こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

お兄ちゃんから授かった古のお宝達 ゲームボーイを遊ぼう

 お兄ちゃんが家庭内引っ越しをしました。←何か揉めたとかの問題があったわけではなく、自宅スペースを有効活用しよう!というあくまで前向きなアクションです。

 

 その際には物を外に出すのはもちろんのこと、畳もひっくり返すまでの大仕事になる。そうして部屋ごとひっくり返せば出てくる出てくる青春の忘れ物達。

 元々掃除、整理整頓が出来ない人間だから、物を床に置く、その上にまた次の何かを置く、それを繰り返す内に下の景色が見えなくなり全てを忘れてしまうのだ。←おバカ

 だから全部ひっくり返せば、本人も所持していることを忘れている物がわんさか出てくるわけだ。今こそ青春の忘れ物大集合!

 

 色々出てきた物の中で一際光って見えるお宝があった。それが昔懐かしいゲームボーイソフト。20~30くらい出てきたぞ。

 お兄ちゃんがそれらを手に取って人生を振り返ってみると、どれもやった記憶ならちょびっと、買った記憶なら皆無という結果が出た。十中八九借りパクである。そういう事を平気でやっちゃうルーズでアバウトな友人関係だらけの青春だったそうです。そこのところをきっちりさせなきゃ気が済まない私には考えられない横着ぶり。

 

 誰に借りたかのあたりはつくものの、その相手も今となっては家庭を築き、そして解散させての忙しい人生の中にある。だから、今更ゲームがどうのこうの言ってられないだろう。つうわけで返さなくもいいや。そう言ってました。

 

 そしてそれらを全部私にくれると言う。嬉しい。

 お兄ちゃんは自分のことをゲームボーイ世代の人間だとしている。すっかり古い命。

 そんなリアタイ勢のリアルな感想を言わせれば、ゲームボーイのソフトは内容がしょぼいしボリュームも少なめ、ざっくり振り返ればほぼクソゲーだったとのことである。酷い。

 

 そんなしょうもないゲーム達も30年くらい前の古いものとなった。今となっては骨董品として価値がある物も混ざっているだろう。フリマアプリで売ってしまえばちょっとした小遣いになるだろうが、品の悪い転売ヤーの餌食となってはこいつらも浮かばれない。だったら大事にしてくれるレトロゲームコレクターの兄弟に託そう。というわけでさぁしっかり遊べ!

 ↑

 というエールと共に20~30本の古いゲームが舞い込んで来た。じゃあ遊ぶか。

 

 ゲームボーイなら単3電池が4本もいる電力コスパの悪い初期型が4台、ポケットが3台、カラーが3台、アドバンスが3台あり、それぞれアダプターもあるからすぐにも出来ちゃう。

 これだけあるけど、私が小遣いで買ったのはゼロ。歴代の親族達が所持していた物をかき集めたらこの数になった。こいつらは私が責任を持って22世紀まで連れて行く!(意味なくちょっと格好つけてみた)

 

 しかしゲームボーイか。もちろん遊んだことはあるが、あまり手を出していない機種かもしれない。ファミコンスーファミ、サターンくらいを本番でやっていた人間なので、どういうソフトがあるのかそこまで知らない。

 で、今回ゲッツしたソフトもまぁ知らん顔ぶれだらけ。私もそこそこ生きて来たが、新顔を見てこうも何も思いつかないくらい知らんこともあまりないぞ。記憶に何もかすらない連中だ。

 こうして見てみると、日本のゲームってのも本当に色んなのがあるんだなと分かる。ちょっと調べてみたらゲームボーイだけでもめちゃめちゃたくさん数が出ている。ゲームボーイってあれだけたくさんソフトを出すくらいには売れた機種だったのか。

 

 カラー対応ソフト到来以前の灰色カセットのものしかない。どれも90年代前半のものだ。古い。

 懐かしいからとお兄ちゃんが試しに一本起動させたら、GB画質が目にキツくてこりゃ今更出来ねぇって文句をたれていた。白黒カラーで画面も小さくて目が疲れるらしい。順調におっさん化してるなぁ。

 現在彼はPS4やSwitchを遊んでいるので、そこからこの画質には戻れないと言っていた。文明と人の怠け癖は後戻り出来ないとは先人がよく言ったものだ。

 私は目が良くて余裕なのでしっかり遊んでみよう!と意気込むのだった。

 

 マジで全部知らんから完全にタイトルとジャケのみで良さげなのを選んでみる。

 気になる連中選抜がコレ。

   ↓

「しっぽでブン!」

「おとぎ話大戦」

「あやかしの城」

「ふしぎなブロビー」

 

 誰が知ってるんだろう……となる顔ぶれ。

 でもそれぞれタイトルもジャケもいい感じだ。ココらへんを遊んでいこう。

 

 しかしゲームボーイって何か良いなぁ。世代じゃないのだけど、それでも懐かしい感じがして、その感覚に胸がキュンと来る。ノスタルジックにときめいている。これより古いファミコン以上に懐かしみを覚えるのは、白黒画面だからなのかな。 

 この色々と容量に制限がある中で頑張っている感が良いよな。それで結局クソゲーの域を出られない物もあるのだろうけど。

 

 そんでこの古いのに、その上保管環境もめちゃテキトーだったのにしっかり動くんだな。任天堂のゲームってハードもソフトも丈夫。

 画面も音楽もチープだが、それが令和時代にやる分には良い感じに心に染みるぜ。

 というわけで今はゲームボーイが楽しいです。

 

 昨日までPSPをやっていた身からすると、一気に古くて目が刺激を受けている。そのPSPをもとっくにレトロゲーだけどね。

 このレトロレトロしい(←言葉としてあるのかどうか知らない私だけの感覚)感覚が心地良いから、このジャンルも昨今人気が伸びているんだな~。そんな愛しいゲームをたくさん生み出した日本ってば平和で良い国だ。

 

 そんなこんなで今年はゲームボーイもちょこっといじってみよう!

  

 

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