こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2023年秋アニメを見て思う作品ごとの待遇差

 秋になって怒涛の勢いでめっちゃアニメが始まった。絶対に夏より数が多いだろ。

 クソ暑い夏よりもアニメ視聴に集中出来る良い季節になったとはいえ、集中力もちらつくレベルで1日に見る分が多い。週の真ん中の水曜日は気持ち少ない感じがするが、後は日々多すぎな量かも。こうもたくさんやられると退屈を感じる隙もないぜ。まぁ諸々ありがたいっす。

 

 多分ここいらで秋作品も全部出揃ったはず。先週末には急に3話分も放送した「薬屋のひとりごと」ってのが追加されてびっくりしたけど。あれも終末のスケジュールに仲間入りさせるしかない。ただでさえパンクしちゃう量をさばいている週末にまた追加だからびっくりしたっす。遅刻して一気じゃなく10月頭から順番にやってよね。

 薬屋のアニメだけど「後宮の烏」に女版コナンを混ぜたような感じだったな。彩雲国物語とか十二国記あたりも思い出す中華風な感じだった。

 主役のマオマオちゃんを演じている悠木碧といえば、転生したら蜘蛛でしたのアニメでめちゃ独り言を言う芝居を鍛えていた。その経験も活きる独り言アニメになりそう。彼女のことを応援します。

 

 一気にめちゃ放送したアニメといえば「葬送のフリーレン」もそうだ。4話一挙スペシャルだった。従来のなろう系とはテイストの異なるファンタジーものだけど、謎に気合が入っているな。アニメ自体にでなくプッシュする業者の都合。これは売出しに優遇された作品だな。金曜ロードショーの枠で売り出したのは意外。ファンタジーアニメをプッシュしたい放送局の都合が現代にあるとはな。

 そういえばアメトーークの漫画好き芸人の時にコレが面白いって紹介されていた。あれからまさかアニメになるとは思いもしなかった。まぁでも最近は何でコレがアニメ化?ってヤバいやつでもアニメになるからどの原作が映像化に上がって来ても不思議なことはない。

 フリーレンのキャラデザだけど、思った以上にド饅頭。ザブングルかよ。

 女子が可愛くない。男子の方はイケメンに描けていると思う。エルフが好きなんだけど思ったより萌え萌え要素がないからそこはちょっと残念。弟子のフェルンも何か太っているなぁ。まぁその狙いでチャンネルを合わせるんじゃねぇっていう枠。

 

 作品ごとに見る売出し熱の優劣も目立つ。放送局の方で力を入れている優遇枠がわずかにある。スパイファミリーとかもそうかな。原作をやっている母体がしっかりした会社ならアニメ会社も放送局も力を入れて仕事をするようだ。

 この手の売出しに力を入れる作品となると、楽曲担当者が今をときめく有名勢になるのもありがち。マイナーなクソアニメだったら誰だか分からない人が歌うこともあるけど、原作が人気なのはいわゆるアニソンシンガーではなく一般のポップシンガーが来る。

 いつからこういう風潮になったのか。まぁ時代の事だからあまり口酸っぱく言うものではないが、これについてはちょっと思うこともある。オタクがこっそり楽しみたいコンテンツにこっそりの枠を越えて有名になったシンガーが声を入れるってのもなんか違うような。

 もっと如何にもアニメ感のある曲が来ても良さそうなものだ。まぁどういうきっかけでも皆がその作品を楽しんでくれるならそれで良いんだけどね。こんな事を思いつつもアニメを見て良い曲だったら誰の歌でも聴くんだけどね。

 

 こういう待遇の違いを見ると、私がこっそり推している「MAHO FILM」作品とかもこのくらい売り出してくれたらなと思うのだが。もっと浅い時間にやって今若者に一番人気の誰かが歌を担当する。そうなったらそれこそ真に魔法がかかった最強状態。まぁ誰が推すねんって自分で言ってて思う始末なんだけど。

 会社もどの作品の味方につくのが得なのかはしっかり考えて仕事するわな。

 

 今期は呪術廻戦、東京リベンジャーズ、Dr.STONEと安定して楽しめる少年誌原作枠も多い。まともで安全に見れるここらの枠が揃った今回は豊作クールなのかもしれない。

 実った数=出荷可能数ではないが、単純に実っただけの話なら今期は大豊作クールだな。

 

 どの作品も美味い、不味い問わず実ったことがまず一つの奇跡。とりあえずそこはおめでとうと言って祝おう。

 飲み込むもペッと吐き出すもまずは味わってみねば。というわけで豊作な今期アニメを今後もしっかり味わいます。

 1話目を見たヤツは例えクソでも途中切り無しで完走を目指します。そんな私は孤独に慣れたスタミナもりもりのアニメ的長距離ランナー。走りやすい季節でもありますね。

 ではお休み。

 

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