWEST 

 年明け早々に放った必殺のダブルA面シングル。今年もWESTが、中でも桐山が熱い。 

 

 去年も年明けはジャニストだったな。シングル「週刊うまくいく曜日」、カップリングの「カメレオン」を良く聴いていた一年前を昨日のように思い出す。

 

 ここのところは精力的かつコンスタントに熱い楽曲をお届けしてくれて助かる。間違いなく皆の歌唱力、表現力が上がっている。桐山最高。

 

「黎明」はしっとりな曲に合わせてめっちゃ「愛」を歌っている。大きさで言うと小さい、しかし火力はめっちゃあっていつまでも消えない炎、そんなファンタジックなイメージが思い浮かぶ良き曲。静かめな曲と思いきや、テレビでやった時にはめっちゃ踊っていて格好良かった。

 

「進むしかねぇ」はまさに今だなって感じ。ざっくりと国家丸ごとが鬱屈とした空気に覆われている今の日本に元気を与える良き曲だ思う。そうなのだ、国としても、そこに生きる有象無象の個人の事を言っても、もう進むしかねぇのだ。

 振り返るのは好きなだけやれば良い。良いが、その後にはきっと前に進むのだ。そんな感じで、濱ちゃんとかシゲの熱の籠もったボーカルに前に進むだけのパワーをもらった。マジでありがとう。

 

 カップリング曲も多めに入っていて楽しい。

「微笑み一つ咲かせましょう」は、まさにこのグループらしさが出た明るく元気な曲で、朝から聴いて気持ち良い。もちろん日が落ちてからだって良いぞ。

 ヤマザキ『ランチパック』CMソングとなっているが、ちょっとだけ良い家の子だったことから、この手の菓子パンとかその他ジャンキーなフードって教育的にNGだったんだよな。なので、ほぼ食ったことがない。でもCMを見ると美味そうだと思う。かといって、自分の小遣いでわざわざ買おうとまでは想わないパン。ごめんジャニスト、それからヤマザキパンも。曲はとっても好き。

 

「オレとオマエと時々チェイサー」という曲はちょっと変わっていて面白い。そしてなんだか人生の酸いも甘いもを経て宴を楽しむ男たちの歌って感じがしてなんかグッと来る。そんでちょっと泣ける。

 歌い始めと終わりに宴をしているメンバーの声がめっちゃ入っているの愛しい。小瀧くんが「ジュンタかわいいよな~」と歌っているラストは分かる。ジュンタは可愛いのだ。あと、去年出したアルバムに入っていた「ジュンタ」ってめっちゃ言ってる曲は面白かった。

 歌詞にデビュー曲の「ええじゃないか」が入っているのはエモい。

 

 

燦々デイズ / スピラ・スピカ

 テレビアニメ「その着せ替え人形は恋をする」OP曲。

 

 このグループすごく良いんだよな。女子ボーカルの声が元気で可愛らしい。楽しい歌をすごく楽しそうに歌う点には好感が持てる。

 生命力のある歌い手からはパワーが貰える。くれなくても吸い取る。

 

 去年出したピラミッドの歌、もっと前に出した「イヤイヤ」ばっかり言う歌にもハマった。コンスタントに楽しくてハマる良い曲を上げてくる割には、失礼だけどタイアップがちょっとアレでアレになって残念とか思っていた。←ママのオンラインのヤツと隠しダンジョンのヤツの事な。

 しかし、今度はちゃんと正面切って良いアニメで良い曲を担当出来て良かった。なんグループの一つの門出を見た気になって拍手したりもした。アニメがめっちゃ良いんだよな。OP動画と合わせて聴くとより良い。

 あとこんな事を言うとママオンラインと隠しダンジョンが駄目みたいに聞こえるが必ずしもそうではない。あれらは至極常識的物の見方をすればそういう作品になるのかもしれないが、私個人としてはどちらも好きだった。

 

 一部を除けば誰の青春もキラッキラ。そんなキラキラ青春を感じる景気の良い曲になっている。好きなテンションだわ。

「真っ直ぐに夢を見る綺麗なその瞳」の歌詞にはキュンとくる。そういう人にキュンと来るのが感情としては自然。 最後の「ビーマイセルフツ!」の所も可愛くて好き。

 

共鳴 /  SixTONES 

 我々のお年玉を有意義な物へと換えてくれたのが年明け早々に出したセカンドアルバム「CITY」だった。めっちゃ聴いたな~。

 そこから大体一ヶ月後にまた来た新たなCD。リリースサイクルが去年と一緒だな。

 

 丁度一年前に出したシングル「僕が僕じゃないみたいだ」に続いて今回も佐伯ユウスケプロデュース曲となっている。ストと佐伯ユウスケ、この組合わせは良し。正解の方程式が見えた。

 

 この曲なのだが、最初にアニメで聴いた時には「Rosyに続いてはぇ~わ」「マジあっという間」「ジェスがベラベラ英語言ってる」くらいの感想でインプットがスムーズにいかなかった。しかし、ストと私を結ぶ管、そうつまり「You Tube」でMVがアップされてからは、それを鬼擦りで聴く内に沼る。今ではめっちゃ格好良いと思ってめっちゃ聴いている。

 

 アニメの世界観に合わせて所々は和風、かと思えばジャスやロックテイストな美麗なメロディーラインも楽しめる。つまり色々楽しめるお得な曲。

 

 こんなにおしゃれにスタイリッシュなグループだが、Jr.時代には世界に向けて「ジャポニカスタイル」なんてものを発信しただけのことはある。歌詞には今日日あまり聞かない「座組」「奈落」「謹言」などのゴリゴリな日本語が潜んでいる。面白い組み合わせ。

「謹言」のところで皆揃ってお辞儀をする振り付けはお行儀が良くて好感度アップ。MVでは足をクロスしてお辞儀しているジェスが格好良い。

 

 シングルだと囁き調にジェスになんか言わせてAメロが始まる構成がらよく見られるが、今回もそれが良い。

 速いと思ったらサビ前でゆっくりになり、ここでもジェスの英語が聴けてからの「轟かす共鳴!」と来る構成が良し。

 

 先輩のカリスマ軍団「KAT-TUN」以来のギリギリソングだと巷で騒がれている。ギリギリの歌詞から入るサビは勇ましくてよろしい。

 

 ジェス推しなので、当然ジェスは良いのだが、今回はジェスと共に慎太郎の歌割りもなんか美味しくない?と思った人は挙手をお願いしたい。ラストサビに入る前の慎太郎の「轟かす共鳴」は間違いなく良い。そこからの全員で「あぁぁ!」の雄叫びを共鳴させるのも格好良い。雄は叫んでなんぼってものだ。

 

 トリッキーで面白くてバッチリ格好良いDメロ部分がすげぇ好き。この部分で光る「役者は揃ってる」の歌詞はヤツら6人が言うからこそしっくり見る。確かにストが揃えば役者はそれでコンプだ。

 

 どうしても推してしまうが、ジェスの歌声がすごく綺麗。「矢の如く」の歌詞の歌い方が格好良い。この時、多分やった事がないであろう弓矢を引く振り付けを皆で行うのも好き。

 

 尺は短いけど心に強く刻むメッセージ性のある樹ラップが良い。

「絆深けりゃ傷は浅いから」って、このグループで歌うと更に刺さるなぁ。良いワード。

 

 というわけで今年も6つの音色と共に一年を完走だな。

 

ブラザービート / Snow Man

 その昔これと同じ名前の兄弟愛をテーマにした楽しいドラマがあった。そして似た名前なら山Pが出ていたブザービートというドラマもあった。まずはそんな事を思い出す曲名。

 

 早いものでスノスト同時デビューからもう2年が過ぎた。ここへ来て未だに両軍団を追っかけるのが楽しい。飽きさせない楽しい軍団である。

 そんなスノだが、巷で会った人間の8人に一人くらいが未だに「スノーマンズ」と言いやがる(個人調べ)。確かに目に見えていっぱいいるからめっちゃ複数形の軍団ではあるが、名前は単数なんだよな。というどうでも良い話もひとつしておきたい。

 

 で、Snow Manの方は意外な挑戦に出やがった。まさかの実写版「おそ松さん」に全員参加。今回の曲はそれの主題歌。

 そもそもおそ松くんをあんな形でリブートさせたアニメが既に色々おかしくて話題を呼んだのに、それの実写版となると同じく話題を呼ぶ事必至。実写化なんて絶対にないと思っていたのに、それをまさかジャニーズがやるだなんてな。赤塚先生も草葉の陰できっと喜んでいだろう。

 

  一年前に出したシングル「Grandeur」が衝動的に燃え上がる程めっちゃ格好良い曲だったのと比べると、今回の曲の気の抜けようはどうよ。曲のジャンルが違いすぎる。Grandeurから入った人ならこの変わりようにはビックリだと思う。

 

 スノ史上1位くらいにマイルドな曲だな。先日のテレ東音楽祭で始めてパフォーマンスを見た時には「なにコレ?」と思った。それくらいに、ここまで作ってきたグループのイメージからすると異色な作品だと思う。

 

 でも曲は楽しくて好き。皆スーツで決めて楽しくやっている感じから嵐の「ナイスな心意気」をちょっと思い出す。

 新曲衣装は皆揃って黒いスーツだけど、ワンポイントがあったりしてそれぞれ個性を出している。ダテのみ胸に花を刺しているのが良い。貴公子感のあるダテ様には花が映える。個人的にはダテのワンポイントがとても美味しいのでやったぜと思っている。

 

 軽快なラップ調で攻めるまさの入りが既に印象的。プリンを食われて怒っちゃう照くんのパートが面白可愛い。

 サビの「こんがらがっちゃう」のワードと振り付けのユニークさが大変愛しい。格好良いスノがユーモラスなこのサビとこの振り付けで来るのは意外。今回曲は良い意味で色々裏切ってくれるよな。

 最近はついつい「こんがらがっちゃう」を歌ってしまうし、簡単に真似できるサビの振り付けも真似しちゃう。

 

 フッカが言ってる「イーアルサンスー」のフレーズは心地よいもので耳にしっくり来る。その昔遊んだ「イー・アル・カンフー」という楽しいゲームを思い出す。

 

 まだCDが出ていないのが、You TubeでMVを見まくっている。MVの世界観も楽しい。まだ耳にしていないカップリング曲も近い未来で楽しもう。

 

 

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