ここ10年くらいのアニメシーンについて思うことがある。それは数が多すぎなこと。
命は一つ、目玉は二個、それを一日に扱える時間は限られる。そんな都合と照らし合わせると、一週間にやっているアニメの数が多すぎる。特にここ10年くらいで深夜枠が増えすぎ。楽しい時間が増えると考えれば嬉しいのだが、絶対に疲れるのも確かなこと。
疲れるのだが、それを理由に視聴漏れがあれば、アニメ好きとしてどうにも自分を許せない気もしてくる。謎の使命感で、我が家のテレビで見れる分は何とか追っかけている状態が続いている。
明確に疲れを感じながらも走り続ける趣味の時間って本当に愛なの?と自問することもあるが、まぁこうなると止めるのが不安な時間でもあるので続けるしかない。
そうして本数が多いのを忙しく見ていくと、どうしても全部を記憶して行くのは難しい。ロボなんかと比べれば私の記憶力など粒程の物に過ぎない。
長くアニメに親しんでいれば、本放送を見た作品を何かのきっかけで何年後かに目にし、耳にした時、タイトルは覚えているけど中身がまるで思い出せないということが増えてはこないだろうか。多くの作品を相手取ること必至な現代オタクだと、記憶整理に困難することはもはやあるあるなのではなかろうか。
それに加え、最近だとそういった都合に合わせて意図的に内容を薄くしてこちらが楽に見れるように仕掛けたいわゆる虚無アニメが台頭している。またこれとは別に、純粋に作者の力不足によって、こちらに内容が何も残らないという物も少なくない数出て来た。
こちらがボケ~としているせいではなく、向こうが後になって何も残らないよう仕掛けてきている作風もあるので、更に見たアニメを覚えにくい状態になっている。
私としては良い物はもちろんだが、例えクソであっても全話付き合ったなら良し悪し抜きに単純に思い出として記憶に残しておきたい。消したいとは思わない。
そんな真心オンリーで生きている私でも、どうにもこうにも記憶に抜けが出てしまう。悔しいと思う一方で仕方ないとも思う。
そんなこんなのことから、全話見たにも拘わらず中身がどんなのか話して見ろと言われたらほとんど思い出せなくて答えに困るという、私を情けない状態に追い込む困ったアニメ郡を一覧にして行こう。
どれもこれもレコーダーに全話録画して視聴したデータが残っているものであり、多くはBDにまでしている。記憶と機械データの掘り起こしが楽な範疇のここ10年間を振り返ろう。
2012年
イクシオン サーガ DT
童貞を称えるみたいな感じのやつだったかな?
ゲーム世界で何かやるアニメだったような気がする。内容は銀魂的なお下品なノリだったような。2クールも放送したけど何をしていたのか覚えていない。
ゴールデンボンバーが担当したOP曲、ED曲が楽しく、どちらもフルで聴いていた事は覚えている。
エウレカセブンAO
OP曲の「ブレイブルー」がすごく格好良かった。最終回でレントンの声が藤原啓治になっていた事は覚えている。あと黒歴史扱いになっていると聞いたことがある。
えびてん 公立海老栖川高校天悶部
「生徒会の一存」がとても好きだった。絵がそれっぽいので見たけど何をしていたのかまるで覚えていない。それよりもエビ天が食いたい。
AKB0048
あのアイドルのAKBを題材にしているけどSFバトルみたいな感じだった気がする。多分出オチネタ枠だったのかも。
実在するAKBアイドルの名前のキャラも出るが、襲名性になっていて、うん代目のなんとかさんって感じでリアルの人とは別人みたいなぶっ飛んだ設定があったはず。声優が無駄に豪華だった記憶もある。
恐ろしいことに確か2期もあったはず。
カンピオーネ! ~まつろわぬ神々と神殺しの魔王~
まだ「ゆいかおり」「StylipS」がどちらも現役であった時分に小倉唯がソロデビュー曲としてコレの主題歌を担当した事が新鮮だったと記憶している。あとは何も覚えていないアニメ。
ゴクジョッ。〜極楽院女子高寮物語〜
日笠陽子が出ていたおバカな女子校モノだったような気がする。
シャイニング・ハーツ ~幸せのパン~
ハードオフで本作のPSPソフトを100円で買ったが、やったことがないまま放置している。
出てくる女子が可愛くてパンを食いたくなる名前だなという記憶しかない。
探検ドリランド
ちびっこみたいな絵柄でなんか可愛かったという最大限にぼやけた記憶しかない。
だから僕は、Hができない。
CMを見た時にタイトルのインパクトが強いなと思ったこと、遠藤綾が出ていたこと以外まるで覚えていない。
はいたい七葉
沖縄を売り出すアニメだった。それだけ。
マジでオタクなイングリッシュ! りぼんちゃん~英語で戦う魔法少女~
なんか変身ヒロインみたいな感じだった気がする。タイトルが面白いと思って見たはずだが、覚えていない。
2013年
あいうら
ショート枠で可愛い女子が出てきてなんかやっていたはず。
アウトブレイク・カンパニー 萌える侵略者
ヒッキーのオタクが異世界に行ってダラダラするみたいな感じだったと思う。みもりんがご機嫌ナンバーなOP曲を担当していた事は覚えている。
アラタカンガタリ ~革神語~
ちょっと中華風な異世界に行くみたいな話だったような気がする。最後は中途半端で終わっていたと記憶している。
俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している
皆で逆立ちするOPアニメが面白いだけの話だった。絵は可愛かった。
神さまのいない日曜日
豊崎愛生声のスコップを持った女がブラブラするアニメだったことしか覚えていない。
カーニヴァル
腐女子向けな作りだったような気がする。マジでなにやっていたのか覚えていない。
京騒戯画
なんだか一風変わったアニメーションで、釘宮理恵が出ていたことしか覚えていない。
絶対防衛レヴィアタン
早見沙織が主役で出ていたことしか覚えていない。
超次元ゲイム ネプテューヌ
有名な女性声優が多数出ていた。内容はまるで覚えていない。
DEVIL SURVIVOR2 THE ANIMATION
マジで何も覚えていない。1、2揃ってDSのゲームが押入れにあった。でもやったことが無い。
八犬伝-東方八犬異聞-
見事に何も覚えていない。
幕末義人伝 浪漫
キャラがルパンの絵で中井和哉が主役をやっていたことしか覚えていない。
ファンタジスタドール
キャラが可愛かったけど内容にはがっかりした覚えがある。
機巧少女は傷つかない
タイトルはマシンドールと読むはずだった記憶がある。中毒性の高いED曲は覚えている。
RDG レッドデータガール
あのP.A.WORKS作品なのに、早見沙織が主役だったこと以外覚えていない。
2014年
悪魔のリドル
内田真礼のデビュー曲が主題歌だったことだけ覚えている。
犬神さんと猫山さん
ショート枠で女子が戯れるやつだった気がする。
異能バトルは日常系のなかで
とある回で早見沙織演じる少女がものすごい長台詞を喋ったのだけは衝撃的な物として記憶している。
失われた未来を求めて
SFを絡めた学園青春ものみたいな感じだったと思う。途中でキャラの服の色が違っているみたいな作画ミスに気づいた記憶がある。
エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~
女子キャラが可愛く、りえしょんがメインヒロインをやっていたとしか覚えていない。
M3 ~ソノ黑キ鋼~
May'nが主題歌を担当していたことしか覚えていない。
彼女がフラグをおられたら
キャラ絵は可愛かったが、中身は変なアニメだったと思う。
ガールフレンド(仮)
ゲームが流行ったことで気になって見ていたが、キャラとか内容もほぼ覚えていない。
有名人がたくさん出ていて、丹下桜が担当したクロエが人気だったはず。
キャプテン・アース
主人公がブーメランを投げる話だったはず。
グラスリップ
絵は可愛かった。これは意図的にどんなお話なのかワケワカメに追い込む仕掛けの作品だったはず。
星刻の竜騎士
ロボットアニメの「機甲戦記ドラグナー」はめっちゃ好き。
精霊使いの剣舞
大西沙織のライフワークとしてウェイトを占める部分が多かったされる「にーそっくすす」がED曲を歌っていたことだけ覚えている。最近でもたまに自身のラジオでこの事を話していたりする。ニーソックスって良い発明であり良い文化だよね。ニーソックスの事しか思い出すことがないアニメじゃんか。
2015年
アクエリオンロゴス
あのアクエリオンを冠するシリーズ作品なのに、内容は薄口だったのかキャラも含めてよく覚えていない。
キャラクターデザインが微妙で、主人公の髪型はノンスタの井上ぽくてダサかったと記憶している。
May'nが歌っていたOP曲「ヤマイダレdarlin'」は印象的で覚えている。
ISUCA-イスカ-
木戸衣吹主演で、美少女が化け物退治するみたいな基本設定だけは覚えている。後は綺麗に忘却の彼方だな。
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件
タイトルがアホみたいだからそんなのあったな~と名前くらいしか覚えていない。
コメット・ルシファー
大橋彩香が出ていてOP曲がfhánaだったことは覚えている。なんか冒険をするみたいな感じのやつだったはず。
聖剣使いの禁呪詠唱
内容はさておき、その並びにネタ感がたっぷりだったのは面白かったとしっかり覚えているのが「ラノベ四天王」(仲間入りしたからには不名誉なくくり)。
他3つはわざわざ列挙するまでもないので、各々の記憶を掘り起こして欲しい。
本作はその内の一角。もちろん他の3本も記憶するに及ばないアレな感じだったのだが、中でも軍を抜いて覚えていないのがコレ。他の3作は断片的だがちょっとは覚えている部分もあった。
当時だと変なラノベアニメが1クールに4つ並べば激しくネタにされる珍事だったが、現在だと4つくらいなら珍しくもなく、それ以上あっても通常運転の範疇だ。
今になって四天王の事を振り返れば、ここ7、8年くらいで加速度的になろう系とかのネタラノベのアニメ化が乱発されるようになった事に気づく。
作品全体クオリティよりも、話題性を呼ぶ出オチネタに特化したこういうジャンルがよく市民権を得られるまでになったよな。娯楽が細分化されてもはや迷走しているとも言える現代日本だからこその成功といえよう。
対魔導学園35試験小隊
設定とかキャラとかマジで何も覚えていない。
パンチライン
井上麻里奈が男子の役で出ている。あとはなんのこっちゃなアニメ。
ミリオンドール
やべぇ、何も覚えていない。
落第騎士の英雄譚
割と近い時期にやっていた「学戦都市アスタリスク」と被って記憶がごっちゃになっている。もちろんアスタリスクのこともほぼ覚えていない。
ランス・アンド・マスクス
タイトル通りランスをぶん回す話で、みもりんが主題歌を担当していたことしか覚えていない。
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