こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2021年の良かった曲(3月)

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 今年も音楽が色々と楽しいことになっている。

 

Roar / KAT-TUN

 なんと3年ぶりのシングルである。ホント、ここ最近だと「ウマ娘」のゲームリリースとKAT-TUNの新曲は待たせ過ぎ。

 久しぶりの新曲なので当然チェックした。今年デビュー15年目のベテラン感もあるパフォーマンスが楽しめた。確かに数は減ったが、KAT-TUNはまだイケる。個人的には中丸くんを推したい。

 

 タイトルの意味は「咆哮」。そんなわけで歌詞を見れば、自分の道は自分で切り開いて行く的なことを叫んでいる感じがする。もがいても何をしてもKAT-TUNは未来だけを目指すのである。

 安定して格好良いKAT-TUN感ある曲だったなと思う。

 サビに入る前の「出口は何処だ」の部分が格好良い。

 ドラマタイアップ曲で、歌詞にドラマのタイトル「レッドアイズ」が入っている点は気が利いている。

 

RIGHT NEXT TO YOU / Sexy Zone

 セクゾも今年でデビュー10周年。デビュー時には皆あんなにチビだったのに、今ではすっかりお兄さんになったものだ。10年経ってもまだ皆20代だから、この先ものびしろありまくりだと思う。

 このめでたきタイミングを迎えるのにマリウスの姿がないのだけは残念だが、それを除けば10周年は格好良い曲を産んだ景気の良いスタートになっている。

 ベスト盤のCDジャケが、5人の写真ではなく、イラストになっている点には色々思うことがある。5人が揃っていれば、このイラスト通りの構図でベストショットを仕上げられたのかと思うと、悔しくもなる。また5人でのジャケット写真を見れるようになると良い。

 

 10周年記念ベスト盤で既出曲を改めて聴くと、セクゾには変な曲(前向きな意味で)も多々あった。そこへ来て最新曲の「RIGHT NEXT TO YOU」の曲調には、これまでになかったおしゃれさと格好良さがある。昔の変わり種シングル曲を歌っていた時代から10年でこの作風をものに出来るようになるとは想像出来ない。

 意外なのは、まさかの全編英詩で攻めた点。最近だとSnow Manの「KISSIN' MY LIPS」、King & Princeの「Bounce」が全編英詩だった。次いでセクゾもなので、ジャニーズも国際色を出して来たな。セクゾは世界に通用するグループになるはず。

 

 楽曲面でも申し分ないが、テレビパフォーマンスがとても格好良い。前作「NOT FOUND」以上にめっちゃ踊っている。謎の覆面共を引き連れて高難易度のフォーメーションダンスを見せている。セクゾはこんなに踊れるのかと思える良き出来だった。

 しばらくの休業から帰ってきた松島の仕上がりが素晴らしい。すっかり男前になっているし、ダンスのキレも見惚れるものがある。やはり松島は動けると思わす良いパフォーマンスだった。

 

アルバムウマ娘 プリティーダービー WINNING LIVE 01」

 現在アニメとゲームが熱いウマ娘より、スマホゲーム内で使用された新曲が詰まったアルバムが発売された。どの曲も良く、ここのところは鬼リピして聴いている。これはハマる。今年イチオシの1枚となった。

 

 一曲目収録の「GIRLS' LEGEND U」は、ゲームのOP曲になっている。

 大いなる幕開けって感じで曲が始まる。ゲームリリースが当初の予定よりマジでどうかしている程遅れまくったことから、入りの歌詞「やっと皆会えたね」に詰まった言葉の重みが、よそで言うそれとはダンチ。

 とにかく走りたい、そして勝ちたいというウマ娘の本能が歌われる魂震えるナンバーで好き過ぎる。見た目は萌え萌えなのに、この感じの曲調が新曲に上がってくるのは予想外だった。

  

 間違いなく良曲だが、なかなか変な構成の曲調になっていて、一発聞くだけでも印象に残るものがある。可愛らしい感じで進むかと思えば、サビにかけてどんどん盛り上がり、サビはウマ娘が走っている疾走感が伝わるものでマジかっけぇ~。ウマ娘客員を演じるアクトレス達の声は可愛らしいが、ここでは格好良く聴こえる。

 畳み掛けるように二度サビを繰り返すラストパートの高揚感はとんでもない。これは実際にレースに出る前の(一生そんな予定はないが)テンション作りのために聞きたいナンバーだ。

 

 どれか一人には決めかねるため、結果たくさんいる推しのウマ娘の一人メジロマックイーンが歌う「はじまりのSignal」も良い曲だ。演じている大西沙織も推しなので、推しがソロナンバーを堂々と歌っていることも嬉しくなる。メジロマックイーンはもちろんだが、歌声まで美しすぎる。お耳にヒーリングッドなのでお気に入りナンバーになっている。

 

 そして一番楽しみに聴いたのが、全員バージョンで新録したフルサイズの「うまぴょい伝説」。アニメ第一期最終回で流れた全員バージョンは、CDにもテレビサイズバージョンしか収録されていないので、ここでフルが聴けて良かった。この大人数でこんな電波ソングを歌った日には、音の圧がすごくて、なんだか分からないハイテンションになる。3人ユニットで歌うバージョンとは違う良さがある。

 理屈抜きに魂の底から盛り上がって楽しくなる可愛い楽曲でマジで好き。これを作った作家は天才だと思う。毎日聴いている。

 

キミトミタイセカイ /  関ジャニ∞

 こうも異世界ものアニメが乱発される中でのリリースだったため、タイトルを変換すると「君とみたい世界」なのか、それとも「君と見た異世界」なのかと一瞬混乱した。もちろん前者が正解だろう。ジャニーズの曲を聴いて異世界を思い描くとは、私の脳も中二因子に蝕まれつつある。アニメの見過ぎも危険である。

 

 5人になっても歌に前向きな彼らの活躍は応援してあげたい。5人体制になってからリリースしたシングルは、安定して心をノックする良さがあって好き。

 今回は振り切って歌唱を重視した楽曲だとのことで、これまで以上に魂を込めて歌っているように思える。

 与えられた楽曲をものにして収録を完了するまで、約一年もの月日をかけたという。その模様をお届けした 「関ジャム」のドキュメントを見た日には、これは応援してあげよう、聴かねば、と思うのが人情として正しいだろう。そんなわけで、こちらも集中してしっかり曲を聴いた。しっとり綺麗に歌い上げる良い曲だった。

 CDには「がむしゃら行進曲」の新録バージョンも収録されているが、同じシングル曲でも全然テンションが異なっていて面白い。

 

 大倉くん主演ドラマ「知ってるワイフ」主題歌なので、ドラマのことにも少し触れておこう。後輩の末澤くんも一緒に出ているのでセットで応援だ。

 この曲は良い。しかし、大倉くんが演じる会社員が、あっちの嫁でもこっちの嫁でも家庭生活が上手く行ってないのは情けないと思う。仕事は出来るんだろうけど、嫁のこと、家庭のことをもっとちゃんとやれや!と大倉くんの役に突っ込んでしまう。

 私の母もこのドラマを見ているのだが「大倉くんは綺麗だし好きだしドラマは面白い。しかし大倉くんの役を見ているとイライラする」とはっきり感想を言ってた。

 

WE ARE THE ONE / アイドールズ!
夢みてさめても / アイドールズ!
Special Story / アイドールズ!

  分からぬ。何も分からぬ前情報ゼロ状態で、今期放送アニメ「アイドールズ!」を視聴した。そのOP曲、ED曲、挿入歌の豪華3曲入りのシングルである。

 ライブを開いても空席祭り状態のポンコツアイドルが歌う曲なのだが、その割にはとても良い曲だと思う。どの曲も前向きで明るい。人生や青春を盛り上げる的なメッセージ性があって元気になれる。そしてなんかハマる。

 OP曲「WE ARE THE ONE」に登場する「少女よ大志を抱け」「青春と二人三脚」というフレーズが妙に記憶に残り気に入ってしまった。

 こんな謎アニメの曲にハマるとは、アニソンも侮れない。

 

 Luv Bias / Kis-My-Ft2

 セクゾと同じくデビュー10周年を迎えたキスマイの新曲は、マイクスタンドパフォーマンスが映える極上のラブソングだった。キスマイのマイクスタンドはレア。イントロから最後まで綺麗な素敵な一曲が出来上がった。

 ゆったりとしたリズムの中でも、「愛してる」の一言オンリーでは自分のこの気持ちは伝えきれない、という熱きラブを歌っている点が良い。静かな曲調の中にも暴れるラブがある。

 

 藤北コンビは単品でもしっかり美声だが、キスマイは7人でのユニゾンがとにかく綺麗。バラード調で7人が声を合わせると、普段の曲とはまた違ったうっとりくるものがあって良い。

 

 ジャニーズのシングル曲といえば、だいたい4分行くか行かないかくらいで短いのだが、この曲はギリ3分くらいでとても短い。ゆえに聞きやすい。

 ラストサビに向かう前の歌詞に出てくる、恋人の好きなミルフィーユの話や花を選んで帰るなどの内容からは、具体的なラブの関係性が見えてキュンとする。

 

 CDには、メンバーがソロで歌い繋ぐ同曲のアナザーバージョンも収録されている。意外にもニカちゃんがスターターとなってマイクリレーを行い、同じ曲だけどやや異なる雰囲気を楽しむことが出来るものだった。こちらも合わせておすすめ出来る。

 

 関係ないけど、この曲を披露しにMステに来た際、番組企画で人気声優のすみぺ(上坂すみれ)と少女マンガにアフレコしていた宮っちの芝居がかなりイケてた。すみぺと会っているとかちょっと羨ましい。彼と後輩の佐久間くんは上級オタク。

 それから、ここ2,3年ですっかり落ち着いたメガネ兄さんのイメージが定着した横尾くんは、昔と比べて丸くなったなと思う。横尾×メガネは良い組み合わせ。

 

 こちらの楽曲は玉ちゃん主演のラブドラマ主題歌だった。これを見て思うが、もう30も越えたお兄さんなのに玉ちゃんはまだ可愛いということ。あくまで私がリアルで知る30代は、見た目も臭いもなかなかにおじさんで、心身共に疲弊が隠しきれない命であるのだが、そこと比べて玉ちゃんのアンチエイジングぶりはスゴイ。そんなわけで、これから歳を重ねて渋みが味わえるようになるまで玉ちゃんを応援だ。ちなみに私はみっくん推しである。

 

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