こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

素敵インベーダーソング

 日本には実に色んな曲があるんですねぇ~(←誰?)

 

 そんな歌謡大国日本の歴史を彩るインベーダーソングを振り返るぜ。何を勝手にって思うだろうが、そこはもう私の勝手気ままにやらしてもらうぜ。

 

 インベーダーってのは皆大好き「スペースインベーダー」のことである。我が青春を賭して一体何体を撃ち殺したか分からない。私はスペースインベーダーが大好き。そんで結構強いっす。

 

 スペースインベーダーといえば、日本コンピューターゲーム史を黎明期からも牽引した最強文明の一つである。その歴史はじいさんの時代から続き、今でもニンテンドースイッチで遊べるという。これはすごい。

 

 そんな時代を越えて愛されるコンテンツなインベーダーは、音楽の世界ともコラボしてその存在感を歴史に刻んでいたのである。

 

 そのインベーダーソングの代表格が1979年にレスラークイーン マキ上田が出したシングル「インベーダーWalk」である。名曲っす。今ハマって聴いている。

 

インベーダーWalk

インベーダーWALK

インベーダーWALK

  • provided courtesy of iTunes

 

 先日「仮面ライダースーパー1」の劇場版作品を見た。そこにゲストでマキ上田が出ていた。その関係から彼女の名曲を漁ろうという事になり、こうして無事漁り終えて名曲をまったり聴く段階を迎えたわけである。人はどういうきっかけで何と巡り合うのか分からないものだ。

 

 最近ならDA PUMPの「U.S.A」でも振り付けにインベーダーの動きを取り入れていたが、あの感じの動きこそがインベーダーWALkだな。

 ゲーム画面上でのインベーダーの攻め方と言えば、のっそりからめちゃ速に速度を変えて徐々に近づいてくるカニ歩きスタイル。最近の「スペースインベーダーエクストリーム」だと、カニ歩きは無しの直下型もいるが、オールドタイプは皆カニカニWAKLだった。

 そんなカニカニWAKLも歌詞に入っている。歌詞が面白い。カニカニの時のマキ上田の切れのあるカニカニダンスもセンスが良い。

 つうわけで、曲名からしてめっちゃインベーダーを意識した内容になっている。ゲーム会社の方にも許可を取っているようで、ゲームのサウンドもそのまんま入っている。バックに聞こえるインベーダーゲームの音が心地よい。

 

 レスラーが歌うコンピューターゲームが題材の曲となれば、もしかしてネタソングなの?と思いがちだが、別にそっちに全振りでもなく、コレはコレで普通に出来が良い面白くも格好良いソングだと思う。はっきり言って私には刺さる。

 ジャンルはテクノ歌謡というものらしい。おしゃれにファンキーなディスコサウンドが確かに古臭いと思える一方で、今聴いてもノリノリで格好良いのもまた確かな話。

 

 インベーダーに乙女的ラブを絡めた意外性マックスな歌詞世界観も面白い。歌詞の「私の彼はインベーダーボーイ」とか保健所の人間でも来そうな放っておけない案件だし。

 


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あいつはインベーダー

 

 そしてまだすごいのは「インベーダーWALK」のレコードB面にもまたインベーダーソングが収録されていること。

 そちらのタイトルは「あいつはインベーダー」。 

 


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 どっちも結局はインベーダーボーイな彼に翻弄されたりなんやかんやする内にラブを楽しんでいるというもの。どうやってもラブの世界観になるインベーダーって題材として計り知れない。

 A面の方はややアイドル歌謡な感じで、こちらの方がもっと攻めたテクノ感があって格好良い。

 歌詞に出てくる「あいつのミサイル」ってのが面白い。普通にウケる。

 にしてもA面、B面の2曲ともテーマがインベーダー縛りなのはすごい。そのくらい世間的にインベーダーブームが来ていたんだな。古き良き素敵時代。

 

 

ディスコ・スペース・インベーダー

 

 ついでにインベーダーソングならこんなのもあると親に教えてもらったのが「ディスコ・スペース・インベーダー」。マキ上田の曲と同じ年に発売したという。

 


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 恐ろしくノリノリイケイケなディスコサウンドに乗せて、こちらでもゲームそのまんまのインベーダー音楽が楽しめる。良きコラボ感。

 これはノリノリで作業音楽として良し。

 格好良いな。こんな面白い企画があったのか。

 これといった歌詞は無しで、ずっと格好良くディスコしまくって終わる。

 

 

 これら3曲だが、いずれもこれをやろうと思って時代に仕掛けに行ったユニーク性に好感が持てる。確かにインベーダーゲームの音は心地よいからな。それを別に用意した楽曲とコラボさせるとか発想がやり手。どの曲も面白いし格好良い。

 これらを聴きながらまたスペースインベーダーをやろうかな。インベーダーって定期的にやりたくなるんだよな。

 

 というわけで、ちょっと変わり種だけどしっかり良い日本音楽の振り返りでした。

 

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