こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

トレカに群がるオタクの臭い

 最近気になった、ていうか笑ったニュースといえば、カードショップのトレカに群がるオタクのオイニーがツイキー(臭いがキツイ)というもの。

 

 先日ネットニュースを見たところ、とあるブックオフのトレカ売り場が臭いので、消臭剤を多めに置いて対応しているという内容のものがあった。的確な対策かと想います。

 

 それ分かるぅ~!私も実感したことがあります。

 なぜ臭いのか、消臭剤を置くのか、その理由はオタクが知っている。彼らの放つ臭いは、気にならないの範疇を出て鼻を刺激するものであり、事によってはスメハラにあたるレベルの極まった臭気でもあるといえるのだ。悲しいがそれが現状。

 

 もちろんオタクの全部が臭いということはない。そこは早合点せずに理解して欲しい。代表して声を発するとこの私がそうである。なにせ私のオイニーは完全にセーフゾーン。

 そこの所を包み隠さずズバズバ言うタイプのギャルやギャル男と戯れていても、臭いについて言われたことなど一度もありません。ていうか、言われたらさすがに落ち込んでこんな所に他人の臭いの事なんて書いていられない。

 

 このニュースを知った時、私は「なるほどな!」と直ちに納得出来たのだ。そりゃ全員ではないものの、少なくない数必ずいるのが臭うオタクってものだ。だって私も実感したことがある。確かに一部かなりキツイのがいるのだ。

 

 私はトレカについては眺めるだけで義務教育終了以降は全く買ったことがない。確かな人気と価値があるとはいえ、事実としてペラペラの紙切れに過ぎないからな。そこに何万も出すとなるとなんだか心がゾワゾワする。

 とは言ってもやっぱり眺めると面白いんだよな。別にタダなら欲しいけど、金を払ってまで集めようとも思わない。それくらいの距離感でカードを付き合っている。なので買わないけど冷やかしにショップに眺めに行くことは結構ある。

 そこで出会うのは素敵なカードだけではなく、今回ニュースで触れられた好ましくない臭いだったりもする。困る。

 

 私もオタクの仲間入りした人間だが、同じオタクの事はだいたいの場合「同じ」に想っていはいない。そこは身内でなく別物の何かとして厳しく見る。

 で、見たところ、著しく清潔感に欠けるのもザラにいる。近所を見れば、令和になってもまるで昭和のコッテコテのオールドタイプの見た目のがまだ生き残っていたりもする。懐かしいよねぇ~。

 

 オタクを一概に汚いとか臭いとか想うのは乱暴だが、事実としてそういうのは割りと見る。だからこういうニュースが上がって賛同者が多くいるのは確かに納得出来るのだ。

 

 ブックオフの対応は、臭い人にとって可哀想な事だったかもしれない。けれども臭い物にはやっぱり蓋ってことで、蓋の中で自然淘汰されるのがやはり自然なこと。

 オタクではない清潔なお兄さんやギャルの客だって多くいるのだ。そちらを守らなければ、そして自分達の仕事現場なのだからやはり不潔要素は排除せねば。であればブックオフが取った消臭剤攻めの方法は仕方ないことであり、当たり前の策だ。

 分かるよ、臭いって人生の質を下げるガッカリなトリガーになるからね。なるたけ自分から遠ざけたい、または近づく分は消したいと思うのが当たり前の人間の情動ってものだ。

 

 で、何であんなに臭いのだろう。オタ臭なんていう不名誉極まりないけどちょっと小気味よい響きの言葉があったりもするが、まさにソレ状態なんだよな。

 表現は遠回しだが、要は「風呂に入れ」という意思を客に伝える文言を発するお店もあるとか。他人同士かつ大人が大人にそれを言うってどんだけのバッドコミュニケーションよ。これは笑った。

 入ってくるのが当たり前だと皆想っているはずだから、そんな事を言うお店はこれまで無かった。でもトレカ人気で臭いオタク客が増えたせいでこんなことになった。

 世の中の変わりようも面白いと笑える一方、世も末だなと残念になるのも確かな話。まぁいずれにせよこんな話題でネットが盛り上がる日本ってホント平和。

 

 そもそも風呂に入っていないってヤツはかなりの猛者だと想うのだけど。入った所で入って数秒でもう臭いが戻る場合もあるだろうし、夏だから店に入る段階ですっかり汗臭くなるって事もあるだろう。

 あとは服の洗濯してないんか!みたいな意見もネットで見かけたな。人間を洗っても服が臭いならアウトだな。

 体、服含め、当日中に落として然るべき汚れを落とす事が出来ていないのがいけないんだよな。それを落とすのが困難なレベルで汚れが張り付くという体質持ちもいるのかもしれない。「清潔」と簡単に言っても、その実現は意外と難しいのかもしれない。

 

 50年くらい前の世界と比べれば、洋服の洗濯や風呂に入る習慣はより普及しているはずだ。この現代になって風呂や洗濯機を持っていない家庭はどんどん減ってきているはず。それら文明を日常的に使うスパンも昔より短くなっているはず。

 それだけ「清潔」が可能になる文化が強まっている現代に来てまさかこんな原始的なニュースが来るとは、コレは興味深い。普通に笑ってしまった。

 

 このクソ暑い夏休みに1日でも風呂に入らないなんて無理っしょ。半日に一回でも水浴びしたいくらい汗をかくのに。

 臭いはともかく汗にまで鈍感になったらなかなかの猛者だな。自分にそんなに興味ないんかいって想う。

 私もはっきり言って風呂は面倒と想っている。体を洗う行為がもうメンドイ。それでも毎日入るのは、不潔である状態を看過出来ない最低限の清潔感、というか羞恥心が働くからだ。

 文明社会で文明を扱う頭と手段がありながら、それを扱いきれず汚く生きる。そんな自分は愛せないじゃないか。そこまでの事を想うわけである。オタクよ、カードばかりペラペラめくっていないでシャワーを浴びろ。

 

 服も基本的には2日目は無理かな~。真冬でまったく汗をかいた実感がない場合なら、2日目もなんとか行けるかも。でも3日目は絶対無理だな。

 水道代の事を考えれば2日でも3日でも着てから洗う方が経済的なのかもしれない。しかし、猿を脱して進化した人間としての羞恥心としてそこまでの不潔を心が許さないのだ。

 私ってば、本能と建前とソウルと何だか色んなものに縛られて生きているのかも。その点、自由かつ平気で汚れることが出来るオタクって心理的には強固に武装された命なのかも。

 

 こんな地球の端っこで起きているオタク世界のトピック一つを取っても、広く「人間」としての在り方について考えてしまう。

 こんなネタでこんなに文字数を打つヤツどこにおるねんって話だけど。

 

 まぁ風呂に入る入らないは個人の自由なのかもしれないけど、自由の結果臭いの強弱が決定し、それによって他人様が苦しむことがある。それは良くない。オタク諸君は己のオイニー(臭い)を客観的に知るべきだな。

 体温計みたいにピッとやればオイニーの強弱指数が計れる装置でも普及すればいいのだけど。コロナの時にお店の前に体温を計る装置が置かれていたことがあったが、あれの臭い数値を計るのを置くようなことになったらカオス過ぎるな。数値で臭いレベルが強すぎたら「帰れ!」の合図になるとかだったら、さすがにオタクも清潔感について気にするだろう。

 

 楽しくオタクをしたいなら、他人からツッコまれる要素はなるたけ潰そう。

 

 目指せ現代式なポップで臭わないオタク像!

 

 

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