こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

11人の新生Liella! 思ったよりもすごかった。ユニットアルバムの感想

 びっくりするくらい暑い夏がやって来てかなり参っていたが、それもいつまでも続くものではない。そろそろこちらでも諸々対策し、負けない心も作った。

 で、想うのだ。もうこの夏の暑さは克服したと。なのでもう負けない。残った夏は元気に楽しく乗り越えてやる。

 

 元気に楽しく日々やって行くとは言っても、お外は暑いので中での生活を充実させよう。そんなお家で過ごす夏時間を潤してくれるアイドル軍団といえばやっぱりLiella!だよな。 

 ここ2年は夏といえばLiella!アニメだったものなぁ。でも今年は無いんだなこれが。3期いつやんのさ。

 

 今年はアニメがない代わりに夏のタイミングで新曲をバンバン出してくれた。じゃあソレを聴くっきゃない!

 

『ラブライブ!スーパースター!!』 Liella! ユニットミニアルバム「Jump Into the New World」

 

 この夏に入って9人時代ラストナンバーの「UNIVERSE!!」、そして新生11人体制の一発目を飾る新曲とユニット曲の詰め込みのアルバム「Jump Into the New World」が解禁された。この1週間はこれらを聞き倒している。

 

 9人曲を聴いた後に11人の初楽曲を聴く。一つの終焉と幕開け、このリズムを巡るグループの冒険にワクワクするではないか。彼女らもしっかり物語を持っているなぁ。

 

 新入りの冬毬、ウィーンちゃんの実力は如何ほどのものか、品定めモード全開で挑む。

「Jump Into the New World」が思った以上に格好良い。新入り2人が歌い始めパートに来るのか。そしてこの2人が加わって最強体制なのか。新時代の幕開けを見た。こっちの曲の方がLiella!的にはネオユニーバースだったな(←?)。初見で震えました。

 新章幕開けなので、どうぞ飛び込んで来いというLiella!的意気込みを感じるナンバーでめちゃ格好良かった。これはもうテッペン取る宣言ソングだな。早くテレビとかで11人パフォーマンスが見たくなった。

 

 ウィーンとか初登場時にはマジで調子こいていたので、皆で取り押さえてちいちゃんの出来立て熱々たこ焼きをお口にお見舞いしてやれ!とか思っていたのに、それも今となっては心強いお仲間としてウェルカムできちゃう。良き良き。

 

 今回のユニットアルバムは全体的に格好良い系や切ない系ナンバーの並びでとてもセンスが良い。音楽性として上品でおしゃれ。可愛いスクドルの作品だが全然ブリブリしていない。

 前作の「MIRACLE NEW STORY」がキラキラしたブリブリ系(ちょこっとだけ)アイドルポップスだったのと打って変わって、今回は作風をえらく変えている。

 この出来はちょっと想像出来なかった。どの曲もこれまでアニメで披露してきたものとはテイストが異なっている。グループの新しい顔が見えて楽しい。

 1st、2ndを越えて早くもグループ1位の強いアルバムになった。

 

 新入りを迎えていきなり動く3つのユニット企画とか、着いていくのに忙しい&楽しい。

 これが3、3、5という謎の人数分けになっている。ラブライブユニットで5人いるのはシリーズ最多だとか。

 5人組の「5yncri5e!(シンクライズ)」のネーミングは格好良いとは想うけど初見だと絶対解読不能だろう。フィーリングで解読出来るならシリーズの先発ユニット「R3BIRTH 」で限界だっての。

 

 一期生ならすみれ、二期生ならきな子が推し。新入りならピンク髪からは目が離せん(一般的なオタク心理)ということでウィーンちゃんかな。特にここら辺のメンバーに注目して聴いていくぜ。

 

 数を減らして歌うことで、全員曲よりも個々のボーカルがしっかり聴けるのが良い。

 今回のを聴くと、メイときな子の歌声が結構色っぽく聴こえて良かった。2人のボーカルがもっと好きになれる一枚でした。それから米女メイって早口言葉みたいな名前だよね。ガダルカナルタカ的語感だよね。

 

「影遊び」はタイトル的にもこれまでと何か違う感じ。サビがゾクゾク来る格好良さだな。これはラブライブ影技シャドウスキル)ってことか。

 CatChu! は語感や字面的にもっとニャンニャンした猫っぽい可愛い曲で来るのかと思いきや収録された2曲とも大変クールなものに仕上げてきた。まぁマジのニャンニャンソングならシリーズ先発ユニットの「A・ZU・NA 」がこれでもかってくらいコテコテのをやっているからな。懐かしくなったのであっちもセットで聴き直そうと想う。

 

「不可視なブルー」という曲はなんとも文学的タイトルセンスが目立って好ましい。結構前に読んだ「限りなく透明に近いブルー」という本を思い出す。あの本はスクドルなんて光のコンテンツとは結びつかない荒れた内容だったなぁ~。

 

「Dancing Raspberry」が収録曲中で最もキャッチーだったかも。格好良いしサビパートがすごい耳に残る。軽快ダンスナンバーのノリなのでライブで激しく踊りそう。

 

 とにかく11人体制とユニット、共に可能性に溢れている。そう分かるアルバムだった。

 このアルバムを引っ提げてのライブはかなり期待出来そう。格好良い曲が多いからダンスパフォーマンスともマッチするはず。

 アルバム曲はアイドル感よりもアーティスト感が出ていて、スクドルと知らずに聴いた人でもスッと馴染めそう。大変聴きやすい名盤でした。

 今回作品は間違い無く後悔の無いお買い物でした。ミニアルバムと銘打った割には感動がビックでした。

 

 中の人の進化も目覚ましいので、今後には期待しかないぞ。

 Liella!よ、もっと来い。時代に乗って来い。私は彼女たちの成長が楽しみです。

 アニメ3期楽しみっす。

 

 そういやラ!界隈のトピックといえば、今度アイマスシリーズと合同で歌合戦をやるというのがホット。

 なんかすごい事になっている。これは野球でいうとセ・リーグパ・リーグがぶつかるみたなものか。とにかく日本の強いヤツが全部集合するっていうお祭り騒ぎ状態なんだな。

 そういえばラブライブアイマスって中の人が被っていないんだな。被っていたらこの企画をやりにくかっただろうな。

 何だか最近になってまだまだこの界隈が楽しい事になっているので、暑いからといって死んでいる場合ではない。元気に夏を乗り切ろう。

 

 

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