ここで今期アニメの個人的流行りワードをサクッとまとめておこう。流行りを己の内に見出すこと、それすなわち人生を退屈させぬ良き刺激&モチベアップとなる。それは良いこと、素敵なこと。今日も相変わらず悟っています。
「(帰ってきた)おにただ!」(弱キャラ友崎くん 2nd STAGE)
頭にスッと入ってくるこの語感の良さよ。でもしっかり考えると微妙に流行らなそう。このバランス感が愛しい。そんな「おにただ」アゲインがこの1月からまたまた我が流行りワードっす。
おにただ、それは鬼のように正しいを意味するらしい。がしかし、いつだって鬼が正しいのかというとそうでもなく、ぶっちゃけ鬼に対する信頼性はいまいちなのである。でも葵ちゃんはきっと正しい。ちょっと怖いけど頭キレッキレの冴えっ冴え美少女の生き様に人生を学べ!
「オーバーサイエンてぃふぃっく!!」(月刊モー想科学)
OP曲の歌詞にも出るし、本編でもキャラがよく言うワード。
オーバーサイエンてぃふぃっく!!でしかない状況に出くわせば、自然に皆の口から飛び出るはず。それはもうアッツアツのヤカンに触れて「あちぃ!」と言っちゃうかの如く、ごく自然に飛び出るオーバーサイエンてぃふぃっくワードなのだ。
というわけで世界にはオーバーサイエンてぃふぃっくが溢れている。それらを一つ一つ拾っていくことで誰の人生にもオーバーサイエンてぃふぃっくが訪れる。世界よ、オーバーサイエンてぃふぃっくであれ(←彗星のごとく現れたこの変なアニメに恐らく毒されている。でも好きです)。
「僕の姿を見てはいけないよ」(百千さん家のあやかし王子)
毎話のOPではっきり言うし、なんて言ったか聞き漏らしのないよう字幕まで刻まれている。そのくらい言いたい、伝えたい想いの詰まったワード。そのくせ発信者の葵くんはめちゃ姿を見せてくるから愛せちゃう。葵くん役の大塚剛央も演じながら多分そう思っているはず。
そんなことを言われたら逆に見たくなっちゃうという受け手の天邪鬼を見越しての誘い文句としか思えない。もうツッコミ待ち確定。
そんな良い性格をしている王子様男子の葵くんに注目の作品だ。もう毎週めっちゃ見ていました。
「〇〇なしこちゃんじゃ!」(ぽんのみち)
可愛いヒロインの 十返舎なしこちゃんが、気合を入れて何かやろうって時に「~なしこちゃんじゃ!」と語尾につけてくる。うむ、可愛い!
そんな可愛いなしこちゃんが活躍する麻雀アニメなら、ルールを全く知らんでも見るしかなしこちゃんじゃ!←すまんけど「咲」のアニメを見ていた時から一行にルールを学ぼうとしない。そんな私のことも許すしかなしこちゃんじゃ!
親に聞いたけど、広島弁って語尾に「~じゃ」とつけがちらしいね。地方弁の勉強にもなりました。
「死ねっ!」(即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。)
100%通る即死魔法の使い手の夜霧くんが、能力発動時に言うセリフ。本編で何度も言うし番組ラジオでも言ってます。
恐ろしい殺しの呪文であるが、内山昂輝のクールボイスで聞く分には悪くない。
野蛮で不謹慎なこんなワードを流行りワードとして楽しめるのは、この作品の持つ秀逸なB級感があってこそ叶うこと。好きな作品でした。
「あなたの声をきかせて」( わんだふるぷりきゅあ!)
1話目から可愛さがカンストしていることで話題のプリキュア最新シリーズより発信された心暖まるワード。
皆の友達キュアフレンディが変身完了時に言う一言です。そんなことを言われたらめっちゃ私の声を聞かせてやりたくなる。フレンディくそカワ!優しい声で演じた種崎敦美氏にも拍手です。
というわけでフレンズっていいなぁ~てなる優しいワードでした。
「屈服の時間だ」(魔都精兵のスレイブ)
キモい異世界男なら嫌だけど、格好良くて綺麗なお姉さんにならまぁ良いかも。屈服するにも相手を選びます。それが奴隷と書いてスレイブの性癖であり最後のプライドでもある。
というわけで、屈服するのが苦にはならないイケてるお姉様の京香さんの決めセリフっす。格好良いバトルヒロインが強気にこんなことを言うのもたまには良いだろう。人生にも性癖にも程々の量欲しいのが刺激っすね。刺激的アニメで好きでした。
「向き合え 己のキモさと」(僕の心のヤバイやつ第2期)
心にヤバさを飼う者のフリをしているだけの割と等身大であんちくちょうな主人公少年 市川京太郎くんの言葉。
キモいヤツならせめて己のキモさから逃げるな。そこに立ち向かえないなら本当にキモいだけの命の残りカスとして生涯を終えてしまうぞ。通常なら人はそれを良しとしない。だから藻掻いて抜け出る。市川くんもそれをやっている。グッときます。
己へ向けるなけなしの鼓舞が見えたこのセリフとシーンは心に残りました。名シーン、名台詞です。
キモいのが悪なのではない。キモい自分を諦める弱さを人は嫌悪するのだ。そこから逃げない市川くんの青春は清く美しい。
たくさん悟れる愛と教養の詰まった作品です。山田さんが好きです。
「勇気爆発」(勇気爆発バーンブレイバーン)
タイトル名にも本編にも登場するワード。魂に火をつけたきゃ勇気を爆発させるっきゃない!
元気でも勇気でも爆発出来るなら爆発させちゃった方が良い。そっちの方が人生が楽しく華やかになる。←経験談です。
今日日の現代人に足りないもの、同時に欲しいもの、それが「勇気」だ。勇気の爆発が我々の安寧な未来に繋がる。一見アホいロボものと思いがちだが、ちゃんと大切なことも伝えている勇気爆発系コンテンツでした。それとEDアニメ初視聴時には笑いました。
まとめ
アニメは教養。教科書が読めんヤツでも言葉と映像にすれば学びもスムーズ。じゃあ良き文化、良きコンテンツだ。
震え立て!アニメ大国ジャパン!
私はジャパニーメーションの未来を信じています。22世紀まで、なんならその先までトゥゲザーしたいコンテンツ1位です。今期も感動しっ放し。つまり楽しい!
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