こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

嬉しい案件!今週の「マツコの知らない世界」でジャッキー・チェンの世界が紹介されていた

 デカいものには反射的にグッと興味を持っていかれる。私はそんなお子様だった。そこを脱して今では私だって人並み+αのデカさを手にした。

 

 そんなわけで(そのわけで繋がっているのか謎)マツコが結構好き。この人、喋りが愉快。

 

マツコの知らない世界」は毎週録画して見ている。随分前から予約録画データがあるから、かなり長い間放送しているはず。多分10年くらいある番組なのではなかろうか。

 

 知らないことなら「まぁいいや。後回しで」ってなるのが怠惰な人間の思考なわけだが、マツコは知らない世界から来た知らない人間のプレゼンを、おちゃらけつつも真面目に聞いている。学ぶ姿勢があるデカい人間だから好感が持てる。

 

 素人の面白みを掘り起こすなら同じく素人から上がってきたマツコの腕が秀逸。他の番組でも素人起用による面白みを生んでいるから回しが上手いんだな。

 こうなるとタレント界の限界も見えてくる。素人は素人でそれこそが畑違いのタレント(才能)だからな。

 

 そんなこんなで結構好きな深い世界も見えるこの番組に、遂にジャッキーマニアが殴り込んで来ることになった。逆にこれだけやり尽くしてまだジャッキーが出ていなかったのかとも思える。マジで毎度触れるジャンルがフリー過ぎるから毎週新鮮に見れて良いよな~。

 

 ジャッキーとなれば「おっ、知っているお兄さんだ!」となる私。

 街角インタビューを行うと、最近の若者はジャッキーを知らないという結果が出ていた。なんとも嘆かわしい。

 とはいっても私も最近の人間だからリアタイでは知らない。この人も相当古い人間だからな。しかし良い者、または物に新しい古いは関係ない。最新なのにクソということだってありえるもんな。

 

 ここで思い出す。ジャッキーとの出会いとなったコンテンツは二つあった。まぁ正確にいえばジャッキー関連なだけで本人と直通ではないのだけど。

 やはりゲーマ好きとアニメ漬け人間をやっていた関係から、そちらの分野でジャッキーを知ることになった。

 

 まず一つがファミコンソフトの名作「スパルタンX」を遊んだこと。

 ジャッキー主演の同名映画タイトルが元になった作品だ。おまけにユン・ピョウ、サモハンまで出るからこの映画はかなり楽しかった。

 でもゲームの中身はちょっと違っていて、映画と遠くない?となる。主人公がトーマス、ヒロインが悪党に捕まっているのを助けに行くという所は一緒だが、後の部分が何か変。

 

 木造の建物を進み、各階のボスを倒して上階を目指す。この内容だと「死亡遊戯」と一緒なんだけど。

 このゲームは、ジャッキーとブルース・リーを共に愛した者のアイデアで生まれた愛しき一作なのではないだろうか。とか思っている。

 

 このゲームは親に与えてもらい、映画の事も親に教えてもらった。その親がゲームについて「こんな映画じゃなかったと思う」って言ってた。間違ってはいない記憶。

 

 次にアニメでジャッキーに触れたのは「クレヨンしんちゃん」の特番でやったネタ企画でのこと。

 もうかなり前の作品だと思うけど、みさえが主役でフザけ倒す「トレジャーハンターみさえ」というシリーズが組まれていた。

 そこでみさえ達が中華マフィアを倒すみたいな話があり、その中で明らかにジャッキー、ユン・ピョウ、サモハン風な3人戦士が出てくる。これ、めっちゃ笑った。

 

 3人は仲間になってくれるけど結構やられ役でもあり、ダメージも豊富に受けていた。この点もマツコの知らない世界でピックアップしていたな。

 強いけど手負いになるくらいにはリアル人間であるのがジャッキ-達アクションスターなんだな。親近感が湧くそこの設定がブルース・リーとは違うと言っていた。結構分析出来ている。

 

 番組でも取り上げていたジャッキーの時計台落ちアクションもアニメのワンシーンとしてパロっていた。アニメでもこの時計台落ちはすごく印象的だった。それくらいジャッキーの名シーンなんだな。

 

 この時計台落ちをまさかしんちゃんで先に見ることになろうとは。

 そういえば銀魂でもジャッキーやサモハンぽいヤツが出てくる回があったな。アニメでも映画と声が一緒だったような気がする。

 

 その後、BSでジャッキー特集をやることがあったので、その際に放送したのを全部チェックした。

 ファミコンとしんちゃんが結んだ私と本物のジャッキーとの出会いがここにある。

 

 特集の導入にはポリス・ストーリーシリーズをぶっこみ、その後も色んな面白いのが続いていく。この最初に見たポリス・ストーリーでマジで引き込まれた。

 ハチャメチャアクションしているのは楽しい。その中でコミカルなギャグシーンもあって程よい緊張感と緩和が交互に来てオモロイ。

 

 照明を割りながらの激し過ぎるデパート飛び降りシーンはすごく覚えていた。壊しすぎてすごい。

 

 それから私としては、事務所にめちゃくちゃ入って来る電話をジャッキー1人で全部面倒を見るという過労死コース直行のお仕事シーンがとても記憶に残っている。ジャッキーの芝居ではあれが一番好き。すげぇ笑った。あれもポリス・ストーリーだったかな?

 複数ある電話の線が絡まないよう、アクションを加えてなんとか頑張るみたいなギャグアニメ的演出がとても楽しかった。あそこだけもう一回見たい。

 

 日本にはない発想でのハチャメチャアクションだったと思う。アニメでいうとルーニーテューンズ作品やポパイを見ているような感じになる。常人の動きでないファンタジックなアクションが心地良い。

 あの感じで走って飛んでを行うから撮影はクソ疲れるだろうと思う。すごいよな。これは今の子供が見ても視覚的オンリーの話で面白いと思う。

 

 また見たくなるな。なによりも爽快感が良いんだよな。

 マツコのこの回を見てジャッキーについて色々と懐かしい想い出が蘇った。楽しい想い出なら蘇らせて良いもんだって思える。

 

 ジャッキー映画よ永遠なれ。

 特集したマツコの知らない世界も良い番組でした。

 

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