こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

追悼 漫画家 鳥山明と声優 TARAKOに関する思い出

 3月8日には鳥山明が、続く9日にはTARAKOが亡くなったとニュ―スで知った。

 我々が愛してやまぬアニメやマンガ関連を長年盛り上げて来た猛者達2名が立て続けに逝ってしまったことにびっくりしている。

 親戚でも何でもない人達だが、こうも長いこと人生の合間合間に出てくる人達の事となればやはり気になる。

 

 2人共60代での旅立ちとなった。日本人の平均寿命からすれば少し早めのことなのかもしれない。その点は悔やまれる。

 

 鳥山先生は、これから原作作品がまた新たに映像化されるってのに、それに関する世間の反応を見ない内に逝ってしまったのか。あれだけ長い間業界にいるのに、最近になってもまだ新しく映像化する物があるとかすごいな。

 TARAKOといえば「ちびまる子ちゃん」や「みかん絵日記」の主演声優としてお馴染み。まるちゃんなんてまだ放送中なのに。こうなっては主役も交代だな。一体誰になるのだろう。

 

 アニメ関連の有名人2人が近い時期に逝ってしまったことで、2人の仕事について色々と振り返ってしまった。じゃあ何か書いておこう。

 

 鳥山明といえば「ドラゴンボール」という素晴らしい作品を生んだすごい人としていつまでも有名だ。

 ドラゴンボールは楽しかった。作ってくれてありがとうと言いたい。

 ドラゴンボールファミコンの昔からもゲーム化していて、私が作品に初めて触れたのはマンガでもアニメでもなくゲームでのことだった。ファミコンゲームボーイでも出ていたので、昔のピコピコ言うガビガビ画面のゲーム世界でも摩訶不思議アドベンチャーが楽しめたのだ。

 

 多分初めてドラゴンボールに触れたのは、ファミコンの「神龍の謎」というゲームをプレイした時。悟空がまだチビ時代のゲームだな。お兄ちゃんに遊ばせてもらった。

 アイテムのパンティを取ると悟空の足が速くなるというユニーク仕様だった。

 

 パンティといえばギャルのパンティが大好きな豚の烏龍が面白くて好きだった。アニメで声を当てた龍田直樹の豚声もとても好きだった。

 確か幼稚園の先生にセクハラをして園を追放されたとプーアルが言っていたような。ガキのくせに先生にちょっかいを出すスケベ豚とかおもろい。

 烏龍の名台詞「ギャルのパンティお~くれ!」はくそ笑った。真似してたくさん言った名台詞です。間抜けなポーズで言うのも良かった。すごい先生なのに、こんなバカなシーンとセリフも作れるとは、センスの幅がすごいと感心したものだ。

 

 他のドラゴンボールキャラなら徹底したクソキャラぶりがいっそ清々しいフリーザ様、ザコキャラの帝王のミスターサタン、金髪クール美女の人造人間18号も好きだった。

 

 丁度最近はマキシマム ザ ホルモンの名曲「F」を聞きまくっている。これはフリーザ様がいかにすごくて悪いかを歌った魂の名曲である。良いキャラだった。

 こんなに良い曲が誕生するきっかけになったフリーザ様は偉大。そのフリーザ様を生んだ作家はもっとすごい。

 

 サタンがいないと魔人ブウ討伐は無理だったし、18号に出会わなければ塩い金髪ギャルってのも良いものだという我が性のニューゲードも開けなかった。良いキャラとの良い出会いでした。

 

 私の人生のバイブルの一つにもなったのがドラゴンボールだな。

 それから一番真似した技は、かめはめ波でも界王拳でもなく天さんの気功砲でした。あれ、いいよね。

 

 鳥山明ワークスでなら「ドラゴンクエスト」「クロノ・トリガー」のキャラデザも忘れられない。幼き頃に遊んだ楽しいゲームに出てくるキャラも鳥山キャラだった。

 ドラクエのアリーナ姫、クロノならエイラ、マール、ルッカも良かったな。鳥山ギャルには可愛さと健全なエロスがあり、それらが良い感じにマッチして目の保養になるんです。ありがとう。

 

 お兄ちゃんが持っていたクロノ・トリガーの攻略本には、キャラがこんな感じで冒険しているというイメージイラストが複数載っていた。それを見ればキャラと冒険している感が得られて心地よかった。エイラはエッチで良かったよね。

 

 TARAKOも思い出深い。出演作の中で間違いなくなく代表となるのが「ちびまる子ちゃん」だろう。

 なんかもう気づいた時にはあったもので、ガキの頃から先週までずっと付き合いがあるコンテンツ。それとこのアニメで秀樹の存在を知ったし。秀樹を知る教養アニメだな。

 

 まるちゃんもアニメよりもゲームで触れたのが先だったのかも。ゲームボーイスーファミでまるちゃんゲームを遊んでいた。申し訳ないけど、ゲームの方はつまらんかった。アニメは面白かったよ。

 

 まるちゃんの声に湧く親近感ね。これがポイント。

 ちゃんと思い起こせばいないのだけど、それでもなぜか先行する同級生になんかいそうな声とキャラのイメージがある。これがまるちゃんの不思議な魅力。謎に馴染むキャラ性と声だった。

 

 TARAKOの声で言う「あたしゃ〇〇だよ」みたいな感じの喋りがなんか良い。落ち着く。抜群の同級生感があるな。もうまるちゃんの歳を越えちゃったけども。

 

 じいさんと仲良しな良い孫をしているターンのまるちゃんに和むんだよな。そこも芝居の良い味が利いている。 

 今思えばかなり変わった声をしていたな。作品の看板キャラの声だからやはり特徴がある良き声だった。

 

 先日の声優アワードでは、偉大な2人の死を悼んで黙祷を行う時間が設けられた。業界的に大事な人材だったと分かる。

 

 この手のコンテンツが大好きな私の人生を楽しくしてくれた才能の人間2人にありがとうを言いたい。そして安らかに眠って欲しい。

 良い文化を支えた良い人達でした。これからも彼らが活躍した分野に栄えあれ。私はゲームやアニメなどのオタク文化を愛しています。

 

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