4月19日、印象に残る悲しき発表があった。
ユーリの映画、公式発表により制作中止。これはキツいだろ。
昨日の昼過ぎくらいにヤフーにアクセスすると、トレンドワードに1位になっているから「なんだ?遂にやるやる詐欺状態だった映画の発表か!」と良い方向に予想していたら全然逆!
マジか。これだけ待たせてかよ。まぁ察しの良いオタクなら、向こうが言わないだけでもう無いわな~と分かっていたかもだけど。
これのアニメはリアタイしていた。当時は結構話題になって良い感じの出来だったなぁ~と振り返ることが出来る。ていうか調べたら2016年のアニメだったのか。え?そんなに前?まずそこにビックリだわ。
劇場版をやる告知は、テレビアニメが終わってそんなに経たない内にやったような。随分古くからの話でまだやんないのか?ってなっていたが、延期の発表なら出ていた。
ここ最近でもユーリの新作をまだ待っていると言う人が近所にもネット内にもちらほら出てくる状態だった。だから今回の中止発表は、待つ楽しみを持つ人間達からするとトドメの一撃となったことだろう。もう待っても何もないからね。
まぁでもはっきり「やらない」と言っただけましだろう。
世の中には借りパクや持ち逃げみたく、いつまで人を待たせるのか未定の状態に持ち込む酷い事だってある。そんな中、ユーリは「もう無い!」と断言した分だけ潔い。ここは最後の誠実さだと評価出来ます。
他を見れば、とっくにプロジェクトは閉じているはずなのに、中止宣言なくいつまでもファンを待たせているものもあるような~。
いつまでも待たせるというのも罪なことだ。待っていても何もないならそれを早期段階で教えてあげるのもその時は残酷だが、後で振り返れば優しさなのかもしれない。
メインで出ていた豊永利行や諏訪部順一が良い芝居をしていた分悔やまれますなぁ~。彼らもまたこの現場で芝居をしたかったのではないかな。
とにかく今回の中止騒動は心にとても切ないものを残すものだった。
業界で十分に名をあげたMAPPAが制作だったことについて触れるコメントもネットに見られた。
異世界ネットスーパーなんて開いている間があるならユーリやゾンサガの映画をはよぅ!(早く!)という意見もどこかで聞いたような。
確かにな。異世界ネットスーパーで滑っている暇があるならユーリを氷上に滑らせろ!という人が出てくるのも頷ける話。←別に私が言っているわけではありません。
これを機に思い出したが、そういやゾンサガもどうなっているんだろ?あれもMAPPAだったな。
あれもユーリよりは後だけど、映画をやるぞ~と言ってからならかなり経っている。他の作品を見るに、もっと早く続報があっても良さそうだが……こちらもヤバいのかもしれない。
もう一度本渡楓にゾンビ娘をやらせて役者として輝かせてやりたい!という私の思いは魔界都市サガまで届かないのかもしれない。
ここの会社が現在抱えている他の映画企画といえば「チェンソーマン」もあるが、あれも大丈夫か?
ユーリの中止がどういった事情か詳しくは分からないが、制作会社が色々引き受けてキツいっていうのもあるのかも。というコメントも見かけました。
確かに最近のMAPPAはいい感じ。私としては好きな仕事ぶりです。前期作品の「ぶっちぎり?!」も良かったし。だから色々期待されて色々な都合が出てくるのかも。
まさかこういう形でユーリがトレンドワードに出てくるとは思いもしなかったのでビックリっす。それだけ世の中が注目していた作品だったというのもそうだし。こっちとしても結構な衝撃でした。
まぁ色々あるんだろうけど、制作のMAPPAは今後も他作品で無理なく良い仕事をして下さい。
ユーリのプロジェクトは止まったが、ジャパニメーションは止めるな。少なくとも22世紀までは御一緒しましょう。私はジャパニメーションを信じ愛しています。今日も良い日だ。
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