今期は3話だけのSP版として転スラが帰ってきた。しかし性懲りもないなぁ。日本で頑張れって。
今回はいつもの村を離れてリムルがよその王国に出張し、現地の面倒を解決する内容になっていた。
向こうの地では悪魔とか吸血鬼も顔を出して王位継承問題で揉めている。こいつは面倒だぜぇ。
今回の旅の相棒となったうるさくてインテリジェンス少なめのパウロは楽しいヤツだった。まぁうるさいんだけど。そして訪れた国にいる盲目のお嬢様のゼノビアは可愛かった。それもチート医療でサクッと直して開眼に導きます。他にも出てくる女達も可愛くて好きだった
今回のちょっと変わった見所は、リムルがいつもの中性的な人間態ではなく、サトル名義のおじさま戦士の姿になること。サトルは日本にいた時の名前なのかな。まぁよその地で動くならいつもと違う見た目の方が便利といえばそうなのだ。
3話で面倒事を解決して帰る。なんてことのないもの。筋トレとかしながら普通に見て終わりました。
最後に謎の追加キャラが出ていたのでまだ続きをやるのか。
アニメの中身の感想としてはあまり言うことがないような。ていうか前々からこれはシズさん存命中がハイライトであり、彼女が退場して以降はextraパートだと想っているから。ぶっちゃけもういい。
なんでまた映像化できたんだろうか。アニメ1期、2期、番外編の転スラ日記、劇場版とこれだけ出来る優遇が発生するようなものか？なんかコレの扱いが妙に良いんだよな。クソアニメではないと思うけど、目立って優良枠かといえばそうでもない。
ぶっちゃけ何回も映像化するものでもない。もうお腹いっぱいっす。とか言いながらこれまでやった分をしっかり全部見てなんだかんだ楽しんでいる私も優しいし付き合いが良い。
こういう異世界系は安物のガムみたいなものだから。ちょっと噛んで味わったらすぐに吐いて次をってサイクルでないと見ていられない。実際そのサイクルで毎クールあの手この手で微妙に中身を変えた同じような新作を順に作っては放送してすぐに記憶の彼方に送っている。まぁ記憶の問題は見る人それぞれなんだけどね。
そんな都合から一つを長く行ける仕組みに無い。そう想っている。
死んで転生したらってのがそもそも出オチネタであり、それが人でなくスライムだったと判明したのが一工夫の味付けだから、その味付けが出来ただけで及第点。よくやったよ天スラ。それと出てくる女達は可愛く楽しいから好きです。
ていうかこの人外に転生っていう設定も、生きるのに積極的でない転生願望持ちの追加ニーズなのか。普通に嫌だろ。そもそも現実から逃げる気はないし、転生しても日本で人間がいいよ。と思う私は現世に疲れていないし退屈だって感じていない。そこは幸福だと思おう。
こんな作品一つとっても色々想ってしまう私の頭って働き者。
でも主人公のリムルにイタさがないって設定は清くて良い。この手の作品らしくモテモテハーレム要素もあるにはあるが、リムルに明確なオス・メスの概念がないという点からイタさ、キモさを逃がす仕組みが出来ている。ていうかリムル可愛い。
イタさによる不快感をよそに逃がすアース的役割のある設定なんだな。同期作品なら「陰実2」の主人公がイタすぎるから見ていてなんかゾワゾワする。主人公の清さ、爽やかって重要なんだな。
別に悪口と割り切ることはないです。
世界観やキャラ同士の関係性に見る面白みだってある。評価出来る所が皆無なことはない。ただ同じようなのが出すぎたってことでやっぱりまんねり感があるんだよね。
私が色々見てオタク的経験値を詰みすぎたこと、あとは同じようなのが重なる放送時期が悪いってことで一生懸命楽しめない結果になった。まぁ人生には色々あるのさ。
それと主演の岡咲美保の事は応援しています。今期はココよりうんとレベルを下げた現場の某MAHO作品にも出て主題歌を歌っていた。あそこだけの活躍にならないよう転スラでの仕事をゲット出来ていて本当に良かったな。
ホント色んなアニメ、色んな現場があるんですね。で、プロはいつだって何だって全力で挑むのが流儀なんだな。私は声優という職人達を尊敬します。
この3話完結っていう尺はコレで良いと思う。時代が深まるごとに12～13話で完結の1クール放送作品を見るのがキツい。特に異世界物の30分1クール分はキツい。
今度からは新作もちょっとお試しの3話完結くらいでやっていけば良いんじゃないかな。その3話でしっかりダメならちゃんと全話視聴組から3話切りでOKの評価がもらえるし、受けが良かったら4話目も作る感じで良いかな。
とかいうめちゃめちゃ勝手な事も思っちゃう今日この頃。
人類よ、転生する前の今出来る事を精一杯やってからスライムになれ。スライムに希望を見るオタク達を鼓舞して今日のブログ執筆を終わろう。
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