Nintendo Switch到来から早幾年。幾年で済ませても良いものを、きっちりしている私はちゃんと調べる。すると7年も前だと分かった。
そんな時代になったなら、一つ前のWii Uなんてもう終わった時代の遺産でしかない。それでも終わったコンテンツを終わりにせず、なんとか最後まで残しておきたいありがたい部署だってある。それが任天堂の修理部門だった。
しかしこの度、具体的には今年7月3日をもってWii Uも本格的に終わった。3日で修理サービスを打ち切ったのである。
こうして晴れて時代からの引退を決め込んだものが、真にレトロゲーの仲間入りを果たすのですね。もうWii Uもレトロゲームの扱いらしい。というわけでウェルカムトゥこっちサイド。←そんな私はレトロゲーマー。
今年に入ってまだGBAやPSPで遊んでいる私のような人間からすれば、Wii Uなんて十分に異次元マシンの扱いなんだけどね。それでも10数年前のマシンとなればもうレトロ扱いなわけだ。時代の流れは速い。
コレが出た時なんて、テレビでも小型パッドでもゲームが遊べるとか、なんて素晴らしき新型二刀流が来たんだよ！と驚きひっくり返ったものだ。テレビゲームをテレビに接続するという絶対の手順にして地味に最強の面倒を解消するシステムはすごい発明だ！と思ったものだ。この革命的二刀流のノウハウが、次代のSwitchではもっと磨かれて世界を圧倒したことは皆さんご存知の未来、つまり今。←とか言う私はSwitchを持っていない。
Wii Uの修理サービスが終わった理由は実にシンプルなものだった。修理用部品が無いから修理受付も終えるとのこと。
まぁ無いものは無いのだから、それを踏まえて営業体制としてあるべき形にしていかないとな。その流れでサービスが無くなるのなら納得しかねぇわ。
今後は各自で修理してねってことか～。私のメンテスキルもこれ用に新しく磨かないといけないことになるのかも。ていうか壊さないようマシンを大事にして慎重に行くしかねぇな。
しかしWii Uねぇ～。マジで一本も遊んだことねぇわ～。なのでサービス完全終了と聞いても青春の情動が不動なんだけど。
それでも一つの時代の区切りだなと思えば、擬似的にでも思い馳せるものがあるじゃないか。何かの終わりを見届けるのっていつも寂しく切ない複雑な思いになるじゃないか。
このWii Uについてはマジで全く遊んだことがないのだけど、いつかこのようにサービスが全部終わって遊べなくなる時が来るかも分からないじゃないか～と思い、3年ほど前にとりあえず本体は押さえておいた。やろうと思えば今日の晩飯後からも出来るのだ。
中古の美品で完品のやつをゲッツした。で、パケにはマリオカート8のイラストがあり、最初からゲームが本体同梱になっている。その形態のをゲッツしておいた。
ソフトも今市場にある分がどんどん無くなって入手困難になるかもしれない。前作のwiiと比べて全体的にソフト売上が出ていないので、中古で出回る分も少ない。じゃあ今の内に全部買ったれ！と勢いで多分40か50本くらいかき集めておいた。
やべぇ、そんだけ買って全然遊んでいないとか、老後の楽しみがありすぎて来世にまで突入して遊べそう。
これとほぼ同時期にxbox 360も買ったんだけど、色々あって全然遊べていないんだよなぁ。
ホント、出来もしないのに買ってどうすんの？って皆に言われるけど、まぁ「買った」こと自体に意味を見出すのがコレクターだから。実用性が無かったとしても、ゲームコレクター的には欲求が満たされているので良いのだ。←この理論、コレクターではない一般人に言っても大体の場合理解してもらえません。
こうしてやりもしないヤツがいつまでも希少品を抱きかかえて市場に流さないことで、本当に遊びたい人が遊べないという現象が起きるのだろうなぁ。とか思いはするが、まぁこっちの都合だけで生きるので、他人の都合はどうでも良いっす！
今年も暑い夏が来た～と感じるのと同時に、ゲーム的に一つの時代と本格的にバイバイすることになった。夏はこうして我々を大人にしてくれる。
得る物、失う物、それぞれを数えやすい時期、というか状態にしてくれるのが夏っていう季節なんだよね。
というわけでWii Uよ、これまでお疲れ。全然やったことがないけど、お前がゲーム業界で戦っていた時の戦況は傍で見ていたぞ。主にネットとかで誰かのレビューを見聞きして、大体そういう感じの世界か～と楽しんだ感覚だけ味わっていたぞ。
これからもレトロゲームを愛せ。それが正しきジャパニーズオタクソウル。
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