遂に7月に入りやがった!早い!
完全にかき氷が美味しい暑い季節だな。もう今年に入って20か30杯は食ったぞ。水代が上がるっての。
スタート位置に立った時には無限に思える。だが走ってみればすぐ。そんな上半期のレースはあっという間でしたなぁ。これは実際にマラソンを走ってみても同じ感覚で言えること。そんな走り屋もやっているアニメウォッチャーです。
今期もマジでたくさんあったなぁ。もう7月に入ったのに、まだ半分も春アニメの振り返りが終わっていないぞ。夏アニメも早い物はもう1話目が来ちゃったし。じゃあ急ごうか。
ホント急ぐには難儀するヤバい数だよ。だって50以上あるからね。1クールだとその半分くらいに抑えて欲しい。こっちもアニメだけ見て日が暮れるまで過ごしていれば良い人間じゃないんだから。つうわけで色々とやりたいこと、そうではないけどやらなければならないことが多い人生っすわ。マジで暇がゼロ。もう暇ってどんな感覚だ?って話。
家族にもよくもそんだけの数を見るものだな~、ホントに楽しいの?とか色々言われたわ。いや、ホントのことを言えば何も面白みがない作品も珍しくない率で遭遇するんだけどね。そこに困っています。
春は全体的に見て不作、クソアニメハンターから見れば豊作でした。
何にせよ過ぎちまえば皆懐かしい&愛しい。そんな春を彩ったアニメをプレイバックだ!
ブルーアーカイブ The Animation
青き記録保管庫ってわけか。さぁどんな青々しく楽しい記録を掘り起こすことが出来るのだろうか。割と期待しながら視聴開始だ。
最近はこの感じでブルーが頭に来るアニメ多いよな。「ブルーピリオド」「ブルーリフレクション」「ブルーロック」、おまけに青なら「アオアシ」もそうだし。ここにまたひとつブルーなお仲間が追加された。ゴレンジャーならアオレンジャーが推しなのでブルー系アニメも好きです。
まず最初に気になるのは、突飛な世界観で良く分からんということ。
最近の人間は脳の退化を迎えたのか、思ったよりも理解力がちょっとアレなパターンも割とあるという。というわけで、何でもかんでも説明して独自の理解、考察が捗らないよう、ライトな設計にした作品も多く出てくるようになった。
そこへ来ると本作、初手から「なんか分からん」の感想が出てくるアンチファスト思考で作られていた。どうやらゲームが原作らしいので、詳しく理解したいならそこを確認しろってことか。
興味深い設定が記憶に残る。とりあえず可愛い子ちゃん達がいる。何においてもこれは萌えなヒロインを眺めるコンテンツ。よこは良し。
そんな彼女達なのだが、なんか頭に天使の輪っかみたいなのがあるし、ケモミミがついている子もいる。謎。
世界はえぐいくらい砂漠化していて、彼女達はそこにある学校に通っている。でも教育の現場としては終わっていて子供も教師も全然足りてないやん。学校として機能してないやん。
学校に攻め込んでくる敵を相手に銃でドンパチしたりと治安が良くない。どういうことなのコレ?
敵さんはヘルメットを被った謎軍団だったのも印象的。どこの戦場でもまずは頭を守んないとね。意外と殺伐とした世界。
とりあえず可愛い子ちゃんに銃を持たせてぶっ放しておけば一定数の客がつくってのは、一体どこから始まった歴史なのだろうか。まぁとにかく少女と銃はアニメ的にマッチするんだよ。だから楽しかった。
もうひとつ気になるのは、土地転がし問題で学校が消されそうなこと。常人の通常業務による稼ぎで返済するには寿命が足りないだろってくらいのエグい額の借金がある。まだ若いギャルなのに学校存続のために借金の計算をしているとか、なんて暗い青春なんだ。しかも先生もそこに加わって頭を悩ませている。
まともに返すのは無理ってことで、銀行を襲って臨時収入ゲッツになっているのとかもヤバい。主人公サイドが強盗ポジに着くのかよ。親が見たら泣くぞ。
学校ってのも一つの会社だし土地の上に立っているのだから、ショバ代とか運営費用とか色々とお金のことで頭を使うわな。日々なんとなく通って遊んで給食を食ってのバカな暇人の溜まり場くらいにしか思っていなかったが、経営者の都合を見ればそんなお気楽なわけがないんだよな。そういう都合が改めて見えてくるものでした。ていうか私の学校への基本的理解も雑で酷い。
砂漠化した世界、そこで始まる銃撃。これらの要素から美少女だらけでやる「砂ぼうず」か?てなった。
ヒロインズは皆可愛い。とりあえずそれだけ味わえたなら良しとしよう。
中でも気になるのは掴みどころがないホシナちゃんの存在。「おじさんはね~」って感じで、おじさんを一人称に喋り出す。マジかよ、こんなに可愛いギャルなのに、なぜおじさんを物にした?
本当のおじさんは悲しいくらいにおじさんおじさんしているから、本人もそこには目を逸らしたくなるって話だよ。そこへ来てギャルがおじさんを名乗っているのは笑う。
外部勢力の便利屋68の面々もチーム仲の良い可愛い子ちゃんズで良かった。
近藤玲奈演じるツンデレで抜けたところのあるリーダーちゃんが良かった。近藤玲奈は少し前に体調不良で仕事をセーブしないとってなったらしいが、それにしては今期は結構名前を見て声を聞くなぁ。ここも推したい枠です。
便利屋達がラーメン屋をぶっ飛ばして更地にしてしまったのは胸糞事件だった。優しい大将にあんなに良くしてもらったのに、その恩を仇で返すとはしっかり教育を叩き込みたい案件だ。
なんとなくの雰囲気やノリとしては、去年やっていた「アリス・ギア・アイギス」みたいなアニメだった。とりあえず可愛かったので楽しかったっす。
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる
また来たよ転生野郎。もう転生ゲートを封鎖して下さい。神様も余計な仕事すんな。そうツッコミながら楽しく見るやつ。←私も大概天邪鬼。
まず「転生」「貴族」のワードに地雷要素を感じずにはいられない。去年やっていた転生貴族のクソアニメ(南條愛乃が主役のやつ。ただし彼女に罪は皆無)の例があるため、危機感を持って臨みました。
主人公がチビの小僧の場合は、だいたいダメなヤツだと個人の経験と歴史上のただの事実からあたりをつけることが出来る。でも結果的にはまぁまぁ見れるもので、同期放送の同じようなヤツと思った「第七王子」よりは見れた。思ったほどキモくないしゴミ要素も無かった。
主人公のスキルはガンガン攻め込む攻撃魔法ではなく、こいつはイケる!という人材を鑑定する能力。なるほど、鑑定スキルなら見る前からもはコイツはクソアニメだと見抜ける内容のがあれば良いね。
人を見る立場の者から弾かれた人間が逃げ込む先として異世界がある。そういう感想も浮かび上がりがちだが、その中で主人公が人を見る側の能力を極めるのはなんだか珍しい。お前がそっちなんだと意外に思った。
予想に反してチートしていない地味路線で行ったのが印象的。チート頼りで意味なく派手にドンパチやらないこの大人しさには安心感がある。
その他のすっからかんシナリオで行く異世界とはやや異なり、少なくとも並以下を回避した及第点突破のインテリジェンスが見える。
異世界でよくある可哀想なレベルの格差社会をなんとかすべく突っ込んでいく統治者としてのムーブが見え、そこで命や人権について解いて行く展開が印象的。平和を願った結構良いことを言っている。
一番の盛り上がり所は、親父殿の死を扱ったエピソード。今期は「無職転生」でも主人公の親父が死んだから、お葬式ムードが連続したクールでもあった。まあ逝く時には人でも猿でも何でも逝っちゃうからね。
主人公とその親父との間で展開する人間ドラマは良かったっす。親父が格好良かった。親父が死ぬところはちょっとウルッとしちゃうものだった。
この手のジャンルだと塵ほどに軽く描かれがちな「命」について、こちらでは重いものだと伝えているのが良い要素だった。まぁそもそも転生っていう命をユーモアで味付けしたファンタジー要素がある分についてはツッコミ無しで行こう。
命を生かして奪ってという、戦いを率いる立場にある者が持つべき心得について親父が主人公に説くシーンには緊張感が漂っていた。他の異世界ものだとそれを如何に軽く描くかという点で大喜利合戦みたいなことをしているのに、こちらでは親父から息子に向けてそこのところをはぐらかしゼロの真正面から突きつけてくる。
命を奪うのが怖いと実地で知ることで、自分はまだ戦場に出るには至らないということも知って行く。そうして主人公くんを追い込んで行く親父殿の命に関する教育は深いものだった。こういうシーンは真面目過ぎたから、もっといつもみたいにふざけてくれても良いんだぜと思った。
そんなこんなで地味に惹きつけられるシナリオ性だった。
後はヒロインに余計にモテたりのいつもの要素も踏襲しつつ地味ながら普通に終わっていった感じ。
花澤香菜が演じた主人公の許婚ちゃんが結構図太くて清らかな乙女だったのも印象的。
絵はそんなに上手くなく、主人公はもっさいしヒロインもそこまで萌えない感じだった。絵がなよっているのが惜しいんだよな。
主題歌を担当した唐沢美帆は「転スラ」で歌う人のイメージもあったが、今回はこちらとユーフォOPを歌って頑張っている。転スラから乗り換えたのか。
それと転スラ主演の岡咲美保がこちらにも出ていたのもちょっとの気付き。彼女は今期は複数の異世界なろうものに出ていたな。
もうここで終わっていいよのタイミングで最終回だったが、まだ続きの二期をやると決定した。悪くはない作品だったが次を見たいくらいの良さもなかったので、もういいやって感じ。でもやるなら付き合いで見るよ。
ヴァンパイア男子寮
タイトルは「ヴァンパイアドミトリー」と読みます。覚えておこう。
漫画雑誌「なかよし」創刊70周年作品とのこと。まずびっくりなのは「なかよし」がそんなに昔からあったということ。70年の間に、人類の間で色んな仲良し関係が生まれて引き裂かれて揉めてをしたことだろう。そんな地球70年分の歴史もさっくり振り返ってしまう。まぁ世界史&生物学専攻なものでね。でも世界史には今から70年以内なんて最近の話は出てこないので、結果現代のことは何も知らない最近の人です。
雑誌周年企画にしてはなんというか予想外のイレギュラー事態が起きている。
イケメン吸血鬼、男女三角関係、その中にBL要素も潜り込ませ、女子だった美人ちゃんが男子の体になったりまでと、なんでもござれ状態だ。そんなてんこ盛りな中でボヤボヤしながら恋を進めて行く楽しいやつです。
主人公少女 山本美人ちゃんが美人と書いて「みと」読みなのは珍しい名前だな。
みとちゃんの生い立ちが結構キツいから最初はちょっとテンション低めだった。この現代を女子一人で生きていくにはとにかく強くなければならない。でないとナメられて食い物にされる。つうわけで男装してのスタートになります。
髪の毛がいっぱいなのに、あのショートカットかつらに全部押し込んでいるのは髪に良くないと思う。
男装してぶらぶらしていると男子寮のイケメンに拾われて何か楽しいことになる展開になる。
みと役の市ノ瀬加那はまた拾われ娘の役をしている。同期放送の「まどめ」でも男に拾われる系ヒロイン役だし。彼女の拾われヒロイン役としての歴史をまた広げてくれた作品となった。
最初のルカくんがみとちゃんの血を吸った時、素直に不味いと言うのが印象的。美少女の血でも不味いんだ。
ルカくんが当初は二次元女しか愛せない極まったオタクだったのに、後には三次元にもいくようになるからオタクユーザーにとっては裏切りだとか言われそう。
これの厄介なのが、イケメンのルカ、レンに挟まれるみとちゃんは、皆から男子だと思われていること。周囲には全部男の三角に見えるわけだ。でも実はみとは女だから、なんだか不思議な感覚になってくる。
ルカとレンは、みとが女だと知らない男装の時から好きになっているっぽいから、精神にはBLが宿っているような。
正体は女子だから従来の少女漫画のような展開でも行ける。その上で視覚的にはBLを楽しめるというややこしくてハイブリッドな作りにしている。なるほど、従来少女漫画好きとBL好きの両サイドを釣る挑戦的な仕掛けだったわけだ。これは現代の発明ですね!
後半ではみとの体が本当に男になってしまうのもビックリ。これも最近流行りのTS要素ってやつか。
中盤でみとちゃんがロングヘアーを下ろして女子として登場する回では、しっかり可愛いと思えた。こっちの方が素敵です。
とにかくみとが男だ女だと性別を行き来して、なにやってんねん?な面倒臭いラブになっていた。そこが面白みかな。
トータルの面白さでは微妙だけど、同期にもっとゴミが点在していた中だとかなりマシに思えた。まぁ楽しかったっす。
それと実は最大の見所なのが、OP映像のサビ部分のダンス。皆で必殺のボックスステップを踏むOPアニメが笑える。ココが地味に毎週の楽しみでした。
あそこのシーンをまずは等倍速で見て、次は2倍速で見たらヌルヌルしてもっと楽しい。そんな味わいあるOP映像でした。今後も皆でボックスステップをやるアニメが増えれば良い。←趣味とオーダーがめちゃくちゃ。
最終的には良いボックスステップアニメでした~で感想を締めれるものになった。
なかよしは100年目も目指して頑張れ!100年記念になった時には、70年目のボックスステップを思い出そう。
死神坊ちゃんと黒メイド 第3期
「貴方は想像できるだろうか。想いを寄せた相手に指一本触れる事すらできないという人生を」
毎度のこのナレーションも聞き慣れすぎてそらで言えるまでになった。このナレとも坊っちゃんとも長い付き合いになった。
しかし嫌すぎて想像できないなぁ。あれ?ていうことは想像できちゃっているのか?不思議な問いかけっすね。とにかく最悪の呪いだな。
最近見てきた中で主人公が本当に可哀想と思ったのはコレと「無職転生」のルディくんがEとDの病に苦しめられるやつ。どちらもパートナーと愛を深める行為の妨げとなる厄介な要素となる。
これは辛いよなぁ。坊っちゃんの場合、この恐ろしい呪いを解除しない限りは一生童貞のまま。それどころか人と手も繋げない。マイルドに描いた内容ではあるものの、マジで最悪な呪いだよな。
コレは良かった。楽しいアニメでした。3シーズンやってきた今回で無事ハッピーエンドを迎えられました~。
昨今は多くの作品で続編が組まれることに対して否定的(主に変な異世界アニメ)な私だが、こいつは最後まで見たい癒しのラブコメ枠でした。3期までやってくれてありがとう。
坊っちゃんは最初こそ「お前もっとしっかりやれ、アリスに攻め込めよ!」と叱咤を飛ばしたくなるヘタレ野郎ぶりをみせてくれたが、尻上がりに愛せて来る。いい奴じゃんか。
アリスは問答要らずでエッチで可愛いから良いのさ。カフも可愛かった。
今回で騒ぎの大元となるシャーデーとの対決を越え、遂に坊っちゃんの呪いが解除される。魔法学校に行ったり時空を超えて作戦展開したりと各員結構骨を折った。普段はふざけているスケベ鳥のザインですら大変頑張った。あいつも良い鳥だったよ。
全ての騒ぎに決着がついたとあれば、坊っちゃんとアリスの感動も一入。3シーズンという長い間ご一緒しながら互いに触れも出来なかった2人が、ゆっくり手を合わせて呪いの解除を確かめ合うシーンにはキュンと来た。
いつもはチョケちゃって坊っちゃんを翻弄するアリスも、この場面ばかりはしっかりと乙女だった。涙しながら坊っちゃんに触れられたことが「生まれて一番嬉しい」と告白する乙女な姿にはキュンしかねぇ。涙と共に笑顔も出ていて萌えだった。感動したっす。
ゴミみたいなアニメを見て笑うのも良いけど、こうしてウルッと来る感動をくれるのもアニメの良いところだよな。
アリス役の真野あゆみの熱演にもウルッと来ました。めちゃくちゃ気持ちが入った良い演技だったぞ。
坊っちゃんの方でも男を見せた。列車で去るアリスを追いかけ、高い身分も捨てでも何をしてもファースト・プライオリティーでアリスと一緒に歩む未来を求める内容を告白した。あれは男だった。
あの時には「よう言った!」と声を上げてしまった。そしてあいつを胴上げしたい想いになった。今なら私も触る事ができるし。ラブとロマンスにキュンキュンしました。
それと坊っちゃんの本名ってヴィクターだったんだ。最終回での気付き。
坊っちゃんを演じた花江夏樹は、今作と同じくJ.C.STAFFが手掛けた同期放送作品「異世界道中 2期」にも主人公役で出演している。同期に同会社が手掛けた2作で主役とか中々レアな運命。
異世界道中ではブスで間抜けな冴えない若様を演じたが、こちらではしっかり男を上げた好感度の高い坊っちゃんを演じていて良かった。
異世界道中に手を出したあたりJ.C.STAFFも落ち目かと思ったが、今期だと今作とLv.2の異世界アニメのOPアニメだけは良かったぞ。いい作品だって作れるんだからもっと頑張れ。←毎度毎度何様?のツッコミ大歓迎っす!
メインの2人だけでなく、カフとザイン、ウォルターとダレス、サーカスの団長と海にいるその嫁と他のカップルにも幸福が訪れて良かった。皆ラブラブしやがって。
ダレスのことも段々好きになる仕様になっていた。尻上がりにちょっと変だけどしっかり可愛い女だなと思えて来る。彼女も姉との確執を越え、顔の傷を越えてと色々あった青春を送ったな。
ダレスからウォルターへの愛の告白シーンも良かったぞ。全ての障害をクリアして掛け値なしのラブをウォルターに向けて叫んだダレスは素直に可愛かった。ダレス役の日笠陽子のここ10年の芝居でだとアレで一番可愛かった。ひよっちも推せる声優です。
シャーデーがやらかしたことはしっかりと大事になっているから、本来なら簡単に済ませて良い案件ではない。それでも優しい世界を描く作風と各員の優しいキャラ性によって、全てを許すことにして全問題が片付く。この穏やかな落ちが心地良い。
ボスを倒して世界から排除するのではなく、許して優しく迎え入れる。ペイン戦の最後で見せたナルトくんの意志のようでもあるこのエンドに私は感動しました。甘いっちゃ甘いかもしれない。だが叶うならそっちで行きたいのが平和主義な私の正直なところじゃあないか。
坊っちゃんもアリスも辛い思いをしたが、シャーデーの呪いがあったから出会って愛を深めることが出来た。結果を見れば呪いが幸福を呼ぶトリガーにもなったわけだ。
坊っちゃんは怒りゼロの晴れ晴れとした心で、呪いを解いてくれてありがとうとシャーデーに言葉を送るのだった。なんて優しい世界、そして優しいヤツなんだ。坊っちゃん好きだよ。
というわけで優しさとラブの世界に祝福を。良い作品でした。
神は遊戯に飢えている。
はいクソです。もうね、キービジュからそうだと思ったよ。笑いました。
昨年夏クールの悪夢「ライアー・ライアー」を彷彿とさせるホント「嘘だろコレ!」な神様の真実を描いたアニメだった。もう仕方ないからB'zの名曲「Liar! Liar!」を聞くことにしたし。あれ?これって去年「ライアー・ライアー」の感想を書いた時にも同じこと言ったような……。まぁとりあえずB'zは嘘なく素晴らしい歌手です。
歴史は繰り返すとは言っても繰り返しがはえぇよ!もうちょっとゆっくりダメ歴史を更新しろ。
はっきり言って玄人クソアニメハンター向けな作品です。クソアニメが嫌いな人には全くお勧めしません。
毎度意味のない神々の遊びをやって何かつまらんことになるアニメ。途中からは意図的な路線変更か天然か分からないがギャグアニメになっている。
マジでこいつら何やってんだ。自己紹介を遊びに使ったり悪ふざけに用いることなんてせず、さっさと互いに言い合ったら帰ってアニメ見てろ。
ホント不思議なもので、どうせそういうアレなんでしょ?と未来が見えてしまっているから、毎度新しいゲームのルールが提示されても頭が理解することを拒んで言われたこともスルー状態になって見ていた。虚無になれます。←もう自分でめちゃくちゃな感想言ってると自覚できちゃいます。
これを見れば、そりゃ神様だってクソアニメばかりあれば娯楽に飢えて暴れますわ~と納得出来る。
キービジュからもかなり怪しい作画に期待ワクワク。本編もやっぱり絵が下手でした。逆に安心します。
このチープ感に騒ぐはクソアニメハンターの血。滾ります。そっちの趣味が無い人には「無」以外の何物でもない時間が、私にとっては熱い魂の養分となりました。良き狩り場の提供をありがとう。
昨年の「ライアー・ライアー」に次いで再び「嘘だろ!」な作りの頭脳派(風)ゲームものが来たので、三度目はすごい頭脳派なトゥルールートとなる作品を下さいな。
ヒロイン役で出演し、主題歌も担当した立花日菜にとっては、ここがCDデビューを飾る先の現場となったわけだ。記念すべきデビュー曲を歌う先がココなのはちょっとなんというか……もっと良い現場でデビューさせてあげて下さい。彼女のことは応援します。
私も良作に飢えている。でもクソアニメハントの収穫量としては満たされる。そんな作品となりました。思い出の1作っすね。
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