こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

アイドル始める時間じゃ!「アイドルタイムプリパラ」その2

新アイドル

 アイドルタイムからの追加アイドルもしっかり良い。みんなゆめ可愛い!

 新シリーズをやるにあたって一番楽しみな要素といえば、やはりゆめ可愛い新アイドルに会えること。ここには一番注目して見るわな。なのでしっかり吟味しました。

 

 1年だけのシリーズだったから大量投下ではないが、出した新キャラはよく考えて作られている。各員の魅力を伝えるための個別エピソードもしっかり作っていて好きだった。

 

 新曲が大量に用意されたわけではないが、1人1人が持ち曲を大切に繰り返し歌うのが良かった。個人の持ち曲が良く、繰り返しやることでより心に刻まれた。無印の時には無かったような毛色の違うニューナンバーが集まっているのも良し。こちらのシリーズもなかなかの楽曲レベルを誇っている。ゆめ良い曲がいっぱいだぁ!

 

 今回からはアイドルとして良い事をしたポイントを貯めることでライブ権限が獲得出来る設定が敷かれた。ライブをするには条件がついているため、誰でも彼でもすぐにライブが出来るわけではない。ちょっと厳しいよね。でもシステムですから。

 

 しゅうか様が金に物を言わせてポイント条件無効のライブをさせろと言ってもシステムの壁は越えられず、金ではどうにもならない。みあのようにグズなことをやっていればやり手アイドルであってもずっとポイントが貯まらない。そんな所にも面白みを見た。

 

 そんなちょっとの条件も乗り越えてアイドルを道を極めた新アイドルを達振り返ろう。皆ゆめ可愛いすぎて今夜の夢にも見そうだぜ!(←睡眠クリニックに行け)

 

夢川ゆい

 新時代を切り開いた現地第1号アイドル。彼女がいないとこの土地はダンプリオンリーで終わっていたかもしれない。野郎だらけの青春だってそれはそれで楽しそうだとは思うが、やっぱり女子も要るだろ。というわけで現地を盛り上げたゆいちゃんの活躍に拍手、そして胴上げです。

 

 とにかく夢見がちで日々「ゆめゆめ」うるさい。白昼夢だって見る始末。

 登場初期のみれぃの時と同じく、こいつのことも「ゆめゆめうるせぇ女だなぁ」と思ったものだ。そんな口の悪かったあの頃の私とは早々にさよならすることになる。

 

 彼女の初ライブを見た時に心を持っていかれた。

「マジでゆめ可愛いすぎる!」←これがゆいちゃんの初ステージを見た時に口から飛び出た言葉。

 

 夢のような可愛さをあなたに、そのキャッチコピーでやっていく逸材だったのだな。私にもしっかりゆめ可愛さが届きました。

 

 持ち曲の「チクタク・Magicaる・アイドルタイム!」はそもそも可愛い曲なのに、それをすげぇブリッコな感じでやるからもっと可愛かった。

 時計の針が進む様をイメージしたユニークな振り付けは特徴的。そこを踊る時が一番可愛い。これは体育のダンスの授業に取り入れたい。そんな私は歌って踊れるリズムマスター。

 これ1曲の披露を見ただけで「よし、これからはこの子とやっていこう!」と新時代をすぐにも受け入れることが出来た。順応性が高いんです。

 上述通りの感想をお兄ちゃんに言ったところ「夢であれば良かったと思うくらいマジにキモいって」とゆめ毒を吐かれた。現実には毒の苦味もあります。

 

 このゆめゆめ言うのはひびき様的にアウトだった。語尾アイドル的にはセーフだけど、語頭でうるさいヤツも嫌われるらしい。

 中盤でひびき様のところに遊びに行った時には、みーちるも含めてパパラ宿アイドルの受けが悪いのが印象的だった。こっちの作品でも順調にひびき様の精神を攻撃することで公式からイジられているなぁ。ひびき様は公式に絶対に愛されている。

 

 口癖の「ゆめ」は実用性が高く何を評する時にもとりあえず頭につけておけばなんか通じる感じになっている。幅広いニュアンスとして使用できるゆめ便利ワード。

 パラ宿であじみ先生のパフォーマンスを見た時には、よく分からんがゆめすごいみたいな事を言っていたのが面白かった。

 

 これは和人ソウルから来るものなのか、学校で普通にメシが出てくるのにも関わらず、自前の炊飯器をいつも携帯してどこでも米を食ってる。ゆいちゃんは米大好きな米ドルとして活躍中。私も米が好きなのでそこには大変共感と好感が持てた。

 

 炊飯器にはタッキーという名前をつけて相棒にしている。

 前作だと掃除機のリナちゃんがプリパラに入って元気にライブをしていたけど、こちらのタッキーも持ち主と共にプリパラに入ってめっちゃ喋っている。

 

 夢がテーマの作品なことを大変分かりやすくするために設定された夢見がちな女子主人公だった。このスマートなキャラ性は清々しい。

 結構ネタなヒロインで白昼夢も見る始末だが、熱いアイドルソウルを持っているし、性格が良いので好ましい。

 

 落ち着き無く暴走するこの子の横でサポートするらぁらがお姉さんに見えた。らぁらは小6の女子なのに経験豊富なことから、お姉ちゃん感もあればママ感もある。今思えばハイブリットにして稀有なヒロイン性だった。

 らぁらがゆいとコンビを組んだことで、古巣の相棒だったなおちゃんが寂しがっていないだろうか、ダークサイドに落ちないだろうかと心配して見るターンもあった。そんな私は良く言えば気遣いさんだし、悪くいえばおせっかいさん。

 

虹色 にの

 元気なちんちくりんだなぁ。それが第一印象。

 ちょっと虹野ゆめを思い出す名前。あっちの彼女のことも懐かしくなる。

 ボーイッシュで元気で八重歯。これは妹ヒロイン枠に押し込みたいところだが、兄弟の存在は確認出来なかった。そこは妄想で補完だ。

 

 時代はアイドルよりもスポーツっしょ!と言って初期はアイドルを軽んじて興味を示さなかった。しかしスポーツに通ずる熱さがアイドル道にもあるという真実を見てからは、アイドル界にも殴り込んでいる。良き進路方針。

 

 パルクールに野球など、スポーツならなんでも来いな子なので野球回も描かれた。女子が野球するのってなんか好きなんだよな。ハルヒとかCLANNADからの流れかな。

 野球回では地獄ミミ子が意外と強くてにのが苦しめられた。ミミ子が意外に強かったのも印象的。

 

 にのに一気にハマったのはやっぱりライブだな。リアル世界ならちんちくりんで男の子みたいに思えるけど、プリパラに入った変身後の姿に衣装を合わせたのを見ると可愛いすぎた。これを言う人が結構いるけど、変身後はボーカロイド鏡音リンっぽくなる。

 野球をやるスポーツアイドルってことで、ライブ衣装は野球ボールがたくさんくっついた斬新なデザインになっている。そして腕にはグローブをはめてマイクを握り、全力パフォーマンスするのだ。この野球要素入り過ぎなコーデは、遊び心も入りつつの芸術への挑戦となっていて良い。あの衣装は好きだった。

 

 持ち曲の「あっちゃこっちゃゲーム」は格好良いし面白い曲でハマった。このパフォーマンスでこの子も良い!ってなった。

 ステージ上では側転、ロンダート、バク宙と、アクロバットパフォーマンスも見せてくれる。プリパラアイドルで一番アクション性あるステージをお届けしたステージパフォーマーだったかも。私の推しのふわりちゃんもロンダートを披露していたけど、バク宙まではやっていないし。ちなみに私は全部出来ます。まぁ出来ても日常生活で全く使えないんだけどね。

 

 前作ラストで失踪した修行アイドルのシオンちゃんと関わるエピソードも印象的。シオンに迫る勢いで自分を鍛える熱血なにのちゃんを応援したくなった。

 シオンとにのの勝負で「部活動あるある」をテーマにした謎カルタ合戦がある。カルタで読まれる内容が結構ネタっていて笑えた。実際に売ったら一笑いしながら楽しめそう。

 

 シオンが旅立った前作からの要素を上手いこと使ってにのを鍛えた流れは結構好きだった。

 シオンが完全に師匠ポジにあることで、プリパラ世界も次世代育成時期に入ったなぁとしみじみと思えてきたものだ。

 

 にのを見てびっくりなのが大地葉が演じていたということ。ここに出ていたんか。低い声を聴くことが多いからこういう高い声も出るのかとびっくりだった。 

 彼女の芝居といえばクールなお姉さん系が多い気がする。彼女とお初となったのは「恋愛ラボ 」だったと思う。アレはネタなアニメで好きだった。アイドルタイムよりも4、5年前の作品だったかな。そこでは腹黒い眼鏡娘を低い声で演じていたからアイドル役をするのが意外。すごいのは歌唱もそうだった。アイドルキャラの声でしっかり歌っていた。好きな声でした。にのちゃん可愛いっす

 

みーちる

 本名 幸多みちる。

 幸が多いと書くが、実際には不幸体質でなんか残念なことになっている。そんな名前と逆のヒロイン性がお楽しみ要素。

 

 失われし楽園 プー大陸のお姫様らしい。そんなわけでオカルト系列のネタアイドル。

 ファンネームはプー大陸の民ってことで「プー民(みん)」らしい。普通に笑える面白い枠。ネタなコンセプトアイドルってことで、アイカツのユリカ様とかが好きならこっちもイケるはず。

 クラスにいたらスマートに人気者になるだろうなって思えるにのちゃんに続いて仲間入りしたみーちるがかなりのネタ枠だったのは印象に残る要素。この人員配置はなんだかんだナイスだと思えた。

 

 みーちる好きだわ。マイドリの中ならみーちる推しだな。

 みーちるも前作のちりちゃんと同じくリアルとプリパラ世界で酷くキャラ性が異なる。これってシステム的に、または人間心理としてどういうことなの?

 あっちとこっちの2つの世界で意識と記憶は共有してるのか?鏡写しになった2人の心を近づけるために、あっちとこっちで交換日記を行う展開が見られた。自分とやっているわけだから不思議。

 

 ファンタジックなネタキャラに見えるけど、みちるもみーちるも等身大の女子のマインドを落とし込んだ味わいあるキャラだと思う。これだけ突飛な要素がありながらも、実はリアル思考で作られたキャラな点に注目出来る。

 出来ない自分と何でも出来ると信じる自分、その2つの心があっちとこっちでシャッフルされている。

 自分に自信がなくて「無理無理」言うのは、この年代の乙女ハートとしては正直。同じく可能性に満ちているからこそ何でも「出来る出来る」の心で行くのもまたこの年代に見る若さの象徴。どちらにも半々のリアル性が見える。ここに共感するリスナーが結構いたのではなかろうか。

 

 一番現実離れした二重人格キャラに描いているようで、みちるとみーちるの心は見る者に一番リアルに刺さってくる要素だ。

 出来ない自分を受け入れて出来る自分へと昇華していく。どっちからも逃げずに己を磨いて律せよ。そんな感じのメッセージ性が見えるキャラ設定なのが良かった。みーちるめっちゃ好きっす。

 

 年下のあろまに軽く虐められているから忘れてしまいそうになるが、実は中学生の年上ヒロインなんだよな。あろまの退学がかかった試験前には、勇気を出してお姉さんな一面を見せた。あそこは良かった。なんだかんだ乙女は強い。

 

 カップ麺が好きなメガネっ娘なのも良し。私もカップ麺はラーメンと全く別の位置にある良きグルメとして愛している。

 

 普段だと扱いにくいふざけた女に見えるけど、ステージでは華やかに映える。みーちるは衣装からパフォーマンスまで思った以上に妖艶。もっと大衆めいた言い方ならエロい。童貞の男子のお友達の心を掴む良きパフォーマーかも。これは確かに絶対的誘惑。

 歌う前に言う「夢の中でも 夜更かししましょう。今宵 アナタも幽体離脱」の決めセリフはゴーストチックで好き。なかなかハマるオカルト文言。

 楽曲もおしゃれに妖艶でハマる。プリパラアイドルの中でもこの雰囲気のステージはなかなか見れない。シリーズ屈指の妖艶パフォーマーだった。

 

 どこからエスカレートしていったのか謎だが、プリパラといえばライブ客の掛け声がもはや大喜利レベルで笑えるのも名物要素。ボデイビル大会の客が言うアレみたくなっている。

 みーちるのステージの時には「みーちる様、昨日夢に出てきてくれてありがとう」という何言ってんの?な声が客席から飛んできていた。全話中一番笑ったガヤだった。これは笑うって。

 あのガヤってアドリブなのかな。結構な確率でアホいことも言ってる。

 

 パラ宿に遊びに行った時には、属性的に近いちりちゃんと対面。2人の共演が見れたのは嬉しかった。この2人が揃うと面倒くさいなぁ。そこが面白くて可愛い。

 みーちるももちろん面倒くさい女なので、ユニットのマイドリに引き込む際にはゆいも結構苦労していた。私も最近は色んな女を一周してこのくらい面倒くさい変なのが好きになって来た。

 

華園しゅうか

 世界を股にかけてブランド経営もしているやり手実業家の銭ドル。座右の銘は「アイドルタイムイズマネー」。小学生にしては心がしっかり決まっている。

 

 有形資産の銭は当然大事。でも形無き夢も時間も実感だって絶対に大事。彼女の生き様から学べた大切なことである。

 

 富と名声、そして金。これらを掴んだ人間は自然と態度がデカくなる。というわけでこちらもみーちると並んで面倒くさいお嬢様系。でもちゃんと種別分けは出来ていて、しゅうかはしゅうかで良い。 

 

 遅れてパパラ宿にやって来た態度のでかい女で、後から来たのに大会でサクッと勝利をかっさらっていく強さを見せた。格好良い出来る女である。

 ステージに見るゴージャスさはひびき様以上。黄金のステージで銭を撒くわ、客から取りもするわで金要素が強い。元々ピカピカのアイドルだからサイリウム作動後もあんまり変わりように気づかないくらい。

 

 持ち曲の「Miss.プリオネア」を披露したステージが格好良すぎた。コレを見て一発で惚れた。これは好きになる。曲も良い。

 ふんぞり返っているお嬢様なだけではなく、アイドル活動にはストイックで大変真面目な性格でもある。勝負前には「シャーマンキング」でいうところのヨミの穴みたいな特訓施設に入って期限ギリギリまで修行していた。意外と熱いから良い。 

 

 どのお友達とも割りとスムーズに仲良くなるゆいもさすがに「しゅうかとは気が合わない」と言って最初の頃は引いていた。ゆいが困るくらいだから初期だと視聴者にもスムーズに受け入れられないキャラだったのかもしれない。

 でも意外なことに当初ヒール役だったミミ子、ガァララと触れ合う事で友情に生きる情熱の女だと分かって好感度が上がる。孤独にストイックで友情を軽んじるしゅうかに2人が寄り添うことで生まれる友情ドラマが好きだった。

 

 ガァララとパックが女子の夢を狙って暗躍することを知っても動じず、夢は早々に現実に換えて来たから自分に食われる夢はない、ていうか簡単に食われるくらい柔な夢じゃまだまだと言ってのけた。
 ボスキャラの動向を知っておきながらも動じずに普通にしている点でやはり肝が太い。
 かつてガンダムXのヒロインのティファが「私の夢は現実です」という名台詞を言い放ったことがあった。しゅうかもなんかそれっぽい事を言っている。ニュータイプ適正ありかも。

 

 しかし後半のガァララの黒マイクで女子の夢がみるみる食われるのを見ると状況が変わってくる。実際に目にすれば夢を失うって結構エグいとしゅうかは知ってしまうのである。
 
 ここからはそれまでガァララと育んで来た友情に亀裂が入る。ここで夢に冷めていたしゅうかの心が変わってきて、友と育む友情こそに夢があると気づくのだ。この心の動きが尊い
 最初こそあんなに調子くれていた女が、ライブでガァララに喜んでもらうのが心から嬉しいと思うようになるのを見ると「可愛いじゃねぇか」と萌える。

 

 姉がダメだから妹なのに姉の役割を担い、それだけに孤独だったんだな。そこで現れたミミ子やガァララの寄り添ってくれる存在は眩しい。
 金よりも光る人生の共もある。それが友情だと知るしゅうかの心の成長がとても良かったっす。
 後半のしゅうかの夢に関するドラマはすごく良かった。

 

 で、ここは妹が姉の面倒を見るけど、お姉ちゃんから妹に関しては割りと放任主義なんだね。

 姉のみあも仕事はポンコツだけどやり手の神アイドルで良かったっす。まさかしゅうかの姉のポジで前作ヒロインのそっくりさんが降臨されるとは思わなかった。いっちば~んのフレーズはしっかり覚えてしまう。

 

終盤展開が熱い

 プリパラ各シリーズを見れば、いずれも総員巻き込み型の素晴らしき大団円になっているんだよな。この全員で力を合わせて揉め事をなんとかするの流れは、少年マンガとか特撮でも絶対熱いやつだから男子でも楽しいはず。

 

 今回は話の規模がなんかすごい。古代にもプリパラがあったとかすごいことになっていて、そんな古のアイテムも集めて困難を越えていく。そのアイテムが古代でもやっぱりシステムの顔ってことでメガネなのは笑った。真面目に組んだようで最後にはふざける設定がグッジョブ。
 ラストバトルは怪獣サイズにまでデカくなったパックをなんとかする。そして封印されたらぁらを取り戻す。
 最終戦に主人公が沈黙状態で他がめっちゃ頑張る流れになっている。ていうかこれ以前を見てもファルル、ファララ、ガァララと眠った誰かを助ける流れでずっと来ているよな。眠っているヤツも叩き起こしてみんな集まれ!アイドル始める時間だよ!と巻き込む健全スタイルなアニメなんだな。

 

 メイキングドラマの中だけならガァジラというデカい怪獣が出てきたが、今回のパックは外にもいるから止めないとプリパラがヤバい。かつてない危機の中での戦いだった。

 

 パックの行動理念には結構深いものを感じる。

 ガァララと距離感が開くことに恐怖し、楽しかった過去にこだわるあまり未来に進む時間を停止して心を閉ざす。これなんというか、モラトリアムってのが反映した思考なのかも。

 楽しかったあの時が過ぎ去る時間経過を拒むという、どうにもならないけどどうにかしかしたいと願う心が見える。これってリアルにそう思う人もいるはず。バクだってしっかり夢と現実を生きているからこういう事を思うんだろうな。

 

 この騒動を鎮めるために新旧アイドルが勢揃いするのは楽しかった。止まってしまった時計の針を動かすためにアイドル達が名曲ライブを次々お届けする流れは華やかだった。

 

 時間の壁を破るとどめの一撃を決めたのがドレシの3人だったのは見所。あちこち修行して強くなったシオンちゃん、それを追いかけてもんじゃの移動販売を行ったことでなんだかんだ鍛えられたドロシーとレオナ。皆揃ってレベルアップしている。

 神アイドルとは別口で設けられたありがたい枠のゴッドアイドル昇格をかけて新曲をぶちかました。ここに来てドレシの大きな見せ場が来たのは作品が持つドレシ愛の現れだな。初期シリーズから3人共よく頑張った。

 シオンがいなくなって寂しがっているドロシーの反応は尊かった。ドロシーの結構クズキャラな特性が良い味を出しているよな。

 

 パックがラスボス化するのは読めない展開だったな。ガァララへの友情が転じていつしかヤンデレ化してしまった。

 ファララとガァララも和解出来て良かった。二人共めっちゃ美少女だよな。

 もう総員ゆめかわでした。

 

 夢、現実、時間、友情、形には無いけど人をやっていれば皆どこかのタイミングできっと見る大切なものを終始テーマにした内容だった。大変良かった。感動しました。

 

まとめ

 プリパラも4年くらいやったのか。長いコンテンツになったものだ。それをここ1ヶ月くらいで全部見た私もよくやったものだ。(←何が?)

 

 夢という大事なものがテーマの清い作風なのは良かった。私の夢はこうしてゆめ楽しいアニメを気楽にまったり見れるまさに今のような時間がずっと続くことかな。しゅうかちゃんのように夢が現実になっています。

 

 胸に響く熱くて清々しいものを得られるとても良いものだった。やっぱりちゃんと作られた女児ものでしっかり教養もあるんだな。そんなの無しでもアイドルが可愛いしギャグも楽しかっただけで見る価値があった。楽曲も良かったし。

 

 やっぱり1年で終わりは寂しい。もっとやれば良かったのに。

 来年はプリパラ10周年だから劇場版とかで新作をやれば良いんじゃないかな。

 

 それではゆめ楽しかったアニメの感想おわり。

 

 

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