こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

2022年の良かった曲(9月)その2

  

 

 9月下旬に聴いていた曲を振り返ろう。秋の夜長もやっぱり音楽が良い。

 

ビタミンSUMMER! / Liella!

 

 まずは先週末に放送した音楽番組「Venue101」にて、地上波初の9人パフォーマンスが見れたことに感激。番組では先発曲の「WE WILL!!」を歌ったが、こちらの楽曲もいつかテレビで見たい。

 

 というわけで、真夏の申し子9人によるホットでポップなサマーチューン、それが「ビタミンSUMMER!」である。

 アニメで披露した時には「何か超いい!」という理屈抜きの感覚オンリーな感想が出てきた。

 MVの世界観や曲調的にも、これまでには無かったグループの新しいカラーが出た一曲となった。MV、曲調、衣装も含めて電脳空間の感じがすることから、ニジのリナちゃんがやりそうな曲にも思えた。

 

 オニナッツ、シキメイコンビを合わせた新アイドルトリプルデビューの一曲であり、劇中では初の9人曲。これは否が応でもメモリアルな一曲だ。とにかくアゲアゲで景気が良い。

 センターのオニナッツの表情がずっとイキイキとしていて可愛い。

 MVでの各員の表情やパフォーマンスも可愛すぎる。

 

 サビでの歌詞で「僕らジューシー」「ファンキーココナッツ」などと言っていることから、なんとなく中原めいこの「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね」のフレーズを思い出す。二曲セットで楽しもう。

 

Chance Day, Chance Way! / Liella!

 

「ビタミンSUMMER!」とは大きく作風が異なる和ロックな曲調に仕上げた一曲となっている。どちらの曲にも9人体制を迎えて取り入れた新しい世界観が見える。今までと違うLiella!が見えて楽しい。

 弾ける和楽器サウンドが心地よい。一行もブリブリ感は控えめで格好良く歌っているのが良いではないか。

 

 イチョウが舞う中に秋のお祭りの活気が見えるMVもカッチョイイ。

 秋のお祭りの時期を盛り上げるアゲソンで良かった。

 

JUICY / SnowMan

 現在、笑える程ヒット中の2ndアルバム「Snow Labo. S2」のリード曲。

 タイトルに「Labo(研究所)」とつくのが「なるほど」と思えてしまう素敵な一枚だ。しっかりと己の魅力を出す研究が完了したと分かる出来になっている。研究の秋を充実させたスノの大作が世に放たれた。これは買って聴くっきゃない。

 マジで「どしたの?」ってくらいCDが捌けていてびっくり。確かに楽しい一枚なので売れるのは分かるが、まさかココまでとは。照くん、ダテ、以下7名よ、よくやった。おめでとう。

 というわけで丸っとアルバム全部が良かった。

 

 で、アルバムの先行プロモーションとして早くからMVが公開されていた「JUICY」なのだが、コイツがマジでご機嫌過ぎるナンバーで超好き。ジャニもスノも知らんというヤツが聴いてもコレは普通に乗れて楽しいはず。

 おしゃれに楽しくて最高。MVで皆が美味そうな飯を食っているので、こっちも飯を食いながら楽しく聴いている。

 

 おしゃれにクールな楽曲とえいば、一年前に出した「Sugar」も良かったが、今回の新曲も相当クール。こういう芸当が出来るグループにまで大きくなったのかと感心する。

 出だしの目黒くんのパートがエロくて格好良い。後半でダテが「ヘ~イイェ~」と言いながらヌッとセンターに出てくる所も良すぎる。ダテの弾けぶりが他より強い気がしなくもない。金髪ダテ様の勇姿を見よ。

 

「バランすのダンス」と命名された照くん考案のサビダンスが面白くて格好良い。「Grandeur」と比べて、これだけ運動量が少ないにも拘わらず面白格好良くしてバズっているのは省エネ発明すぎる。

 照くんはグループをポップにコミカルに、そしてなによりもクールに見せるための戦略に長ける知将だな。マジで逸材だわ。同じくダンスマンの五関くんのバックについた経験が今にたっぷりと活かされていることだろう。

 

 そこまでを格好良く盛り上げてあえて下げる感じのサビ入りが逆におしゃれ格好良い。美味しいサビ部分にたくさんの歌詞と音を詰めず、ダンスと口笛でシンプルに攻めることで逆にもっと美味しくなっている。見せ方、聴かせ方のバランスが上手い。

 良き体幹から生まれるバランス力が達者な若い内にこそ出来るサビダンスになっている。出来る内にたくさんパフォーマンスして欲しい。

 

 曲もダンスも格好良いのだが、机の上でバランスダンスしているのはややお行儀が悪い。ここだけは真似したらダメと子供たちに注意しておこう。

 

花の塔 / さユり

 この千束はイケメン

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花の塔

花の塔

  • provided courtesy of iTunes

 

 テレビアニメ「リコリス・リコイル」ED曲。

 アルバム「酸欠少女」収録曲。←なんちゅうタイトルやねん。

 

 7月から公開されていた楽曲だが、毎週アニメで聴く内に心に染みて来たことで、9月になってやっとフルを聞き始める。徐々に胸に来る曲だったな。

 以前からちょこちょこアニメでお声とお名前を拝見するアーティストだったが、フルを聴いた楽曲はコレが初。

 

 なんだか訴えかけるような感じのする切なげな歌唱法にグッとくるものがあった。

 歌詞内容を追っていけば、アニメに登場するメインコンビの事にも思えてくる。

「世界の端と端を結んで」の歌詞がお気に入り。何だか大いなる良き要素を感じる。

 

暁光 / Half time Old
暁光

暁光

  • Half time Old
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

 テレビアニメ「惑星のさみだれ」OP曲。

 アニメについては色々言われているけど私は好きだぞ。そしてこのOP曲もキャッチーで良かった。

 こういうアーティストがいたのかと今回始めて知った。演奏が格好良いじゃないか。

 

 見慣れないタイトルワードは「ぎょうこう」と読み、明け方の空の光を意味するとのことだ。

 

 人は歳を取り、なんだかんだと変わって行く。そんな切なげな人生観の中にも最後は希望を見る。そんな前向きな曲だと捉えることが出来る。

 

 

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