こたつの機能は全く使っていないが、普段からこたつ用机を使っている。
こいつが中々丈夫で特に問題なく長年使えている。私が使うようになって15年は行ったかな。でもその前にも持ち主がいて、実は母がまだ独身の頃からも使っていたとか。母が受験勉強をしていた頃からもあったと聞くので時代を感じるねぇ。
普通に昭和時代からもあったもの。それが令和時代でも現役とは、机って丈夫に作ってあるものだな。今もその机にパソコンを置いてまったりとブログを書いている。
真っ赤な天板がオシャレ。その天板をひっくり返すと緑色でなんかやんわり毛?が生えているのか柔らかい不思議な感触の世界が広がる。この緑の板バージョンにすれば麻雀とかポンジャンとかドンジャラとか、そこら辺りのテーブルゲームが楽しめるらしい。テーブルゲームは全くやらないので緑の板に世話になることはない。
天板を外した下部分が微妙に凸凹していて、そこにちょっとした小物を入れることも出来る。これはそういう目的で作った部分ではないのかもだが、丁度良いスペースなのでカードとか1000円札とかを入れがち。便利っす。
机の裏側にはやっぱりある電熱ユニット。10年以上こいつと付き合っているが、今更になってこのユニット部分邪魔だな。今年に入って改めて邪魔だなとしか思えない。
壊れていないから使えるのは使えるが、こたつとして機能する用事がない。私が冬に強い人間なので暖房器具を必要としないんだよな。まぁ日本の冬なんてよそからすれば大したことないから。屋内にいるならこたつの熱なんかに頼らなくても春を迎えることが出来る。哺乳類は案外寒さに強い。←体質と経験からの持論
最近のこたつならこの裏側のユニット部分が机に埋め込まれているくらい盛り上がり少なくまとまっているらしい。しかし昭和の古いやつだとユニット部分がデカい。下まで盛りあがった網部分も邪魔い。改めて確認するとえらく出っ張ってるなぁ。邪魔いっす。
このユニット部分がデカいから、机の下に足を伸ばすとたまに固い網と足が擦れて出血することもあった。危険だな。
机の下を掃除する時にも網の部分が邪魔。これがあるだけで机を移動させる時に重いし。
なんで10何年も付き合って今までもっと強く邪魔って思わなかったのだろう。この6月になって急にこの部分がマジで邪魔だろってしっかりはっきり思うようになった。そうなったらこの部分を始末したくてたまらなくなった。
このユニットなのだが、改めて見ると古臭い作りで昨今にはない作りだと分かる。白熱電球っていうのか?とにかく電球が入っている。赤くて細長い。なんだこれは?最近だと見ないやつだな。今のはハロゲンなんとかっていうシステムで熱を起こす物があって、こんなでデカい電球なんて入っていないらしい。家電にちょっと詳しい親戚に聞いた。
これもネジで固定されているので、机をひっくり返してパージしにかかることにした。
こいつが意外にも簡単に済む話で、もっと複雑かと思えばかなりシンプルに固定されていて簡単に取り外せた。ネジを回す箇所が少ない。
で、取り外したユニットなのだが、間違いなくゴミなので家から早々に消えてもらいたい。ホントこうして切り離すと悲しくなる程にゴミゴミしいなぁ。
だがコレ、一体何ゴミなの?という疑問が浮かぶ。自問しても分かりません。ゴミ処理に詳しくないのだ。
処分方法がよく分かんない。そんな折、たまたま家のポストに古い家電を無料で始末する業者のチラシが入っていた。まさかこの古いこたつのユニット部分オンリーでも回収してくれるのかな。物は相談ってことで試しに電話すると、そいつの始末も引き受けると言ってもらえた。マジかよ。
次の日に家に来てもらい、邪魔になったこたつの電熱ユニットは無事旅立って行った。市に依頼して処分すればこっちが金を払うことになるのだろうが、今回は完全無料だった。ありがたい。
ああいう回収業者もただゴミをゴミとしてもらっていくだけではないはずだから、あのユニットで何かお金儲けでもするのだろう。あんな古い装置が今後活きる場があるのかな。持って帰って何に使うのか聞いておけば良かった。
とにかく机の裏がスッキリして、私の私生活もまたワンランクスッキリした。これをもってこたつ機能を排除したタダの机です。机の下部分が広々として何か良いなぁ。狭苦しいから夏場は暑苦しいとも思っていたし。
ただこたつ机の裏がスッキリしただけのことなのに、なんだかワクワク&イキイキして来た。生活に新しい風が吹いたようだ。その風が吹き込む時、人は何かとワクワク&イキイキしがちだものね。
というわけで今日もこんなミニマムな幸福感の中、私の人生は捗って行くのだ。こんなことで一喜一憂する世界だからまぁ平和っすね。
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