今でも新作がリリースされている「ガンダム」も第一作スタートから40周年を迎えた。
それを記念して、5月5日の晩にBSプレミアムでガンダム特番が放送された。
今年のゴールデンウィークは、TOKIO4人で行った悲しい記者会見と、この番組が特別記憶に残るものとなった。
BSプレミアムでは、2016年はウルトラマン50周年特番を組み、2017年は日本アニメ100周年の特番を組んだ。最近のNHKはオタクに明るい一面を見せている。味方に出来る者なら、何でも味方にしといた方が良いとでも考えているかのようだ。
それにしても去年のアニメ100周年のランキングは微妙だったな。
ガンダム特番が確か3時間ちょいくらい放送したのだが、これが一瞬に感じくらいに楽しかった。
「NHKが良い番組やってる～」と想った。
私としては、これを放送したNHKを褒めてやりたい。さすがプレミアムだった。
事前にキャラやモビルスーツの人気投票を行っていた。このランキングも面白いことになっていた。
「鉄血のオルフェンズ」のオルガがキャラクターランキングで一位だったのは意外だった。暑苦しくて泥臭いけど、男らしい良い奴だったな。
個人的に作品部門では、なんだかんだで「第08MS少隊」が一位なんだけど、ランキングでは12位だった。まぁOVAだから金とビデオデッキがない人は見れないし、そういう面で認知度は落ちたのかなと予想する。第08MS少隊について芸人のツッチーら出演者が語ってくれたのはありがたかった。これに登場するモビルスーツのガンダムEz-8もかなりおすすめなんだよな。角がなくて真っ白の予算駆かけてない感があるガンダムだった。
出演者がハマーン様への愛を語っているのは良かった。中の人の榊原さんも来てくれた。
ハマーン様は強くて、なんかエロいんだよな。結局男は強い女に惹かれる。その点ハマーン様は男に引けを取らない強さを持っている。それでいてピンク髪ヒロインという萌え要素も持っている。「俗物」というワードはこの人から学んだ。
キャラクターランキングに入っていなかったが、「ガンダムW」のレディ・アンがすごい好きだった。彼女の持つ自分に厳しい強い女性像に憧れた。
兵士としての甘さをツバロフというジジイから指摘されて、「兵士としてはな。だが、人間としては厳しく生きたつもりだ」と返した彼女は格好良かった。このシーンを流してほしかった。
モビルスーツランキングは私の好きな黄金のモビルスーツ百式が入っていた。百式もいいけど、クワトロがその前に載っていた赤いディアスもかなり良かったんだよな。「Zガンダム」に登場するモビルスーツは特にデザインが良い。
番組を見てやっぱり「ガンダム」が好きだと改めて思えた。
ガンダムはもはや日本の文化で、日本人の魂である。
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