こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

神アイドルにだってなってみせる「プリパラ 3rdシーズン」その2

 プリパラの秋です。秋はプリパラを見るぷりぃ~。最近私の中でみれぃちゃんがジワジワ来ている。いやぷりっている。

 

プリパラ 3rd Season Blu-ray BOX-2

 

UCCHARI BIG-BANGS(うっちゃりビッグバンズ)

 なんかいつの間にか結成されていたぞ。もう名前からして只者ではない。

 あじみ先生、コスモ、そしてまさかのちゃん子ちゃんで結成。

 各員のアイドル性、グループの方針として他とジャンルが違いすぎる。そのため終盤のトーナメント戦では皆から「あいつらと当たりたくない」と避けられていた。ネタいポジションで面白い。特にくるくるちゃんに嫌われているのが面白い。

 トーナメント開幕の景気づけとなるオープニングアクトはこいつが勝手に執り行った。この強引さと自由さもチームの売り。笑ったわ。

 

 3の新要素の一つは、あのちゃん子ちゃんが地上波でライブデビューしたこと。このぽっちゃり系女子のCGまで作ってくることは公式がユーモア集団すぎる。ウチのお兄ちゃんがちゃん子のソロ曲でめちゃ笑ってた。

 ちゃん子ソロ曲のメイキングドラマがダイオウイカの漁なのは面白い。ランウェイ時には金網を破って出てくるのも豪快すぎて笑った。何気に好きなネタキャラです。

 

 そういえば2でちゃん子ちゃんがグラビアアイドルデビューしていたのを思い出した。時代はぽっちゃり系だな。

 ファルル役の赤﨑千夏が兼任で歌っているのがなんかすごい。全然声が違う。この人は歌が上手いし歌うのが好きなんだろうな。どちらの歌唱もイキイキとしていて良かったです。

 

 最初はちゃん子の枠に謎ワード「きゅぴこん」を言いまくるななみというちょこちょこ出てくる変な女がポジション取っていた。でも途中で失踪する。あれはメイキングドラマでのパフォーマンスだったのか、ロケットで宇宙を目指す流れになり、そのままの勢いで本当に行ってしまい、しばらくパラ宿から消える。ギャグノリがバカ過ぎて笑った。あいつ何だったの?これとかチーム光合成とかおまけキャラのくせして出てくると濃く印象に残るよな。

 

 神アイドルグランプリトーナメントの対戦順を決める抽選はまさかのユニットの体重順で引くことになった。女子の聖戦を始めるのにそんなパーソナルな情報を開示するなんてどういうことや!とはなるものの、そこもシステムだからで従うしかない。ちゃん子ちゃん1人で数を稼いでいるのでもちろん一番くじの権限をゲッツ出来た。ジュリーを助けるための大事な対戦でもあるのに、ちょこちょこふざけているのが作品の良いところだな。

 

 うっちゃりのネタ要素がすごかった。くるくるちゃんの天敵のあじみ先生がいるし、他も彼女が嫌う語尾ドルしかいない。というわけで絶対に当たりたくないひびき様だが、ふわりちゃんが一回戦の相手としてうっちゃりを引き当ててしまう。ふわりが引いたナンバーなら文句はないで怒りとショックを押し殺すひびきが素敵でした。

 やるにしてもライブを見た後なら語尾アレルギーで戦えない。必ず先攻を取らないと死んでまう。そんなひびきは必ず1を引く謎の特訓をやりまくるけど、肝心なくじを引くのはファルルでまた失敗。しっかり後攻になってしまう。ここの全部上手くいかないカリスマひびき様の扱いはネタッていて笑った。

 語尾カットフォンに語尾カットシェルターも用意してライブ視聴するも、語尾が強すぎて結果致死量の語尾を食らって倒れる。ひびきの語尾嫌いの設定をここまで広げてギャグネタにするとは公式のユーモアセンスがすごい。語尾のライブを見て死にかけるってどういうことよ?マジ笑った。

 

 ここで初めて自分の語尾にくるくるちゃんは苦しんでいたと知るあじみ先生もおバカで可愛い。自覚なかったのかよ。みれぃはすぐに気づいていたのに。無意識な語尾の罪がここにあった。あじみ先生とくるくるちゃんの因縁の絡みはマジ面白い。

 

 ふざけた軍団のうっちゃりだけどライブCGは素晴らしく良く作られていた。あじみ先生が瞬間移動して消えたり出てきたりしているのがネタすぎる。コスモ姉さんはライブをしているとちゃんと美しいんだよな。

 

 うっちゃりだけはトーナメント優勝させちゃダメだろとは思っていたが、しっかり一回戦で消してくれて良かった。噛ませ犬としてはマジで一級品過ぎた。面白い軍団で好きでした。

 

 それにしても語尾の果を見たひびき様の「語尾のない世界は美しい」は謎に名セリフ感があって好き。私は語尾あり派です。

 

好きなエピソード

 プリパラらしく笑えるネタなエピソードが今回もたくさんあったぜ。

 思い出の好きなエピソードを振り返って行こう。

 

しおぽよと謎の映画

 好きなギャグ回があります。

 中盤でアイドル達が揃って謎の映画の撮影にツッコむことになる。これが面白い。

 

 大昔のメガネシステムが監督する謎の作品になっている。古のメガネシステムがメガネをかけた「クロマティ高校」のメカ沢くんみたいだったのに笑った。あそこから進化して今のめが姉ぇ、めが兄ぃになったのかと思うとすごい。

 ていうかパラ宿のプリパラは開園222年という設定も明かされていた。そんなにあったんかい。プリパリのは2222年もあるらしい。またバカな数字。222年前と聞いて恐竜時代をイメージするらぁらちゃんもバカ。

 

 映画に出るに際してドロシーが5万人に告白されて1億人を振る激マブ女の役が良いと言っていたのに笑った。数字がでたらめ過ぎる。こいつの全てが図々しくて図太くて好きになる。

 

 クソ映画かと思ったらシオンちゃんを萌え萌えしたヒロイン、通称しおぽよにして撮る何か良さげな内容だった。ここだけでしか見れない萌えなシオンが見れるのは良い。シオン推しにはかなりイケてる回。それとドロシーはいてもいなくてもどうでもなしょぼい役でした。

 

 ポンコツメガネロボはジュルルのおしっこで逝ってしまった。何年経っても液体は機械にとっての天敵。

 

サパンナの雨宮

 いつもの6人とふわりちゃんもセットでサパンナのプリパラに行くことになる。ふわりちゃんが日常回で皆と一緒にいる。それだけでありがたいです。マジ好き。

 

 ここでビックリ。サパンナのプリパリを見てみると過疎化がエグいと一目瞭然で分かる。廃れぎていてこれはいかん。アイドルを取り戻せ。

 

 もっとびっくりな注目要素がある。なんとサパンナに雨宮くんのメスバージョンがいた。雨宮くんとそっくりだが女子。こいつは気になる。

 サパンナのプリパラを復興させようとアイドルの良さを見せてやると、やっぱり雨宮メスもみれぃにド沼っていた。面白い。

 男キャラなら雨宮くんとめが兄ぃが順調にキモ化されていて面白くもなっている。雨宮くんマジ好きだわ。

 

 それからサパンナでそふぃとマッチングしたことでハシビロコウがついてくる。以後ちょこちょこ出てくるのも思い出。数多ある鳥類の中からコレをキャラ化して本編に置いたセンスの良さよ。よく見るとイケメンの鳥だよな。

 

雨宮くんのモテ期

 みれぃをストーキングしている雨宮くんの更にバックにも人の気配を感じる。なんと雨宮くんのことが好きで見守っているレア性癖持ちの女子がいた。なんとその子に告白されます。雨宮くんにモテ期が来ている。

 しかし自分は南委員長一択なのでゴメンとストレートに振る。この一途な感じは悪くないがキモいからなぁ。雨宮くんのキモさが癖になる。

 

 終盤のトーナメント戦を見守る時のガチオタムーブも笑ったし。通りかかったギャルに普通にキモがられていた。また373キロマラソンにも挑戦していたしで彼の活躍もよく見れた。そこもシーズン3の良さかな。

 

また出たそふぃのパパ

 このパパも結構バカだな。2では梅の木を見つけたと思ったら桜だった~となり、今度は桜も違って桃の木だったとまたバカな事言ってる。でも3つは素人からごっちゃにされて間違われることが結構ある。

 ジュルルが桃好きというグルメベイベーな設定なので、この間違いが結構活きてる。なんだかんだしっかりした作りのアニメ。

 

遂に叶う真中姉妹のステージ

 真中姉妹推し目線で見ていた者達へのご褒美回です。

 姉妹でライブがやりたい。その願いが叶って二人がセットでステージライブを行います。これは良かった。なんて華やかなんだ。真中姉妹はマジで可愛いと改めて分かりました。

 娘達を共演を見る両親達も気分が良いだろう。

 先輩アイドルの姉に追いつこうと一生懸命なのんの物語の一つのゴールでもあった。お姉ちゃんと肩を並べて堂々とライブするのんの成長にも感動します。そんな私は妹ヒロインと聞けばだいたいあさりに行く妹ハンターです(←犯罪性は皆無のクリアな趣味です)。

 後半の姉妹対決を両親が見守っている所にもグッとくるものがありました。女子は男子よりも早く成長するので、より瞬き少なく見守るべし。というのがウチの母の実体験からの意見です。

 

神アイドル誕生

 遂に神アイドルが我々のパラ宿に降臨する。これには興奮&感動がありました。

 

 神アイドルはアイドル同士が本気でしのぎを削りあう中で覚醒するものだ。というわけでスリーマンセルユニット同士で戦うトーナメントが開催される。これはもう美少女アイドルでやる天下一武道会。男子も燃える展開です。

 アイドル達の大聖戦、そこからの女神との一戦とシナリオ展開だけを追うとまるでバトルアニメみたい。ここは盛り上がった。

 

 新曲は無しで既存曲をブラッシュアップして本番にぶつける。既存曲だけど皆の思いが一層マジなのでなんか新鮮かつ胸熱で見れた。

 ここは普段の仲良しは一旦忘れて各ユニットマジでぶつかるからドラマ性もあった。ガァルマゲドンが敗退する所とかグッと来てちょっと泣けた。姉にあたるファルルに挑戦したかったガァルルの願いは叶わなかったけど、そんなに熱い挑戦の心を持っていたんだと分かったのにグッときた。

 

 ソラミが昔の曲の「HAPPYぱLUCKY」「Make it!」をここに合わせて持ってくるのを見るとなんかグッとくるものがある。この頂上決戦で見ると更に良く聴こえる。

 トリコロールの連続メイキングドラマとかも胸熱だった。私が生涯でたった二つしか発見したことがない4つ葉のクローバーをこっちに投げてくるふわりちゃんのメイキングドラマが超可愛いです。

 

 いつもよりもハイカロリーなパフォーマンスが必要な中で更に連戦となるとそふぃのスタミナ不足が心配になる。疲弊しているそふぃを映す所ではめちゃ応援したくなった。そふぃちゃんが限界やないか。早く休ませてあげて。

 今回そふぃはすごく頑張ったな。レッドフラッシュは歌う乙女の味方です。ここに来て改めてレッドフラッシュのワードの響きが面白いよな。違法薬を隠語で示しているみたいな感じがあるよな。

 

 決勝が終わって即女神との聖戦に移行するのは厳しい。休憩は無しでやってもらうのが歴代からのルールらしい。ここを抜けて栄冠を掴んだセインツは偉いと改めて分かる。

 最終戦はジュリーとシンメでジャニスもパフォーマンスしている。そんなに出来る子だったのか。説教を垂れる赤ちゃんなだけじゃなかったのか。女神で姉妹ってのも良いよな。女神二人のステージはなんとも神々しい。良かったです。

 

 女神決戦からの大団円に向かう最後のライブシーンが良すぎる。アイドル達による組曲が披露され、これがもう聖なる儀式のごとく高尚なものに見えた。素晴らしいじゃないか。集大成すぎる。名場面過ぎた最高のライブが見れました。これは泣いた。

 1でも2でも「みんな」を巻き込んでのハッピーエンドが気持ちよかった。今回もそこ一緒です。みんあ友達、みんなアイドルの精神のままに、最後は総員パキリ令が下されて全アイドルがあちこちでプリチケをパキる。気持ち良いパキリ音で世界が埋まる。そんなピースフルワールドが実現しました。なるほど、これがガールズエデンなのかぁ~。美しい。

 

 めでたくソラミが神アイドルになり、らぁらのアイドルサクセス物語も一旦のゴールを迎えた。よくやった。

 みれぃなんか一旦はステージを降りようとも考えた苦労人だったのによくぞ神アイドルの座まで来た。この戦績には雨宮くんも感動しているはず。

 

 熱いところもあり、感動もありな神アイドル誕生までの物語の作りがとても良かったです。めちゃ楽しかった。

 

最後

 最終回は学生をやりたかったファルルの一時の夢が叶います。これは優しさと平和がたっぷりの良い回だった。ユニコンとひびき様がファルルに対してかなり過保護なのも良かった。

 ファルルの制服姿は以前にもプリパラの仮装イベントで見ることが出来たけど、今回はコスプレではなく実用している現場での姿が見れるからそこに感動。

 

 最終回ではしおぽよもといシオンちゃんが1人で武者修行に出発した。彼女のことも気になる。

 神アイドルを目指して己を追い込むストイックギャルなんだな。シオンちゃんと一打ちたいものですなぁ。まぁルール分かってないんだけどね。「ヒカルの碁」を読破しておきながらコレだから困る。そんなこんなでシオンちゃんのことも以後よろしく!

 

 ファルルの学生体験イベント後にはらぁらがよその学校に転校することが決定。システムではないが校長先生の言う事なのでまぁしゃあない。まさかの転校落ち。

 最後に女神がチケットを撒くところで夢川ゆいが出ている。次はこいつが時代を作って行くのだ。というわけでゆめかわっ!な次回作のアイドルタイムもしっかり見よう。

 

まとめ

 これで無印プリパラはおしまい。3シーズンもあったのにとても楽しかったのでそんなに長く感じなかった。

 ネタの宝庫だが、心に刺さる良い話もあって感動できる。なによりも教養がある。そしてずっと可愛いから思考を殺して目で楽しむだけでもイケる。

 ライブシーンが段々素晴らしいし、それを見守る観客のガヤも段々ボリュームが大きくなり言っている内容も面白い。それと3シーズン分見て毎年のハロウィン回は蘭たん常駐だったのなぁとも振り返ることが出来る。

 そんなわけで優秀としか言いようのない女児向けコンテンツでした。

 

 

 

 クソキャラゼロで可愛いアイドルがたくさん出てきたけど、全部振り返ってふわりちゃんが一番好きです。彼女に会えただけでも儲けものなコンテンツでした~。

 

 今はCDも聴いて曲をフルで楽しんでいる。楽曲もしっかり聴き込んでいこう。良い曲がたくさんだ。

 

 switchでソフトが出ていると先週くらいに知った。それを抑えておこうかな。まぁ本体を持っていないんだけどね。でも兄弟と親戚が持っているのでとりあえずソフトだけゲットしておけばいつか遊べるはず。switchを買う準備もゆっくり始めよう。

 

 プリパラが好きになる良い秋でした。では希望の未来に向かってかしこまっ!

 

 

 

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