こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

始まったぜ新クール新アニメ!1月アニメも異世界ものが多いことについて語りたい

 1月も半分終わったなあ。マジで速いって。

 

 この時期にもなれば1月からの新アニメも続々と出てくる。もうだいたい全部出しくらいに来たか。しかしゾクゾクと来るなぁ。

 前期がバカ盛りだったのに比べると気持ち少なめかな?とはいっても結局いつも多いから感覚的にはずっと大盛りだわ。

 

 今期も色々なジャンルてんこ盛りだな。新鮮、斬新なのもあれば、こすり倒して死んだかのような作風のもまだ残っている。

 しかし異世界が渋滞しているなぁ~。もうマジでいい加減にしろって。ゲートを封鎖しろ!

 

 この手のアニメの原作はネット小説から引っ張って来ているパターンが多いというが、原作はちゃんとした物なのかな。アニメはどうにもクソいのが集中しているから笑う。

 原作にはアニメと違う面白さがあるのかもしれない。肝心なそこを削ぎ落としたためにアニメがダメなだけで、原作には救いがあるのかもしれない。そうであることを願う。

 

 なろう系アニメは全部見ているけど、実際になろうで読んだことがないんだよな。そういやラノベ全般でも原作を読んだことがない。あれ?意外とラノベってのを読んだことがなかった。

 純文学でやってきた人間だから(←別にマウントを取るとかでなく趣味が反映したただの事実です)、ああいったのをを手にとって読む選択肢が自然と生まれなかったようだ。多分今後も読むことはないと思う。

 

 あんな内容で文章力は凄い高いとなるとギャップで面白いかもしれない。映像化の失敗とは別に、そもそも原作の段階でダメだったらもう救いがないよね。小説でもインテリジェンスの欠片もない出来だったら笑う。

 

 この私が見ているから少なくとも視聴率で1ポイント稼いでいるわけだけど、こういう同じような異世界ものって主に誰が見ているんだろう。

 このチープさが意外と海外に受けると聞いたことがあるが、それも本当か?

 海外も一周して娯楽に飢えたマインドでチープな物を求めているのかな。高級品に飽きたらたまにはゲテ物が食いたくなる。そのような心理でいるのかもしれない。

 

 今年も早いものなら3が日くらいからだって転生系の作品が発表されていた。異世界でもふもふして頑張る変なアニメね。あれはヤバいって。笑った。

 新年早々あの世一番乗りの駄世界転生ものが来て餅食いながら笑った。このめでたいのにさっそく人生を終えて、次の瞬間には終わった世界に移行ってもう何も始まらんやんけ。閉鎖的コンテンツだなぁ。

 

 年明けから半月しか経っていないけど、その間で何人日本から消えてあっち送りになったのだろう。

 これだけ毎クール同じような物ばかり流れることが不思議でしゃあない。で、これだけツッコんでも必ず毎度頭から尻まで付き合う私の付き合いの良さと趣味の特殊性にもなんか笑う。

 

 なんでこんなに駄目なの?と日々ツッコんで笑っているのだけど、まぁそこに可愛げがあって良いんです。

 同級生の中に何もをやっても駄目なのに、そこを気にして潰れて駄目にならない良く言えば前向きで明るい、悪く言えば鈍感で間抜けな子がいたじゃないか。そういうヤツ、そんなに嫌いじゃない。むしろ結構好き。

 異世界なろうも丁度それみたいで、ツッコミたい気持ちは一生消えないけど無視して生きる道も選べない。これが私と異世界の奇妙な繋がりなんだよな~。

 

 まぁ結局愛だから。何で繋がっているかといえば、ちょっとの腐れ縁となかなか深き愛だから。それは間違いない。好きじゃないと絶対に見ないしね。にしてもクソしょうもうねぇなぁ~と思えるのがバンバン出てくるやんけ。笑う笑う。

 

 今期は前期からの継続作品が意外と多い。深夜にやる系で2クール行くものってありそうでそこまで多くない。こういうのは味がすぐなくなるガム的なものだから、1クール噛んだらペッ!して次で良いのだけど。まぁ1クール目を見たなら2クール目も付き合うけどね。

 今期からスタートの異世界物にも2クールものがあるぞ。それらなのだが、初期から結構疲弊している感じで早くも半年付き合うならきついかな?ってのがあったりなかったり。困った作りだぜ。

 同じコンテンツで半年間同じユーザーに飽きずにつきあってもらう。それの形成と維持ってのも大変なことなんだな。作り手の苦労もやんわり見えてきます。

 

 最近は1クールでのお別れが辛すぎるくらいハマるものも減ったかも。まぁ色々見すぎたゆえ、もらう刺激が昔程減っているのが本当のところ。たくさん楽しんだ者は必然的にそこが鈍感になるからな。これが趣味にして辛いところだよな(←玄人マウント)。

 

 ざっくり異世界でも追放系、悪役令嬢系ってのが細分化されて、それぞれ市民権を得る手前くらいまで行っているようだ(それは言い過ぎかもだけど)。

 これもなに?って思うんだけど。なにそのマニアックな細分化。

 

 負けや逃げの文学だから、一回は追放されて泣きを見て、その後泣かせた相手を圧倒してざまぁをやりたい根暗マインドが作風に反映するのは自然だと言えよう。←という分析を行う私も結構根性が悪いのかも。でも事実でもあるよね。

 今回も追放系が複数あるんだけど。いい加減「追放系」というジャンルが業界から追放されちゃうぞ。

 

 悪役令嬢もここ数年でぐーんと知名度が来ている。でもいつキタんだこれ。流れはキテも勢いとしてはまだまだ行き来ってないだろ。

 ていうかこのジャンルって一回も跳ねてないだろ。多分カタリナ令嬢が出るヤツくらいで微ヒットくらいだったと思うけど、アレもネタだろ?

 アトム、鉄人、ガンダムとかのロボものがめちゃ売れたから次の新作もそれっぽいので行こう!と二匹目、三匹目のドジョウを狙うマインドならまぁ分かる。

 でも悪役令嬢ジャンルってそもそも明確なるドジョウが捕れたことなくない?一匹目がいないのに二匹目、三匹目のドジョウをめがけて釣り糸を垂らすって何それ?笑う。

 

 悪役令嬢ものに当たりと未来無しと思っているが、まぁこれも見るわな~(←なんで?)。

 異世界ものに出てきがちなキモい男子ではない。イケてるギャルである。それだけで救いです。

 結構可愛いから見るよね~。どうせそういうアレな世界(←表現が面倒になっている)なら可愛い女子が主人公の方が良い。

 

 悪役のお嬢様といえば、シンデレラの事を虐めるお姉さんとかママの事をさっとイメージ出来ちゃう。あれも虐めてくるお姉さんズがお綺麗でイケてるならまぁそれはそれで良いじゃないかってなるじゃないか?(尋ねてばかりな私のマインド)

 というわけで、可愛い子ちゃんで悪いお嬢のポジにいるヤツというジョブ自体は結構美味しいものだと理解を示している。目の付け所と趣味、あとはちょっとの性癖的にはナイスじゃないかな(←ツッコんでも褒める所はちゃんと褒めるのが私のやり方ぁ!)。

 

 もはや毎クール常駐となった悪役令嬢ものも今期は複数あって困ります。これもどういう人間が主な客なのだろうか。夢が見たい女子が夢がアニメになったのを見たいぞ!ってなるのかな。にしても女子の中で何歳向けなんだ?

 

 この手の作品って小学生くらいから灰になるまで書けてしまえそうなものだから(もしかすると失礼)、そうなると読み手も同じ範囲で読めちゃうわけで。じゃあ考え方によっては年代フリーな素敵なものなのかもしれない(←って頭ん中花畑か!)。

 

  いや~とにかくこの手のものがこういう風な扱いになっている業界の動きが面白いっす。

 ナンセンスを敢えて上にあげて娯楽の肥やしにする逆転的発想ですね。正面切ってのユーモアでなくとも、ツッコミたくなるネタとして笑いを生むのだってテクニックだ。

 やり方によってエンタメってのも魅せ方が様々ある。これだから全体としてオタク文化って面白いよな。

 

 というけで、1月から始まったゴミから良作まで丸っと全部のアニメを愛しく楽しく味わって行きたい。今日も充実ライフの中にあります。それに感謝感激一笑い。

 

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