こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

「幻夢戦記レダ」異世界を旅する女子高生

幻夢戦記レダ」は1985年に発売したOVA作品。

 

 一時間と少しのサクッと見られる長さのアニメなのでお休み前に良いと思う。

 

 本作は、昨今のアニメや小説で腐る程見られるジャンルである、異世界もの作品である。古今問わず、書き手も読み手も異世界を旅することに想いを馳せるもの。私もその内の一人である。

 

Le Avventure Di Leda [Italian Edition]

 

内容

 恋に悩む17歳の女子高生の主人公朝霧陽子は、ある日の朝、カセットウォークマンで音楽を聴きながら並木道を歩いていると突然異世界に迷い込んでしまう。

 そこには気味の悪い植物や生物がいる。陽子は、迷い込んだ異世界レダの戦士として覚醒し、喋る犬をお供にして激しい闘いに巻き込まれていく。陽子は人間界と迷い込んだ異世界の両方の存亡をかけた闘いに出る。

 

感想 

  わかりやすいストーリーで、約一時間にさっくりまとめられている点は良い。

 

 亡き鶴ひろみ演じる陽子はサイドポニーが似合う可愛いヒロインである。変身後にかなり露出度の激しいエロ装備になるのはお目目にの保養になる。一応鎧らしいけど、私服よりも肌を覆う面積が少ない。

 

 気が強そうに見えるけど、気になる男の子にずっと声がかけられないでいるという設定はいじらしい。

 

 カセットウォークマンが物語の鍵を握るアイテムとなっている点がレトロ丸出しで、懐古主義の私には受けた。今ではスーツの胸ポケットにも入ってしまう小型プレーヤーが開発されているので、時代は流れているんだなと実感できた。

 

  陽子の他にもロリの女戦士が仲間として登場する。そちら好きの方の需要にもお答えしている点は良き配慮だと思う。

 お城の形をした巨大ロボが暴れる所は、さすがOVAということで良く描き込まれている。ロボのバトルシーン作画は良い。

 

 出てくるキャラクターがかなり少ないのが特徴的だった。1時間で一発のみの作品でたくさん出てきても覚えられないので、そこは良かったと思う。

 

 本作の受けがかなり良かったようで、続編の制作発表もしたのだが、色々あってポシャってしまったのが残念。悲しいけど、こういうことってこの業界では結構ありがち。

 

 見ているとあっという間に終わった。やっぱり異世界冒険ものは二次元好きのあこがれ。女の子が主役の異世界ものというのもそんなに多くない気がする。

 

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