こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2023年のアニメの感想(10月~12月)その16

 今私の中で2023年が暴れている。これが最後の暴れん坊ターンだ。いい加減沈まれ。 

 

 そんな暴れたシーズンとなった23年秋。そこでアホほど多く電波なりネットに流れたアニメ達がある。それを全部背負投げして来た(片っ端から全話見た)私の秋のアニメ的柔術家人生。そんな楽しくもおバカな振り返りもコレで最後にします。過去ばかり振り返るのにもう疲れたし、そろそろ今と未来のことも考えて行きたい(←全部自分のせい)。

 

 どこかの誰かがやっているみたいに、見た物を順位分けしたりざっくりランク分けしても面白いだろう。でも数が多いからそれも疲れるし、時間がかかるし、悪い評価の物が非常に多く出てきそうだから後で可哀想になってくるかもしれない(←秋はクソアニメが多かったっす)。

 

 だから簡単に1位とドベのみここで発表しよう!

 たくさんの中から頭と尻を決めるとなると、やることは少ないが結構悩む。で、4分くらい考えた結果をココに記すぜ。

 

 秋アニメで一番面白かった、または私の魂を最も震えさせたのは「PLUTO」かな。

 やはりジャパニメーションの的根っこはアトムにあり、私というアニメの申し子の根っこにもヤツは(アトム)は住み着いていた。というわけで魂がビンビンに反応した作品です。超良くて感動したっす。

 ちなみに本作はネトフリ独占番組なので、テレビオンリーで生きているそこのあなたには届かない。そこが歯痒いぜ。皆でこの良さをシェアしたいものだ(←やかましい想い)。

 

 他にも良いのはあったが、面白いにプラスして熱気がヤバいことから1位をあげちゃいます。

 やっぱり人が人の心をノックしたり殴るのに「熱」って大事だよね。私もそれを宿して生きたいと願う。

 冷めた人間なんてつまらないもの。じゃあそんな人間が作る作品だってそうなるよね。

 というわけで、アツアツのアニメだったPLUTOを胴上げだ!(←私一人で)

 

 そして一番クソアニメだったのは「とあるおっさんのVRMMO活動記」。もうこれっきゃない!最高!

 まず実際にありえもしない創作物の世界なのに、不思議なことに見飽きている。そのまんねり世界観がダメ。

 

 アニメだと致命的ダメージとなるのが、絵と話の下手さ。これが良いならとりあえず及第点なのだが、そこに及ばず赤点だった。私の学歴を隅から隅まで追っても一度だって無かった赤点を次々繰り出すMAHO FILMは、アニメ的補講を受けた方が良い(←そんなのあるか知らんけど)。

 

 声優の芝居は大変良い。音声が関わるコンテンツにおいて、役者の役割がどれだけ大事でありがたいか分かるものだった。問題児がわんさかいても一人だけ優秀な生徒を放り込んでおけばその班はなんとか形にしていける。学校の先生がたまに打つその策の有効性が伺えます。ホント声優だけは良かった。

 

 とまぁ色々言ったけど、こちらも1位と同じく好きは「好き」です。そこ大事。

 好きは共通しているのだ。ていうかそこだけね。だいたいそうでないなら最後まで見ないし。

 

 私は1話目を見たものならどれも最新回まで完走しています。それだけで偉いだろ?人によっては視聴に耐えられないものでも途中下車は絶対無しだからね。だって可哀想じゃん。

 

 こうしてテッペンと底を見れば、それぞれがそれぞれの場所を占めることが出来る分に適した作りになっている。

 良いものと褒められる物はそりゃ品質として良く作られている。で、底を見てもクソアニメの定義として清々しいくらい当てはまっているから、そういう点でならちゃんと作られている(いや、これについてはやっぱり作れていないのか?)。

 

 とまぁなんだかんだ言っても全部愛しき出会いです。

 年が明けたらもう忘れているものもあるだろうが、それだって私という人間を形作るのに微量くらいは役立っている(はず)。

 無ければよかった出会いと振り返るような作品は一つたりともありません。それは胸を張って言えます。全て私の人生の、または今後のアニメ界を更に強固に作っていくための礎となります。

 作った人間達に感謝とラブを!

 ↑ 

 こういうことを普段から言っていると宗教的洗脳を受けているのか、それとも新しく洗脳ネタとして自分で考えて話しているのかとあらぬ疑いをかけられます。心身ともにめちゃクリアなのでご安心を。

 

 では秋アニメラスト振り返りを喰らえ!(←逆転裁判のアイツ風)

 

 

ワンピース

ONE PIECE ワンピース 20THシーズン ワノ国編 piece.51 DVD [DVD]

 すごいことになっている。ワンピース的激動の時代到来だな。

 もうここまで来たら私の心もルフィと一緒で、ワンピースを取るまで死ねない。齧り付いても完結まで見届けてやる!←という想いで毎週見ています(←もっと肩の力抜け)。

 

 まずはルフィが遂にカイドウを倒してワノ国編が無事解決した。いや~実に長かった。ニュースに「コロナ」なんて一文字も出てこない昔から始まっていたっけな。それも遂に完結かぁ~。私の海賊歴(アニメ的)も長くなったものだ。

 モモや金右衛門達も初登場からだともしかして10年くらいいたのか?長い戦いだった。

 

 ダチが腹いっぱい飯を食える世界の実現。その願いを込めてカイドウ戦に臨むルフィの男気に私は感動した。

 確かにそれだけ叶えば人生はなんとかなる。この私が人生で恐怖する対象は、空腹と退屈の2つだ。

 空腹はマジに怖い。そこの解消を願うルフィは友情に厚い男であることに間違いない。

 

 勝利のパレードで皆の前に出て男を上げたモモの物語にも一つの完結を見た。

 大きなお兄さんになってもルフィの旅立ちを前にすれば「寂しい」と掛け値なしの言葉を吐いて泣く。そこはモモらしい。

 ガキのように泣く正直過ぎるモモの姿を見たあのシーンに泣けてしまった。ああいう場面なら大人でも泣いて良い。ナミさんも思わず泣いてやんけ。ええ女や。

 

 ヤマトが船に乗るのか?という説も一部で出ていたらしいが、彼は彼でワノ国で戦い続けることになった。

 ヤマトも元気なおっぱいのお姉さんで良かったな。風呂も男風呂に入ってくるからブレること無くずっとカイドウの息子設定で行ったんだな。早見沙織ボクっ娘芝居が見れたのは良い経験でした。

 

 初顔出しから何年と放置で謎だった緑牛がこの秋暴れやがった。以前ちょとだけ出て喋った時には藤原啓治の渋い声が特徴的で声だけよく覚えていた。再登場までが長すぎて藤原啓治は亡くなってしまい、引き継ぎは諏訪部順一だった。いずれも渋い声。その諏訪部順一も数日前に体調不良で休業になったので、マジで皆体を大事にしてね。

 緑牛の能力は、広大な森の緑を力にして攻撃をぶち込んでくること。大地がお友達とかズルい能力じゃね?

 これも超強いなぁ。シャンクスのおかげでなんとかワノ国から撤退出来てよかった。

 

 ここから世界が大きく動き出している。

 海軍の元七武海狩りが始まる。その中で黒ひげも暗躍してムカつく。

 四皇のメンバーも変わりバギーとルフィが入っている。バギーは奇跡の出世ぶり。ミホークとクロコダイルも一緒にいるからカオスな感じになったなぁ。

 

 しかしルフィがここまで出世するとはな。ドン・クリークに手こずっていた昔が懐かしいぜ。ドンのやつも元気にしているかな?

 黒ひげがハンコックの島に攻め入るのはスリル満点だった。ハンコックの島がめちゃピンチだったのでヒヤヒヤしたぜ。現場にいたコビーが黒ひげに捕まったのも気になる。コビー好きだったから無事に帰ってきてくれ。

 黒ひげが悪いし、なんだかんだやりたい事は順調にやっちゃっているからムカつくなぁ。こいつとルフィがいつかぶつかるのかな。

 黒ひげを追い返すところで久しぶりにレイリーじいさんが出てきた。「戸惑いこそが人生」の彼の格言は心に刻まれています。といってもあまり戸惑いのない人生でした。無いなら無いで良いんじゃない?

 

「ルフィの夢」というおそらく落ちに向けて重要っぽいキーワードが出てくるが、肝心な夢の内容が聞き取れないようになっていた。何が夢なのよ?ゴムなアイツと夜な夜な語りたい。

 

 サボやビビはどうなった?という話題で麦わらの一味も揺れているが、ここでゾロが意外にも冷徹な意見を飛ばしてくる。

 副船長らしくちゃんと全体を見て言う事は言うんだよな。サンジが脱退するって時にも、世界を取りにいくんだから1人2人の脱退で揺れてんじゃねぇってルフィに意見してたし。結構現実を見て物を言うお兄さんだよね。全体を見て冷徹かつ冷酷な判断も出来るゾロが素敵です。

 

 麦和の一味は今後の冒険も頑張れ!私も頑張るぞ!

 

逃走中 グレートミッション

 タイトルに偽りなく益々グレートミッションを極めている。

 これは娯楽性に富んでいて私は好きです。話数を3クール分重ねたことで、多すぎるキャラそれぞれの個性も見えるようになって来た。客員に愛着が持てるようになってきたことで作品への愛も深まったかもよ。

 やっとまともにメンバーに覚えられるようになった。スマホアニメとかだと1クールでコレと同じくらい出してくるからな。

 しかしこのアニメが2クール以上続くと思っていた人間は当初何人いたのだろう。まさか年内で完結せずまだ先へ行くとはな。最終回からもどんどん逃走しておる。

 

 秋に入っても霧のロンドンステージがまだまだ続行中。名手モーリス不在の中でも見応えのある逃走ゲームが展開するぜ。

 

 ミッションではメデューサ討伐を行う。運営の意図と関係ない要素としては、逃走者の中に殺し屋がいるからプレイヤー同士でも狩る狩られるに気をつけろというとんでもないことにもなっている。可愛い看護師のミカの正体がなんと殺し屋だったのはスリリングな仕掛け。堀江由衣サイコパス&デンジャーな芝居が見れたのはお得要素。

 

 ブレスレットに鍵を刺す事で発動する個々のスタンド能力の要素も極まっている。能力覚醒者が増えて益々スタンドバトルもの要素が強まっている。

 もうここまでになると単純に走力と体力があるだけではダメだ。バトルも出来なきゃ勝ち残れない。

 

 たまにスーツのハンターの登場を挟むからギリギリ「逃走中」の体を成しているが、そうでないなら一体何のアニメだったのか分からなくなる。そのくらいコンテンツの根っこを確かにするベストなアイコンでありマスコットでもあるのがあの黒服ハンターなんだな。良く出来たキャラ。もはや実写とアニメの共通点といえば、ヤツが追ってくるから逃げろ!くらいしかない。

 

 なんだかんだあったロンドンステージのラストは、ファンタジーの仕掛けなしの純粋なハンターとの戦いだった。で、皆捕まってハンターの勝利。最後にコンテンツの顔である意地を見せた黒服ハンター達だった。あと数秒の所でソウヤも捕まってしまい、またまた逃げ切り失敗。主人公に厳しい作りだな。勝たせてやれよ。

 

 ソウヤがすごいジイさんの所で修行して帰ってきたところで、次のステージは魔法の力ありのエジプトステージに決定。なんでもありの設定でオモロイ。こっちのステージでの戦いも楽しく見るっす。

 

まついぬ

おさんぽ探偵事件ファイル

 もうなにコレ?何も分からぬ状態で見てみる。

 どうやら犬アニメ。同期放送の犬アニメ「ドッグシグナル」とは偉く異なるモフモフユルユル感がある。そういや年明けからも異世界でモフモフする変なアニメが始まったし、やはり人は定期的にモフった方が精神のケアとなって良いようだ。そんなわけで出てくる犬ズが可愛いぞ。

 

 この愛嬌のある犬達のアニメはなんと「おそ松さん」からの派生作品だという。これは知らんぞ。まついぬって松犬ってことだったのか。上手いことボカシたタイトルだな。

 

 しかしこれはここまで膨らませて来たおそ松ファンに向けては嬉しいものなのか?新規ユーザー獲得に向けても適したコンテンツ発信なのか分からない。どこに向けて何狙いで仕掛けたアニメなのか見えない不思議がある。

 

 赤塚先生もおそ松がこのように展開されるコンテンツになるとは、当初全く予想しなかっただろう。現状をどう思っているのだろうか。

 

 でもまぁ見れば可愛いし癒やされる。悪くない。

 しょうもないニートがやっぱりしょうもないことを話すお耳への危険性はナッシング!犬の愛くるしい生活を見るのみで声がない。おそ松最大のネックのシモネタを封印したのことが、こちらのクリアさを保証している。

 本編だと放送禁止要素がエグくてBD化出来なかった回も出したのに、こちらの犬アニメだとなんとも大人しい。これはこれでお粗末を越えたお上品な良さがあったかも。

 

 とにかく癒やされてなんか良い感じの余韻が残るものでした。犬も悪くない。

 

ひろがるスカイ!プリキュア

ひろがるスカイ!プリキュア 【Blu-ray】vol.1 [Blu-ray]

 始まったばかりやん!と思ったらもう終章に入るのかぁ。1年が速いってば。

 

 ましろちゃんマジ可愛いやんけ!

 そんなましろちゃんとバッタさんの心の交流になんだか胸がキュッとくる展開がありました。敵さんサイドでも色々と厳しい掟あり。

 

 人間界と異世界を行ったり来たりでプリキュア達も忙しい。

 敵味方含めた先代の戦士達の記憶の物語が解放され、物語全体の根っこが見えてくる。重要ターンに入りました。

 エルちゃんから見たら先輩戦士のキュアノーブルも美しい。こっちもええやんけ。

 

 心の交流が叶うと思ったら断絶からの戦争となって悲しい。スカイランドとアンダーグの深い溝が見えました。なんとかしてくれプリキュア

 

 幼き日のカイゼリンの声が内田真礼だったのは注目ポイント。そういや一つ前のには弟も出ていたっけ。弟といえば内田雄馬は年明けの結婚報告おめでとう~! 

 内田真礼にはそっち側でなく、よろしければプリキュアとして参戦して欲しかったかも。去年のにママキュアとして参加していた大西沙織とセットで、2人にはプリキュアサイドでまた帰ってきて欲しいと想います。

 

 先日、次のプリキュアは犬で行くと決まった。同時にひろプリのラストバトルまでのカウントダウンが始まってしまったが最後まで見るぜ。

 バタフライとマジェスティが美しすぎるので、その姿も我が2つ眼に焼き付けておこう。

 

 20周年で更に広がれプリキュアの世界!

 

koshinori.hatenablog.com

 

 

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