新世紀が明けたと新鮮な気持ちに浸っていた人類の記憶ももはや遠いもので、あれからはや20年が経過した。時はついに20年代に突入したが、それでも変わらず世間にあるのは心地よい音楽。今年もやっぱり音楽三昧な日々を送っている。
新年が明けてもう3ヶ月が経過した。だいたい1クール毎に人生の振り返りとして自分の聴いていた曲も振り返るのだが、いつコレを行っても感じるのは時間の経過の速さである。1クールが終わって、時間の経過がダラダラ遅かったなんて感じることはない。人生のどこを切り取ってもやっぱり出てくるのは「早かったなぁ」という感想。
最近はJポップがやや退屈になったと感じる一方で、アニソンがどんどん進化していると感じる。
最近はアニソンが楽しく、そしてジャニースの曲も変わらず楽しんでいる。
そんな感じで速く駆け抜けた2020年の、または20年代最初期となる個人的に良かった曲を上げていこう。
チューリングラブ feat.Sou / ナナヲアカリ
テレビアニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」ED曲。
ナナヲアカリ、Sou共に何者だ?と思ったが、アニメで聴いたら一発で気に入り、気づくとハマっていた。
YouTubeで公開されているPVも思わずチェックしてしまい、可愛さと楽しさにハマった。この曲、めちゃめちゃ良い。20年代最初期の名曲だ。
理系のアニメだけに、「エビデンス」「クエスチョン」、最終定理で有名な学者「フェルマー」などの理系ワードを散りばめた歌詞も印象的。
PARADOX / 雨宮天
テレビアニメ「理系が恋に落ちたので証明してみた。」OP曲。
「七つの大罪」「アカメが斬る」などでも彼女が主題歌を担当していたのは知っていたし、所属グループのTrySailの方ではフルを聴いたこともあった。しかし雨宮天単品名義でフルを聴きたいと思った曲はこれが初めて。
アニメではクールでツンとした面倒くさい女を低い声で演じた彼女が、主題歌では柔らかく可愛い感じで歌うのが良い。
「グラフの右肩」などの理系ワードが入った歌詞が印象的なものとして記憶に残る。
PV見たけど、顔面が益々整っていやがる、という感想が第一に出てきた。
final phase / fripSide
テレビアニメ「とある科学の超電磁砲T」OP曲。
グループのライフワークがレールガン楽曲に命をかけることだろうってくらいにレールガンソングといえばこの人達と言えるのがfripSideである。
いつもそうだけど、イントロからぞくぞく来る。この疾走感と南條愛乃の他に類を見ない高音ボーカルが心地よい。
楽曲を更に盛り上げたアニメOP映像もすごく格好良かった。
TVアニメ『とある科学の超電磁砲T』OP映像(fripSide/final phase)
歩いていこう! / 東山奈央
テレビアニメ「恋する小惑星」OP曲。
女性シンガーソングライター川嶋あいが作詞作曲を担当している。
ゆったりとした曲調を優しく歌いあげるのが良い。アニメ第一話を見て一発で良い曲だと思った。
東山奈央ちゃんはヒロインの桜先輩役としてアニメにも出演している。彼女の女優と歌手、それぞれの面が見れてお得な作品だった。
夜空 / 鈴木みのり
テレビアニメ「恋する小惑星」ED曲。
こちらの曲も初めて聴いた時に良い曲と思った。
ゆったりと始まってサビで一気に盛り上がる感じが良い。
宝石の生まれるとき / やなぎなぎ
テレビアニメ「宝石商リチャード氏の謎鑑定」OP曲。
とにかく聴けば絶対に良い曲と思ってしまう。
宝石を題材にしたアニメの主題歌だけに、人の綺麗な心を宝石に例えた歌詞内容が特徴的だった。「ジオード」「ルース」といった石の名前も歌詞に含まれているのが印象的。
イントロと間奏で存在感を見せるピアノ演奏もお耳に心地よい。
Easy Breezy / chelmico
テレビアニメ「映像研には手を出すな!」OP曲。
レゲエポップといった感じで、アニメ主題歌としては意外性があるものだった。とにかくおしゃれで格好よくて乗れる。
Mステにも来て歌ったのがすごい。
約一年前に放送した「四月一日さん家の」の主題歌を歌っていたのもこの人達だったのかと今更になって知った。初めてこのグループの曲を聴いたと思ったら実は一年前にも知っていたのか。これからはちょっと気にかけてchelmicoの活動を追っていこう。
フレンズ / wacci
テレビアニメ「うちタマ?! ~うちのタマ知りませんか?~」OP曲。
簡単な言葉で構成された歌詞がスッと頭に入る。
「どこにでもあるようでどこにもない物語」という歌詞はタマ達の物語を歌ったようでもある。ここは好きな歌詞だ。
明るくて元気をもらえるすごく良い歌だと思う。あとはボーカルの声も元気。
Birthday / Mr.Children
忌々しいコロナのために映画公開は延期したものの、楽曲は予定通りリリース。
久しぶりの新曲なのでありがたく視聴した。そういえば毎日が誰かのバースデーなのだと気づかせてくれる歌詞に共感。
Clover wish / ChamJam
テレビアニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」OP曲。
変なタイトルのアニメに出てくる三流アイドルだろうが、と思いながら初見を迎えたら直ちにハマってしまった可愛い7人組アイドルグループだった。
五十嵐れおを演じる本渡楓は「ゾンビランドサガ」でアイドル力をつけただけあって歌声が素晴らしい。
そしてゆめ莉を演じる石原夏織は、アニメを飛び越えて既に武道館の地を踏んだ経験のある武道館プレイヤーなのでやはり歌声が素晴らしい。「ゆいかおり」ではかおり推しだったので、ここで彼女の歌声がまた聴けたのは嬉しい。
クローバーにでもつい願ってしまいそうな一途でピュアな想いが込められたキュンとする萌えソング。
一番歌詞では「神様に届けClover wish」と歌われ、二番歌詞では「神様も知らないClover wish」になっている。これは神様にも見つけられない小さな願いということだろうか。なんにせよ萌える。
ずっと ChamJam / ChamJam
地下アイドル「ChamJam」のメンバー紹介ソングにして、グループの持つキラーソングでもある。聴けば分かる、めっちゃ可愛い。
YouTubeにあがっている本曲のMVが良すぎて30回くらい見てしまった。えりぴよが推すのも納得のアイドルグループ。
えりぴよにとっての永遠のヒロインはあくまでも舞菜だが、こうしてCDとして曲を出すと、人気順でドベの舞菜のパートが圧倒的に少なく、短い。アイドルグループのそこの事情はリアル。
しかし鮭を持って「サーモンピンクの舞菜」はウケる。
【ChamJam】『ずっと ChamJam』Special Music Video【推しが武道館いってくれたら死ぬ】
D.D. / Snow Man
衝撃のダンスナンバーがデビュー曲にあてられた。すごく格好良い曲でパフォーマンスと合わせてハマる。
「淘汰の先にある未来へ」の歌詞は、長い下積みの中で消えていったグループ、去って行った仲間をたくさん見てきた彼らが歌うからこそ胸に響くものがある。 Snow Manは淘汰されずに生き残って良かった。
Crazy F-R-E-S-H Beat / Snow Man
色々な要素と仕掛けが詰まっているちょっと変でとても格好良い曲。カップリング曲にしては勿体ないくらい完成度が高く、これまた完成度の高いダンスが映えるPVも楽しい。これが2ndシングルでも良かったくらい。とにかく中毒性がやばい曲だ。
グループの核(コア)でもある筋肉お兄さん岩本照が考案した振り付けも良い。やっぱり岩本って天才的にすごかったんだと分かるものになっている。一糸乱れぬ9人のダンスパフォーマンスも素晴らしかった。
序盤でラウールが力強く歌う「This that CRAZY BEAT」のパートが好き。
Snow Man「Crazy F-R-E-S-H Beat」Dance Video (YouTube Ver.)
Imitation Rain / SixTONES
静かめなロックバラードをデビュー曲に持ってきたのは景気づけにはどうなの?と思ったが、聴けば聴くほどにハマる。スト用の、ストにこそ歌える格好良い曲だった。
まさかのYOSHIKIプロデュースということで話題を呼んだ。
歌い始めのジェシーの「Imitation Rain」の囁きパート、京本大我の美しい高音パート、田中樹の囁きラップと、聞き所は様々。
Burn it up / ARP
テレビアニメ「ARP Backstage Pass」OP曲。
謎のアニメ、それに出て来る謎のアイドル、何も分からないままに視聴している内にハマってしまった曲。4人共歌が上手く、曲も格好良い。男のアイドルアニメの歌をフルで聴きたくなるのもそうそうないことで、自分でもハマったことに驚いている。
振り付けはDA PUMPメンバーのKENZOが担当している。サビパートの振り付けが、どこかダサ格好良くてキャッチーなのはそういうことか。
「バニラ、バニラ」に聞こえるサビパートがハマる。
ダイヤのラップパートも良い。
ARP / Burn it up MV (TV Size version)
Celebrate Good Time / ARP
テレビアニメ「ARP Backstage Pass」ED曲。
こちらはOPと違ってキラキラしたパーティーチューンといった感じで楽しい。そして格好よくてハマる。
イニシャル / Poppin'party
シリーズ三周年にしてやっとバンドリの魅力が分かってきた。ポピパに限らず、シリーズ通して初めてフル視聴した曲がこれである。まさかのオリコン一位をかっさらった記念すべき名曲となった。
アニメは一期も二期も見てきたが、楽曲にはあまり興味がなかった。これまでポピパが担当したアニメ主題歌にはないロックで格好良い感じの曲だったのが意外だった。5、6話くらいを見たあたりからハマったきてフルを聴きたくなった。
演奏も格好よく、テレビでは流れない後半の間奏でキーボードの音が前面に出てくるのが好き。
アニメOP動画がそのままMVになっていて、それと合わせて楽しむと一層良い。
テレビアニメ「ハイキュー!! TO THE TOP」OP曲。
グループがこれまでもハイキューの主題歌を担当していたたのは知っていたし、「Dr.STONE」の「おはようグッモーニンワールド」の歌がちょっと面白かったことももちろん覚えていた。
しかし、フルで聴いたのはこれが初めて。これまでは声がかなり特徴的、という点が好みに合わなかったのだが、今回の曲ばかりはさすがに良い。このちょっと変わった声にもやっと愛着が持ててきた。
かなり上がる曲調で、サビの「鳥肌が止まらない」の歌詞通りにこちらも聴けば鳥肌がたった。
アニメを見ていくと、「オレンジの光」の歌詞は、日向達が挑戦した大会の試合会場のことを指していたのだと分かる。
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