去年のゴールデンウィークらへんにヤオフクデビューして早いもので半年以上が経った。増えすぎたコレクションも結構売れてかなり減った。しかしこれだけ出したのにまだ物が多い。
楽しくて集めたのだが、こうも数があると何か絶望的。何かあって移動しろとかなったとしたらマジで嫌になるなぁ。
例えば私が明日死ぬとする。するとこれを片付けるのは関係者、つまりは家族なわけで。そうなったら絶対に嫌がられるだろうなぁ~。
でもちゃんと良い所に出せば定価以上のプレ値で捌ける良いグッズだって持っている。そう思えばコレは元々金だったものを金以外の資産に変えた一つの投資でもある。と言い張ることも出来るってものだ。実際に当時出した金額よりも今の方が高く売れるレアな物だって結構あるぞ。
自慢したいが価値を分かる人間があまりもいなさすぎる。主にレトロゲームとかがそうなのだが、こういった物は好きな人以外が見れば簡単にガラクタ認定を受けるからなぁ。可哀想に。
すっきり片付くのが心地よいミニマリストな心も持っているのだが、同時に集めて楽しいコレクター魂も持っているから困る。そんな私は集めた物は可能な限り綺麗に整理整頓しています。
とりあえずCD、DVD、本はもう全消ししようかな~と思って年内の内に何百と売りに出した。ここらの物は場所を取るし重い。収納用の棚が凹んでます。
あれだけ出したのにまだ残っているから困るなぁ。マジでどんだけ買ってんだって昔の自分にツッコミたい。
あの時は買った事だけでも気分的に満足してしっかり楽しんでいたから、まぁ「気分」の話をすれば元が取れているのだろう。しかし後になって始末に困るから、あの日の自分に今から声掛け出来るなら「そもそも買うな」って言いたいかも。
楽しくなって買う時には、いつか手放す事があろうだなんて思うことがなかったものなぁ。未来がこうなるとは分からんものだ。
たくさん売った本やCDなのだが、これが悲しい程金にならんのだなぁ。今の市場価値がシビアすぎるぜ。
買った分の全てが、購入した時から倍以上のプレ値で売れるなんてことになっていればウハウハなのだが、実際そうは行かない。特にCDなんて取り扱いを止める店がちょこちょこ出てくるくらいだから、持ち込む場所によってはゴミ扱いまでされる始末。かつての名盤もそうなれば形無しで可哀想だぜ。
どうせ中古で買ったのがほとんどだが、当時の中古購入価格よりも儲けが出ないものもあったりする。本やCDもよっぽどのものでない限りは、定価以上の値が出ることはないみたい。
今の世は音楽も文章も絵もデジタル化されたのが配信されているからな。みんなそっちで間に合わせるようだ。よっぽど好きでもないと手元に置いとくのに邪魔ってことでお呼びでないんだな。悲しい。
本やCDが売れないについてなら、前にも同じ事を思って同じ内容をココに書いたが、そうとは分かっても再び同じ事を思ったらやっぱり再び書きたくなるこの想いに嘘はつけんのだなぁ~。←どういう心理の輪廻なんだ?
CDはなんでこんなに人気が落ちたんだよ。配信勢力が強くなったとかの事情は見えるが、にしてもここまで円盤離れが加速するものなのか?もっと形で取っておきたい心理が広がらんのかい。
これより古いレコードの方が人気で売れるってのが信じられないぜ。レコードもちょっとだけ持っていたが、サクッと売れたなぁ。しかも割と良い値で。CDにももう一回波がこいよ。このまま廃れてなくなっていくのか?
円盤といえばドーナツ屋のミスドも店舗が減っているというからなぁ(←円盤といえばでその結びつきはおかしいのかもしれない)。もうあの形状の物は時代の波に乗ることはないのか。
逆の都合で見えなかったのは、ゲームがここまでキていること。私はゲーム集めに一番腰を入れ、注意力と金も注いでいた。一番持っているのはゲームだが、これは高く売れても手放したくない。
昨今のゲーム人気はマジですごい。ファミコン、スーファミなんて全体的に値上がっている。かつてのザコ枠も結構良い値が出るくらいに「時代」がステージを上げてくれている。古くなって廃れる事、物が多くある中、ゲームは骨董品として輝くんだなぁ。
10年くらい前にハードオフで50円や100円で買った当時の補欠以下のクソゲー共が、今だと何千、何万になっているからなぁ。そこは買っていて良かったと思える。まぁそれしか買えなかったんだけどね。
レトロゲーム人気は国内外問わずのことで、現役以降に生まれた新時代の人間に受けているとか。とかいう私も思いっきり自分より上の世代のゲームに手を出してこれまでやって来た人間だ。
最近気づいたが、アニメとかゲームの話をすれば、一周りかそれ以上行ってる連中と話が合う。年上の親族から与えられた物をやったり、旬が過ぎた古くて安い中古ばかりハードオフで買って遊んでいたためだな。まぁそれはそれで良い青春。
ハードオフは金を持っていなくて時間があるヤツにとってマジで宝島だった。定価の1割を切るゲームがこんなにあるんかい!と当時は感動したものだ。そんなかつてのザコも今ではガラスケースの向こうにいたりするから未来ってのはマジで読めない。ジャンク界だとゴミとお宝は紙一重だからな。
ヤフオクで色んな謎のガラクタを売ってみれば、少々時間はかかってもなんだかんだ誰かが見つけて買ってくれる。これも不思議だな。
誰が欲しい?と思う物でも誰かが欲しがっている。地球は広いから1人くらいは欲しがるヤツがいる。だからさっさとゴミ捨て場に持って行くには待ったをかけた方が良い。
幸い物を減らすのに急ぐわけでないし、早くしろと誰かに急かされるわけでもない。まぁ今年もゆっくりとコレクション達を旅立たせるか。
マジでたくさん送ったかつての相棒達は、現在新しいお家で元気にしているのか。そう思うと酒が美味くなるのかもしれないが、こちらは下戸なので渋い茶が美味くなるくらいかな。
売ったからには確実に出るのが儲け。去年の小遣い稼ぎはかなりの額になった。明らかに年度の儲けが増えているので、こういうのって税関係的にどうなんだろ?
心配になってそういう役人の所に電話してみた。
不用品を金に換えても雑所得という儲けに分類されて、別に追加で税金を払えとかはないらしい。
へぇそうなんだ~。
まぁ私の人生の一部を切り売りしたって話だから、それで国とか市に余計に金を分けろって言われるのもおかしな話だわな。
でも注意なのは、転売するためにどこかから買って来てそれ以上の儲けを繰り返す行為。コレをやったら雑所得にはならんらしい。そうなんだ~。
それって転売目的で仕入れても「元々私のでした~」て言い張れば雑所得ってので押し切れるんじゃね?て聞いたら、そういう事をされないように、ネットワークを覗き見出来る秘密の力を発動させて買物履歴をあさることも出来ちゃうって言われた。
それ出来るの?こいつら怖くない?
まぁ私は転売用に何かを仕入れたことはないので、調査されても問題ないのだが。こういう税金関係の役所ってやろうと思えば人がやれないすごいこともやれちゃうんだなぁ~。すごいって思うのと同時に、悪いことは出来んもんだな~と怖くもなりました。
ヤフオクで売って儲けた売上でまた何かを買っちゃうという、楽しいようで負のスパイラルにもなりかねない事もやっちゃっている。
コレが落とし穴だな。儲かったと思った途端使いたくなっちゃった。←こうなるのが人の心理だよな。必ずしも売上を手元に残すという事情もルールもないし。
偶に出た金銭の余裕ってことで、家族にちょこっと洒落た菓子なんかを買ってやることもある。すると大変喜ぶので良き良き。
その時の金の有無に関係なく基本的に倹約家、またはケチケチマインドで動く私が、そういった無償の贈り物をしてくることに対して、家族からは「どしたの?」「めずらし!」「何か悪いことでもしたの?」という反応が返ってくる。悪い事はせんだろうに。信用ないんか!
というわけで、今年の初めになって振り返る去年のヤフオク活動の振り返りでした。結構楽しく充実しています。意外と商人気質なのかも。
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