こしのり漫遊記

どうも 漫遊の民 こしのりです。

2022年のアニメ感想(10月~12月)その12

 

 

ある朝ダミーヘッドマイクになっていた俺クンの人生

俺クン、ダミーヘッド(究極完全体)になる。

 

 遂に転生したらダミヘでしたの時代までが到来した。スライム、蜘蛛、剣よりは良いかもしれない。いや、やっぱりどうだろうか。全部アウトだな。

 

 去年放送した180秒でお耳を幸せにするアニメみたいにしっかりASMRをしていくテイストなのかと思いきや結構違う。そっち路線をイメージすると正直期待外れ。

 ASMRを差し置いてやんわりユリ要素を推していた。これは意外。

 

 というか第一話でダミヘになったら、後は回ごとに他の物に転生して行くことになっている。命の扱いが軽く、2分、3分くらいしたらもう次の命に転生している。チャリのサドルに転生とかは面白かった。何回転生するねん。

 最終回ではダミヘが真っ黒の四肢を得て、まるでコナンの犯人みたくなっていた。究極完全体俺クンには笑う。

 

 杉田智和が主演のふざけたショート枠といえば、数年前には土下座して女子にエロいことしかけるバカアニメがあったな~と思い出す。

 

 登場ヒロインは可愛い。謎にキャスティングも良いではないか。

 鬼頭明里久保田未夢相良茉優の3人が出演している。このメンツから割りと強めに虹ヶ咲要素を感じて心地よかった。

 かみすんぽい子を演じるのが相良茉優でなく、大西沙織なんだという、これまた虹ヶ咲好きならではの感想も出る。

 

 鬼頭明里が演じているクールイケメン女子のなまえが平仮名で「ぱんだ」というのは珍しい。同級生に一人もいたことがない名前だ。動物のパンダも実は見たことがない。死ぬまでには、鬼頭明里もパンダも生で一度見てみたいと思った。

 

 こんな変なアニメなのに主題歌は有名なKOTOKO姉さんが担当している。KOTOKOのギャルゲソングはだいたいが神。この配置も意外で印象深い。

 

うまゆる

 ウマ娘本編をもっと緩くした「うまよん」を越えてまだ緩くしたゆるゆるウマアニメ、それが「うまゆる」だった。

 

 見る前からも分かっていたことだが、やっぱり可愛い。美少女の頭数がたっぷりで、各員個性的で面白い。各話で色んなヤツを出して組み合わせることで生まれるゆるくて可愛い日常劇が楽しめた。それからトレセン学園の制服って可愛いよね。

 ガワが優秀なので、後は何でも思いつきでやらせとけばイケる。極端を言うとそんな作品でもある。なので内容はかなり適当でユニーク。好きなノリである。

 

 一話目でいきなり推して来た要素がダイワスカーレットウオッカのラブな組み合わせ。喧嘩しつつも愛し合っているこの二人には萌える。

 ちびキャラになってもなおダスカちゃんの胸部は他の連中よりも出っ張っている。優秀。

 中盤回でも二人の喧嘩はフェイクで実はラブっているという記事がすっぱ抜かれていた。公式でそこに突っ込んでいくのか。公式は世の需要が分かっている。この二人のターンが多くて嬉しかった。ウオッカを演じる大橋彩香の男の子みたいな声は可愛い。

 

 ここから初登場の新入りウマ娘もちらほら見られた。私はアニメ勢ではあるが、ゲームはやっていない。ゲームのチェックはスマホでなく動画サイトでたまに行うくらいなので、新入りの存在をスルーしていた。ここで気づけるので助かる。

 いきなり出て来た新入りのツルマルツヨシってすごく良い名前だな。ぼざろで覚醒した元ワグちゃんメンバーの青山吉能が演じていた。ここにも出ていたんだ。

 

 ウマ娘で東京リベンジャーズやヒプマイみたいな事をやっているおもしろ回もあった。

 ウマ娘でラップバトルを行う回はおふざけのようでいて、結構ノリノリで意外にも良かった。ウマラップもありだな。

 

 ゲーム解禁時に誕生した謎のウマ娘 ハッピーミークもアニメに初登場し、走って踊って歌っていた。可愛いし名前がすごく素敵。

 

 アニメ本編に出ていた細江純子もまた出ている。You Tubeで純子ママのバー企画をやっていたネタをそのままアニメにシフトして出していた。細江さんも声優経験を積んでちょっと上手くなっている。

 

 なんかずっと可愛くて楽しかった。うまぴょい!

 

うる星やつら(令和版)

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 最近の人間はただ過去を懐かしむだけでない。現代に打ち勝って魅力を出せるということから、本格的に古い物を主流に据えて戦うという風潮があったりなかったりもする。音楽でも懐メロがまた流行ったり、レトロゲームを今やるとやけに滲みて心地よいなんてことがあったりする。

 そうなれば、うる星やつらなんてド古いアニメをまたテレビでやってもウケるはず。というわけで令和版ラムちゃんのお通りだ。

 

 これはとりあえず良い取り組みだと想う。昭和でも令和でもラムちゃんやしのぶはベストヒロインとして味わい愛すことが出来るのだ。ラムちゃんの虎柄ビキニとレイア姫の黄金のビキニはいつまで経っても男子の憧れと父が言っていた。

 

 まぁそうなるとは思ったが、声優は総入れ替え。

 新時代ラムちゃんはすみぺこと上坂すみれだった。彼女が来るとは予想できず、意外だった。どっちかというと、長瀞さんとか凸守みたいな後輩のウザいチビのイメージがあったから、セクシーでお姉さんな感じもありありなラムちゃん役で来るとは思わなかった。でも結構いい感じ。

 あたるが神谷浩史なのも意外だったが、やっぱりプロってすごい。過去作を見て来たけど、違和感なくこっちも見れる。声が自然なんだな。

 

 各員を演じる声優がめっちゃ有名人揃い。声優アニメだな。

 しのぶは島津冴子のエロい声で濃くインプットされていたが、今回は内田真礼だった。どっちもええやん。

 

 ラムちゃんの母を平野文が、あたるの父を古川登志夫が演じている。旧作の男女各主人公の役者が、一歩下がった親の役で共演している。この配役はエモい。

 

 それにしてもあたるの節操無き女好きな性格は強烈だな。最近でも女子だらけのハーレムアニメはあるけど、ここまで女子にガツガツ行くのは無いかもしれない。昨今では、時代がむっつりになったから、鈍感でエロを隠したキャラ性であるけど意味なくモテる主人公がいたりする。でもあたるくんは、恥も外聞もなく女子にめっちゃがっつく。ここまでことごとく出てくる女にアタックするキャラ性は一周して清々しい。

 

 絵は当然可愛く、色合いも目に優しい感じで良い。

 OPでラムちゃんがノリノリで踊っているのが可愛い。OPムービーはおしゃれで良かった。

 

 水乃小路飛鳥、藤波竜之介らクセのある面白キャラがまだ出てきていないので、ここら辺が登場する展開も楽しみ。

 

永久少年 Eternal Boys

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 人生において何かを始めるのに遅いなんてことは無い。いつだって大丈夫。希望はたっぷりある。ならばおっさんがアイドルをやったって良いだろう。

 という希望たっぷりの概念を謳った上で展開するおっさんになってアイドルデビューした者達の物語。

 

 これはなかなか攻めているのか、それとも無策で思いつきを生きているのか、よく分からない変わり種を仕掛けてきたものだ。実に興味深い。

 

 永久に少年、だから「Eternal Boys」と銘打たれたおっさん6人チームが爆誕する。上は45とかだからだいぶ深まっている。30、40代のおっさんの集まりと10代アイドルグループが同期デビューだから、なんかすごい時代。

 現実にも「純烈」とかの需要と夢があるおっさんアイドルがいるから、がんばる中年の活躍を見ることで元気になる者がきっといることだろう。私はどうせなら若くて綺麗なのが良いと期待少なく視聴した口だが、4話くらい見て結構ハマる。16話までやった段階だが、これは良い企画だったと最後には振り返りが出来るだろう。

 

 おっさん6人といっても元子役、サッカー選手、モデル、トップホスト、ガチのドルオタと、アイドルの素養を予め持っているおっさん達で、一般人と比べるとやはりハイスペックではある。がしかし、その中で本当にガチのただのおじさんなのが真田さんである。マジでめっちゃモブのおっさんやん。この男に一番おじさんずドリームを見る。

 アイドルの会社なのに、おでんの会社と間違って入って来た流れでそのままエタボ加入になる。真田さんに見るリアルなおっさんの悲哀には胸が痛む。OPアニメで振り付けを間違っている真田さんはちょっと可愛い。

 

 メイン6人のキャラ性が良い。皆好きになって来る良さがある。個性はバラバラだが、なんだかんだ仲良し。

 活動20年も過ぎた段階のV6が、おじさん同士でもわちゃわちゃしているショットが雑誌に乗ればファンは喜ぶらしいと発言したことがあった(確か何かの番組で)。その通りで、仲良くにわちゃわちゃしているおっさん達の日常やお仕事をシーンを見て結構和んだ。

 

 今川さんが可愛いおじさんなのはウケる。本当に元子役、今おじさんの浪川大輔が声を当てている。今川さんの経歴と被る部分があるので、芝居に説得性があるってもの。

 柿崎さんの只者じゃないオーラも良い。格好良いおじさんに見る哀愁というのも悪くない。柿崎さんがプレイヤーでなく裏方として才能を発揮したいと言って勇退するエピソードにはグッと来た。

 そりゃおっさんだもの。後進に道を譲って人材を育てる事も考えるよね。ジャニーズのタッキーやEXILEのHIROさんの勇退を思い出すものだった。

 

 真田さんの等身大の冴えない感じには共感が持てるし、柿崎さんの何かすごいオーラはやっぱりすごいから魅了される。この二人が推しかもしれない。

 

 柿崎さんの後任で入ってきたニコライもイケメンで良い。東地宏樹が演じている。エタボ役者の中で一番アイドルをやるイメージが無い彼が満を持してのアイドル役で来たので今後にも注目。軍人とか野球の監督のイメージが強すぎる。

 

 エタボメンバーの中の人もキャラと歳が近いくらいおっさんが深まったやり手の役者達だった。声優が豪華。

 佐々木望森川智之のフロスト兄弟声優が共演している。これはガンダム好きとしては熱い。

 

 というわけで、おっさんに見るキラキラアイドルオーラも悪くない。

 

万聖街

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 えっ、どこ?

 なんか急に来た多分中華アニメ。

 櫻井孝宏が優しい声でナレーションを担当し、その他キャラクターも日本の有名勢が声を当てている。声優的に大当たりな枠だった。

 

 異種族間で楽しむ共同生活アニメだった。天使、悪魔、ミイラ、狼男に吸血と、色んな属性のユニークなキャラ達が一緒に暮らして何か楽しいことになっていた。

 キャラ達の絵柄はちっこい感じで可愛い。

 

 天使のリリィに首ったけなニールの恋心にはほっこりした。リリィは可愛い。

 もっとやるのかと思いきや6話でサッと終わった。悪くない出会いだった。

 

PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL

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 おおっ!去年謎にヒットしたらしい可愛い車アニメ。昔やっていた「ぶぶチャチャ」というアニメを思い出す。

 

 今回はドライビングスクールとあるだけに、教習所のような所で可愛い車達が特訓している。

 教官に厳しい指導を受け、各員が励まし合い楽しみ、そして最終回では教習所を抜けて皆が路上に旅立っていく。基本はコミカル、たまに感動する内容もあった。起承転結のしっかりした良き物だった。普通に楽しい。

 

 人形劇のパート、普通にアニメをやっているパート、たまに実写も来る。こんな仕掛けで手数が多い。見せ方のテクニックを見れば、動画として素晴らしいと評価できる。

 

まめきちまめこニートの日常

 ニートだろうが労働者だろうが、人生を楽しんだ者が命として最上の在り方を得た者である。そしてその「楽しむ」を突き進めるのは1つの才能でもある。

 ただ仕事をしないならマジでそこらの石ころにだって出来ることだ。楽しくニートをするには、何かを持っている人間でなければならない。私はそう想う。

 

 人生における生産性のあるなしとか言ってるヤツは、それを思考した段階で人生の楽しみを損なっている。そこらへんの都合など考えず、ただ生命活動を楽しんで活き活きと過ごす事が、予てから備わる素晴らしき人間性を保ち、育てることに繋がるだろう。

 とかいう働き者が掲げるニート理論を記載しておこう。ニートもええやん。

 

 本作主人公のニートはとても素敵なニートライフを送っている。

 ニートだけどペットを飼ってちゃんと世話をしている。偉いぞ。

 充実ニートライフを送る主人公ヒロインがまめきちまめこ。最初はまめきちとまめこの二人がコンビで主役のアニメかと思ったら1人でこの名前だった。

 たまに見かける顔のパーツが顔面中央にギュッと寄ったブスカワ面白い絵柄になっている。 

 この感じの見た目のキャラを鬼頭明里が演じているのはかなり意外。これまで彼女の演技をたくさん見てきたけど、もしかすると鬼頭明里史上一番ブスな役かもしれない。

 

 ちょっと前にやっていたライフハッカーのショートアニメ的なテンションかな。何かあったようで、別にそんなこともないという他愛も無い話が続く。この極めて無寄りな有を楽しめるまったり感が良い。

 キャラの濃いまめこの母、姉貴が出てくる回は結構面白い。渋い顔の甥っ子も面白い。

 

 同期放送の終末系しばいぬアニメとセットで見てなごむ事が出来る。良きペット枠でもあった。

 

ワンピース

 これはいつ終わるのだろう。ワノ国大戦争が止まらぬ。

 ルフィとカイドウの各軍の大将戦が再び勃発したが、ルフィがまた負けて海に落とされた。また負けたのか。肉を食って三度の正直に挑む段階まで進んだ。

 

 サンジくんが「ロビンちゃんたすけてぇ!」を言った面白展開からロビンの戦いが始まった。ロビンがしっかりバトルしているのって何か久しぶりに見る。クラッチは絶対に痛いだろうに。

 ブラックマリアの幻術の中でデレシシおじさんことサウロおじさんが出てきたのが嬉しい。デレシシはあの日皆が真似したや~つ。

 

 ゾロがドーピング注射を打って死にかけの体に鞭を打っている。作中最も負傷したのってやっぱりゾロなのかな。アーロンさんの所の段階でも十分死にかけの傷だったし。

 

 あちこちでキャラが大戦闘を展開していて、それぞれがなかなか畳めない騒ぎになっている。最悪の世代の仲間たちもドンパチやっていてとにかく毎週楽しい。

 

 まぁいつまでも見るから気長にワンピースを探してくれ。

 

BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS -

 ハナ先生が何か怪しいと思っていたカワキの学園潜入編が無事終わった。やっぱり先生がスパイ野郎だったか。中原麻衣のダークな芝居は良かったぞ。

 

 今は映画の「SAW」みたいな感じになっている。

 捕まえた忍者達を一箇所に集めてデスゲームめいたことをさせるオウガの陰謀が渦巻く。それを皆でなんとかしようってわけだ。

 忍者だらけでSAWをやるというまさかの内容だが、退屈なく見ている。誰が裏切り者で、何の目的でこの訳の分からん展開になった?と予想して見ると楽しい。

 

 ここで出て来たバッタという浅黒いくのいちが結構可愛かった。ちょっとエロいんだけど。短いターンだが気になる出会いだった。

 

 新年からはサスケくんが主役の話をやると決定した。

 とある年代の女子は、サスケくんかテニプリの誰かが心の恋人だったと従姉妹のお姉さんから聞いたことがる。それから「千鳥っ!」と言って友達を殴る習慣というか、荒い挨拶が学校で流行ったことで、先生から学内千鳥禁止令が出た学校もあったとウチのお兄ちゃんが言っていた(それを言った本人の学校です)。

 そんなサスケくんが主役か~。音忍軍団と木の葉を脱走した時には、ナルトくんやサクラちゃんを泣かせたバカ野郎と罵ったものだが、なんだかんだあって最終的に好きな忍者の1人となった。彼の活躍も楽しみ。ボルトの良き師匠として振る舞う所がたくさん見たい。

 

デリシャスパーティ プリキュア 

 ブラックペッパーがたくみくんだと皆に知れてしまった。それを知ったゆいちゃんは何故に泣く?流れる理由がよく分からない中で戸惑うゆいちゃんに萌え。

 

 これまで主にヤムヤムに集中して見ていたことで気づかなかったけど、セクレトルーも結構良いな。素敵でセクシーなお姉さんだと気づいた。髪を下ろしたカットが一層セクシーでハマったかもしれない。序盤だと何か変なお姉さんなイメージだったのが後半から変わってきた。

 

 物語も佳境を迎え、ボスにも迫ったところまで来た。もう少しの戦いだが、最後までカロリーを入れた元気な体で見よう。

 

名探偵コナン

 同期放送の犯沢さんに引っ張られてか、年内ラスト放送では本編のこちらもコミカル回をお届けした。今年最後のプロレス回は謎に楽しかったぜ。

 あとは通常運転で、いつも安心して見ることが出来る良きミステリーだった。

 

 

 

 

 以上、起きている間はだいたいアニメを見ていた今年のアニメ感想を終わろう。

 2023年もアニメをしっかり見る。

 

koshinori.hatenablog.com

 

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