こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

同窓会ってどうなの?

 たまにラジオなんかを聴いていると同窓会の話題が出ることがある。人の同窓会話を聴いて思うことがある。それは行ったことがないから共感出来る部分がマジでないってこと。

 そういえば同窓会って行ったことがない。行こうと思ったこともないから、必要性を持って何か情報を得ようとしたこともない。じゃあそれに関して何も知らない人間が完成して当然か。

 

 ここで窓好き人間のお兄ちゃんに話を聞いてみた。

 同窓会って何するのさ?と聞けば、まずは会社の飲み会以下の飯が出てくる場末の飲み屋で場末らしいラインナップの飯を食うと反応が返ってきた。これがしょぼいけどなかなかどうして悪くない味わいらしい。食って談笑を決め込んだら、あとはカラオケに行ってボーリングをして解散。やることは以上で終わり。簡潔な回答でした。

 

 へぇ~。なんか普通。普通のことをするのになんでわざわざ計画的に人を呼んで面倒を抱えるのだろう。

 そんなことを言ってる段階で、同じ窓枠に収まってやって来た仲間として落第らしいぞ。てお兄ちゃんに指摘されました。さすが窓好き窓際人間。

 確かに同じ教室の同じ窓の枠内でやって来た仲間達という過去がある。だがその窓の外に見る景色は、彼らと私とではまるで違っていた。その証拠が現在の分かりやすい別離だと言える。教室を出て以降、再び交わることがなかったことに答えが出ている。そんな詩的表現でただの音信不通について語ってみた。

 

 誘いが来たところで行こう、断ろうのどちらにも頭が動かない。つまり無視。

 そもそも自分に関係があるものだと認識していない。選択肢に辿り着く以前の話だ。

 なんで行かないの?と家族から聞かれることもあるが、それについてはなんで行くことがあるんだろうか?と思う。で、その答えが無いから行く必要性が生まれないんだよな。面倒がってアクションしないのでなく、ちゃんと理論的なんだよ。

 

 まぁぶっちゃけ覚えていない人達、つまりはもう私の人生の物語から退場した不要な人物なわけで、じゃあそこにわざわざ会いに行くことないじゃん。てのが答えになっちゃう。

 連絡に返信すること自体もうええやんけとなる。こうして梨の礫な間柄が完成するのだ。ていうか久しぶりに梨が食いたいなぁ。

 

 めっちゃ孤独を極めてアピールしたいってこともないんだけどね。同級生に対して好きも嫌いもない。別段仲良し、仲違いの関係性があったわけでもない。なんて淡白。

 

 人がこの手の話をするのを聞けば、あの日若くて素敵だった人がめっちゃおっさん、おばさんになっていて幻滅したとか、逆にもっとイケ化していてときめいたなんて愉快な反応もありがち。同窓会ラブっていう言葉もどこかにあると聞くし。

 

 私の場合は同級生にときめいたことがなく、王子様みたいな子もいなければクラスのマドンナみたいな子も不在だったな。見た目の事は置いといて、内面のキャラクター性にしても面白い子がいなかった。ホント極論を言えば無個性のっぺら坊の軍団だった。

 酷い言い方に聞こえるかもだが、無個性のっぺら坊に徹するという個性だって時には現代を生き抜く上で有利に働くことがあるはずだから別に悪い事だとは思わない。

 

 根暗なネット民の意見でたまに見かけるのが、現在の生活に満足していないから、それを知られるのが嫌だから行きたくないというものがある。

 同級生の今を見てショックを受けることもあれば、自分の今が自分でショックだから知られたくない心も人にはあるらしい。 

 例えば職業ね。わかりやすく無職、引きこもりなんかをやっていたら、罪悪感から皆に知られればもっと罪を感じて困る。そんな心理があるとか。

 でも私ならそれで良いじゃんで済ます。逆に引きニートなのに楽しく愉快にこのパーティーに参加している自分どうよ?の図太いマインドで突っ込みたい。仮に私が引きニートをやっていたら、そのステータスをぐいぐいプッシュするくらいの勢いで突っ込んで皆の反応を楽しみたいかも。ていうかそんな引き込もり生活をしてみたいものだ。毎日遊び放題じゃないか。

 

 しかし皆さんどこで何をしているのやら。知らないけど率先して知ろうとも思わない。耳に入れたことはないけど、中には若くしてあの世に行ってしまった人もいるのかもしれない。生きてはいても高い塀の向こう(つまり刑務所)にいるから来れない人もいるのかもしれない。

 生きているのか死んでいるのか娑婆の外にいるのか、何も知らないが、一度は運命が交わって少しの時間を共にした者同士だ。であれば、私の預かり知らない所であっても皆平和でいてくれると良い。わざわざ地獄に落ちれば良いのにと呪ってやるまで厄介な恨みもないし、それよりは皆笑っていてくれると良い。←結構優しいでしょ。

 薄情ムーブとも取れるターンが多めの私が最大限見せる古巣想いな要素を褒めてくれ。

 

 そんなこんな考えたが、結局今が好き。であれば過去のことはもう良い。じゃあ古いコミュニティはそのままにしておけば良いじゃないか。で、同窓会に参加しない私のスタイルが完成する。これでOKね。そんな所行く間にはゲームしたりアニメを見る方が良い。

 

 まぁこれに関してはマジで各々好きにしてってのが答えだな。今は人生にまるで暇を感じないので、もっと暇になって刺激が欲しいって時に誘いがあれば、その時には参加を考えてやろう。

 

 あの日の古びた窓などぶち破ってもっと高みにある面白い世界を目指せ!←人生を邁進するモチベーションが高い。

 では今日も明日も好き勝手楽しく生きよう。

 

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