- 王子の本命は悪役令嬢
- 殺し愛
- ハコヅメ~交番女子の逆襲~
- 闇芝居(第10期)
- ありふれた職業で世界最強 2nd season
- 最遊記RELOAD -ZEROIN-
- 時光代理人 -LINK CLICK-
- デリシャスパーティ♡プリキュア
王子の本命は悪役令嬢
今となっては毎度恒例のショートエロ枠に、悪役令嬢として乙女ゲームに転生する昨今流行りの要素をぶっ込んできた。こっちの枠でもなろう系みたいな要素を用いるのが定石になりつつある。
先発アニメの「はめフラ」でも確認出来たことだが、乙女ゲーム世界に転生してイケメン王子にモテモテ、というのが現代女子の欲求のフロンティアらしい。
主人公は日本で社畜女子をやっていて、死んだらゲームの中で悪役令嬢になっているという導入だった。ゲーム世界に来るまでの導入など取ってつけたかのような設定でものすごくスムーズに本編に入っていく。それもそのはずで、約3分の全8話なのですごく駆け足で行かなければならないのだ。
個人的にはちょっとくらい毒がある方が女は美味しいと思っているので、悪役令嬢というジョブはウェルカム。
悪役令嬢をやるにも諸々理由があったというのがヒロインのディアナの都合。そんなすったもんだを越えてシリウス王子といい感じに結ばれるいい感じにキュンな物語だった。こんな世界も悪くはない。
無料版だと遊び心たっぷりかつウザ邪魔くさいボカシが次々と連発される。過剰なまでに安全な作りでよろしい。
殺し愛
字面を見るに景気の良い文言ではないが、読めば語感の良い面白いタイトル。ちょっと考えつけば思いつきそうだけど、それまでなかったんだからナイス発明なタイトルだな。まずはタイトルに惹きつけられるものがあった。
ヒットマン達による暗殺のやり合いを硬派に描くだけでなく、危険な業界にはご法度なラブの要素をぶっ込んでいる。命のやり取りの中に潜むラブ、ゆえに吊橋のごとく揺れて燃えるのだ。そんな良さがあったりなかったりするヤツ。男女どっちにも一定数ウケる作風なのではなかろうか。
大西沙織の人間性と芝居が好きなので、彼女がヒロインをやるだけでもまぁ見るわなってなった。シャトーをクールに演じるのも良かった。
社会の裏側を仕事場とするシャトーとソン・リャンハの男女が、付かず離れずな良い距離間のラブコメを見せてくれるのが結構楽しい。
クールビューティーなシャトーだが、何を考えているのから分からないソン・リャンハの飄々とした言動には翻弄されてしまう。この関係性が作品の売りで結構和む。
ハコヅメ~交番女子の逆襲~
これが噂の令和版「逮捕しちゃうぞ」か。逮捕ウェルカムになっちゃくらい可愛い子ちゃんが出てくるのか!というフザケた心がけで視聴。ていうか逮捕しちゃうぞをBD-BOXで出してくれ。
交番勤務の女性警察官がメインのブラックユーモアたっぷりに見せるお仕事アニメ。
交番勤務の事をハコヅメっていうのか。勉強になる。
メインで描かれるのは婦人警官2名によるイカすコンビ。ほんの一部可愛い子ちゃんが出てくるが、あとは暑苦しいおっさん刑事ばかりだった。まるで藤部長の清潔感を際立たせるために配置されているのかと思えて来る。
藤部長は美しい。コレは良かった。こんな時代、社会でやって行くならこれくらい図太い方が良い。怖いけど会社の先輩にコレがいたら少なくとも刺激足らずで現場に退屈することはなくなりそう。
ハキハキズバズバと相手の心をえぐる藤部長をスマートに演じた石川由依の芝居も良し。
美しいやり手の藤部長と組むのが新米のちんちくりんの河合というデコボココンビ感が心地よかった。
交番はそこら中にあって警官ってのも珍しくない数普段の生活で見る。泥棒が出れば捕まえるのは分かるが、そんなザックリな理解だけで、そういやあの連中は普段何をやってるのだろう。そんな知っているようで全然知らなかった警察の実態が見えてくる。
もちろん愉快な誇張も加えてだろうが、やっている事は見る分には笑えるけど、やるならすごく大変だと思う。あんなに家に帰ってゆっくり寝れないのか。
バカで迷惑な一般人の起こすしょうもない事件から大きな事件まで、とにかく行けと言われたら西へ東へで忙しい現場だな。
ちゃんと訓練したり、その訓練の成果が出るのがお犬様に合わせて動くことだったりと、とにかくシンドい。
ラスト2話では、おっさんが少女を襲うという大昔から今でも残る困った性癖の絡んだ事件捜査に出る。それまでは事件性の弱い笑える展開もあったが、ここでは相手取る対象がシンプルに卑劣な悪党なのでシリアス性も見えてくる。
事件に巻き込まれた少女の体は助からなかったが、せめて心なら救えるはずと奔走するハコヅメ戦士諸君の戦いが熱く描かれる。ここは良き見所になっていた。
あと仮眠室のシーンで、女子3人が一つのベッドで寝る仲良しプレイにちょっと癒えた。
絶対にやりたくないし、親戚の女の子がハコヅメ志望だったらおすすめもしない。でもこれを見たら警察に悪口を言わず応援しようとも思える。
頑張れハコヅメ戦士達!もっといっぱい詰めろ。
闇芝居(第10期)
もはや中毒の闇芝居の時間だよ~が新年早々やってきた。
相変わらず気味の悪いお話のオンパレード。しっかり分かって怖いものや、あえてしっかり説明しないことで「え、なにそれ?」となるオチの物もあり。それが闇芝居。この気色悪さがクセになる。
ありふれた職業で世界最強 2nd season
かなり前にやっていたありふれたアニメ。もちろんしっかり記憶するに及ばないものだったので、前作視聴記憶は断片的に残るのみ。かいつまんでこんな話と説明する段階にギリギリ足りない程度の記憶しか残っていない。人って悲しいくらいに忘れて行く生き物、そう思う。てか結局コイツの職業ってなんだったっけ?
いやしかしこれはすごい、ビックリ。なにがって続編をやったこと。22世紀まで待っても絶対来ないと思っていたのに来たからビックリ。
これのために再結集した役者陣も、まさか二度目の招集のお声がかかるとは思っていなかったのではなかろうか。知らんけども。
一期終了後からも忙しく仕事をしていた大西沙織、高橋ミナミ、日笠陽子ら出演陣は、数年前にこんな仕事をしたことを覚えているのだろうか。結構薄まった記憶になっていそう。まぁやっぱり知らんけども。
そんな事も思いながら新作を視聴。
久しぶりに見てすぐに来るのはイタタ!という痛み。南雲くん、ファションが中2全開で痛いぞ。友達になりたくねぇ~とずっと想わせてくれる。
なんでコレがモテるのかという説得性は薄いが、それでも良いと思ったのは、いっぱい女が出てきてもユエ一択で行くと決めているところ。
こんな痛男に厳しく振られる香織は気の毒だが、曖昧にはぐらかすことなく香織を振った選択はまぁよし。にしてもソコに行くかよ香織。もっと良いのいるって。
面白くはないが、女子が可愛いし、演じた声優達の顔ぶれも良し。主人公が痛いけどヒロインと声優に助けられたことで、最後まで一人の視聴者(私のこと)を繋ぎ止める事が出来ていた。
一期の時からもチビの女先生は良かったな。しずくも可愛い。
木槌で戦うウサギ女も可愛い。木槌で戦う戦士とかD.Gray-manのラビ以来かな。材質は木じゃなかったかもしれないけど。
後半のエリの暴走はえぐい、ムカつく。あんなにワルな女だったのか。香織のストーカーのブス男は始末したけど、エリは取り逃がしたな。あのワルワル女もターミネイトしとけや南雲。
最終回で香織が死の淵から復活したものの「誰コレ?」な姿になっての帰還となった。あれでも可愛いのは可愛いけど、元通りの方が良いな。
こんな感じでなんだかんだ楽しんで見ていた。
最遊記RELOAD -ZEROIN-
このシリーズも長いなぁ。メインで登場する三蔵一行の4人を演じる声優達も、それぞれが大物になったものだ。今回追加のヘーゼル、ガト役も含め、改めて声優が豪華なアニメだな。
今回の追加キャラのヘーゼルが結構好きだった。ちょっとだけの人かと思ったら生い立ちの設定とかもあってしっかり出番があった。遠近孝一のイケボの関西風喋りは良し。
ラストの見せ所は、パーティー総動員で臨む烏哭三蔵との決戦。烏哭のおっさんどんだけ強いねん。
戦いの後に見せる三蔵一行の4人のやりとりと見れば、なんだかんだあってもこいつら仲良しという事が分かる。和むラストだった。
普通に見れるロードムービー感とメイン4人のパーティー感が好きなので、またやるならその時も見たい。
時光代理人 -LINK CLICK-
おいおい日本アニメよ、中国のやり手に負けるな。思わずそう思ってしまうくらいにしっかり作ってきた中華アニメ。今期の日本のおバカアニメ枠くらいなら余裕で吹っ飛ばす勢いのナイスな出来。何も期待せずに見たけどちゃんと面白かった。
豊永利行、櫻井孝宏の渋いメンズ二人がツイン主人公を演じるのも良かった。
ツイン主人公がタッグを組み、写真の世界に入って過去を暴くことで各種事件を解決していくSFとミステリーの合わせ技の見せ方もナイス。
前期アニメでは全然喋らないコミュ障ヒロイン役をしていた古賀葵が、こちらではしっかり喋るメインヒロイン役で声を聴かせてくれた事に安心。
メインの声優も良かったが、各事件ごとに登場するゲストキャラを演じた声優も有名人が多くて良かった。
上半身をめっちゃ使ったダンスがバエるOPアニメも良し。
拳法道場のおっさんを倒さないと娘と結婚出来ないことで苦悩する優男の青春物語や、ちょっとだけ映画の「君の名は。」ぽい話とか、それぞれの事件シナリオは退屈せずに楽しめるものだった。
デリシャスパーティ♡プリキュア
かつてはエンプティーフードとも呼ばれるスイーツをテーマにしたプリキュアもあったが、今度は同じ食い物でもガッツリ主食が大事というテーマ性。そりゃそうだ。生きる上で大事な食を守る戦士の名がキュアプレシャスなのは納得なネーミング。
あすか先輩やローラとのお別れでロス状態になって一日7時間しか眠れない状態が続いたが、次の週に始まったこちらを見れば「プレシャス、カワエエ!」となって睡眠時間が7時間半に伸びました。睡眠もまた人生の質を底上げするプレシャスなものの一つである。
個人的に一番ハッピーだなと思えるのはゆかち(井口裕香)が出ている!ということ。今年芸歴20年目になるらしい彼女が掴んだ栄光のニチアサ仕事。ありがとうゆかち。む~んラジオもしつこくいつまでも聴いているぞ。というわけで推しの大成が嬉しい。
がしかし、謎の東映ジャックにより、ゆかち担当のキュアヤムヤム変身前に年度内の放送がストップ。春休み中には三人目のプリキュアに会えなかった。困る。
いつ続きをやるんじゃ。マジでいい加減にしろやネット犯罪者。ミュークルが終わった今、プリキュアにもっと頑張ってもらわないとニチアサが死ぬだろうが。というわけで、プリキュアの復活を強く望む。
この謎の不正アクセスこそがゴーストゲーム?リアルブンドル団の策略?なんて事が巷で囁かれる今日この頃(オタク限定)。そういえば敵のブンドルにかやのんがいるじゃないか。この参戦も嬉しい。「ぶんどる!ぶんどる」の間抜け面白いポーズと掛け声を真似しちゃう今日この頃でもある。
主役のゆいちゃんの幼馴染の男子が出てくる。コレは気になる。ミュークルみたいに幼馴染ラブがきっと待っているはず。
幼馴染男子を内田雄馬が演じていて、その母を年の近い大西沙織が演じているという配置も気になる。大西沙織がプリキュアになれる日も来て欲しい。声優好きなので中の人都合でも見て楽しんでいる。ここらの若手もプリキュアに出てくるようになったと思うと結構嬉しい。
始まったのは良いけど、謎の事件でスローなスタートになってしまった。まだまだ設定や内容が分かっていないので、続きを楽しみに待ってから見る。
負けるな東映、負けるなプリキュア。地球にはお前達を応援するだけで特に何も手伝えない仲間がわんさかいるぞ。
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