こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

最終回を迎えた「ウルトラマンブレーザー」におつかれを!

 だいたい半年の放送を越えて「ウルトラマンブレーザー」が遂に完結しました~。

 1月20日午前をもってブレーザーにさよなら&ありがとうです。

 放送が始まったのは7月で、あの時はまだ暑かったなぁ~。今は冬で過ごしやすさ的に丁度良い。今年の冬はそこまで寒くないし(←もはや去年を覚えていない個人の感想)。そうでなくてもこっちは元々寒さに強いから今が一番良いな~と思います。

 そんな過ごしやすい今こそブレーザーを振り返ろう!

 

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 この半年はOP曲の「僕らのスペクトラ」をめちゃ聴いたぜ。イヤホンでコレを聴きながら家事や筋トレををやる日々が半年続いた。クールな私が心から熱くなれる良い曲だな~。

「光よ明日を導けぇええええ!!」の部分が良い。あのシャウト加減が、悲しいことに負けそうな精神を盛り上げてくれる。まぁ放送期間中にこれといって悲しいことなんて無かったのだけどね。←相変わらず意味のない語り。

 

 全体を振り返って最初にコレを言うのは良くないことかもだけど、思ったことはなるたけ言いたい性分ゆえしっかりはっきり言わせてもらおう。新作が出来ない状態だったのか、緊急で入った総集編が目立ったよね。結構やったろ。3回か4回くらいあったかも。

 その総集編にも少し新録要素を足したり、アニメにして楽しく見せたりと工夫はあったたけど、それでも短いスパンで振り返りを入れるなぁ~というのが目立った記憶になりました。

 学校の学習ならこのくらいのスパンで振り返るのが良いかもだけど、冴えた特撮脳だったら(←そういう脳もあります)年単位で一回くらいで良いっす。←唐突な優等生アピール。

 

 後半クールからは、微妙に膨らんでくる人間関係のギスギス要素を感じずにいられない。

 SKaRDの皆もちょっと変わった形態での業務とはいえど会社員だ。

 彼らの仕事はただ怪獣を倒すだけには終わらない。怪獣が出た時は危険なので、それに備えて人々に諸々レクチャーする巡業も行ったりしていた。そんな仕事もあるのかよ。大変だな。

 それと活動報告をまとめる普通の事務作業もある。しっかり会社員仕事だな。

 

 会社ってのは上から下まで役割があって、その皆が上手いことまとまって円滑な業務が叶う。この事情はバイトでも知れることです。

 で、その内部のやりとりが上手く行ってなくて、隊員達の中にモヤる不満が生まれる展開がやって来る。

 

 上の人間が何かを隠蔽している。その気配はやんわり分かるけど、肝心な隠蔽内容が明らかにならない。これは下の者としては絶対にモヤる。

 上層部が何か怪しくとも、下は上から受けた命令を守るのが絶対のこと。隊員の皆が上に対してストレスと不信感を膨らますシリアスドラマが見えますなぁ。

 

 アーくんことアースガロンの戦績が悪いぞ!と上からお叱りが来ることもあった。上からその内容で文句を飛ばされるときつい。

 ウルトラマンが敵を撃破するのが基本のドラマでそこを突かれるのはきついよね。初代のウルトラマンでもイデ隊員が自分達が負けてもウルトラマンが勝つからなんだかなぁ~みたいな事を言ってハヤタ隊員に叱られていたっけ。あんまり負けるとげんなりするよな。

 

 地球を守るアーくんの声が石田彰なのが印象的。同期放送の特撮「キングオージャー」だと宇宙を股にかけるド悪い帝王役なのに、こっちでは良いヤツで出ているのか。石田氏の光と闇それぞれの芝居が見れる良きシーズンを生きました。

 

 ゲント隊長は会社問題と別に家庭を守って保つミッションも担っている。仕事の関係でパパの仕事が出来ない。そんな要素も見えてきた。

 パパトラマンの青春が見えるのも今作の魅力だ。パパと行く!というも本編では口にしていないけど、本編で謡いたいテーマの一つだったといえよう。

 

 家庭人、地球防衛の仕事、そしてウルトラマンになる。この兼役はきついわなぁ。ウルトラマンって格好良いけど、絶対シンドいからなろうと思った事がないんだよな。

 

 終盤戦は宇宙に地上にと規模広く作戦展開を行う忙しいバトル展開となった。

 隊長不在で現場の権限を任されたナグラ副隊長が終盤でガッツを見せたなぁ。ナグラも格好良いよ!

 

 終盤はウルトラマンも大ピンチ。ゲント隊長とブレーザーが心の交流を進める中で、それまで「ほぁ!」「ほわちゃ!」の雄叫びくらいしか聞かせてくれなかったブレーザーが「俺も……行く!」を言ってくれたところに痺れたぜ。

 ちゃんと日本語で話すブレーザーが見れたラストは熱い。ゲントとブレーザーの出会いは、当初こそ未知との遭遇だったが、ここへ来てよく知った親しき友となったのだなぁ。こいつは熱いぜぇ。オタクは皆こういう熱いのが好きだからね。オタクの中には本当の所で冷めた人間なんていないっすから。←急にどうした?な熱した想いがある。

 

 ウルトラマンだけど剣でぶった斬る、槍でぶち抜くのブレーザーの戦闘スタイルは、昭和シリーズ派をやっていると違和感というか、ちょっと慣れない感じもあった。まぁそっちも好きだけどね。

 そんな中、最終戦ウルトラマンといえばコレ!の両手を十字に構えてからのハイパー光線をぶっ放してオチにした。

 コレは良いね!スペシウム光線の最新版のやつだな。やっぱりウルトラマンにコレをされるとしっくり来るぜ!

 

 事件を全部片し終えたらゲント隊長はただのパパとして家庭に帰る。おかえり、ただいまの家族の暖かいコミュニケーションで締める。良いエンドだった。感動した。

 仕事が終わって当たり前のように家に帰る。その当たり前が途切れずにある今日という日に奇跡的何かを感じはしないか。そんなハートにホットな最後で良かった。

 

 この感動に延長をということで、次には映画版が待っているという。

 まだまだ続くハイパーバトルがあるのか~。エミ隊員、アンリ隊員、作品の華となった秀逸ギャルズにまた会えるのならそれはもう嬉しい案件でしかない。

 でも劇場に行くのは諸々の都合でハードルが高い。そんな私はハードル走が速かったし、高いのを越えるなら高跳びも良い戦績だった。て、なんの話だって感じだが、とにかく劇場で最速視聴は無理かも。後にディスクで見るか。

 

 というわけで「俺が行く!」の熱い心意気で半年間の戦いを行き切ったブレイザーを胴上げだ!

 それとラスイチの粉吹き芋を巡ってゲント隊長が言った「俺が食う!」も個人的流行りワードとなった。私も今年は美味くて良いものをたんまり食うぞ!

 

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