00年代アニソン振り返りの第三弾である。
00年代前半くらいからアニメの深夜放送枠が段々元気になって来たと記憶している。00年代中盤くらいから段々と放送時の画面サイズがそれまでの4:3から16:9へと移行していった。当時、あの画面サイズが変わるのにはちょっと焦りもした。たまにBD-BOXで昔の作品を見て画面サイズが4:3だったらやっぱり落ち着く。アニメがというかテレビ番組自体の作りが変わってきた時代でもあった。
では、我が愛しき青春の詰まった00年代アニソンを振り返ろう。
Shining☆Days / 栗林みな実 (舞-HiME)
疾走感あるイントロを聞いた時点でお気に入りソングになってしまった。
「運命の人があなたならいいのに 現実はうまくいかない」という萌えるヒロインアニメでありながらも厳しい人生の現実を歌った歌詞にはグッと来た。
「仮面ライダー龍騎」にはまった後だったので、この作品も楽しめた。
しっかり萌えるけど、龍騎っぽいシリアス路線のバトルロワイヤルものに仕上がっている。
中原麻衣演じる巨乳の主人公舞衣と、千葉紗子演じる下着コレクターのなつきが好きだった。
全然関係ないけど当時はコレを見た繋がりで文豪森鴎外の代表作の一つ「舞姫」も拝読させてもらった。こちらは欝なエンドを迎えた中々考えさせられる一冊であった。
HOWLING / abingdon boys school (DARKER THAN BLACK -黒の契約者-)

- アーティスト: abingdon boys school,Takanori Nishikawa
- 出版社/メーカー: ERJ
- 発売日: 2007/05/16
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TMR西川お兄さんのバンドグループのカッコいいご機嫌ナンバーである。
最後の方の「失うたびに目覚めていく力で」の歌詞はアニメ本編の設定とリンクしているように思える。
アニメでは奈々様(水樹奈々)演じる女刑事の霧原未咲が好きだった。硬派なバトルものである本作の中では貴重な眼鏡萌えキャラであった。
*~アスタリスク~ / ORANGE RANGE (BLEACH)
「*」←コレが読めない当時の学友の中には曲名を「けつの穴 アスタリスク?」って読んでいる奴がいたのは微笑ましい想い出である。
アニメの放送第一回をリアルタイムで見ていたが、アニソンにしてはオシャレだなと思った。OPアニメもそれにあわせてオシャレな作りであった。
サビの歌詞の「古のおもい~」と続く部分でテンポが速くなるのが歌っていて気持ち良い。CDとアニメ放送版では音源が異なり、そのため全然違って聞こえる。
あと、何か知らんがCDには出川哲郎バージョンのアスタリスクが収録されている。謎だわ、哲っちゃんは好きだけど。最初聞いた時は不良品を当てたのかと思った。
Bleach Opening 1,Asterisk degli Orange Range
DAYS / FLOW (交響詩篇エウレカセブン)

- アーティスト: FLOW,KEIGO HAYASHI,KOHSHI ASAKAWA,Seiji Kameda
- 出版社/メーカー: キューンミュージック
- 発売日: 2005/06/01
- メディア: CD
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なんだが哀愁感漂うロックな曲。サビに前に溜め部分があってからドンと来る曲構成は良い。
正直言うとアニメのヒロインエウレカの顔は好みではないが、演じた名塚佳織の声が可愛すぎる。
Over Soul / 林原めぐみ (シャーマンキング)

Over soul/trust you(シャーマンキングバージョン)
- アーティスト: 林原めぐみ
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2001/08/29
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我が人生において大変お世話になった声優でありシンガーでもあるのが林原めぐみだ。
出だしの「よみがえ~れ~」からもう元気が良いご機嫌ナンバーだ。
「正義のその奥に闇が潜んでいる 見極めろ全てを」という何やら世相を反映したようなちょっと深い歌詞が印象的。
曲名のオーバーソウルはアニメ本編の用語でもある。
林原演じるヒロインの恐山アンナは主人公麻倉葉(よう)の許婚で押しかけ女房のごとく主人公の家へやって来る。アンナが好きだったので、母に私にも可愛い許婚がいなのかと尋ねたことがあった。どうやらいなかったらしい。
COSMIC LOVE / 水樹奈々 (ロザリオとバンパイア)

- アーティスト: 水樹奈々
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- 発売日: 2008/02/06
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これは奈々様ソングで一番可愛い曲だと思う。アニメでも可愛いヒロインを演じていた。ノリ良く早いテンポで歌詞も可愛い。
詞は奈々様本人が担当していないので、独特な世界観の本人詞とは大きく毛色が異なるが私のお気に入りとなった一曲である。
アニメで奈々様が演じたメインヒロインのモカちゃんはもちろん可愛いかったが、個人的には福圓美里演じる胡夢(くるむ)ちゃんが好きだった。
ハレ晴レユカイ / 涼宮ハルヒ (平野綾), 長門有希 (茅原実里), 朝比奈みくる (後藤邑子) (涼宮ハルヒの憂鬱)
アニメに登場するヒロイン三人で歌うED曲。当時は大変話題になった曲である。
この曲で一番印象的だったのが長門を演じた茅原実里の声である。なんせ本編での長門は無口キャラでほとんど喋らない。なのでCDで歌声を聴いて「ああ!長門ってこんな可愛い声なの」となった訳である。なお、私はカーディガン萌えなので彼女をマークしないわけにはいかなかった。
皆で踊っているEDアニメも良かった。ダンス可愛い。
ブルーバード / いきものがかり (NARUTO -ナルト- 疾風伝)

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「いきものがかり」と言えば「ありがとう」「帰りたくなったよ」などのスローなバラード曲がロングヒットを飛ばすイメージがあるが、正直私にはそっちは退屈で彼らはテンポの速い曲こそ向いていると思う。それで言うとこの曲なんかは最高に彼らの良い味が出ている。哀愁を誘うハーモニカの音も良い。
アニメOP曲に使用され始めてからCD発売までが長かったので発売が待ち遠しい曲であったと記憶している。
この曲が使用された時のアニメ本編は暁の飛段、角都の二人とアスマ先生率いる小隊との激戦の真っ只中であった。そこら辺のハイライトが流れるOPアニメもめちゃテンションが上がる仕上がりであった。
ブルーバードが使用されていた辺りでシカマルの人気がすごく伸びたと思う。
青空のナミダ / 高橋瞳 (BLOOD+)

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彼女がこれを歌った時はまだ高校生だったとか言うので驚きであった。いや~すごいな。「どんな運命が待っているんだろう」って歌詞は印象的。
アニメも楽しく拝見していた。今ではあっちこっちで活躍している喜多村英梨が声優としてはまだまだペーペーだった時分に主人公の少女小夜(さや)を演じたのが印象的。
創聖のアクエリオン / AKINO (創聖のアクエリオン)

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高校生でコレを歌っていたと言うのだから驚きである。どういうことさ、と思ってしまった。
一万年でも一億年たってもまだ愛しているというほぼ永久の愛の誓いだてを熱く歌うラブソング。うん、良い歌。
作品のアニメと音楽はTV放送だけでなくパチンコでも有名になったらしい。私は遊戯上に出入りしないので詳しいところは知らないけど。
カップリング曲の「プライド〜嘆きの旅」も心に染みる名曲。
星間飛行 / ランカ・リー=中島愛 (マクロスF)

- アーティスト: ランカ・リー=中島愛,松本隆,一倉宏,安井かずみ,阿佐茜,菅野よう子,保刈久明
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銀河が生んだ歌姫ランカちゃんの可愛いが詰まった最高の一曲である。この曲はとにかく可愛い最強アイドルソング。それで説明がつく。
サビ前の「キラッ」はマジ最高。
ランカちゃんのお決まりセリフ「抱きしめて、銀河の果てまで」はオッサンでも真似したくなるであろう。
アニメに登場する二人の歌姫の内の一人がランカである。曲はランカ派だが、顔とかはもう一人の歌姫シェリル派であった。
マクロスシリーズお得意の歌姫アイドル、戦闘機、そしてトライアングルラブの三大要素がやはりこちらでも楽しめた傑作シリーズである。
挿入曲だが、特別にこの曲がOP曲になった回もあった。スタッフ良くわかってる。
Dan Dan Dan / SUN & LUNAR (桃井はるこ & 野川さくら) (瀬戸の花嫁)

瀬戸の花嫁 第2期エンディングテーマ Dan Dan Dan
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作中の二人のヒロイン瀬戸燦と江戸前留奈のユニット曲。両歌姫のパパはどっちもヤクザの親分である。
桃井はるこ、野川さくらのどちらも歌が上手い。一番を桃井が、二番を野川がメインボーカルを取り、ラストサビではボーカルが入れ替わり立ち代りになり、そしてユニゾンパートへ持っていく素晴らしき流れである。この二人の歌声の組み合わせは良い。
サビの「好きになって好きになって~」の歌詞部分でテンションが上がる。
ハイテンションコメディが冴えるアニメはすごい笑えて面白かった。二人のヒロインのどっちのパパもハチャメチャすぎて面白かった。
ハートのつばさ / 中島礼香 (だぁ!だぁ!だぁ!)

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- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
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本業が歌手でない、グラビアのお姉さんをやっている人の歌である。
なんだか舌足らずな感じな歌唱だが、それが良い味でもある。良い歌。
「友達以上になりたいだけだよ」の切実な恋心が伝わる歌詞が好き。
アニメの方は若き日の三瓶由布子と名塚佳織がメインの二人を演じている。当時は二人とも14、15歳だったいう。二人が好きなら是非見るべき。
永遠の花 / 石田燿子 (藍より青し)

- アーティスト: 石田燿子/the indigo,石田燿子,the Indigo,増田俊郎,市川裕一,相田毅,田岡美樹
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綺麗な歌詞を読むとなんだか純文学みたいに思える。陽だまりを思わすかのようなイントロから入る優しい感じの一曲である。
2番の「あなたの未来がきっと私には似合う」の歌詞がすごく好き。
アニメの想い出はというと、作中に出て来た「同衾」という言葉の意味を始めて知ったこと、あとはやはり川澄綾子演じるヒロインの葵ちゃんが可愛いということである。葵ちゃんは着物の下でもブラとパンツを付けていたということが記憶に濃く残っている。
リフレクティア / eufonius (true tears)
なんかキラキラした感じの良いアレンジのアニソンである。
「涙の終わり合図に」の歌詞は好き。この言葉は個人的にかなりはまるものがある。
アニメのストーリーはまぁまぁへビィな感じもありつつのラブストーリーである。3人のヒロインの内、名塚佳織の演じたヒロインが美人なんだけど結構怖い感じもしたと記憶している。
Shangri-La / angela (蒼穹のファフナー)

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ボーカルatsukoの歌声は、私がそれまで聴いてきたアーティストの中にはない異質なものだったので衝撃を受けた。
「僕らは目指したシャングリラ」の歌詞が印象的。アニメ本編での過酷な運命を切り開いていく以外に道がない少年少女達のことがイメージされる歌詞である。
僕らのメッセージ / Kiroro (無人惑星サヴァイヴ)

- アーティスト: Kiroro,玉城千春,金城綾乃,重実徹
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個人的には夏を思い出すため、夏に聞きたい爽やかなアニソンである。
これのアニメは面白くて3回見た。個性豊かな少年少女達が宇宙漂流の末、無人惑星でサバイバルする物語は毎週ワクワクして見た。主人公の少女ルナが好きだった。
ボクらの冒険 / Kids Alive (ヒカルの碁)

- アーティスト: Kids Alive,Keiji,Jam,朝三“sammy”憲一
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ビビッていないで真っ直ぐ堂々と人生を歩め、というメッセージが読み取られる前向きな気持ちになれる一曲。幻想的なイントロがお耳に心地良い。
「靴のひもを結ぶ前から あきらめちゃいけない」の印象的な歌詞は胸に刻まれた。
アニメで曲のかかるタイミングも良いね。
風になる (Acoustic Version) / つじあやの (猫の恩返し)

- アーティスト: つじあやの,根岸孝旨
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
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これは癒しのボイスである。期末試験に備えて勉強しながら聞いていたのを思い出す。
いい歌だ。サビの歌詞の通り、陽のあたる坂道を自転車でを駆け上っている風景が頭の中に浮かぶ。優しい気持ちになれる一曲だ。
新時代のナンパ用セリフみたいな感じもする「君のためいきなんて春風に変えてやる」の歌詞がセンス良くて好き。
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