「プリパラ&キラッとプリ☆チャン 〜きらきらメモリアルライブ〜」は、2018年5月5日に公開された劇場版アニメ。
5年前のこどもの日には、プリティーシリーズと御一緒したお友達がたくさんいたのか。
私はこの映画があったことを知らなかったので、今まで見たことがなかった。この秋からプリパラにはまった流れで、年末に迫った今頃になってやっと見れた。良かったです。
プリチャンなんてまだ新しいと思っていたけど、5年も前からもあったのか。そして終わったのも2年か3年前。時代が流れるのは早いな~。
そんなプリティーシリーズもちょこっとのお休み期間を挟んで来年復活するとのこと。嬉しいぜ。
期待の新作が来る前に昔のをマルっと振り返れる良き劇場版になっていた。このタイミングで見るのに良さがある。
まずは開始早々みらいちゃん、えもちゃんがデュエット曲を披露。
二人を見るのがなんだか久しぶり。ちょっと前に本放送を見ていた感覚ではあるが、実際に見るとやっぱり久しぶり感が出てくる。
えもちゃんの程良くうるさく元気なところが良かったな~。当時は前作のそふぃと声が一緒だと気づかなかった。
りんかちゃんもいる!まだマネージャー専任時代でステージに上がる前だ。3人の中だとりんかちゃん推しでした。
この映画をやった頃だとプリチャンも開幕してすぐの段階だったのか。あの輝かしい時代が懐かしい。
プリチャンは1話目から全部リアタイしていたものなぁ。動画配信活動がテーマのアイドルものだったけど、当時はYou Tubeなんて全然見ていなかった。今はよく見ています。
で、ミラクルキラッツの3人が謎次元に潜り込んだ所でプリパラのらぁら、ゆいに合流してプリティーシリーズ異次元ツアーに出るという内容をお届け。
皆でプリティーシリーズの名アイドル達のライブシーンを振り返るという名曲ライブシーンをかき集めた総集編だな。
テレビを全部見ている人なら収穫が少ないかもしれないが、この段階でも歴史が長く、アイドルもたくさんいたことから、それらを一気に見れるだけでやっぱり楽しい。
シンプルな感想は、もうマジでずっと可愛い!ということ。可愛いがそこにある。じゃあそれで良いじゃないか。思考が単純化されるコンテンツでした。
改めてプリティーシリーズのCGライブは、初代の頃からも時代的によく出来ている。動きが良いなぁ。で、曲もキャッチーで聴いていてとても楽しい。
プリパラから投入されたサイリウムを搭載したライブ衣装ってやっぱりすごい発明だったんだな。こうして各アイドルのサイリウムタイムステージを見ていくと、めちゃキラキラで華と夢が詰まっていると感動できる。
あのキラキラモードは男女問わず「うわぁああ~」ってなるはず。この金ピカ衣装の要素をぶっ込んだのはすごい挑戦だったかも。プリティー遺産だな。すげぇわ。尊敬する。
こちらでもプリパラ映画と同じく途中分岐パートがある。
3色のタッキーがゲームをしてどれが勝ったかで分岐していく。分岐先はプリリズ3部作のどれか。それとは別にミラクルキラッツやそらみドレッシング、マイドリのライブも見れるからだいたい全部の歴史を振り帰れる。良きプリティー教材ビデオ。
私の推しのふわりちゃんが所属するトリコロールのライブもあって良かった。ふわりちゃんの眩しいまでの清潔感は、やっぱり何回見てもとても眩しい(←コレ日本語としてあってる?)。
パパラ宿アイドル紹介の時に、ゆい、にの、みーちると来てしゅうか様がいないからどうしたんや?って思ったらプリリズのみあのコーナーで妹として紹介されていた。カットされていなくて良かった。
そういやしゅうかとみあはよそから入って来たアイドルで現地産ではなかったな。だから別枠だったのか。しかしパパラ宿アイドルのソロ曲は全部良いな。
しゅうかの持ち曲の「Miss.プリオネア」を劇場版サイズで見ないでどうすんだ!と突っ込んでいたところでちゃんと流れたので安心です。最近あの曲をめちゃ聞いている。なによりも時間と実感が欲しい。私も常々そう想います。
単にライブ映像を再放送なだけでなく、Miss.プリオネアやガァルマゲドンのライブの時には、アイドル達の重要な活躍シーンが入るのが良かった。ガァルマゲドンのライブ時には、チーム結成のチケットパキり映像が入るのにちょっと泣けた。
ガァルマゲドンのライブが可愛すぎる。あの曲は映像化すると映えるなぁ。
21世紀の美少女アイドルを描く技術の完成形がこの作品にある。これらアイドルのライブ映像なら22世紀に見ても旧時代のブスとはならず、現役でも戦える美と萌えがあると未来人からも評価されるはず。私の大きな期待です。
セインツとそらみドレッシングの「Make it! 」も再び見れるぞ。これは素晴らしい。
おまけにダンプリステージも見れた。あっちはあっちで格好良くてナイス。えもちゃんがダンプリにハマっていた。この娘、結構ミーハーなのかしら。
レインボーライブのりんねとジュネのデュエット曲のライブシーンもあった。このライブの出来が素晴らしい。
当時はまだまだ新人くらいだったあやねる(佐倉綾音)が、リアルでもスーパーアイドルをやっていた宍戸留美とコラボしているってよく考えたらすごい。いやよく考えんでもすごい。
ていうかレインボーライブがもう10年前のアニメってのが信じられん。
えもちゃんがすぐに気づいていたが、プリパラとプリチャンでめが姉ぇの態度が違う。プリパラだとシステムですからってことで、システムに従順な心が死んだお姉さんになっている。プリチャンだともっと生きている姉貴感がある。こうして見ると、同じメガネ女を演じるにしても、伊藤かな恵の芝居の方向性がまるで違っているのだなと気付ける。あっちこっちでメガネ女の態度が違うのもシステムですからってことで理解しよう。
後半のみらいちゃんのソロステージが可愛い!やっぱりピンク髪ポニテはアニメ的重火器だな。つまり強い魅力ってこと。
先日発売された虹ヶ咲学園のアルバムを今日も聞いている。収録曲の内、林鼓子演じる優木せつ菜の持ち曲「チェリーボム」がめちゃ格好良い。同じはやまるが演じるアイドルでもあっちとこっちで全然声が違うと分かった。これは知らずに見たら声が同じと気づかないかも。
分岐コース3つを合計すれば1時間半くらいの作品だった。ずっとときめくキラキラ感と萌えがあって楽しかった。やっぱりプリティーシリーズアイドルは無敵でしょ!
というわけで、長い歴史の中で登場したアイドル達のことがまるっと分かる大アイドル絵巻のような映画でした。次代のオタク達にも伝え残して行きたい素晴らしい作品ですね。
プリティーシリーズとの思い出はいつまでもキラキラなのだ。
スポンサードリンク