こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

プリパラの好きな曲 2

 この秋はプリパラの曲をたくさん聴いています。これが大変楽しい。 

 シリーズを通して結構な数の楽曲が作られた。聴いて行けば改めてひとつひとつがしっかり作られているとも分かってくる。良い仕事だ。可愛くて楽しく良い曲がたくさんあった。

 

 多くの楽曲が三重野瞳プロデュースだったんだな。ワタルとか電童の主題歌を歌っていた人だから、プリパラを放送した当時でもかなりのキャリアを積んでいた。あそこから更に良い仕事をしたとかすごい。

 この人が良い曲をたくさん手掛けている事にも拍手です。お陰様で登場アイドル達の楽曲が華やかで楽しいものになった。

 

 そういえば劇中だとアイドル達に楽曲提供していたのってメガ兄ぃだったんだよな。素敵でスタイリッシュなタフガイではあるが、微妙にキモくてふざけているお兄さんでもあった。あの彼が一体どんな感じで曲を作るだろうと気になるところだが、システムは天才なのでどんなテーマの作品でもスムーズに作ってしまうのだろう。

 

 そんなメガネな兄貴のことも想いながらプリパラの良かった曲を振り返っていこう。どの曲もマジで無敵でしょ!

 最近は無敵でしょ!のフレーズが好きです。私の人生もなるたけそうであれ。

 

 

HappyぱLucky / SoLaMi SMILE

 ソラミスマイルの初期曲。シーズン1からの持ち曲だが、しっかり注目して好きになって来たのはシーズン3を見てからのこと。

 

 だいたいの子供が保育園とかでやる遊びのけんぱ(正式名は知らん)を歌詞に落とし込んだ楽しいお遊戯ソング。最初はそのくらいの軽いノリで歌って聴ける曲だと思っていた。しかしシーズン3終盤の神アイドルをかけたトーナメント戦でぶちかました時には気合の入りようが違っていた。

 

 アイドルランキング昇格をかけた大一番でこのナンバーを持ってきたのは熱い。それまでとは違う想いで聴けるようになった。

 助走をつけてけんぱして神アイドルを目指す。ノリよく可愛いテンポの中でそんな熱いアイドル魂を歌っているのが良い。人生はけんぱみたいなもの。

 今思えばソラミはそふぃを引当てた段階で神っていた。神アイドルおめ。

 それと振り付けも可愛くて好き。

 

0(ラブ)-week-old / ファルル 

 皆が愛したボーカルドール ファルルの持ち曲。

 くるくるカールのツインテを振り乱してパフォーマンスするステージ上のファルルはとても輝いていた。

 

 先に歌った「 0(ゼロ)-week-old」と同じメロディーだが、ソウル的に中身が違っている。ゼロとラブじゃまるでお話が違ってきます。

 ただの歌うお人形さんから進化して真にアイドルとなったファルルが改めて歌った正当なる進化ナンバー。そんな物語背景があるからこそ輝く曲。

 プリパラは、キャラの特性を落とし込んだ聴かせるキャラソンを多く発したことでも秀逸なコンテンツだったと評価できよう。

 

 不思議と懐かしくピュアな気持ちになれる癒やし成分がある曲。これには「大きな古時計」を初めて聴いた時と同じ感覚になる。

 それと一週間って大事って思えます。

 

純(ピュ)・アモーレ・愛 / 紫京院ひびき

  紫京院ひびき様の持ち曲。

 このステージを初めて見た時には、めっちゃ格好良いって思った。宝塚のイケメンのショーみたいだった。

 

 曲より先行してCGライブの作り込みに目を奪われた。ステージに炎が出ているのは格好良い。サビでひびき様が見せるジャンプと後ろ蹴りのパフォーマンスは美しい。

 王者の椅子から立ち上がってパフォーマンスし、最後はまた座る。そしてバラを噛んでいる。この流れを組んだステージは、孤高の天才王者にこそふさわしい。

 出始め当時のひびき様は結構いけ好かないヤツなイメージだったけど、このステージを見たら黙っちゃう。愛と情熱とゴージャスさが詰まった楽曲だった。拍手です。

 

 斎賀みつきってこんなに歌唱力が高かったのかと知ったきっかけにもなった。あの声だから最初彼女の事は男子だと思っていました。ごめん。ここと似ている声が無いってことで稀有な人材だよね。

 

 最後の歌詞「愛が故夢が為に僕はある」には、ひびき様の存在価値が集約されている。最後のこの部分にグッと心を掴まれました。

 

ヴァーチャデリアイドル♥  / 赤井めが姉ぇ

 まさかのめが姉ぇのソロ曲。

 システムが歌って踊ってのステージデビューしてもええのん?と皆さん思ったことだろう。でもそれにGOがかかるのもシステムですから。システムがいいって言うならオールオッケーっす。

 

 歴史の合間を縫って急にステージデビューを飾った彼女のパフォーマンスを見た時には思わずときめきました。普段は無慈悲なまでにシステムの奴隷のメガネ女がステージだとパッと明るく花開いている。これもシステムが演出するギャップか。やっぱりシステムって最高。(←もしかするとシステムに洗脳されているのかもしれない)

 

 リズムがご機嫌で耳残りが良いなぁ。

 本編では仕事をしながらめが姉ぇが鼻歌で歌っていることもあった。確かに家事とかしていたら自然と出てきがちな親しみあるナンバー。あとで効いてくる好きがそこにある。というわけでメインのアイドルキャラではないシステムの歌なのに好きになる。

 

 歌詞には濃い目にアニメの世界観とめが姉ぇのキャラ性が落とし込まている。このことからキャラソンとしても優秀。

 このメガネキャラも「銀魂」の新八と同じくメガネ(とまつ毛)が本体。人間に見える部分はおまけ要素でメガネ掛けに過ぎない。そんなキャラ設定もシステムですから。

 

Twin mirror♥compact

 この曲を披露する前には、セレブレティ4のバカを討伐するウエスト姉妹の戦いがあった。あの騒ぎを越えての姉妹デュエット曲披露だったこともあって思い出に残る。あれ、そういや片方は男だったから姉妹じゃないのか。

 

 この曲を披露した時には、普段うざくて態度がデカくて口が悪いクズキャラ(←褒めています)のドロシーがかつてないくらい可愛く見えた。

 双子の可愛さ全開のこの曲を披露したステージでは、さすがにアイドルとしての可愛さも全開で萌えた。

 

「ハートとハートがchu!」のところが可愛い。そりゃハートとハートだってchuしますわ(←意味分からんて)。

 

アラウンド・ザ・プリパランド! / ふれんど〜る & セレパラ歌劇団

 2チーム合わせて10人でぶちかまします。これのステージには興奮した。

 すごいヤツが一箇所にたくさん集まっている。それだけで武者震いが来はしないか?(変なテンションになってきました)

 

 愛が世界を救うかどうは知らないが、プリパラは愛で世界を包む。とにかくそれを言っている力強い楽曲。格好良い。(←フィーリング任せで具体性に乏しい説明)

 

 これの披露時には、らぁらがヒッチハイクコーデという珍しい衣装で登場した。ヒッチハイクアラウンド・ザ・ワールドにも挑戦出来るのがプリパラのすごいところ。

 

Red Flash Revolution / 北条そふぃ

 一番好きなアイドルはふわりちゃんだけど、実力はなんだかんだでそふぃ様が1位かもしれない。そんなそふぃ様最強説も浮上してくるバチバチのダンサブルロックナンバーが本作である。マジで格好良い。惚れた。

 

 前作「太陽のflare sherbet」も間違いなく傑作で超格好良かった。でも正直何を言ってるのか伝わりにくい謎ソングの顔も持っていた。楽曲の内容が見えてこないことから、歌っているそふぃのキャラ性もいまいち伝わらない(←そんな乏しい理解力ですまん)。

 

 だが次作のこちらだとそふぃのキャラ性がしっかり落とし込まれている。アニメを見た者なら曲中で言っていることは全部分かるはず。

 レッドフラッシュを食って己を解放したなら、鳥かごをぶち壊して脱せよ!そうだろ?小鳥ちゃん達←言っていることはコレだ。 

 

 解放乙女そふぃがこれまでやって来たアイドルとしてのドラマと矜持が詰まっている。これはキャラクターを紹介するキャラソンとして超優秀な出来。

 

 梅干しを食って強くなる女をテーマにここまで格好良い曲が作れるのはすごい。少ないヒントで難問を全部クリアしたみたいな素晴らしきクリエイタースキルが見える。

 

 サビでそふぃを繰り返すところはテンションがぶち上がる。音ゲーならボタン連打したくなるところだな。

 この曲でのパフォーマンスが格好良すぎて私の中で小鳥ちゃん化が促進された(←アニメを見ていないと分からない感想であって、決して心が病気なわけではありません)。

 

シュガーレス×フレンド / NonSugar

 甘くなるのはこれからな若手3人衆が放つフレッシュソング。

 ダンサブルな曲調が格好良い。プリパラもおしゃれ楽曲が多いよな。

 チーム結成から初ステージまでにのんちゃんとうさちゃがめちゃ苦労していたことを思うと、こんなに楽しい曲も噛み締めて聴くことが出来る。

 のんちゃんは姉貴の所属するソラミ結成時より絶対苦労している。うさちゃも兄貴よりもまともだと思う。ちりとペッパーは厄介な問題児すぎた。そんなチームの凸凹感もお気に入り。

 

 これも3人のキャラ性と関係性が歌詞に盛り込まれたキャラソンとして優秀なナンバー。

 グーみたなやつがいて、チョキみたいなやつがいて、パーみたいなやつがいる。3手揃っているからどれかを出せば負けない。そんな万能な布陣であることを歌っている。

 ちなみに私の学校のクラスだと圧倒的にパーのヤツが多かった。どういうことか察して下さい。バランスの悪い集団だったなぁと今なら笑える。

 人間の特性をグーチョキパーに例えての表現ならこれよりちょっと前にやっていた宇宙兄弟でも用いられていた。グーチョキパーそれぞれがいて交差することで世界は面白くなる。良い気づきが得られました。私はちりちゃん推しです。

 

アメイジング・キャッスル / Gaarmageddon

 ガァルルが仲間入りして初の3人曲披露が叶った時にはキュンキュンしたし泣きました。ガァルル決死のチケットパキリの所は良かったっす。

 ガァルルが元気にチーム曲を歌っていることに泣けた。それまではガルマゲ二人の曲にメイキングドラマだけ参戦という仮契約みたいな感じだったから、この曲で正式にフロントに立てて良かった。

 歌い始めパートで元気にガァルル!と吠えているところが好き。

 ガァルルはすげぇ良いキャラなんだよな。みれぃのアイドル引退を撤回させた感動のステージは心に刻まれたぜ。あそこで推しになる。

 

 あろま、みかんはプリパラでも学校でもろくなことをしない悪ガキだけど、ステージでは格好良いし超可愛い。アイドルモードのあろまは絶対モテるだろ。

 でもパラ宿のプリパラを壊滅に追いやった犯人なことはヤバすぎる。皆優しいから追放処分だけで何も言わないけど、実際なら間違いなくクロスチョップ案件だろうに。

 

 この曲は楽しくてファンタジックで豪勢。存在感が強い。聴いて楽しくなります。

 

組曲フォーエバー☆フレンズ

 第一楽章「I FRIEND YOU!」

 第二楽章「LOVE IS FRIEND」

 インターリュード「メモリーズ・メドレー」

 第三楽章「My Friend, Dear Friend」

 第四楽章「ウィー・アー・ザ・フレンズ!」

 ポストリュード~「Girl's Fantasy」

 

 以上からなる壮大なプログラム。

 

 神アイドルグランプリを戦い抜いたアイドル達とジュリー、ジャニスの女神姉妹総出で放つシーズン3大団円を飾るに相応しい内容だった。何気にネタ枠のUCCHARI BIG-BANGSも参加しているから嬉しい。

 

 アイドル、友情、愛、システム、ざっくりまとめて「プリパラ」というコンテンツ全体の良さを歌っている。清い。

 

 シーズン3楽曲をまとめたアルバムの最後に組曲が収録されている。このパートの聴き応えはすごい。

 幼女向けアニメの劇中歌で組曲スタイルを取った楽曲を持ってくるとは、プリパラってばやっぱり愛しいコンテンツ。感動しました。

 

まとめ

 というわけでアイフレンズフォーエバーでかしこまっ!なのがプリパラ楽曲の世界なのである。なんて清いアイドル世界!優秀なシステムが叶えるエンタメです。

 

 

 

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