こしのり漫遊記

どうも漫遊の民こしのりです。

花見行って来たらめちゃ楽しかった

 桜桜桜。どこを見てもピンクに咲き誇ってやがる。キレイなものだ。私はピンクが好きです。じゃあ桜も好きになります。

 

 先日、親戚の集いに呼ばれてめちゃ花見をしました。楽しいっす。

 家にこもってオタッキーな活動をして精神を磨く。それも良いが、やはり私も冬眠が明けたら春の陽気と戯れ合いたいという、哺乳類の原始的欲求をどこかにまだ隠し持ったザ・哺乳類のようだ。そんなわけで春のぽかぽか陽気の中で遊ぶのが超好き。

 

 桜のことは関係なく、穏やかな4月の晴れの道を行くのがどうしようもなく心地よい。4月の陽光に照らされてきらめく川面は、冬の冷たい水の反射とは何か違って見える。春の方が目にして気持ち良い。全体的に春はキラキラです。

 

 最高の天気の中、田舎の山の中にある桜を目指す。春の晴れた日の田舎の風景ときたらもう~最高だ。こいつはご馳走だぜ。

 やっぱり先祖が猿とかネズミの仲間だったのか、萌える山々を見ると心がオープンになり、体も気持ち浮いたような心地良さがある。良いね!

 

 そこに親戚大集合。邪魔なくらいいるんだけど。

 草よりも花、花よりも団子、団子より上にもまだまだたくさんエトセトラ……な世界が広がっている。

 今日の主役は桜を押し込んで団子だった。たまにはのっ原で食う飯も美味いものだ。

 

 好きなだけタダ飯を食らうが良い。ただし、子どもの世話をめっちゃしろ。これがミッションだった。

 お気楽に金も払わず飯だけ食える。そんな甘い話が通る世界は閉じた。報酬の分、めっちゃガキの子守があったのだ。

 

 これの任命の理由は簡単。私が一番ガッツと子共心を持っているから。

 まぁ最近まで子供をやっていたものだから、物理、マインド共にそこらの大人には負けない。←何の?

 

 大人達はお気楽に飯を食う。私はとにかくじっとしていないガキの世話をしながら、隙を見てはめっちゃ飯を食う。

 ガキ、飯、桜、意識を向ける対象が3つの多面的に展開する1つのミッションをこなすことになる。大変っす。

 

 にしてもガキぃ!めっちゃいる。ここのところ親戚増えすぎ。この日だけ保育園の先生の気分。

 ヤバい。蜘蛛の子を散らすと表現して偽りないくらい散開時の弾け具合がヤバい。皆違う所に行く。

 危ないから奥の林に行かないようにしろとか言われるし、注意しながらもしっかり遊んでやれとも言われる。

 

 最初は楽しい。段々しんどい。だが私も簡単には負けない。まだガキに負けるような自分じゃない。そうであれば自分を愛せない。そっちが若さで来るならこっちも若さだ。

 こっちは年季の入った若さだから(←矛盾している)さっき産院から帰ってきたような者に負けてはいられない。

 

 ガキぃ!やべぇ。マジで一生走ってるんだけど。だだっ広い山は、ごみごみした都会の人間の心身を余計に解放させる。普段はレゴばっかりのガキも、めっちゃ体を使って遊んでいる。

 よそ様が陣取ったブルーシートの上にも突っ込んでいるし。よその子どもは大人しく肉とかあと肉とか突いているのに、うちのガキ共はやかましく遊びすぎ。

 さすがこの私と同じ遺伝子が組み込まれたニュータイプな命なだけのことはある。元気だ。それについては納得しか出来ない。

 

 下を見ればアリとかダンゴムシに、上を見れば蝶々に、山のフレンズと見れば全力で突っ込んで行くんだけど。

 もうバカなの?って思うくらいロケットチビ人間過ぎる。で、こけるし。まぁ下が柔らかいから血が出るまでの怪我はないんだけど。

 

 飯食ってる場合じゃねぇ。皆で集合写真を撮るから散らばったガキ共を捕まえて来いとお兄ちゃんはじめ親父連中に言われる。逃げるよりは捕まえる方が得意かも。

 3人目を捕まえて来たら前の2人が逃げている。作りの甘い檻だ。その繰り返しで全部が揃わない。面倒臭ぇ。

 

 とは言っても楽しいっす。疲れる楽しさだから若い内しか味わえない面白案件。

 子どもは良いなぁ。マジでバカだと思うけど皆面白い。なによりも可愛い。こっちのことをいくらかナメてるのは明らかだが、しっかり懐いてスキスキ言ってくるから私としてもニヤけて一休さん気分だ。そんな私の喧嘩の腕は一級品なので原作超えスペック。←一休さんの歌に絡めた冗談話ですが、喧嘩の腕前のことはホントのことっす。

 

 飯もマジでめっちゃ食ったし。とても美味かった。どうしても腹が減るプログラムも盛り込まれているものだから、花見会場に到着して以降ずっと腹が減る。

 お残しはテイクアウトが面倒。大人達が食って余った分も全部食っていいって話だから残飯処理係もしたな。持ち帰る荷物が軽くなって良し。

 

 ここも聖なる山なので、ゴミを放置の罰当たりマナーは厳禁。小さいゴミの忘れ物がないようしっかり掃除だ。あと小さいと言えばガキ共も忘れて帰らないよう要チェック。

 

 そんなこんなで間違いなくお疲れ案件だったけど、超楽しかった。こうして子どもを相手に走り回ることを前提としたお外遊びも、足腰が元気な今だけしか出来ないことだからな。元気な今にたまにやる分なら良いってものだ。毎日は勘弁ね。

 桜にもチビ軍団にも癒やされました。この春開催の我が家のパーティーがとても楽しかった。たまにはやかましく騒いで飯を食って遊ぶのも良いものだ。 

 

 ではアウトドアターンが終わったところで、インドアターンだ。これからはお家でまた楽しいことをやる日々に戻っていこう。ここからが春の本番だ。とにかく人生が楽しいのだ。

 

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