1 ゲームってのは、現実世界にいながもこの世のどこにもない世界感に没頭出来るのが味噌であり価値にもなる。そこを楽しむコンテンツであることが大事。
でもこれも一つの総合芸術なわけで、ゲーム性が重要なのは言わずもがなだが、グラフィックの美麗さ、読ませるテキスト、キャラの魅せる個性、引き込むドラマ感、そして作品世界を彩る音楽、これら全てが楽しく美味しく融和して一級作品が完成するだ。
ゲームをやる時にはゲームしか出来ない。ながらではしっかり楽しめないからだ。そんなゲームを日常の他のシーンでも楽しむなら、ゲーム音楽を持ち出すのがベスト。
私はお勉強、その他あれこれの作業において好きだったゲームの好きだった音楽を流してパフォーマンス力を高めている。それによってめっちゃ結果が出ている。
ゲームの作り手は、音楽にだってマジで手を入れている。ゲーム作品要素の内、音楽のみを取り出して単品の娯楽として売り込んでいるなんてこともザラにある。音楽一点のみを見ても、ゲームというコンテンツには素晴らしい芸術性があるのだ。
というわけで、私が好きで良く聴いているゲーム音楽をちょこっとだけ並べて行こう。
戦闘のテーマ(ラストハルマゲドン)
知っている人は知っている。知らない人はやっぱり知らない。
そんな当たり前の評価を持つゲーム「ラストハルマゲドン」を知る人間は、令和の世に一体何人生き残っているのだろうか(別に知ろうとは思わない)。
人間の時代が終わった後には、化け物共が地上を占拠し、その化物共も敵味方がいて生き残りをかけて争う。そんなあっちもこっちも化物だらけのカオスなRPGだった。
一目見てあっちもこっちもキャラがキショい(←私はそのグロキモさを愛しているのだが)。なので、プレイしているのを見た親が「こいつ大丈夫か?」みたいな感じで見て言ってくることもあった。でも買い与えたのはそっちだろって話。
ゲーム内容、音楽含めなかなかセンス良し。ハルマゲドンだからといってdon't wanna close my eyesしている場合ではない。目をカッ開いてこの世の最後の希望を見よ!
以上、ゲーム説明でした。
で、そんな目も覚めるこの曲、めちゃくちゃ格好良い!
もしかすると私が知る中で1位に格好良いゲーム音楽かもしれない。とにかく気分が、いや魂がアガる。
複数機種で発売したゲームだが、これはPCエンジン版の曲。
ユーロビートな感じもありつつ、途中からは雅なチャイナ感も出してしっかり格好良い。ELTの某名曲に微妙に似ている気もするが、格好良さはこちらが勝る。
誓いの号令(ゼルダの伝説 ムジュラの仮面)
私が人生を賭けて選ぶ名作ゲーム100選(まだ作ってないけどその内やる予定)に必ず入る名作「ムジュラの仮面」の名曲。
これに限らず、リンクの吹くオカリナ曲には良いものがたくさんある。その中でも我が魂を震わせたものとしてコレを選んだ。
最終局面で吹けば4人の大きなお友達が集まって来ます。友を助け世界を破滅から守る誓いを叶えるための一曲です。やれば分かりますその熱さが。
誓いってことで結婚式の良いところで流すのにどうでしょうか?
memories off (メモリーズオフ)
たくさんシリーズが出たメモオフのどれにも使われた名曲。アレンジを変えて各作品のだいたいEDで流れる。
とにかく心がまったり落ち着く癒やしのメロディが良い。最初に聴いた初代のものが一番良しかな。
人生の休憩ポイントが来ればメモリーオンしてこの曲を振り返れ。
夏影(AIR)
夏は実体験すればクソ暑くて嫌になるが、景色として見れば空、緑、水の反射などがとても綺麗だと言えよう。そんな夏の嫌な所をこそぎ取って清涼感ある良き部分だけを抽出して作ったかのようなBGMである。
心に見る夏は嫌なばかりでなく綺麗でもある。それを認識出来る真心音楽に感動した。
Liaのボーカル付きバージョンもあるが、BGMオンリーで聴くとまた違った心地よさがあって良い。交互に聴くのがグッド。
地球が再び全球凍結を迎える日が来ようとも、これを聞けばきっと人類は心に宿した夏を忘れないだろう(←何言ってんだ?)。
魔王決戦(クロノトリガー)
名曲の宝庫と呼ばれて久しいスーファミの名作RPG「クロノトリガー」から選んだ一曲。作中で多分1番好きなやつ。
名キャラの魔王と決戦時に流れる魂を熱くさせる荘厳な一曲。静かに始まって激しく熱い。まるで私の人生を表したかのような(←その予定)一曲だ。
魔王討伐に賭けるカエルの熱き想いを忘れてはいけない。
最後に一言
ジャパンに生まれたからには、世界に向けてプッシュ出来る自国文化のゲーム、それに付随する音楽までをも喋り尽くせ!それがお得で素敵なライフってものだ。
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